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こんばんは、本谷有希子です。震動、第5回始まりました。
このポッドキャストでは、あなたが感じ取った震える事象を、私、本谷有希子が元なりに読み解きます。
はい、ということで、5回。なんかあの、あれだね、いろいろ話して、結構その、なんだかんだ創作論が多くなっていて、
なんか私、別にそんな毎日ずっと創作のこと考えてるわけじゃないんだよなっていう、違和感もありつつ、もっとゆるゆるな私も知ってもらいたい。
めっちゃゆるゆるなんだよ。なんとね、例えば、今直近ですごい悩んでいることがあって、それは、えーとね、結構ドキュメンタリー見るのが好きで、
ちょっと社会的なドキュメンタリーが出てきて、おすすめで。見たんだけど、それは結局その、我々がいかに資本主義に踊らされて、とにかく消費するように依存させられてるかみたいなドキュメンタリーだったんだけど、
見終わった後に、なるほどって言って、じゃあ私もうAmazon買わないって思って。で、3日我慢したんだけど、3日限界だったね。
3日我慢して、4日目に、ストックしてあったの。そのポチってして、その後にカゴに入れた状態にずっとしてあって、でも今までだったらすぐ買っちゃってたんだけど、それをカゴに入れたまま3日我慢したんだよ。すごいことだと思って。
結局その中で、本当に必要なものと必要じゃないものをチェックして、本当に必要なものだけ買うんだって思ったけどね、結局全部買っちゃって。
で、ちょっと恐ろしくなって、チラチラチラチラって過去の履歴を見ていったら、めちゃくちゃ買ってたの、私Amazon。
でももう本当に、買わなくていいものしか買ってないんだ。ちょっと待ってね、履歴でしょ。今一番最近買った、
本日到着予定って書いてあるものは、私最近トートバッグを買ったんだけど、そのトートバッグが下手るのよ、くちゃって。
そしたら、こうやって何かないかなって調べてたら、バッグの中で自立するバックインバッグっていうのがあって、
え、なにこれ?って。この世にないものないんだぜ。あのさ、なんかこういうものないかなって調べたら、絶対誰か考えて出てるの、商品として。
普通に出てくるし、これが今日届くでしょ。あと猫の砂も届くでしょ。あとレジャーシート届くでしょ。
あと、プロテイン届くでしょ。あと鉄分届くでしょ、アプリ。あと読書ライト届くでしょ。こんなんいらないよね、絶対。
でも、なんかすごい必要かもって思ったんだよ、私この時。とか、毛玉取引とかさ。
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こういうのずーっと本当に買ってて、もう意味わかんない。ペグハンマーとか金槌買ってるもん。
なんで金槌買ってんだろう、私。やばくない?しかも覚えてないの。なんかその、だから今どうしたらいいかわからなくて。
でも、とりあえず今思ってるのは、アプリを消そうと思ってる。アマゾンの。できるかな?
具体的な手を打たないとと思って、アマゾンのアプリを消すことじゃない?今、1回月にいくら払ってるかを調べて、まず履歴を全部1回チェックして、
この3ヶ月どれぐらいのものを買ってるかをチェックした後に、アプリを消そうと思っているんだけれど、消せるかな?
で、でもね、多分無理なんだよ。だって私そのさ、もうアマゾンではじゃあ、日曜日にしか買わないもん、考えた。
1週間に1回だけ、アマゾンぽちってする日を決めるんだけど、でも、
今日でもそうだねって決めて、1個だけ買おうと思って、その買い物依存症っていう本を買っちゃった。
アマゾン。だからもう、買い物依存症っていう本をアマゾンで買ってる時点で、なんかもうちょっと頭なんかぐちゃぐちゃになってきて、
これはありって、なんか思ってるから、なんか多分ダメなんだろう。どうしたらいいかを教えてください。
あー、だから本当に、アマゾンって怖いね。みたいなことを割と大半考えてるんだ、私は。
あ、なんかその、買い物依存症のチラッて読んだの、そんでパッて。そしたら、物欲に支配されてる人間は結局そのものが欲しいとかいうことしか考えてないから中身が薄っぺらいって書いてあって、
まあめちゃくちゃそうだよなと思って、私ほぼ人生に大事な時間を、めちゃくちゃどうでもいいことに時間使ってるんだよなと思って、
それはすごい、自覚があります。
はい、振動ネーム スプリングマン
警察官と会話をする時に震えてしまいます。
もう面白い。私自身が何か悪いことをしているわけではない場合でも、制御できないほどに震えてしまって、けげんな目を向けられてしまうほどです。
そんなことある?自転車に乗っている時に、東南の自転車を探しているので車体番号を確認させてもらってもいいですかと声をかけられた時でさえ、ガクガクになって足に力が入りませんでした。
そんな情けないことになってしまう理由も半然としません。 権威を恐れているのでしょうか。
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あー、これでも、なんか目が泳いじゃうとかまではわかるけど、ガクガク震えだすって、よっぽどじゃない?
