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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
大谷選手、すごいですね。
いやー、1本出るまでは時間かかりましたけど、いざ打ったら続きますね。
続きますね。もうワンパン出ますね。
おまけに面白かったのは、なぜそんなに調子がいいのかって言われたら、クリケットのバットで練習しているという。
ねー。
これ、ご存知ですか?クリケットのバットで。
クリケットのバットで、人気のスポーツで。
ちょっと、打つところが、面、なんていうんですか。
平たい。
平たい、そうです。
面になってますよね。
同じようなバットなんですけれども、握るところは丸いんですが、その先が平たくなってまして、その平たい面に飛んでくるボールをまともに当てないといけないと。
要するにね、斜めになったりとか、そういうことはダメなんですよね。
野球のバッティングなんかでも、例えば右バッターでしたら、右手が上にありますよね。
それでバットを振り下ろします。
ボールに当たるとき、右手のひらはどうなってますか。
上を向いてますね。
一番いい形は、真上を向くことなんですね。
それが時々、力が入りすぎると、こねてしまって、右手がかぶさるような状態になるんですね。
左バッターなら左手ですね。
左手のひらが真上を向かなきゃいけないのに、こねてしまう。
それを矯正するために、クリケットのバットを使ってると。
そういうような感じですね。
これはメジャーも含め、プロ野球も含めて、よくやることなんですか。
いや、私初めて聞きました。
玉木さんが初めて聞いたってことは、本当に珍しい。
50年以上野球のことを取材してますけども、初めて聞きましたね。
クリケットなんかではバットが全然違うから、そんなものは使っちゃいけないということの方が聞いてたことですね。
それを太谷選手は取り入れてみたわけですね。
そうですね。だから面白いですね。やっぱりみんながダメだっていうことをやった方がいいんですよね。
頭が柔軟ですよね。
それとこれ面白いんですけれども、丸いボールを長い棒で打つというスポーツですよね。
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クリケットもベースボールもそうですけれども。
一時点、フットボールの話をしましたね。
丸いものは太陽であると。
それを奪い合うというので王様になるんだというのが、メソポタミア地方の方で流行ったと。
それが紀元前4000年くらいから続いているフットボールの歴史だと。
だったら丸いものを長い棒で打つというのは、どこで生まれたでしょうか。
要するに太陽は太陽なんですね、丸いの。
それは変わらないですね。
棒にも意味があるということですか。
棒は何でしょう。
太陽に対して太陽を打つってどういうことですか。
太陽を打つんですね、棒で。
なんだそれは。
棒を持っている人って誰ですか。
棒を持っている人。
見たことはないと思いますし、私も見たことがないんですが。
絵なんかで描いてあったり、あるいは映画に出てきたりとかね、歴史物の映画に。
神様ですかね。
神様に近いですね、王様ですね。
王様。
丸いものを持って、長いものを持って。
丸いものは太陽の象徴で、長いものは地上権力の象徴なんですね。
それで丸いものを長いもので打って、
ナイルの氾濫、ナイル川の氾濫を占ったという。
これ、エジプトなんですね。
ですから、メソポダミア地方の方は太陽を奪い合ったんですね。
民族がたくさん押し寄せたんですね、東から西から北から。
ところが、地中海と港海に囲まれていたエジプトというのは、王朝が長く続いたんですね。
それでファラオと呼ばれている王様が、長いものを持ってみんなを治めていて、
太陽の象徴を打って、今年のナイル川はどのように氾濫するだろうかと。
その飛び方によって占ったらしいです。
それが一番の起源だと言っている人もいます。
それが正しいかどうかは分かりませんが、正しい。
このエジプト発祥だとするならば、それからウクライナ地方、真北ですね。
そっちの方にラプタというボールゲームがあるんですけれども、
やはり丸いものを長いもので打つんですね。
この遊びというのが、ウクライナ地方で今も残っているらしいんですが、
これがフィンランドの方に移りましてね。
フィンランドでは雪の中でやっている、今でもある野球によく似たスポーツがあるんですね。
それがバイキングに伝えられて、イギリスの方に渡ってクリケットとベースボールになったと。
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北へ進んでいったものから、今度は海を伝ってイギリスの方に。
メソポタミアのフットボールは、メソポタミア地方から西へ行って、
ローマに入って、ローマ帝国からフランスに入って、イギリスに行ったんですけれども、
ベースボールの方は北回りをしたらしいですね。
これね、いろいろ考えてみると面白いんですが、
クフ王のピラミッドにも棒を持って丸いものをあたかもノックしようとしているような絵が残っている。
壁画で?
