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2023-10-25 43:36

第5回 academist × UJA 研究者の海外キャリア応援①

UJA(海外日本人研究者ネットワーク)とのコラボ企画第1弾。 今回はアオリイカ研究の苫野哲史さんに、海外学振のことや留学後のキャリアについてうかがいました。

サマリー

トマノ佐藤さんは現在、スタートアップ企業で勤務していますが、以前はカリフォルニア大学のUCLAで海洋生物の研究に従事し、特にイカの多様性について研究を行っていました。彼は最近の一連の話の中で、留学前と留学中の研究者のコミュニティの重要性について強調されています。留学中には、留学先のPIや他の日本人の教授とのつながりが非常に重要であり、また、イマパクトの高い論文を出版している研究者とのつながりも大切だと述べています。このようなつながりを持つことで、トマノさんは留学前後で留学先での研究方法や、日本人である特有の強みを活かした研究についての知見を得ることができました。第5回academist×UJA研究者の海外キャリア応援①では、富山県産のホタルイカに関する話題や留学についてのメッセージが語られました。今後も、海外での研究者の増加を応援する活動が行われる予定です。日本人の先輩方が、研究方法や日本人研究者の強みについての知識を持っていることが分かりました。

00:07
こんばんは。
こんばんは。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
アカデミストの阿部と申します。
阿部です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
赤木さん、こんばんは。
もしもし、こんばんは。
入れました。
よろしくお願いします。
お久しぶりです、赤木さん。よろしくお願いします。
どうも、こんにちは。
音だけって不思議ですね。
不思議ですね。
画面越しだからね。
そうですね。
確かに。
雑談みたいな感じで、
話していければと思うので、
よろしくお願いします。
あ、伊さんも。
多分、
今、8時になったんですが、
徐々に、
おそらく増えて、
リスナーの皆さん増えていく感じだと思うので、
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい。
この会話、
録音させていただいていて、
終了後も
お聞きいただける状態になっているので、
その後にも、
ぜひ、
聞き逃した方にも
聞いていただけたらいいなと
思っています。
では、そろそろ時間なので、
始めていきますかね。
お願いします。
この企画なんですが、
研究者の海外のキャリアを
応援していこうということで、
UJAさんとアカデミストで、
何かコラボ企画、
いろいろ今後やっていけたらなという
ふうに話していて、
その一つとして、
スペースで、
留学経験のある方を
呼びして、
その話を聞いてみたいなという
ふうに思って、
その第1回を
トマノさんにお願いしたという流れになっています。
では、
ありがとうございます。
第1回目に選んでくださった。
ありがとうございます。
じゃあ、
トマノさんの方から、
自己紹介をお願いいたします。
はい。
トマノ佐藤の留学経験
私、トマノ佐藤と申します。
海外には、
海外学習制度を利用しまして、
2017年から
2019年の
2年間、
カリフォルニア大学の
ロサンゼルスコ、いわゆる
UCLAと呼ばれる大学に
行ってました。
そこでは、
進化生物生態学部という
生物系の学部で、
主に海の生き物の
生物多様性について、
イカについて、
僕イカの研究がメインでしているので、
イカの研究をしておりました。
もう少し話していいですか?
はい。
現在は、
実は、
アカデミアから
民間企業に転職をしまして、
今は、いわゆるスタートアップ企業ですね。
大学発ベンチャー企業で
働いています。
それもすごい。
いろいろ聞きたいところがありますよね。
そうですね。
いろいろ深掘りして聞きたいところが
いっぱい出てきました。
ちょっと30分なので、
ちょっと急いで聞いていかないと
って感じですが、
今、赤木さんと
紹介を。
今回お会いで一緒にさせていただきます
UJA理事で、福岡工業大学
生命環境科学科の赤木と
申します。今回は
UJAサイドから代表して
私が参加させていただいております。
UJAというのはもともと
研究者の集まりでして、
いかにして
研究者のウェルビーングを育んで
日本人研究者が安心して
国際的に
活躍できるような
サイエンスの未来を
作っていこう、そういうような思いで
活動しております。
その活動の一つで、UJA
ガゼットと言って、UJAの
情報誌を出しているんですけれども、
その媒体に
寄稿していただいたのが
そのうちの一人が戸間野さんだったんですね。
今回初めての
スペースということで最初に戸間野さん
UJAつながりでお願いしました。
今日はよろしくお願いいたします。
お願いします。
お願いします。今日
聞いていただいている皆さんも
ぜひスペースの
右下に
吹き出しマークが出ていて、そこから
いろいろご質問とか
感想とかどんどんいただければと
思いますので、ぜひぜひよろしく
お願いいたします。
ここでできるわけですね。
僕も初めてなんで、これは面白いですね。
はい。
では、
そうですね、まずどこから
聞いたらいいんだろう。
UCLAからいきますか。実は僕も
UCLAの関連病院である
スイダスサイナイというところに
おりまして、時期はちょっとずれてたかも
しれないんですけれども、
同じエリアに留学していた
ことになるんですよね。
同じエリアですね。
後から私も知りました。
留学中は全然接点。
時期もずれてたかもしれないですよね。
海の
多様性ということで、
どの辺りの海に行かれるんですか?
