1. BUILD UP LOCAL!! / ビルドアップローカル
  2. #18‐3 ゲスト:日本トライアス..
2025-04-18 25:42

#18‐3 ゲスト:日本トライアスロン連合オリンピック・ナショナルチーム次世代ヘッドコーチ 田山寛豪さん

今月のゲストは、

日本トライアスロン連合オリンピック・ナショナルチーム

次世代ヘッドコーチ 田山寛豪さん

にお越しいただきました。

 

【今週のテーマ】

・トライアスロンの競技生活について


【番組内容】 スポーツ×街づくりをテーマに、30年のスポーツ界でのキャリアをもつ常田幸良が、 

スポーツを通じて街を盛り上げる様々な人にフォーカスを当て、掘り下げていく番組です。 

番組の感想は各媒体のコメント欄、または X(旧Twitter)で #ビルドアップローカル  

でよろしくお願いいたします。 


【配信日】  毎週金曜日  


【出演】  パーソナリティー: 常田幸良 


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サマリー

日本トライアスロン連合オリンピック・ナショナルチーム次世代ヘッドコーチの田山寛豪さんは、トライアスロンの競技生活やトレーニングについて話します。大学時代からのトレーニング方法やその影響、ランニングペースの重要性について深く掘り下げます。田山さんはトライアスロンにおける選手の栄養管理やメンタル面についても詳しく述べます。自身の経験を通じて、アスリートが怪我に対処する姿勢やメンタルの強さが競技結果に与える影響について語ります。さらに、オリンピック出場の経験を通じて、選手たちのペース向上のための戦闘交代やチームとしての協力の重要性を強調します。また、4年間の準備期間に関する考えも共有し、成果を出すための努力と戦略について触れます。

