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2024-12-20 12:15

#14‐3 ゲスト:四国アイランドリーグplus取締役会長 小崎貴紀さん

今月のゲストは、

四国アイランドリーグplus取締役会長 小崎貴紀さん

にお越しいただきました。

 

【今週のテーマ】

・リーグの役割

・選手育成


【番組内容】 スポーツ×街づくりをテーマに、30年のスポーツ界でのキャリアをもつ常田幸良が、 

スポーツを通じて街を盛り上げる様々な人にフォーカスを当て、掘り下げていく番組です。 

番組の感想は各媒体のコメント欄、または X(旧Twitter)で #ビルドアップローカル  

でよろしくお願いいたします。 


【配信日】  毎週金曜日  


【出演】  パーソナリティー: 常田幸良 


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サマリー

四国アイランドリーグplusの取締役会長である小崎貴紀さんが、リーグの歴史や地域活性化の取り組みについてお話しされます。また、選手育成の現状やNPB(プロ野球)への進出状況についても言及されています。

アイランドリーグの設立と地域活性化
ビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週も四国アイランドリーグplus取締役会長の小崎貴紀さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
今週は、アイランドリーグの役割と、選手育成の話をお聞きしたいと思います。
まず、リーグは20年前に創設されて、四国4県が協力し合う初めてのコンテンツだったということをお聞きしています。
実際にどんなご苦労があったのか、どんな取り組みをされたのか、いかがだったのでしょうか。
我々としては当時、四国って非常に小さな中に4つの県がありますので、
皆さん情報もすぐ共有していただいて、いろいろ協力がスムーズに得られるのではないかと思っていたのですが、
逆に言いますと、皆さん4県ともにいろいろな価値観や独自性がありまして、
4つの県で同じコンテンツがあるというものは初めてだったということで、
最初は4県の中で温度差があったんですね。アイランドリーグに対する見方。
そこで私としては、4県の当時の知事様、それから観光交流局というのがあるんですけれども、
そういったところの皆様にご相談をして、
4県で我々とともに同じくアイランドリーグの情報を共有しながら、
地域の活性化にどうつなげていくか、そういった会議体。
後にこれが4県の連絡協議会になるんですけれども、
それを作っていただいて、そういったものを通して、
4県に同じようにアイランドリーグを通じた地域の活性化にどう取り組んでいくか、
ということが最初に始めることができました。
選手育成の現状
小崎会長が4県それぞれの知事さんとか、あるいは観光協会とか、観光関係ですかね。
そういったところに訪問されたということなんですか。
はい、回りました。これは私の方から、知事さんだけじゃなくて、
それぞれの大きな市の市長さんも含めてですけれども、県も市も一通り回りまして、
やっぱり当時四国4県、どんどん人口が減っていって、
地域活性といっても、どうやって若者に残っていただくかとか、
なかなか有力な手はなかったので、そういう意味では4県の皆さんも、
アイランドリーグ自体が本当にそういったものにつながるかどうかは分からなかったと思いますけれども、
でもせっかくできたんだから、一緒にやろうじゃないかということで協力をしてくれました。
なるほどですね。その結果連絡協議会が立ち上がってということなんですけれども、
事務レベルなお話しがここでされたということですね。
そうですね。やっぱりどうやって、県によっても協力すぐにできることとか違いますので、
なるほど。
じゃあ各界県さんはこういったものを協力する。
じゃあ徳島県の方からはこういったものを協力する。
そういったことを逆に共通のテーブルにあげてもらうことで、
我々としてもこっちの方が有効ですとか、
じゃあこういうふうにしてもらうと、ここの部分は違う県の方で協力してもらうということで、
それぞれ県の協力も無駄にならずに非常に有効になっていったというふうになると思いますね。
なるほどですね。非常に重要な会議体ということが言えると思うんですけれども、
やはりそれぞれの県の都合だとか、
その対応力協調性というのは非常に難しいものがあったと思うんですけれども、
その辺はいかがですか。
そうですね。だからやはり先ほど申し上げましたけれども、
最初は皆さんどうしても自分たちができることを協力しようというふうにしていましたけれども、
だんだんそれが時間を減るとですね、各県の方々が違う、隣の県はどういうふうに協力するのということを聞いてくださって、
じゃあ我々はそこにかぶらないように協力しようということで、
皆さんがその隣の県とか四県として何ができるかということを考えるようになっていったように感じます。
そうなんですね。分かりました。
その連絡協議会、それから四国四県が協力し合うコンテンツが生まれたということで、
そこで一体となるということですね。
そうしたらそれが地域のためのコミュニティの場になっていくわけなんですけれども、
ファン作り、それから地域との交流ですね。
これがこのアイランドリーグによって提供されたという形になるんですね。