あの辺りからだと。
そうですね、メインは
インドネシアとフィリピン
とパプアニューギニア
あの辺りの
海をメインターゲットにしてました。
じゃあ全然
カリフォルニアとは関係のない
そうなんです。なんでそこかって
言いますと、
海の中っていろんな生き物が
いるイメージがあると思うんですけれども、
サンゴ礁に魚や生き物が
たくさんいるっていうのはイメージが絶えやすい
と思うんですね。
フィリピンとインドネシアと
パプアニューギニアで囲まれた三角形のところが
コーラル・トライアングルと
言いまして、海のアマゾンと
言われるぐらい
海洋生物が世界で一番
多様な種類、種類の数で言うと
多様性が最も高い海域なんですね。
で、なんでそこで
そんな多様な生き物が生まれて
海洋生物の多様性研究
維持されているかっていう問いに答えるために
私はイカを用いて
研究を進めていたという形ですね。
そこの
ラボがですね、もう10年以上
そのPIの方が
学生の時からそこの海洋生物の
多様性をずっと研究してまして、
私はイカだったんですけれども、
他の人は海牛とか
他の人は魚だったり
いろんな生き物を
ターゲットにして
海の中で
どのように生物多様性が
作られて維持されているのかということに対して
研究を進めていました。
じゃあその
留学のきっかけというか
留学したいなって
思ったのは
そのラボで
研究をしたのですか?
そうですね。
留学したいなと思ったのは
実はそんな前からではなくて
私その
海外旅行も行ったことがなくて
高校の時とか
留学も一度も行ったことがないような
超ドメドメな人間だったんですけれども
高瀬坊に進学して
国際学会ぐらい
行っておこうかなと思って
行ったのが初めての海外旅行だったぐらい
あまり海外に
縁がない人間だったので
自分自身の
研究テーマで
扱っているアオリイカという
おいしいイカがいるんですけれども
そのイカを
私は日本をメインに
自分で採集して研究してたんですが
実は同じような研究を
インドネシアあたりでしているチームが
ありまして
これ後々
バトってたら大変なことになるなと
色々調べてみると
相手はUCLAだと
思って
そこのラボの先生に
日本のサンプルあなた方持ってないから
一緒にやりませんか
みたいなメールを送り
論文で知ったんですよそのラボについて
全くその先生が日本人と
コラボしたことがなかったので
全く使える手もなく
論文を見てメールを送り
あとその子の学生さんが
同じイカタコの
国際学会に
参加されるということを
後から知ってその際に
その学生さんにアプローチして
こうこうこういうメールを
ボスに送ったんだけど
ちょっと話をさせてくれないかなというような形で
その学生さんにもお願いをして
実際メールが
返ってきて一度
じゃあ実際にUCLAに来てディスカッションしようと
なり
そこで色々アイディアを
ディスカッションしてこういうテーマで
やったら面白いんじゃないかという話を
しました
それが実は
海外学習に申請する1ヶ月前
3月
3月にUCLAに
初めて行きまして
ディスカッションをして
帰ってきて5月の
ゴールデンウィーク明けぐらいが海外学習の締め切れだと思うんですけど
1ヶ月で書き上げたという
おーすごい
そのときは
海外学習が取れなかったら
留学はできなかったんですか
海外学習できなかったら
留学はできませんでした
そうなんだ
向こうのボスの人に
持ってこれたら
フェローシップ取れたらいいよ
という話です
向こうからの給料はなかったわけですね
なかったですね
その海外学習1ヶ月で
書き上げなきゃいけない
ってなったときに
どうやって
書き上げたんですか
今から考えると
本当にひどい話で
実はうちの研究室で
博士号を取ったのが
僕が多分
初めてじゃないですけど
10年以上ぶりで
僕の周りに誰もいなくて
そもそもうちの
出身大学の学部が
あまり博士号を取る人が
いないところで
なので周りに
GCとかPDとか海外の
そもそもポス族がいない
っていうような環境で
誰も学習に通ったことがない状況だったので
その中で
スタートしたんです
学会とかで
海外学習に行ったことがある人
直接
聞きに行ったりだとか
そもそも
海外学習に
行ったことがある人
どうやって探したんでしょうかね
今から考えると
当時は
まだにもすがる思いで
色々と色んな人に
聞きまくったり知られまくったりして
