1. 広告を楽しむ『アドバタラヂオ』
  2. #75【作り手のワザが詰ま..
2022-05-09 22:36

#75【作り手のワザが詰まったリバイバルCM】湖池屋 スコーン「新しいダンスコーン」篇 <スナケンズEYE>

spotify apple_podcasts

▼湖池屋 コイケヤチャンネル

https://koikeya.co.jp/tvcm/


みなさん、初めまして。アドバタラヂオ(AdbataRadio)と申します。

僕たちの番組では、広告に関わる出来事や出会いを通して、

数分や数枚の広告に一生懸命向き合っている大人達がいると知ってもらい、

広告を好きになってもらいたい、そんな広告"人"学をお届けするラヂオです。

末長く、宜しくお願いいたします。

by スナケン・トミナガマコト

<公式>

twitter:https://twitter.com/AdbataRadio

YouTube:準備中

<スナケン SNS>

twitter:https://twitter.com/sunaken1209

instagram:https://www.instagram.com/suna_ken_/

<トミナガマコト SNS>

twitter:https://twitter.com/macoto_t_P

instagram:https://www.instagram.com/macoto_tommy/

#アドバタラジオ #AdbataRadio

00:00
つなげんずアイ
はい、ということで、今日も高らかにつなげんずアイというのが響き渡ったところでですね、私のオススメというか、最近ちょっと気になった広告をですね、ご報告、もしくは皆さんに共有させていただこうと思います。
ありがとうございます。毎回楽しみにしております、僕も。
今回はですね、コイケアのスコーン、新しいダンスコーン編ですね。今セクシーゾーンの中島健人さんがですね、スコーンスコーンコイケアスコーンスコーンスコーンコイケアスコーンサクッと食ったおいしいスコーンってやってるんですね。
やってますね、はい。
あれ実はですね、本当CM大好きっ子な人からすればですね、実は34年前にですね、同じ場所で同じ陣容というか、まあダンサーの方たちが踊ってるんですけど、
はい。
全く同じ、同ポジのシーンをまた新しく再撮してですね、でそこに中島健人さんがやってきて、新しくなろうよみたいな感じで、
内容は、はい。
リバイバルCMとでも申しましょうか。
そうですよね、僕だってちっちゃい頃見てましたもん。
でしょ?
そうでしょ?
オリジナルの、オリジナルでいいですかね、前の方は。
そうだよね、そうですよ。カリッとサクッとおいしいスコーンってやったでしょ?
やってました、こう。
車高ダンスですね。
そう、車高ダンスですね、そうそう。あれが1988年に公開されたんですよ。
ああ、そっか、僕が本当に生まれた年ですね。
場所もですね、埼玉県の入間市というところにある旧石川組製糸製洋館というところで。
すごい、格式高そうな。
そこで、当時の車高ダンスCMというので、
一応ですね、今回再現するにあたり、当時の衣装とか髪型も全部再現していると。
これウェブでCMなんですかね?
CMのバージョンとより再現感が高まっているウェブCMもあります。
あのダンスのところをですね、振付の見本動画も今後公開されるということで。
いいですね、面白いですね。
ちなみにですね、この2022年に今公開されている小池康コーン、新しいダンスコーン編っていうんですけど。
ダンスコーンなんです。
そう、ダンスコーン編なんですけど。
それのクリエイティブディレクターはネアンデールタールという会社があるんですけど、そこの石原さんがクリエイティブディレクターです。
企画はワンスカイの福里慎一さん、演出はTYOの佐藤渉さん、プロダクションは東北新社さんということでございます。
03:04
でだ、もちろん今見ても一瞬古びたCMそこに高島健人さんが入ってきて、新しくって言って新しい、また当時のダンスとは違う今風のダンスを取り入れて早急しているわけですよね。
新しくいこうやったんですよね。
スコーン自体も世に言うロングテラー商品であることは間違いないんだけれども、近年新しい新規ユーザーの取り込みに苦戦していらっしゃったということで、
そこで商品のリニューアルもした上で、原点回帰という開発テーマがあったそうで、そこでこの商品自体が定番商品になるための1つのCMだった。そのCMをもう一回リバイバルしようということでリニューアルということで、新しい世代に向けたCMを作ったそうです。
セクシーゾーンの方も、最近のターゲットというか若い子向けの人をキャスティングしてということですね。
そうですね。ということで今回これやって、僕もこれ見て懐かしいなと思ったし、
僕も実は見てて思いました。