これもう自分が記憶してないだけで、なんかめちゃくちゃやばいことやってた人の反応じゃないかな。
忘れてるだけでさ、っていうぐらい。だっておかしいよね、明らかに。
あの、私は多分、あれだと思う。警察官の人も何を見てそのジャッジしてるかっていう話があるじゃない。呼び止める人と呼び止めない人。
右と左から歩いてきて同時にすれ違う時に、じゃあ右の人に声かけましたって言った時に、少なくとも彼らの中で右の方が怪しいって思うからそっちに声かけてるわけで。
だから、警察24時とかでやってたよ、そういえば。
一瞬の車とかですれ違うパトロール中の警官が、向こうから来た運転手の一瞬の目の防い方で、「追え!」とか言って、「追ってたら麻薬持ってた。」みたいなやつとかだと思うんだけど。
それで、でもスプリングマンさんの場合は多分ダダン漏れだよね。多分その遠目から見ても、もうあいつおかしいぞ、挙動が。ってなってるはずで。
私は若い時めちゃくちゃ挙動不審だったんだよ。今は人の目見て話すことが抵抗がないけれど、普通に人の目を見てまず話せない人間だったし。
自意識が空回りしすぎて、めちゃくちゃ人に失礼な態度みたいなのを取り続けてて。
私の中では、なんかすごく自分を下に見て、前お会いした人だけれど、きっと私のことなど覚えていないだろうっていうふうに思って、2度目だろうが、3度目だろうが、「初めまして。」みたいな挨拶から入ってたんですよ。
なんか、私のこと覚えてないのに、私がこんにちはって言って、向こうが覚えてるふりしてこんにちはって言わせたら申し訳ないなと思って、
だったら初めましてから入った方が向こうに対しての負担がないかな、みたいな。もう一回名前名乗れるし、みたいに読みすぎた配慮によって、初めましてって言って、すっごい不快な思いさせるみたいな。
え、だって今考えたら嫌だよね。2回目3回目の人に初めましてって言われたら、なんだお前ってなるよね。
そう、でも自分の中では一番最悪のパターンを想像して、自分のことを覚えていないのに、私がこんにちはって言った時に向こうが覚えてるふりして、こんにちはって言う人を見るのがすっごい辛いの。
帰る?こんにちはモテアですって言えばいいんだよな。本当だよな。こんにちはモテアですって言えばいいんだよね。
でもモテアもよくわかんなくて、わーって知ってるふりされて、でもその目の奥が全然わかってない感じの人を見るのがめちゃくちゃ嫌で、だから全部初対面っていうことにしたりとか、
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あとはもう本当に人と目を合わせられなくて、一番私が挙動不振になる場所は、まず自分が芝居を作った時に、その芝居を見に来てくれた人が楽屋なりに挨拶に来る。
あの時間、見に来た人がなんか言わなきゃと思って、頑張って言ってくれてる人を見るあの時間が本当にしんどくて、なんかね、すごい言おうとしてくれてるんじゃない?