どうにかUCLAに
UCLAの海外学習に行った人に知り合ったのは
受かった後なので
ほとんど周りにいない状況で
書きましたね
私の指導教官も
ポス族になった時は
自分のテーマでやるんだから
俺は見ないということで
学習PDも海外学習も
特に先生にチェックされることもなく
もうガムシャラに書きました
その時の
内容としては
いかに
絞っていかの多様性ということで
そうですね
いかに絞って
一点突破で書きましたね
今までは
日本近海のいかだったけれども
UCLAに行ってからは
フィリピンとインドネシアと
そうですね
そのあたりのいかの
生態系というか多様性を
そうですね
そこから日本にかけて
連続で分布しているので
多様性がどのように変化しているのか
果たして日本は
多様性の端っこなのか
そもそも中心に含まれているところなのか
そのあたりを白黒つけようと
いかの多様性について
もうちょっと詳しく知りたいんですけど
単に種類が多い少ないとか
研究者のキャリアと転職
そういうのではなくて
まずはそこから入りましたね
単に種類が多い
一番簡単な指標として
いいですし
それはもちろん遺伝子を調べて
遺伝的距離という
数値で表すんですけれども
それが離れているやつらが
何種類いるか
その辺のところから
大きなところで調べていきました
わざわざそのエリアというのは
やっぱり
アメリカの西海岸付近よりは
こちらのインドネシアとか
こっちの方が産後症が多くて
いかの多様性が
多様に満ちているということなんですかね
そうですね
アメリカの西海岸は
実は寒流が流れていて
産後症の産後はいないんですよね
あーなるほど
今ちょっとグーグルマップで
世界地図を見ながら話を聞いているんですけど
あそこは一年中
海が冷たくて
日本でいうと北海道みたいに
海藻が大いしげっていて
海がいて
こんな海なので
いかの種類も少ないですね
なるほど
あんまり僕ばっかり質問しちゃうタレなので
いえいえ
他聞いている方からも
なんかメッセージが
そうですね
どひさんからは
イカタコの国際学会というので
実は
すごいマニアックな
イカタコの国際学会というものが
3年に一度開かれまして
その例が2015年が
たまたま私が
ドクター2年の時に
たまたま日本の箱建てで行われたんですよ
いかの町で
その時に
当時の私が
海外学習に出そうとした学生さんが
たまたま日本に来たんです
それがちょうど
そのタイミングで来てくれたおかげで
会うことができたんです
1年でもずれてたら
海外学習に出せなかった
いろんな組み合わせが
ぴったり合いましたね
あと
今日このリスナーの中に
私が海外学習の申請書をお渡しした方がいらっしゃるので
ネタを一つ紹介すると
実は海外学習の申請書で
結構自分の中で
気に入っている
取り入れた技法がありまして
それ大切ですね
海外学習をする
留学先の
先生との
関係性を表す
関係性を知るところがあるんですよ
こういう理由で知り合って
共同研究を進めていて
それぐらい信頼関係があって
行ったらすぐに
研究できる準備万端な状態です
みたいなことを書くんですよね
そこって自由期日で
基本的にみんな文章しか書かないんですよ
だけど私は
向こうの先生と肩を組んで
酒を飲んでいるような写真を
添付したんですよ
基本的に図表とか
書かない場所なんですけど
私その写真を載せて
あれが結構インパクト効いたんじゃないかなって
誰も写真を載せてないところで
先生と肩を組んでいるような写真を
載せたところで
こいつは割と
紛れもない事実ですよね
紛れもない事実だと
なるほど
そういう独創的な申請書も
大切ですよね
申請書の話で
ご質問が
意見いただいていまして
海外学士の書類で
派遣開始期間は
いつからにしましたか
ご質問いただいた方は
来年3月卒業の方ですか
そうですね
私は4月卒業して
10月床にしましたね
というのも
向こうの先生が
夏の間は
バケーションでいない
ということがあったので
4月から8月ぐらいも
確か海外に調査で行ってて
ほとんどいないから
夏休みが開ける
10月ぐらいになったら帰ってくるから
そこから来てほしいと
向こうから言われたので
それに合わせました
今スピーカーリクエストが来ているので
この方を
スピーカーとして一旦
招待させていただきますね
D23
すみません
ありがとうございます
こんばんは
お話をありがとうございます