これ裸足でノックしているのかどうか知りませんよ。
棒と丸いものだけ持っているだけかもしれないんですが、
野球好きの私なんかが見ると、これは明らかにノックをしているというふうに見えて、
飛び方によってナイル川が、今年は氾濫が大きいぞとか、
早く農業の準備をしたほうがいいぞとかっていうのをファラオ王様が言ったらしいですね。
そうして北回りの方でイギリスの方まで行ったベースボール。
イギリスでベースボールという名前はすでに生まれてるんですね。
クリケットとベースボールというのは別種類のスポーツだと考えたほうがいいぐらいの違いがありますね。
今でもクリケットはボーラーという野球でいうピッチャーですね。
ボーラーが投げたボールをクリケットのバットで打って、1チーム11人。
ボーラーとキャッチャーの役のする人を除いて9人が守備に就いているというゲームなんですけれども、
長くかかると2日ぐらいかかるそうですね。
長すぎますね。そんなにかかるんですか。
野球も昔はそうだったんですよね。
野球も21点取るまで勝負しましたから、英語で20のことをスコアと言いますから、
それでスコアボードとかスコアブックという言葉も生まれたんですね。
それが多すぎて長すぎるというので9イニングになって、そのあたりでアメリカに伝わってアメリカでルールが整えられるんですね。
それまでベースボールのルールというのはもう一つ別のルールがありまして、マサチューセッツルールとニューヨークルールっていうのがあったんですけれども、
マサチューセッツのルールではランナーにボールをぶつけたらアウトだったんですね。
そういうルールが今度はボールをルイに立っている人に投げて渡すという風に変わっていったんですけれども、
これ非常に面白いのは、私たち子供の時やってた時、ランナーにボールぶつけませんでした?
そういうのありましたよ。やってました。ゴムボールですけど。
ありましたよね。
これものすごく面白いんですけど、野球のルールって子供に自然にやらせたらそれでやるんですね。野球の歴史を追うんですね。
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本能的にやってしまうプレーなのか。
そうなんです。だから三振なし、ファーボールなしというのも歴史でいくと、ベースボールの歴史にあったんですね。過去に。
三振というのも後で作ったものですから。それにファーボールもなかったんですね。
これは早く打てよって言うのでストライクという言葉が生まれたくらいですから。
ストライクを打つっていうことですからね。
そういうふうにしてバット、長いもので丸いものを打つというのは占いですから、ある意味フットボールに比べて非常に平和的なスポーツがベースボール。
どっちかというと太陽の奪い合いというフットボールの方がどちらかというと戦闘的なスポーツと。そういう言い方もできるかもしれないですね。
実際アメリカなんかではアメリカのフットボールの人気が高まった時はベトナム戦争の時が一番だったそうですね。
ベースボールの人気が高まる時はどちらかというと平和な時が多いと言われていますね。
だからといってフットボールよりベースボールの方がいいとかそういう言い方をする気はないですけれども、ベースボールは平和的なスポーツであると。
大谷選手がホームランを打ったらいいなと言って終わるというのがいいですね。相手をぶちのめしたとか叩きのめしたとかないところがいいですね。
確かにそうですね。
今年は大谷選手が2年連続のホームランになるのかどうかというところは自らのバットで占うということですね。
うまいことまとめていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
お後がよろしいようで。
田巻さんありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
スポーツ文化評論家田巻まさゆきさんでした。
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