で、でもこれなんかね、ある時言われたんだよな、編集者に。お世辞はとにかくもうそのまま疑わず受け取りなさいって、私若い頃に言われて、そのままお世辞はもう受け取っていいっていうふうに言われて、なんでだったんだろうな。
そう、なんかどうせお世辞でしょ?とか思っていたことがあったから、でもそれはそのまま受け取りなさいって言われた。で、ちょっとだけそのまま受け取ろうってなったけれど、でも未だに逆もそう、その人の楽屋に行って感想を言うっていうあの時間がまあまあやっぱり苦手で。
でも何言ってるかすごい人の感想に聞き耳立ててる。楽屋の挨拶行った時に前の人たちが今から並んでて、あと3人目であの人と挨拶するけど、その前の2人が何言ってるかとかをめっちゃ聞いてるんだけど、意外とみんな大したこと言ってない。
あ、そんなことでいいんだ、みたいなことを言ってたりとかして。そう、でもそれが正解って感じもしないんだよな。大したこと言わなくていいんだっていうのも正解っていう気がしなくて、未だに自分の中の正解を追い求めているんだけど、これちなみに何も面白いとか思えなかった時ね。
思えなかった時の言い方としての正解なんだけれど、でもなんか一回写真家の人が、あのそういう挨拶っていうか楽屋に行ってその人に監督に何か言うみたいな映画見に行った時に、その現場を見た時に、これ正解なんだって思ったダタ詰めがあって、それはね、その人が
ああ、汁めっちゃ出てた、あの場面って言ってて、なんかよくわかんないけど、これ正解だなって思ったの。わかる?わかんないか?わかる?なんかよくわからないけど、本当のこと言ってんだろうな、この写真家さんにとっては。
だからその社会的な言葉を使わず、自分の中で汁めっちゃ出てたか出てなかったか。でもそういう人本当に汁についてすごくこだわりがある人みたいで、人の写真見た時も、そう、汁出すぎててダメとか、汁出なさすぎてダメとか、もうよくわかんないんだよ、その汁出る汁出ないの基準がね。でもなんかわかる気はしてて、そういうあり方でありたいなって思った。
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なんかその、表現者の独特の言い方を見ていいなって思うことがあって、この間も動画を見たの、短い動画を。で、昔のパフォーマンスやってた人の動画を見た時に、特密和夫さん?あの、司会者?おじさんの昔の司会者の人が、いや、すごいパフォーマンスでしたね。これは何を伝えたくてこのパフォーマンスをしたんですか?って、そのマイクを向けた時に、
そのアーティストの人が、はぁはぁしながら、あ、何も伝えたいことないですって言って、それが別にそれっぽく言ってるわけじゃなくて、本当に動物的に、あ、何も別にないですって言って、え、じゃあなんでこれ作ったんですか?とか確か聞かれて、その答えが、あ、なんか面白いと思ったからですって言ってたの。
私は、なんか、こうあるべきって、やっぱり物を作ってる時にさ、どういうメッセージ性があるのかとか、そこを徹底的に詰めないとっていう考え方も、もちろん分かるし、で、やっぱ考えるけど、でもどっかそれってちょっと後付けで、
こうしたら、なんかすごく納得しやすいし、なんかすごく芯が通って聞こえるかも、みたいな言葉を準備して、自分の中でもブレないように、一番しっくりする言葉を装備するが、でもなんか本当言うと、これみんなも面白いんじゃないかと思って、みたいな答え。
さっきのシルの写真家さんに、なんで写真撮るのか聞いた時も、え、だってこれめっちゃ美しいじゃんって言ってて、この美しいのみんなもちょっと見てもらいたいと思って、みたいな同じこと言ってて、意外とそういうことで良いのだが、でもそれってそれを言える人を選ぶというか、やっぱ中途半端な人がそれ言った時に、やっぱり通用しないよね。
ほんと動物的に出してる。その、こう言ったらいい感じで聞こえるんじゃないかとかっていう、その社会的な算段一切なしに、その社会性の塊である徳光さんというアナウンサーで、アーティストに、これどういう、何を伝えたくて作ったんですかって平気で聞けちゃう。
まずここの平気で聞けちゃうことにあるじゃん、一つ。それを直接聞いちゃうんだっていうこともあるけど、でも徳光さんはもう社会的な、社会性の人だから、普通に多分何の疑問もなく聞いてて。
その社会性の塊の人と、マイクを向けられた先の、もう動物的でしかない人の、聞かれてることわかんないです、みたいな受け答えの対比がものすごく良くて、なんか普通にこういう受け答えでいたいなと。だからその、そうそうそう、楽屋行った時も、動物的に感じ取った言葉だけを使って、あ、そういうことだな、多分これいいなと思ったのは、
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お世辞って多分社会性の塊じゃん。そういうことで、なんかお茶を濁して、まあまあ大人なんだからそれお世辞もお世辞で飲みなさいよ、みたいななんかルールで行くのではなく、なんか普通にその社会性のない言葉で話せたらいいのに嘘がなくっていう感じだけど、まあなかなか難しいよね。すっごい頑張って考えちゃう。