ありがとうございます
先生と
お話しして
先生が都合がいいのが
9月10月だったので
その時期にしたということですか
そうですね
まさにその通りです
うちの先生の場合
フィールドワークとかないので
もしかしたら4月でも
OKだよって言ってくださるかも
しれないんですけど
ビザとかあると思うんですけど
そうですね
結果が多分9月とか
今年の9月とかに出ると思うんですけど
ビザとかの
関係で
もうちょっと1、2ヶ月余裕を
見た方がいいよとかそういうのとかって
ご存知でしょうか
余裕を見た方がいいですね
じゃあやっぱ
4月とかにしない
方が
いいですかね
難しいところですね
これは向こうの大学から
向こうの大学ですか
カナダなんですけれども
でしたらちょっと制度が違うかもしれないんですけど
アメリカの場合は
向こうの先生
Jビザというもので行くんですけど
そのビザを取るためには向こうの大学から
書類を
送ってもらわないといけないんですよね
なるほど
物理的にGS2019
書類が必要で
その申請してもらうためには
向こうの事務の人とやり取りするんですけども
はい
こういうのは失礼ですけども向こうの事務が
あまりにも無言で言いたいようですね
そうですね
私も
1ヶ月返事がない
返事がないとか
やめて担当に引き継ぐ
引き継いだつもりだったけど引き継げてなかったとか
そういうことを多々にして起きてしまうので
すいませんはいお願いします
海外学進の結果がわかるのが
8月だと思うんですけども
8月の第1週目くらいにわかると思うんですけども
そこから最短で準備したとしても
4月に
間に合うかどうかわからないというのが
正直なところだと思いますよ
やっぱり1年くらい
ちょっと見ておかないと
私は実は10月に
渡航すると言って1ヶ月遅れて11月に
渡航したんですよ
それだけ余裕見てても遅れましたから
なるほど
ちょっと4月きついかもしれないですね
本当にそれは
向こうの事務のスピードによりますね
そうですね
1回私が今回出そうと思っているのが
去年に
4ヶ月研究インターンシップで
伺ったところで
続きの研究をやりたいなと思って
今回書いてるんですけども
確かに8月で
バケーションの時期だったこともあるんですけど
1ヶ月くらいいろいろ
投稿してから
鍵を作るのとか
1ヶ月くらいかかったので
確かに先ほどおっしゃってた
1ヶ月くらいかかるっていうのはあるかもしれないな
と思いました
なるほど
そこをちょっと悩んでたので
今日ちょうど本当に
たまたま運よくこれに参加できて
本当によかったです
もし向こうの先生のところに
行かれたことがあるんでしたら
そこのラボリン留学生さんが
他にいらっしゃるんでしたら
その方にどれくらい
いらっしゃったか聞いたほうがいいかもしれない
なるほど
大変助かります聞いてみます
それがいいと思います
わかりました
ありがとうございます
質問ありがとうございます
引き続き聞かせてください
ありがとうございます
一旦失礼します
ありがとうございます
すごい本当これは
良かったですね
経験者ならではのお話を聞けて良かったですね
この事務手続きはめちゃめちゃ遅いですからね
本当に遅いですね
日本の大学の方々がどれだけ
素晴らしいかがよく分かりますね
おそらく今の方の質問は
海外学進の書類に書く日付を
悩まれてたかなと思うんですけれども
そうですね
その後も
もっと切実な問題が
飛行機のチケットをいつ取るかとか
向こうのアパートをいつから契約するかっていうのが
結局ビザがね
いつ降りるかっていうところが
問題なので
おそらくあれですね
学進に書く期日はそこまで
厳しいあれはないですね
厳しいものじゃないですね
私も1ヶ月遅らせましたけども
柔軟に対応してくださいましたので
そこよりもむしろ
向こうから来るDS-2019とかが
本当にいつ来るのかってそこですよね
はい
DS-2019というのは
海外大学が出してくださる
ビザを出すための書類ですか
そうですね
なるほど
DS-2019
2019
すいませんありがとうございます
でもこれ僕ら今
アメリカの話をしてたので
カリフォルニアもじゃないや
カナダもこれがどうかっていうのはちょっとわからないので
調べたほうがいいですね
了解しました
じゃあ留学生さんとかにいろいろ聞いてみます
あと海外学進
学進を使って海外行く場合は
実は素晴らしいグループが