分かりました。ありがとうございます。
一方ですね、四国アイランドリーグは4チームあってですね、選手はそれぞれ所属しているんですけれども、
育成の現場というのはこれはプロ野球とは比べられないとは思いますけれども、どういった形になっているのでしょうか。
もちろんこのリーグができた最大の理由というのが、野球を目指すと言いますか、
プロ野球の選手になりたいという若者に対して最後のチャンスを提供する、そういった意味合いでできましたので、
当然ながらどうやって選手を鍛えてプロ野球のチームに送り込むか、
それはもう一貫して20年間突き詰めていますし、
そういう意味では当初から指導者は全員NPBのOBに来てもらって、
やはりNPBでどういうふうに選手を鍛えていくと必要とされるかということをですね、
逆算しながら育成していくということがやはりできていますので、
それが20年も経つとですね、今では非常にそれぞれ12球団のニーズに合うような選手を育成するというものが、
徳島の育成成果
かなりシステマティックにできてきているというふうに思いますね。
なるほどですね。
指導者はNPB出身の方が教えられているということなんですね。
原則はそういうふうになっていまして、
やはり20年間経ちますと、もちろん逆に独立リーガーのOBにもいい指導者がいますので、
そういった方ももちろんコーチに入ってもらいながら、
ただ必ずNPBのOBの方が2名から3名はその球団にも指導者としているというのが現状ですね。
なるほど。
次のステップの受け皿というか、NPBに行く選手も中にはいらっしゃるんですかね。
20年間経ちまして、今年のNPBのドラフトでも8名行きましたけれども、
都合ですね、94人の選手がこのアイランドリーグからはNPBに行っています。
20年間で94人ですから、基本的には年間5名ぐらい行けるという計算になっておりまして、
ましてや私どものリーグは4球団ですから、基本的な選手は100名ぐらいなんですね。
そのうちから毎年5名ですとか、都市みたいに8名、昨年は9名といいますと、
非常にNPBに行ける確率が高いということで、今の野球界では、
もしプロ野球に行けなくても、アイランドリーグに行くことでチャンスがあるんじゃないかと認知してもらっていると思います。
なるほど。プレーヤー選手にとってもやはりチャンスですし、夢もありますし、
ただ一方でそこに賭けてくるというような形でプレーをしているということでしょうかね。
やはりドラフトにそれだけかかっていくということは、NPBの視察というのもやはり多いわけですね。
今は多いですね。大体もう私どもの年間優勝を決める試合とかになりますと、
NPBのスカウトだけで20名は来ます。絶えず四国担当のスカウトさんがいますので、
こういった方々は年間通じて、絶えず我々の4球団の試合の練習を視察されている状況になっています。
そうですか。NPBは12球団ありますけれども、20人ということはほぼ全球団が見に来るということですね。
全球団で各球団が複数という感じで皆さんいらっしゃっていますね。
なるほどですね。分かりました。今一番NPBの方に選手を送り込んでいるチームというのはどこですか?
今は徳島ですよね。徳島ソックス。ここはとにかくもう1年間25人ぐらいしか選手がいないのに、
そこから毎年4人5人といきますから、この確率は本当に高いと思います。
去年も1球団からNPBに行ったという意味では最多の6人ですかね。1年間で来ましたから。
6人行くというのは本当にありえないですからね。
徳島だけでもこの20年間で30名の選手がNPBに来ましたので、非常に高い確率だと思います。
そうなんですね。ということは徳島の育成、そういったところのコーチング、そこも視察に来るような感じもあるんじゃないですか。
もちろんそうですね。あと今アイランドリーグの球団も実はスカウティングが素晴らしくて、
プロに行きやすい選手をいろんなところから連れてきて、その選手を1年2年で鍛えてきちんとNPBに送り出す。
そういったスカウティングの面、それから育成の面というのが非常にレベルが高いと思います。
分かりました。ありがとうございます。
今週は四国アイランドリーグプラス、取締役会長の小崎貴則さんにリーグの役割、それから選手育成についてお聞きいたしました。
次週は選手のセカンドキャリアとリーグの将来ビジョン、こういったところをお聞きしたいと思っております。
小崎会長、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグ、ビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
そして、いつも番組をお聞き下さっているリスナー様に素敵なお知らせです。
四国アイランドリーグプラス様よりたくさんの視聴者プレゼントをいただきました。
キャップ、Tシャツ、サインボールを抽選で、計5名様にプレゼントいたします。
サインボールはDNAベイスターズにドラフトされた加藤秀樹選手、そして東北楽天イーグルスにドラフトされた中込晴人選手です。
詳しくは渋沢くんFM公式Xをご覧ください。
皆様のご応募、どしどしお待ちしております。
お相手はビルダップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。
12:15

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