だから芝居の後半とかも、そのなんて言おうかしか考えなかったりするもんね。なんかこれ、この後楽屋行くんだよなと思った時に、なんて言ったらいいのかなみたいなことしか考えてない時とかもあるから、なんだっけ、そうそうそう、私はだからもう、そう、昔はその時にめちゃくちゃ、多分今もその時は楽屋挨拶の時は目は泳いでるけれど、昔はもっとめちゃくちゃ泳いでて、挙動不振だったんだけれど、
今は割と治ったかな。うん。なんで昔目見れなかったのかは、あ、でも本当だからもう、もう本当に自意識がものすごかったんだよ私。人にどう思われるかにしか、人が自分をどう見てるかしか意識がいってなかったから、
それで、そう、そのその自分を今見てる存在の目を見られなかったというか、今見られてる、見られてるみたいな、気持ち悪い、私気持ち悪いな。で、大事なのは私はその相手のこと一切見てないっていうね、自分が見られてることしか考えてなくて、私はその人を見ようともしてないっていうめちゃくちゃグロテスクな構図だったんだけど、
それで人は、だからもうコミュニケーションなんてそこに皆無だから、なんだこいつっていう、たぶんめっちゃ気持ち悪い女だったんだよな。で、それで言うとめっちゃ無理矢理に聞こえるかもしれないけど、このスプリングマンさんがどんどんその挙動不振になっていって止まらなくなるも、今ちょっと似てるなって普通に思っていて、
なんか、どこかでその警官と会話するときに震えるみたいなことが、どっかから強化されて、芝居ではないけど、そのキャラ化してってしまっている側面が、もしかしてある?考えすぎか。
あ、あとそう、ケインとはまた別かもしれないけど、私もそのなんか勝手に恐れているものが昔からあって、それが電車とかに乗るときの駅の改札、自動改札機っていうものを通ることに対してのすごく異常に恐れていたときがあって、
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それこそ、なんかその、あれが嘘発見機ではないけれど、あそこでたまに改札に挟まってガシャーンってして動けなくなってる人を見ると、あ、なんか見つかっちゃったんだって、なんかこう社会人のふりして、社会性あるようなふりをしてスーツ着て通ろうとしてるけど、お前違うだろっていうふうに、見つかった人があそこに捕まってるのでは?みたいな、なんか、
そういうふうなイメージがあったときがあって、だからいつもあそこ通るときに、その、なんていうかな、紛れ込んでることに見つからないようにしないと、みたいな、うまく紛れ込まないと、みたいな感じで、自動改札に見抜かれないようにピッてやったりしてたんですけど、やばいですね、やばいですね、あ、見つからなかったとかって思ってたんですけど。
なんかでもどんどんあれですね、自分のヤバさが露呈していく感じがして嫌なんですけど、なんか、知らないスーパーに行ったときに、ダメですね、知らないスーパーはダメですね、その食材がどこに置いてあるかとかを、なんか買わなきゃいけないときとかに勝手にすっごい追い詰められていくときがあります。
何回かその、食材買いに行こうとして知らないスーパー入って、それで、ヤバいヤバいヤバいって、わかんない、なんでだろうね、ずっと頭の中でヤバい、ヤバいヤバいヤバいってずっと言ってるの。ちょっと待って、やめて、ヤバいヤバいヤバいって言って、で、そのスーパーってなんか鏡っぽいところがちょっとだけあったりするじゃないですか、それでちょっとコアご飯覗き込むんですけど、もう、ヤバいやつの顔してるんですよ、私が。
だからもうね、なんか、自分のわからない場所に物が配置されている空間で何かを探さなきゃいけないことに追い詰められていくっていうことがあって、あ、そう、だから入ってこないんだよ、棚に何があるかが、頭の中に。
だから何回も通り過ぎて、列全部さらってなくて、でも聞くと何回も見た場所にあるとか、たぶんその陳列されてる物が自分の中に入ってこないから、だから怖い怖い怖いって思ってることがあったりとか。
だから何も買わずに、途中で買い物カゴの中身をこれ全部コンプリートできないって思って、全部また3個4個入った物返して、何も買わずに帰るとか、あります。
乗り切り方は、途中で、やばいよ、やばいよって自分に聞かせて、大丈夫大丈夫、今日買わなくていいって言って途中でやめて帰ったり、あとこういうことってみんなある、こういうことってみんなあるってすごい言う。
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でもこれ共感してくれる人に、だから聞いたことない、こんな話誰にも聞かないもん、こういう怖い、これ怖いよねーっていうので聞いたことないけど、でも実はあるんじゃないかな、てか私もですっていう人一人でもいたらすごいね、なんかいて欲しいな。
あー、はい、そんな、あーもうやだ、はい、そんな感じです。あのー、うん、はい、なんでもないです。
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あと、毎週聞いて欲しいので、この番組のフォローとコメントもお待ちしています。
えー、最近Xも始めたので、えー、これ、エゴサもしてみます。はい、じゃあまたね。