中島健人さんが出てくる前まで本当にそのままで通すのかなと思ったわけ。
いやでもそんなすごいことするかなって当時のね。確かにあのCMに、昔の1988年のCMにタレントさん出てないから、少し変えれば出るかなと思ったんだけども、まさかあそこでと思って、僕はすごい面白いなと思っていたんです。
しかしせっかくですよ。アドバタラジオですよ。ここで終わっちゃ何でしょうと。新しいのをして、今これ検索していただければ新しいダンスコーン編も見れますからね。
もちろん昔のやつもYouTubeに上がってますからご覧いただければと思うんですけども、せっかくですよ。昔のCMは誰が作ったのかと。
というのを紐解いて広告マニア。
最近そういう名前で言い出してますよね。
せっかくだからね。全く情報がないところから言うのはいけませんから、ちゃんとこういうところから紐解いて私はこれから言いますというところをちゃんと説明していかないといけないと。
親切に、親切安心がこのアドバタラジオの方針ですけども。
まあそうですね。安心、安全。
安全が方針だと勝手に思いつきで言いましたけどもね。
このダンス編、今のは新しいダンスコーン編が2022年バージョンです。
1988年の時はスコーンダンス編です。というタイトルでした。
このクリエイティブをお考えになったのが佐藤雅彦さんという、今や芸大の教授されてますかね。
06:04
伝通という会社にいて、大辞めになって、昔でしたらダンゴ三兄弟とかですね。
バザールでゴザールとかですね、NECの。
そういうのをお考えになられた方ですけれども。
ファンナーが内野増美さん。今でもこのお二人一緒にお仕事されていると思いますけれども。
本当に相棒と。ピカオフとかCMとかですね。
CMもお二人でお作りになったCMです。
演出は新井文彦さんというですね、演出の方です。
当時、この1988年で言うと、今の伝通クリエイティブクロスさんがあると思いますけども。
その前が伝通テックさん。社名が変更してるんですけど。
そうなんですね。
伝通クリエイティブクロス、その前が伝通テック、伝通プロックスというのがあったんですけど。
今、さかのぼってます。
伝通プロックスの時のお仕事ですね。
こちらも伝通プロックスさんのプロデュースでしたけれども。
というのでやっています。
こういうCMをですね、佐藤さんはどう思いついたのか。
オリジナルの。
これをですね、昔、広告批評を出していた。
マドラー出版が出していた、佐藤和彦全仕事というのがあるんですけども。
ここからですね、引用させていただいてですね。
語っていこうと。ちょっとしたエピソードですね。
聞こうと思っております。
世に有効商品のリフレインですよね。
スコーンスコーンコイキャスコーンスコーンスコーンコイキャスコーンというね。
カリッとサクッとおいしいスコーンというのが3回続きますよね。
僕はこの本を読むまで、どういうすごい天才肌な方ですから。
すごくロジカルなことをおかけになっているのかなと思ったんです。
そういうことも書いてありますよ。
でも非常に分かりやすく書いてあるんですけど。
原文をちょっと短い文なので、読ませていただきますね。
原文というのは?
佐藤和彦全仕事のコイキャスコーンのスコーンダンス編のところに、
この企画はどのようにお持ちなのかということが。
ご本人のコメントというか。
ご本人のコメントがありますので、それが2行ありますので。
もうちょっと。分かりました。2行あるんですね。
2行あるので。
きちんとこの小池さんのCMについて、ご本人の口から語られていると。
語られているのが、この佐藤和彦全仕事に書いてありますので。
その2行がありますので、原文にのっとって私が。
お願いいたします。
あと数時間でプレゼント言う夜中の会議室のこと。
09:00
突然僕の頭の中にどういうわけかダンスの映像が勢いよく走り出してしまいました。
こうしてスコーンのCMは始まったんです。って書いてある。
頑張らないですよね。
走り出しちゃうのよ。天才は走り出すのよ。
降りてきたんですね。
降りてきたんだね。
ちょっと待ってください。ダンスのシーンですよね。
そうです。
シャーリーダンスはもっと先ですもんね。時代的に。
もう先ですね。間違いないですね。
車高ダンスっていうのが。
シャーリーダンスってどうなのかわからない。
一瞬だけ調べますね。
ちょっと調べてください。
1996年ですかね。
そうですね。1988年だもんね。
車高ダンス。ちょっとわかるじゃないですか。もし時代的に。
そう。それだったらきっとそこを。
世の中的にそれが流行っているから。
そこを上積みをアレンジするみたいな。
日本の歴史で言うと。
1970年代ディスコなど形式がゆるいダンスに
若者の流行が流れたんですよね。ディスコとか。
1970年代高度経済成長期。
車高ダンス教室はインターナショナルスタイルの教習に特化したと。