田山寛豪の競技生活
BUILD UP LOCAL!
BUILD UP LOCAL! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、スポーツを通じて、街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリー・ゲストは、トライアスロンの元日本代表、現在は日本トライアスロン連合オリンピック・ナショナルチーム次世代ヘッドコーチの、田山寛豪さんにお越しいただきました。田山さん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さて、今週は田山さんのトライアスロンの競技生活、それからトレーニング環境についてお伺いしたいと思っております。
まず、本格的にトライアスロンを始められたというのが、大学の時だったということでお聞きしているんですけれども、
駅前部の寮に入られていたということなんですけれども、今振り返ってみて、どんなような競技生活というのでしょうかね。
トレーニングを続けられていたのかということをちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、スイムってどこで練習していたんですか。
スイムはですね、大学の近くにあるスイミングスクールに通って、
そこの選手コースに入れてもらいながら練習をしていました。
そうなんですか。
そこの選手コースのコーチにメニューを作ってもらって、中学生、高校生と切磋琢磨しながら泳いでましたね。
なるほど。選手コースっていうことは早い選手がいっぱい泳いでいるわけですよね。
早いです。自分より早い高校生がたくさんいたので。
本当ですか。
分かりました。ということはランは駅前部で練習をして、バイクは自分で乗らなきゃいけないですよね。
そうですね。
バイクのコーチはいたんですか。
バイクのコーチはいなかったんですが、その当時ジュニアのコーチということで、長期の合宿の時にはそのコーチのところに行ってスイムバイクランの練習を行って、
自分が大学に寮に戻ってきてもそのコーチとのコミュニケーションを取りながら、もっとこういう練習を入れた方がいいとか、
この大会に向けては坂が多いから、もう少し上りの練習をしようとか、そういう話をしながらメニューをいただきながら取り組んでいました。
なるほど。トライアスモンというのはスイムバイクランなんですけども、その練習する順番、これはどんな感じだったんですか。
やや駅伝部の寮に入っていたので、どうしてもランがスタートだったんですが、長期合宿ではスイムバイクランの順番に行うことの方が多くて、
よりこうレースに近い、トライアスに近い感覚で練習ができたので、大学にいるときはランからスタートで、ちょっと今日ランからかみたいな感じにはなるんですけど、
でも、その中でもしっかりコントロールしながら、夜のスイムになったとしても、夜のスイムでしっかり結果を出せるようなトレーニングをしていましたね。
ということは、わりと違和感なく4年間続けられたってことなんでしょうかね。
大学生って夏休みと春休みって期間が長いので、その期間が長いときはトライアスモンの順番で練習することが多かったので、
トレーニングの進化
その授業があるときの期間にランからスタートされても、全く違和感はなかったですね。
なるほど。バイクなんですけども、ローラー台、室内ローラーとか、その辺は結構利用されてたんですか。
はい。外で一人で行くっていうのは、なかなか危険もありまして、安全性の面からローラーのメニューを自分で考えたりだとかいただきながら、寮の中でローラーをやってましたね。
あれも結構辛いですよね。
そうですね。自分のレースを見ながらだったりだとか、自転車のレースを見ながらやるのはテンション上がっていいんですけど、何にもない中でずっと黙々と漕ぐっていうのは本当になんかちょっと修行みたいな。
常に自分と対話しているような、そんな感じがありますね。
なるほど。何分くらいやるんですか。
長いときはでも90分とかやりますが、ただやはり3種目あるので、時間を短く40分ぐらいで終わることの方が多かったですね。
そうですか。なるほどね。あと、実業団とかに入られると思うんですけども、初め入られたチームというのは定研っていうチームですね。
そこではやはり変わらずトレーニング方法っていうのは、大学時代のものを引き継がれながらやられてたってことなんですか。
いや、そのときはですね、やはり実業団の監督、矢尾監督に指導を受けまして。
スイムは今までよりも距離が短く、バイクはしっかりやったんですけど、特にランニングの方ですね、そこの練習方法がちょっと変わってまして。
タヤマ、ゆっくりでいいって言うんですよ、走るの。え、オリンピック行きたいんですけど。タヤマ、ゆっくりでいいから2時間走れ。20キロ走れって。
とにかく距離を走ることをその監督は言われてまして、これをやったらお前はオリンピック行けるって言われてました。
なのでポイント練習でインターバルとかスピード練習っていうかっこいい練習ではなく、どちらかというと地味なそういう練習を徹底的に実業団に入ったときはやってましたね。
そうなんですか。スイムは短く。距離短く。距離短く。はい。で、ランはスローなペースで2時間ですか。
2時間っていう時間指定のときと、あと20キロっていう距離指定のときがありました。
なるほど意外ですね。
そうですね。私もその当時は本当にこれで強くなるのかなっていうところはあったんですけど、