フェイスブック上にありまして
海外学進とか学進PDで
海外に行くことが確定した人
もしくは行った人しか入れない
グループがあるんですよね
もし海外学進に採択されましたら
海外学進の申請と準備
そこのグループに
多分誰かから
私でもいいんですけども
招待して入ったら
そこでこの大学に行くんですけど
どなたか知り合いいけませんか
それは心強い
海外学進で行っている先輩を2人見つけたので
すぐにダイレクトメッセージを送って
家のこととか
全部教えてもらったので
もしその採択が
決まったらすぐに
海外学進とかのグループに
入ることを私はお勧めします
了解しました
ちょっと今メモ取らせていただいたので
浮かびましたら
申請させていただきます
なのでそのような
UJAもそうですけども
そのような海外に行っている日本人って
割と結束力がすごく強い
そうですよね
強くなるので
その方々にすぐにつながるっていうのは
結構留学を成功させる上で
重要かなとは思います
重要ですよね
そういうネットワーク
研究以外のところで
無駄な労力使いたくないですからね
そうですよね
いろいろ経験談とか
聞けるとすごい助かりますよね
今もすごい助かっています
ありがとうございます
ありがとうございます
20分程度でまだ海外に行けていない状態なので
まだ半分も聞けていない
そうですね
話を進めさせていただくと
実際に
UJA留学された後というか
留学されている期間について
お話を伺っていきたいなと思うんですが
今その日本人の研究者
海外留学している
コミュニティというのとが
結構繋がり大事だというお話だったんですが
それって留学期間中に
実感した経験とか
どうかと思うんですか
そうですね
向こうに行ってからですと
向こうのPIになられている
日本人の先生方が結構いらっしゃるんですけども
もしくは
いわゆる
研究者のコミュニティと
もしくは
インパクトワークターが
とても高い論文を出しているような
先輩からのアドバイス
日本人の先輩方が結構いらっしゃるんですね
そういう方から
どういう風に研究を進めるのがいいかとか
日本人ならではの強みを生かした研究は
こういうのがいいとか
結構皆さん知見があるんですよね
PIになるためにはこうしたとか
だとか
そういうのをいろいろと
現地で聞けたというのは
かなり大きいですし
私は結果的に
あんまり
論文を出せるような生活はなかったので
あれですけども
具体的に
こうというのは
時間がかかってパッとは言えないんですが
様々な生活面
研究面もちろん精神的にも
そうですし
かなり助けられましたね
そういうのが
なかったら結構留学
大変だったな
大変でしたよ
なかったら本当に
もちろん中には日本人と一切絡みたくない人も
もちろんいらっしゃるので
それは人によると思うんですけど
私みたいにそれまで完全にドメドメで
留学経験が一切ない人間にとっては
初の海外での生活をする上で
先輩方がいらっしゃるというのは
ものすごい支えになりましたね
それはもう全くその通りで
いざ行くと
本当右も左も分からなくて
不安なことばっかりで
生きていけないというのが
最初の実感なんですね
ただそういう苦労はみんな
アメリカと米直後がみんな
同じふうに感じるので
みんな苦労分かっているからお互い
助け合うという精神が生まれて
くるんですよね
やっぱり英語を勉強していくんですけれども
NHKの英会話教室
みたいなあんな綺麗な英語を
しゃべってくれる人ってなかなかいなくて
特にカリフォルニアは移民の
町なのでいろんな国の英語が
混じってるんですよね
チャイニーズイングリッシュだったり
ジャパニーズイングリッシュだったり
そうするとなかなか聞き取れなくて
そうするとやっぱ分かっている人に
日本語で聞くのが一番
無難ということがありますので
そういう意味で
海外で日本人同士で
助け合ってそういったネットワークができる
っていうのは自然な流れかなって
思いますね
確かにそう
研究のために留学しているのに
それ以外のところで労力
使っちゃうってなるとちょっと
困ってんとになってしまう
っていうような感じですかね
研究室に入ってしまうと
専門用語自分たち得意だから
いくらでもディスカッションできるんですけど
研究室の一歩外出ると
それこそ銀行に行って
新規に口座解説したいんですけど
っていうそんなこともなかなか英語で
言えなかったりして大変な