だからインターナショナル愛好者っていうのは
終戦後より中高年の人たちが結構好きでやっていて。
やっていたってところまでですね。
だから若者がディスコでのダンスにハマっていて
中高年の方は車高ダンスをやるっていう。
下地があったよね。
下地があった時代ってだけです。
そうだよね。
だからこの時代に見たかすれば
なんか聞いたことあるけど
要はそれをマスで
昔流行ったっぽいけどっていうのを
それをCMに落とし込んでるっていう。
まぁあるけれども
とりあえずですね
映像が勢いよく走り出してしまいましたって書いてあるんです。
すごいですね。
すごいですよね。
なんか今僕も佐藤さんの前週見させていただいてますけど
さっき急に降りてきたっておっしゃってましたけど
結構リズムネタというか
商品名とリズムを掛け合わせたお仕事多いですよね。
そうですね。
なのでこれを今でも古本屋さんとかで売ってると思いますけど
コピーに必ず濁点を入れるブームがあってとか
そういうようなことも書いてあります。
ちょっとここからはせっかくなので
僕が聞いた話というか
ここには本にも書いてないけども
ワンスカイの福佐藤さんがあるところで
僕が聞いたというか
本人から聞いたというか文章で書いてあったというか
なんか語っていただいたのを聞いたことがあって
福佐藤さんも電通にいらっしゃって
今はワンスカイという会社にいらっしゃいますけれども
12:01
まだ電通にお早いになったちょっとしてからか
数年後の時に
佐藤さんの企画会議に参加されたことがあったらしくて
若い頃ね。
まだ佐藤さんがVVやってたときに
まだ所属制したときに
ある企画があって
大きなB倍ぐらいの真っ白い紙のところに
テレビ画面が書いてあるんだって
白い紙のときにテレビの絵が書いてあるんだって
みんなそのテレビのところのこっち側に
長机でバーって座って
そこに佐藤さんがバーって現れて
この画面の中から何が出てきたら面白いか考えましょうって
だから要はそのときまだ
お茶の間でテレビを家族で見てるっていうステージなわけ
そこに対して
テレビ画面の絵が書いてあって
若いプランナーとかそこに
いらっしゃってくださった
あるクライアントがいて
この画面から何が出てきたら
見た人は面白いと思うか
みなさん考えましょうって
その瞬間にプラさん
頭をドーンとされたっていう話を
僕は聞いたことあるけども
要は商品の優位性とか
どこっていうことの手前に
ここのブラウン感っていうか
これから何が出てきたら面白がってくれるか
っていうとこから考えようみたいな
一緒にセットで考えようみたいな
そういう考え方をしたことをする
クリエイターの人がいなかったから
すごい人だなと思ったっていうのは
佐藤さんがおっしゃってた
実際に佐藤さんの洗礼を浴びた
っていう時の話で何か
僕は読み聞きしましたけどね
スタートは
まず何がテレビから流れてきたら
興味を持っているのか
っていう視点で
だからそれは要は番組は
タレントさんが出てきてギャグ言ったり
面白いことを言って
テレビから出てきて面白がられる
でもその間に出てくるCMは
何を見たら面白がってくれるんだろうとか
広告でもありながら
実験映像とは言ってなかったけども
そういうテレビから考えるみたいな
という考え方として
広告を考えた時期があったらしくて
佐藤さんのね
慶応の佐藤正彦研究所
当時あった時は
そこに作り方を考えるというか
要はそういうところからやっていくみたいな
そういう研究もされていたらしいので
作り方を作るというか
そういうスタンスでお考え
そこを卒業されていた人が
今は例えば
特に河村正さんとか
15:01
もそこの学校の卒業生であったりすると
鉄心の方なの
そうですね
とかいろいろ
今は広告のお仕事というよりかは
今は教鞭を取り担いでますけど
でも学生の皆さんに
いろんな表現方法について
いろいろ教えされているみたいで
面白いですね
この方本当に面白いですよ
僕も一回もお会いしたことないですけども
しかもさっきのお話で言うと
オリジナルは佐藤雅彦さんがされて
その後一生お仕事された経験のある福里さんが
現代のCMのクリエイティブをされている
プランナーされている
プランナーされているのもまた
因果反映というか
それも面白いですよね
小池屋さんも
知っているか知らないか分かりませんけど
もう知らないと思うけど
それを今いけているプランナーという形で
それを福里さんにご指名された
もしかしたらCDの方から
ご指名があったかもしれませんけれども
なんかあれですよね
もしですけど
完全に僕の妄想でしかないですけど
草さん企画をやる上で
佐藤さんにちょっと話してたら面白いですよね
絶対やってると思うな
ですよね
絶対人気切ってるような
それだったらまた素敵ですよね
そうだね
もし本当になったらちょっとお話聞いてみたいね
それは聞いてみたい気がする
そういうのって世の中に出す話でもないし