長い時間ゆっくりでもいいから走ることによって走るコツだったり、足の接地面とか、その有酸素トレーニングを行うことによって代謝が変わっていったり、体のグリコーゲンっていうところも変わってきたんですね。
なのでそれが全てトライアーソロンに生きてきて、走るだけじゃなくてトライアーソロンでパフォーマンスを発揮するための基礎作りっていうところをランニングのLSDで作られたなっていうのは感じました。
なるほど。田山さんご自身は早く行きたいっていうふうに思われると思うんですけども、その気持ちをグッと殺しながらそのスローのペースで続けられたということなんですかね。
そうですね。大体5分から5分15分ぐらいが気持ちいいジョグのペースなんですけど、あえて6分から6分半に落としてゆっくり、ただゆっくり走るんですけどフォームは整える。ゆっくりだけじゃなくてしっかり腰の位置を意識しながら足の接地面を意識しながらゆっくり走るっていうのは、ゆっくりでいいんですかって皆さん言うんですよ。
ただゆっくり走るほど難しいことはないですよ。ゆっくり走れるようになったら皆さん早くなりますっていうのはよく伝えてますね。
6分から6分半って一般の方のペース配分もおそらくそうだと思うんですけども、腰の位置だとか姿勢だとかその辺がやっぱり我々とだいぶ違うんでしょうね。同じ6分、6分半でも。
ゆっくり走ればいいだけではなくて、ゆっくり走るプラスフォーム意識をどこに持っていくかでこのLSDの効果っていうのが出てくると思いますね。
なるほどね。そうなんですね。ちょっとやっぱり我々の一般の人からはちょっとやっぱり次元が違いますね。
そうですか。でも6分から6分半だったら一緒に走れますよねこのペースは。
絶対走れる。
僕も多分ついていけるなきっと。
そうやってよく一般の方と一緒にエイジの方と走るときがあるんですけど、その方はどうしてもそれよりも早く走ろうとするんですよ。
いや大丈夫です。もっとゆっくり行ってください。自然に体がペースが上がっちゃってっていう。
そこのコントロールができるかできないかっていうのが練習の内容が変わってきますから、いかに我慢をしてしっかりペースを維持する、フォームを維持することがトライアスロに生きてくるっていうことを皆さん早くしてと思ってますね。
筋トレに関する考え
なるほど。本当に意外でした。ありがとうございます。
あと強くなる方法として筋トレとかっていうのは田山さん自身どうだったんでしょうか。
私は全くやらないですね。
本当ですか。ゼロですか。
ゼロでした。
それも意外ですね。
3種目でついた筋肉で戦うっていう。その中のチューブを引いたりだとか補強とかはあります。腕立ても自重でのはやったりとかやらなかったり。定期的にはやってましたが、バーベルを持ってたとか何キロ上げるとかそういうのは一切なかったですね。
それはコーチの指導指示があるのか。自分自身でそれはやめとこうという考えなのか。それはどっちだったんですか。
そうですね。実用団入った時はうまく筋肉を使うために修道動作筋トレの修道動作ではなくて筋肉を大きくするのではなく動きながら体を作っていくっていう八尾さんの指導だったので。
なのでそういう筋トレをやって筋肉をもっと増やしましょう。もっと体を大きくしましょうっていう方法はなかったですね。
そこから私もそれでオリンピックを経験したりだとかいろんな大会で自分のパフォーマンスが出るようになってから自分にはウエイトは必要ないのかなと思うようになりました。
これも意外ですね。びっくりしました。
びっくりしました。八尾さんの体を見るとすごい筋肉もりもりでガッチリじゃないですか。相当筋トレやってるなってずっと思ってたんですけど実はやらないと。
やらないですね。筋トレはやらないんですけど筋トレやってるぐらい筋肉がつく。そういうトレーニングはしてました。
分かりました。ありがとうございます。
栄養管理と食事の重要性
あと食事面ですね。ここもちょっと聞きたいんですけども、やっぱり栄養補給ですよね。日頃からやっぱりプロテインとかに頼らず何も食べるとかいうことってやっぱりアスリートにとって必要だと思うんですけども、ここはどうだったんですか?
私が心がけてたのは朝ごはんは食べない。
食べません。
朝は、私コーヒーが好きなのでコーヒーか、練習中は水かお茶。大体お昼から食べて、私の中で決めてるのはお昼から夜の8時までのこの8時間は何に食べてもいいと。
というふうに決めて、その8時以降から次の日のお昼までは食べないっていうのをどんな練習の時もやってました。
本当ですか?朝食べないでトレーニングをする過ぎか?
やります。
集中できるんですか?
私はお腹減っている方が集中できますね。
そうなんですね。これも意外ですね。なるほど。他のアスリートってどうなんでしょうね?個人差ですかね?
そうですね。しっかり練習の前に食べる選手も多くいますし、まず私は1日2食で朝食を抜いているっていうのを教え子の学生とかにも言うんですけど、それが合う選手と合わない選手っているんですね。
これはもう体質だと思うんですけど、別に強制する必要はなくてですね、自分に合った栄養補給をしていけばそのパフォーマンスで上がっていくと思っているので、そこはもう選手にもみんな自分で探す。
メンタルの強さについて
自分のことを知って自分がどうすればどういうふうに食事をすればそのパフォーマンスが上がるのか、練習を継続してできるのかっていうのを自分で実験しなさいと。自分で知りなさいっていうのは常日頃言ってますね。
なるほど。それによって自分のベストの状況を選ぶというか、つかむというか、そういうことなんですかね。
そうですね。