苦労がありますよね
はいその通りです
実際に留学生活って
どうでしたか
留学生活は非常に
楽しい時間を過ごせました
全てが自分にとって
財産となるぐらいいい経験でしたね
具体的にどれかっていうのは
なかなか難しいんですけども
毎日が
常に新鮮で
新しい人との出会いだったり
知らない場所に行ったり
文化の違いを体験したり
自分自身の今後の
価値観を変える
経験だったなと思いますね
研究環境っていうところでも
結構大きな違いが
日本とはありましたか
ありましたね
まず
先生との距離が近いというのは
一番最初に感じたことで
毎日必ず様子を見て
困ったことがないかとか
聞いてくださりますし
何かあったら
ディスカッションする時間を
延びてくださったり
あと博士課程の学生たちも
わりとみんなディスカッション好きで
毎日ずっとひたすら
ディスカッションをしているのが
あまり苦ではない人々が多かったので
その中でディスカッションできるっていうのは
なんて言うんでしょうね
なかなか私の出身の大学の
研究室みたいに周りに
博士号を持っている学生が
いないような状況で
もちろん郷土利用のものも
いろいろありますし
人通りのものはすべて
揃ってるっていうのはもちろん前提で
ありますし
あまりその辺で
苦労はなかったかなとは思います
中傷的な回答になって
申し訳ないですけど
今ですね
もう一個ご質問が
ありまして
海外で研究した後
日本に戻ってきた理由は
なんでしょうか
日本に戻ってきた理由
こちらはですね
私がそもそも
研究者に目指したか
留学生活と研究環境
っていうところにつながるんですけど
私実家が柿の養殖業をやっておりまして
水産系の
おじいちゃんは漁師をしているような
一時産業従事者
漁師の家系なんですよね
だから魚が取れなくなっているとか
海が変わったとかっていう話をずっと聞いていて
将来は日本の水産業に貢献できるような
人間になりたいなという気持ちがすごく強くて
水産系の学部に入って
一つの選択肢として
日本の水産業を盛り上げていく方法の
一つに博士号を取る
っていうのがありましたので
博士号を取って
日本に帰ってきて日本で
日本の水産業を盛り上げることをやるっていうのが
自分の中で将来やりたいなという
ことがあったんですよね
もちろん海外のことを学んで
それを日本に持ち帰ってくるっていうのも
一つの選択肢でしたので
いずれは日本に帰ってきたいなという気持ちが
すごく強かったですね
じゃあここから
どうしよう
スタートアップの話に繋がるっていう
そうですね繋がりますね
一気に繋げていいんだったら
お話しますけど
どうですかね
聞いちゃって大丈夫ですか
多分社名とかあんまり言っちゃいけないから
ダメなんですか
どうなんでしょう
会社の許可とかもらってないので
でも僕のフェイスブックの
プロフィールに書いてあるんで
フェイスブックの友人の方は見てもらったらすぐ
わかるんですが
海外に行った時に
私自身が
UCLAにはもちろん研究者以外の方も
たくさん留学してる人がいて
MBAだとか
ロースクールとか
公共政策大学院とかそういう方々とも
話をする中で
研究者にできることも
もちろんありますけども
できないこともいろいろあるんだなと
で様々みんないろんな
自分の立場で日本を盛り上げるために
頑張ってるんだなっていう方々と
出会いまして
果たして自分は
日本の水産業にどういうふうに貢献していきたいんだろうか
っていうことを考える期間が
時間が結構取れまして
僕は学進PDで
大学に戻ったんですけども
その時は東京大学の大気海洋研究所というところに
いたんですが
研究に
研究をするというのと
それがすぐに日本の水産業の
発展とかに繋がるかって言われると
必ずしもイコールじゃないと
イントロダクションでは
将来は日本の水産業の
こういうことに貢献しますよとか言いながら
やっている研究は
すごく地道な基礎的な
研究であったりするっていうところのギャップに
全然気にしない人はいいと思うんですけども
自分の好きな研究を
私はそのギャップに悩む時間が
期間が長くてですね
もっとプレイヤーに近い
自分の実家が漁師をやっているという
プレイヤーだったりもあると思うんですけども
もっと科学技術とか博士校を
持っているという強みを生かして
最新のバイオテクノロジーなどを用いて
日本の水産業をもっと盛り上げるような
ところに
身を置いて
