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ビルドアップローカル。番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリー・ゲストは、王子ファイバー株式会社代表取締役社長の平井雅一さんにお越しいただきました。
平井社長、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さて、今月は、王子ファイバーの平井社長をお迎えして、紙の糸という非常に画期的な素材からなる製品のお話をお伺いしたいと思っておりますが、
その前にですね、平井社長、製品のお話を伺う前に、まず王子ファイバーという会社は、どんなことをやって、どういう会社なんでしょうか。ご紹介したい人もよろしいでしょうか。
はい。私どもの会社は、創立は2002年でございまして、今22年目を迎えております。
事業内容としましては、先ほど前田さんおっしゃっていただいたように、紙ですね、いわゆるペーパー、こちらを主原料としまして、紙の糸の販売をしております。紙を糸にしているわけですね。
それの販売をしております。また加えまして、生地の製造、加工も依頼をさせていただきながら、状況によってはそちらの販売もいたしておりますし、時には、例えばアパレルの製品になりますけれども、そういった製品にも着手して進めております。
なるほど。非常に紙ということで、幅広く事業をやられているという、その印象ですね。
そうですね。はい。
なるほど。わかりました。ありがとうございます。
平井社長ですね。紙といえば、世の中的にはペーパーレスというような、そんな流れが進んでいるという、こういう印象なんですけれども、この点、どんなご認識されているんでしょうか。
そうですね。実を言いますと、紙の世界というのは、もう皆様ご存知のように、いわゆるペーパーレスということで、なるべく紙を使わないで生活をしていきましょうというのが、ここ近年、当たり前になっているかと思うんですけれども、
このペーパーレスというのは、いわゆる一般的にですね、私たちの身近にあるものですと、情報用紙と言われているようなニュースペーパーもそうですし、カタログですとか、広告ですね。
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そういったところにつきましては、やはりネットの世界、ECの世界が中心に、そちらの方に移行をかなりされておりますので、そちらについては、もしかしたら紙の業界という意味では、大変厳しいということかもしれません。
ただ一方でですね、そうは言いながらも、例えば皆様身近であれば、通販さんがやっているような商品を、ご自宅にたくさん配送をいただいている方も多いかと思います。もちろん私も非常に活用していますが、それには段ボールケースですね。
商品が揺れないように干渉剤と言われるものを入れたりしていますけれども、そういった分野につきましては非常に顕著でございますし、あとは特殊紙という言い方になりますが、もし身近であれば、例えばペーパータオルですとか、こういったものにつきましては需要としてはしっかりございますので、今紙業界はそのような感じになっているかと思います。
ペーパーレスと家でも広い領域でペーパーレス化はしていないという、そんなことでしょうね。
そうですね。それぞれの価値というか活用の中で紙というのはご活用いただいている、ご利用いただいているということかと思います。
なるほど。ありがとうございます。さてその中でですね、オージファイバーさんの独自の技術を活用して環境に優しい紙製の糸というのを開発されているということでお聞きしているんですけれども、この糸というのは一体どんな糸なんでしょうか。
紙と聞きますと非常に水によく溶けますので、いわゆる水には弱い、逆に言うとそれを活用して製品になっているものが非常に多いんですけれども、今私どもがしております紙の糸というのは全く反対でして、
とにかく水に強い。そして耐久性もしっかりある。そう言いながらも吸水をしながら吸放質というふうな表現になりますけれども、非常にそういった湿気と水分の拡散についても非常に特殊な特徴がございますし、そしてとても軽いです。
そういうような特徴になりますね。
なるほど。強くて軽くて吸水性が高い。
水にも強いということですね。
水にも強いということですね。
はい。
すごい糸ですねこれ。
そうですね。紙と考えますとそういうふうに大きくなるかもしれませんね。
なるほど。そうですか。またこの糸のネーミングを先ほどお聞きしたんですけれども、ローマ字でOJOと書いて王女というネーミングということなんですが、ここのネーミングの何か意味というか、そういったものは何かあるんでしょうか。
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実はこの北区さんにも本当にゆかりがございますので、今日私を呼びいただいてワクワクしながら非常にありがたいお話でございましたが、実は王子製紙元のですね、今は王子ホールディングスになってございますけれども、その王子の紙を使って、王子さんのいわゆる紙の技術ですよね。
その技術を使ってそれを私どもが意図にしている会社でございますので、そういったことで社名にも王子というのを使わせていただきながら、実はスタートした会社でございまして、その王子から生まれた、やはり世の中の方のために役に立つ素材ということで、王子であれば王女だろうということで、
王女という名前にさせていただいているということでございます。
そうですか。本当に北区にゆかりがあるということで、まさしく本当にそうですよね。
本当にこの王女という素材、糸という特質、特性、先ほどお聞きしましたけれども、強くて軽い、吸水性もいいということで、非常に夢のような素材というかですね。
ありがとうございます。
いろんなものに展開できるような、そんなようなワクワク感のある素材ですよね。
そうですね。ありがとうございます。
そういう気がしますね。
はい。
なるほど。ありがとうございました。
今週はですね、王子ファイバー株式会社代表取締役社長の平井雅一さんに、王子ファイバーの事業、それから紙から生まれた天然繊維の意図、王女についてお話を伺いました。
次週はですね、紙の糸に秘められた可能性、そしてスポーツの領域、こちらのアプローチなどのお話を伺いたいと思っております。平井社長、今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は、各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
そしていつも番組をお聞きくださっているリスナー様に素敵なお知らせです。
株式会社オージファイバー様より、丈夫で軽く汗をしっかり吸収して抗菌防臭をしてくれる紙の糸王女のソックスを、抽選で計3名様にプレゼントをいたします。
詳しくは渋沢くんFM公式Xをご覧ください。皆様のご応募どしどしお待ちしております。
お相手はビルダップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。