なるほど。あとですね、メンタルというかですね、私、田山さんを見ていると相当ストイックな方なんじゃないかなと思っているんですけども、ご自身ではどうですか?
自分ではストイックとはあんまり思わないですけど、よく周りからはストイックだっていうふうには言われることはありますね。
でもね、ストイックさって僕はアスリートにとっても必要なことではあると思うんですけども、特にトライアスロンって3種目もありますし、それを継続させるストイックさだったりとか、あとレースに対する姿勢であったりとか、いろいろそういった部分においてそういったものが必要なのかなと思うんですけども、そこら辺はあんまりこだわらない?
そうですね。こだわらないっていうか、私の中でいろんな経験を知った中でですね、やっぱりうまくいかないこと、もうダメだなと思った時は自分にとってチャンスだなと。弱点が見つかって、ここから立ち直れないって思うことってたくさんあると思うんですよ。目標が高ければ高いほど。
その時に、そのうまくいかなかったところからどうやって目標に近づけるか、どうやって一歩を踏み出すか、それは心が全てだと思ってます。
メンタルっていうことにつながるんでしょうかね。
そうですね。そのメンタルの持ち方、考え方をどう変えていくか。やはり人間なので、私もうまくいかないと違う言い訳を考えたりだとか、全く違うことを思いついたりとかすることもあったんですけど、それではオリンピックに行けないんですね。
オリンピックに行こうと思ったら、やはり人に勝たなくちゃいけない前にまず自分を知って自分に勝たなくちゃいけないと思ってます。そうなった時に自分をコントロールできるメンタルの強さ、うまくいかなかった時にそれを力に変えられるメンタルの強さ。
調子がいい時ってみんなメンタル何でも強いんですよ。そこはもう誰も手をつけられない。それは自分自身でもわかってるんですけど、うまくいかなかった時にそのモチベーションの上げ方、一歩踏み出す勇気の持ち方、ここで全てが決まると思ってます。
なるほど。ということは、俺これメンタル弱いなって思うんじゃなくて、その失敗を次につなげる心の強さというか、それをやっぱり鍛えていかなきゃいけないってことなんでしょうかね。
そうですね。私が自分でも考えることがあるんですけど、メンタルが強い人って誰一人いないと思うんですよ。自分もメンタル弱いなと思ってます。メンタル弱いからそういう考えに行き着くんだなと思ってるんで、やっぱりメンタル強いなっていうのは誰もいなくて、どれだけ強いかというのはうまくいかない失敗を誰よりも多くして、
その失敗から一歩踏み出す勇気を持ったか、失敗から経験を学んで、どういうふうにすれば自分の力が発揮できるか、どういう心の持ち方をすれば目標に近づけるかって分かった経験の数でメンタルの強さって変わってくるのかなと思います。
すごいこと聞いちゃったな。さすが日本選手権11回優勝されてる田山さんなんですけども、奥深いですね。メンタルについてね。
ほんと競技って練習ってみんな同じようなことやってるんですよ。みんな頑張ってるんです。ライバルに勝とうと思ったら練習で勝つ前にまず気持ちで勝たなければ勝てないんですね。なのでそこは常日頃自分の中でモチベーションをどうやってあげるか。
日本選手権の前とかは恥ずかしいんですけど車の中で優勝インタビューの練習するんですよ。今日のレースはスタートラインに立った時にもう勝ちを確信しましたとか言って。インタビューを練習したそれを言うためにはどういう練習をするかって逆算ですよね。
スタートラインに立った時に勝ちを確信する練習ってどういう風な練習なのかな。どういうメンタルでいないといけないかなっていうのを考えるとやっぱり楽な練習では勝てないです。人よりも苦しい練習をいかに強くなるためにうまくいかないことをいかにこれを力に変えるためにって考えられるそういう選手じゃないとオリンピックにはつながっていかないので。
そこはもうメンタル。人のせいにしない。自分に言い訳をしない。それができる選手は強い選手ですね。
怪我との向き合い方
深い話をありがとうございます。続いてお聞きしたいのはアスリートってやっぱり誰しも怪我をいろいろされると思うんですよ。
田山さんにとってこれまでのずっと長いキャリアの中で怪我これに対してどんな向き合い方されてたんでしょうか。まず怪我ってあったんですか。
はい私はもう最後の10年ぐらいはアキレス腱炎がずっと痛くてですね。朝起きてトイレに行くときに足をどうしても引きずってしまう。
もう左足に力をかけられないっていうのはもう最後の10年ぐらいはずっと続いてましたね。
アキレス腱痛ですね。
そうですね。炎症が起きてしまって。アキレス腱っていうのは練習はできるんですよ。練習はできるんですけどできた後にどうしても腫れたりだとか熱を持ったりとかしてしまう。
よくはないんですけどアキレス腱が切れてしまえばもう安静にするしかないんですけど炎症程度だとポイント練習とかでできてしまうので。
なかなかそうなるとやっぱり練習は継続してやっていかなくちゃいけないっていうところの自分の考えもあったのでずっと足を誤魔化しながら時には痛み止めを打ったりだとか痛み止めを飲んでレースに出場したことも数多くありましたね。
なるほど。やっぱりアキレス腱というと乱に一番影響が出ますよね。
乱が一番痛かったですね。
そうなんですね。でもたやまさんのレースを何回か見ましたけどもそれを感じさせない豪快さというかあれもやっぱりすごいなと思いましたね。
自分の中で決めていたのがどんな結果でも言い訳をしない。こんなに丈夫に生んでくれた両親に怪我のせいでパフォーマンス上がらなかったとか絶対言いたくないんですよ。