置いた方が私にとって一番
居心地がいいし
かつ自分のやりたいこともど真ん中に
行けるのかなという気持ちが強くなってきましたね
ちょうどその時に
リンクドインを通じて
こういう会社があるんだけど
どうみたいな形で話が来て
ちょっといろいろと話を聞いてみたら
面白そうだなと思ったので
リンクドインって見つけたんですか
リンクドインって見つけたというか
向こうから声がかかってきた
そうなんですね
それも軽い話だったので
多分最初はカジュアル面談じゃないですけど
そんな話だったと思うんですけど
そこがまさに
大学初ベンチャーで
バイオテクノロジーを用いて
日本の水産業を盛り上げる
これを検索すると出てくると思うんですけど
そのようなことをやっている
ところですので
ちょうど
いいタイミングで
ちょうど学信PDが3年目の時くらいに
そういう話が来たので
海外学信と学信PD
5年間やって
自分自身の中で
研究者として
研究を極めることよりも
もちろん両立できればいいんですけど
私その能力がちょっとなかったので
もっとプレイヤー寄りの方で
やりたいなという気持ちが強くなり
転職をしたという形です
バイオテクノロジーと水産業というのが
僕まだいまいち繋がらないんですけれども
具体的には
そうですね
具体的にはですね
イノシシが豚になったような品種改良を
そういうことですね
なるほど
実は豚の原種はイノシシとかなんですけど
私たちが今口にしている食べ物の
ほとんど
99%くらいは品種改良がなされた
結果のものなんですね
キャベツにしろ人参にしろジャガイモにしろ
なるほど
そのような人間が何万年も
生きてきた中で
品種改良をしてきたと
時間がすごくかかってしまうんですよね
それをバイオテクノロジーを用いて
より選抜をかけたり
ゲロムを読んで
そのゲロムからいい遺伝子を
引っ張ってきて
品種改良をすることによって
より効率的にタンパク質が作れたり
美味しい買いやすい
家畜の魚バージョンを作るみたいな
形です
養殖を前提にということですかね
養殖は前提にですね
なるほど
そうすると
日本で
魚を食べる人口が
もしかしたら少なくなってきて
どうしても養殖傾向に
アメリカ的な食事になっている
和食が少なくなっている
魚の消費量が減っている
という点に関しては
どういうふうに思われていますか
水産業への貢献と転職
魚調理するのめんどくさいですからね
それは減ると思いますよ
スーパーで丸々魚買って
自分でさばいて食べようなんて
思う人はそうそういないと思いますよ
よっぽど物好きじゃないと
私も魚大好きですけども
そういう自分ですら
毎日仕事終わった後に
スーパーで魚買ってさばいて食べるか
って言われるときついなって思いますよ
肉刺身ぐらいだったらね
簡単に食べれますけど
買えますけどね
もう少し
食べやすい魚だったり
消費者にとって
もっと気軽に魚食べれるようになれば
なんだかんだ30越えてきて
富山県産のホタルイカ
私も魚ばっかり食べるようになってきましたし
魚は別に
嫌いな人が減っているわけではないと思うんですよね
食べたいけど
高いし
さばき方わからないし
魚の選び方もわからないし
だったらもう
わかりやすくておいしいものを食べようか
なんかなってしまうのが
私もすごく気持ちがわかります
今の時期はホタルイカです
ホタルイカね
富山のホタルイカ
3月から5月だけですので
まさに今シーズンですね
そうですよね
これはもうぜひ富山県産のホタルイカ
食べてほしいです
私も今富山在住です
そうですよね
ぜひも食べてください
それはちょっと
今日のリスナーの皆さん
ホタルイカこれから確保しに
今富山で獲れるホタルイカは
全てメスで
卵も詰まっていて
肝臓も大きい
栄養を蓄えたイカですので
人間にとってはものすごくおいしいです
食べ方としてはどう食べるのか
ボイルがいいですね
私はボイルがおすすめです
口に入れた瞬間肝がパッと弾けて
味が広がるのがすごくプリプリで
おいしいです
そうですね時間が経ちましたね
最後そうですね
富山さんの方からまず
留学に関するメッセージ
これからリスナーの方々で
さっきのD2さんもそうなんですが
留学
考えてるっていう方に向けて
何かメッセージいただければ
そうですね私が言いたいメッセージは
まず一つ目がですね
私はそのボランティアで
自分の学生の申請書だとか
申請書の検索などを