なんとなくそういう
イメージあるよね
一回だって仕事してるんだから
多分福里さんの性格だったら
きっと人気を通してるんじゃないかって気がするね
そこの会話とか聞きたいね
そこの会話絶対面白いもんな
だって完全にリニューアル
あのCM自体のリニューアルでもあるわけじゃないですか
そうですそうです
面白いよね
想像を膨らませる
膨らまして
本当に今回CMを見て
すぐあっと思ったし
最初に佐藤真彦さんの名前が
俺はマニアですから
広告がマニアですから
思い出したし
たまたまアドタイさんの記事に
今回の件が載っていて
佐藤さんなんだっていうのが
また瞬間に僕は
面白いなと思ったね
というようなですね
というような感じをですね
それが今回の砂犬さん
さすが
トレンドを切っていく感じの
面白いですね
これはもう完全に
砂犬さんはツイッターか何かで見たんですか
そうですね
たまたまSNSで
上がって見てて
またやってるんだと思って
そしたらちょうど記事も上がってたんで
そうなんだ
18:00
最初は誰か企画されたかなと思ってたんですけど
もう見て納得というか
なるほど
さっきちらっとおっしゃってましたけど
ダンスの仕方
今後収録時点ではないですけど
今後展開されている時代にも
合わせてる
うーん
レガシーというか
遺産と言っていいのか分からないけれど
掘り起こしされるっていうか
もちろん企業の
原点回帰っていうテーマがあったから
定番商品でもやっぱり
新しいターゲットに
新しい視聴者に対して
掘り起こしをしたいみたいな
そういうテーマ性があってからこそ
これができるっていうのもあるし
非常にいい
恒例じゃないかなと思いますね
そうですよね
他にありますか?
なんかあった気がするんだよね
でもすぐに俺も
パッと出てこないんだよ
ビールとかお酒は
あるじゃないですか
あるね
ただ今回の話で言うと結構
印象強いというか
そうだね
完全に再現することにこだわってらっしゃる
ところもあるので
以前のCMを
お参りしたっていう感じは
結構色々ありますけど
雰囲気だったりとか
そういうの色々ありますけど
一個思い出しました
CMとCMじゃないですけど
西道さんの
この間の
150周年の
ポスター
っていうのありましたよね
あれもそうです
昔のやってた
広告表現を現代に持ってきて
かつポスターだったのを
動画にしたっていう
ただそれが前編じゃないですけど
ある一瞬の一部のところ
前田ビバニさんです
かっこいいんですよね
あれも何十年も昔ですからね
でもスタイル変わらず
美しくいれる
っていうのも色々ありますからね
これから分からないけど
新しい表現も
時代に即した言葉とか
新しいターゲットに対して
いろいろクリエイティブ
いろいろ企画を考えていくってことも
もちろんこれから
広告屋さんはいっぱい考えていくし
だけどレガシーなところも
一旦見つめて
全部を掘り起こしてというわけじゃないけれども
そういうCMも
ポツポツあってたまにはいいんじゃないかな
っていうような感じもするんですよね
もちろん
ちょっと生っぽい話をしちゃうと
巨諾とかね
もちろんあるけれども
でも
34年前なんて
生まれてる人いない
だから今回あのCMを見た人で
若い人たちは
これがそのものだと思うし
だけどちゃんとクライアントさんも
それだから面白いんですって言ってくれて
こうなってるっていう狙いもあるし
なんかそういうCM
ちゃんと人気が通った
21:01
素敵な
昔それを見た人たちも
今見て面白いと思わせるような
たまには出てくると
たまに出てきたから
俺も話題にしてるし
そういうのがあってもいいかなというような
気もしますね
ありがとうございます
僕もすごい世代なんで
両方とも世代なんで
新しいのも古いのも
勉強になりました
今回の収録した小池家屋さんの
URLとかはアドバタラジオの
ツイッターの方で参照する形で
出しておりますので
気になった方はぜひ見ていただきたいです
ボタンください
ユーチューブとかでも流れてますもんね
流れてます
小池家屋さんの公式のところにありますので
ぜひご覧になってください
ありがとうございます
いつも聞いてくださってありがとうございます
アドバタラジオは
Apple PodcastとSpotifyなどで配信してます
Apple Podcastでは評価やレビューを
Spotifyではフォローを
ぜひよろしくお願いします
よかったエピソードは
SNSでシェアしていただくととっても嬉しいです
またアドバタラジオからの
お知らせはツイッターで行っております
2人の収録の様子や
視聴者参加型の企画
ご意見ご要望の募集も随時発信しておりますので
ぜひこの機会にアドバタラジオの
ツイッターアカウントをフォローしてください
一緒に楽しいラジオにしていきましょう
よろしくお願いします
22:36

コメント

スクロール