これ以上にない身体で生んでくれたのでこれをフル活用できてない自分のせいだというところで言い訳をしないでどんな時も一生懸命やっぱり苦しい顔をなるべくしないというところを心がけてレースをしていたのでやったろうという気持ちが足の痛みも消してくれていたのかなというふうにも感じています。
それから怪我に続いてなんですけどもバイクで転倒して怪我をしたとかそういうご経験はないんですか?
あります。骨折とかはないんですけどレース中に落車をしたりだとかもあります。ただそのレース中でもスペアホイールとかがあったりだとか自分で調整してもう一度スタートできる私はそうやってスタートできる状況の落車だったのでそうやってスタートしてフィニッシュしたこともありますし
そういう時にですねよく考えるのはもううまくいかなかったことをどうプラスに変えるかでもうまくいかなかったこの落車が起きるっていうのはこの事前に何かそれの同じようなことが小さいことが積み重なって落車が起きてるっていうふうに思っていたので落車してもうちくしょうだけではなくて落車したことの原因っていうところをしっかり自分で考える
うまくいかなかった時に考えるようにすると怪我もそうですけど落車が起きた時にこれで自分が強くなる何かきっかけはないかなっていうのは常に考えていました
そうなんですね。いろんなパターンがありますね。集団で走りますよね。集団内では声を掛け合ったりとかってしてるんですか?
トライアスロンにおける戦闘交代
そうですね私はスイムが得意だったのでスイムから少人数で戦闘グループを作ることが多かったのでこの後に後ろから来るバイクとラングの得意な選手を少しでも話したいというところでみんなでローテーションをしていこうって戦闘交代をみんなですることによって前からの風の空気抵抗を軽減しながらこのペースを上げていこうっていうのはよく話しながらレースは進めてました
そうなんですねやっぱり空気抵抗ですね。バイクは速度も速いので平地だと50キロとか50キロオーバー出ることもあるのでやっぱりそういうスピードが高ければ高いほど風の抵抗というのは大きく感じるのでいかに小さく空気抵抗がないように戦闘交代をみんなでして集団のペースを上げるというところはこれはアドバンテージですね
戦闘交代できない選手はどんどんちぎれていく感じですか
そうですねちぎれていったり後ろで全く前に出れなかったりということはありますがやはりそうやってやってしまうとそこでも体力を消耗してしまうのでやはりなるべく集団の中でコントロールしながらみんなで力を合わせていくとよりきついんですけど走れたりとかするんですよね
あともう一つ聞きたいのは田山さんにとって大会なんですけども日本選手権で非常に国内では一番大事な重要な大会だと思うんですけども世界ではやっぱりオリンピックですか
オリンピックです
4回出られてますよね
やっぱりオリンピックっていうのはもう4年に1度でしかないですしテレビで見た向こう側に自分がいると思うとやっぱり自分の生きてるっていうのをすごく感じるんですよね
この自分の人生がオリンピックによって経験させてもらってるっていうか自分の田山裕勝っていうものがこのオリンピック出場によって夢を実現できたいろんなことを乗り越えてやってきたっていう全てが報われるというかそのオリンピックのためだったら何でも頑張れるっていうのがあるっていうのはやっぱりオリンピックですね
4年に1度しか来ないんですけどもその大会に向けて自分をどう位置づけてそこに向かわせるかっていうことに多分なると思うんですね
その4年間って僕は長いと思ってるんですけども田山さんその4年間ってどうですか
オリンピックのねそこに向けて一生懸命頑張ってるじゃないですか
気持ちの入れ方とかその辺はいかがですか
この4年間というのは本当に長いようで短いんですねやってみると短いです
その4年間の中に怪我だったりだとかどんなに頑張ってても結果が出ない時ってあるので
いかにそういう経験を力に変えていくかっていうところが大きなポイントで
この4年間の時間をどう4年間で自分が次のオリンピックのスタートラインに立ってるかっていうイメージができてるかどうかで
その4年間をどう過ごしていくかどうやって乗り越えていくかっていうのは決まると思ってます
わかりましたありがとうございます今回色々怪我の話をたくさんお聞きできましたね本当にありがとうございました
オリンピックへの準備
今週はトライアスロンの元日本代表現在は日本トライアスロン連合オリンピック
ナショナルチーム次世代ヘッドコーチの田山裕勝さんにお越しいただきました
来週はですねトライアスロンを取り巻く支援そしてコーチとしての指導について伺いたいと思っております
田山さんありがとうございましたありがとうございました
常田幸永がお送りしているビルダップローカル本日はここまでとなります
番組の感想は各媒体のコメント欄かxでハッシュタグビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします
そしていつも番組をお聞きくださっているリスナー様に素敵なお知らせ
公益社団法人日本トライアスロン連合様よりプレゼントをいただきました
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皆様のご応募ドシドシお待ちしております
お相手はビルダップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした
それではまた
25:42

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