ボランティアベース
趣味みたいなもので
行っておりまして結構毎年
問い合わせが50件ぐらい
そんなにして
なので毎年52件ぐらいの申請書を
お見せして
中には申請書を書いたものを
見てくれませんかという形で
くだくてくださって
結果的に受かった方も毎年報告してくださるので
そんな風な形で
もっともっと
海外に行く研究者が
増えていけば
私としてもすごく嬉しいので
それはこれからもお手伝いしていきたいなと
思ってますので
今日リスナーの方々で
申請書を見てみたいなとか
ちょっと相談を持ってほしいなという方がいらっしゃいましたら
TwitterのDMでもいいので
連絡ください
これが一番伝えたいですね
本当に皆さんが海外に行くのを
私自身が行って
今の妻と出会ったのも
ロサンゼルスですし
おーそうなんだ
人生の価値観が
大きく変わる経験だと思うんですよね
私はそれをすごく実感して
ロサンゼルスに出会った友人たちと
留学に行ったら
こういう風に価値観変わるんだよ
っていう本を出版したぐらい
結構海外に
皆さんに行ってほしいと思っている人なので
その本も
Amazonで販売されてますので
よかったらぜひ皆さんご覧ください
それは小宣伝はいいんですけども
もっと海外に行く人が
増えてくれたら私としては
嬉しいなと思っております
ありがとうございます
ぜひ皆さん
トマノさんのTwitterフォローして
待ってください
赤城さんからちょっと一言と
あと次回予告もしていただければ
そうですね
今回初めての試みで
アカデミストさんとUJの
コラボで研究者のインタビュー
スペースを使ってやりましょう
というお話をいただきました
第1回目はトマノさんの
お話を伺って
直接聞くと楽しいですね
ワクワクして30分なんかじゃ
とてもとても足らないなって思って
聞きたいことはまだ盛りだくさんですね
でもそうやって皆さんに
興味を持っていただいて
トマノさんのSNSをフォローしてくれるような
のが増えてくれれば
またいいなと思います
こういった感じで
次は2週間後ぐらいでしたでしょうか
ちょっと今日付覚えてないですけれども
4月の25日
4月の25日ですね
今度はやっぱりUJガゼットに
寄稿していただいた北海道の
園下先生
でしたでしょうか
その方をお招きして
またこういった感じで
お話していきたいと思います
これがおそらく月2回ぐらい
今後継続的にやっていけたらな
と思っています
今回UJから私が出ましたけれども
UJの方でもメンバーを変えて
またいろんな目線で
お話聞けたらいいなと思います
ぜひ楽しみにしておいてください
はいありがとうございます
あと皆さんUJの
Twitterアカウントなんかもありますので
ぜひそこからもですね
UJガゼットも
覗けるリンクとかが
おそらくあると思うので
ぜひご覧になってみてください
あともう一つちょっと私から
明日のイベントの
お知らせなんですが
明日は今度ですね
今もリンガーで
いらっしゃいますよね
いただいている
斎藤大さん
ドイツに現在留学中の
招きしてですね
斎藤さんは実は留学中に
クラウドファンディングも
されていまして
海外留学をしながら
クラウドファンディングを実施する
ということについて
お話を伺う会を
これはZoomで開催
します
ちょっと今
リンクを
貼ろうかなと
思うんですが
えーっとですね
はい
今ちょっと
スペースの上の方にも
表示させていただいたんですが
日本人研究者が
日本人
海外日本人研究者が語る
学術系クラウドの活用法ということで
こちらからお申し込み
いただけますのでぜひぜひ
気になる方は
こちらもご参加いただければと
思います
はい
ということで
またUJAから私が参加させていただきます
よろしくお願いします
よろしくお願いします
ちょっと明日はUJAの活動についても
少し詳しくお伺いできればと思いますので
はい
よろしくお願いします
では
このシリーズちょっと第1弾から
すごく楽しかったので
今後が楽しみですね
私も楽しみですねこれからが
ぜひぜひ
はいみなさんまた
どこかでお会いしましょう
本日はトマさんどうもありがとうございました
ありがとうございました
はいみなさんどうも
ありがとうございました
おやすみなさい
失礼します
43:36

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