2023-05-24 10:38

玉木正之のCatchUp

スポーツ文化評論家 玉木正之

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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、 スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございまーす。 おはようございまーす。 はい、おはようございます。
さあ、今日はどんなテーマでしょうか? えー、今日はね、プロ野球、アメリカのメジャーもそうなんですが、
かなり変わってきましたね、最近の野球というのは。 というと、どういうところ?
一番変わったのは何でしょうね、と聞かれたらどう答えます? えー、一番変わったの?
昔の野球と比べてね、一番違うなーって僕なんかが感じているのは、 審判への抗議がなくなったですね。
あー。 昔はよくありましたね。 星野監督がよく出てきてたイメージがありますね。
南東なんかもありましたね、そういう。 なんで今のがアウトなんだーってこう、こう、そう、そう、アウトだ、セーフだ、ゴールだ、 ストライクだっていうのにね、それにどんどんこう抗議してきたのが今ではもう全然ないですね。
そうですねー、視覚的な展開でリクエストっていうぐらいですもんね。 そうそうそう、で佐々木浪貴党首がね、少しこう、審判に不満な顔をやっただけで、審判の方が怒っちゃった。
これ、なんでだかわかります? この変化。
なんででしょう? これね、やっぱり一つはね、ビデオ判定が取り入れられたことですね。
リクエストができる、日本ではリクエスト、アメジャーではチャレンジというのができるということになったということですね。
これはやっぱり大きいと思いますね。
それでもう一つは、アンパイヤというものの立場をルール通り守ろうということが決定されたんですね。
アンパイヤの判断、判定は最終であって、それに対して抗議はできないっていうことがルールに書いてあるんですよね。
なるほど。
ですから今でもビデオ判定でチャレンジとかリクエストができると言っても、ストライクボールは抗議できないんですよね。
チャレンジとかビデオ判定関係ないんですね。
それからアウトとかセーフ、これも審判の目の前のは原則的に抗議できないんですね。
ストライクボールはダメだけど、デッドボールかどうかは、判定をリクエストすることはできるんですけれども、ここで面白いのは、アンパイヤですね、野球は。
そうですね。
サッカーは?
レフェリー?
レフェリーですね。
どう違うんですか?
確かに。
日本語で言ってるとどっちも審判として訳されますもんね。
言語が違うとかってことではなく、もともとですか?
英語圏の方は言葉そのものが違いますから、アンパイヤっていうのは日本語で正確に訳すと判定者ですね。
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判定者。
判定をする人ですね。
レフェリーっていうのは仲裁者なんですね。
仲裁者?
リファーという英語があるんですが、これは仲裁するという意味で、仲裁する人のことはリファラーと言うんですね。
インタビューする人のことをインタビュアーと言いますよね。
インタビューを受ける人はインタビューイですよね。
イがイと2つ付くと受け身になるんですね。
レフェリーというのは仲裁を受け負った人なんですね。
そしたら仲裁をした人は誰なのかということになるんですけれども、これは選手なんですね。
ですからラグビーとかサッカー、ホッケー、フットボール系のスポーツは全部自分たちで判定してたんですね。キャプテン同士が相談して。
今のは反則じゃないかとか、ボールが出たのは最後に触ったのはお前じゃないかとかいうのはキャプテン同士で喋って、19世紀の中頃まではそういうことをしてたんです。
それでわからない場合はコートの外にいたフロックコートを着てシルクハットをかぶったおじさんに今のどうだったのって聞いたんですね。
この人は仲裁する人でレフェリーと呼ばれて、その人がコートの中に入っていってプレーサーと一緒になって走ってレフェリーをするようになったんですね。
ですからレフェリーのユニフォームって黒なんですね。
これもともとフロックコートを着てたっていう。
その流れから?
その流れからですね。
ですからレフェリーに本当は抗議をしてはいけないっていうのはなぜかっていうと、選手たちが頼んで着てもらった人なんですよね。
自分たちではできないから。
アンパイヤっていうのは最初から判定する人として存在していた人という違いがあるんですね。
なるほど。
ですからそれをどっちもごっちゃにして日本では審判というふうに言ってるもんですから、審判は神聖だから抗議しちゃいけないなんて言うんですけど、そうじゃないんですよね。
レフェリーは自分たちが頼んで着てもらったんだから、その人の言うこと聞かないのはおかしいでしょと。
じゃあもう帰るなんて言われたら。
それが実はアンパイヤにもあったんですね。
というのは1980年代のヒューストンでアストロドームという屋根付き球場が初めて出たときに、判定についてアウトかセーフかでビデオを流しちゃったんですよ、1980年に。
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そうしたら審判がアウトって言ってたのが誰がどう見てもセーフだったんですね。
このときにさてアンパイヤたちはどうしたでしょうか。
ふてくされた。
言い張った。
もうそんなもんじゃないですね。
ゲームから出ていったんですね。
もう本当に大丈夫か。
要するにそんな言うなら君たちビデオだけでやってくださいっていう。
それで球団の人が謝りに行って、我々が悪かったら二度とこんなことはしませんからっていうので来てもらったわ。
というようなことがあったりしたような流れの中でビデオ判定というのが今は導入されてるんですね。
逆に審判もアンパイヤも守られるようになってきたというような歴史があったんですね。
もう一つ言いますとこのビデオ判定一番最初に取り入れたのはご存知ですよね。
いやいやその前提で言われるとちょっとまた悔しい。
有名な話なんですよ結構。
なんだろう。
これ日本の大相撲なんです。
そうなんですか野球じゃないんだ。
実は1969年に大横綱大砲が45連勝していたときに
もう二葉山の記録を抜くぞってものすごく微妙な判定で
戸田という後の歯黒岩に負けちゃうんですね。
ところが翌日に写真がたくさん出まして
これが太陽が勝ってたんですね。足が出たんですね。
これをきっかけに大相撲でNHKのビデオを使いましょうということになって
翌場所からビデオ判定を取り入れ始めたと。
これが世界のスポーツ界のビデオ判定の一番最初なんですね。
世界初。
初なんだ。
これは知らなかったです。
だから大相撲というすごい伝統ある古い競技が
意外と新しいことをやってるって面白いですね。
面白いですね本当に。
それに日本では二出川秀信之という
私が俺がロールブックだといったすごいワンパイアがいたんですけれども
彼にある新聞記者があなたの昨日の判定アウトセーフ
これ間違ってたじゃないですかって写真見せたんですよ。
その時二出川さん何て言ったか
写真が間違ってるって。
すごいなあ。
ワンパイアっていうのはそういうものなんだっていうのが
逆にそのビデオとかを使うことによって
今守られるようになってきたっていうのがなかなか面白いことですね。
最初ワンパイアが起こったのが
今ではワンパイアを守るために使われるということですね。
それからレフェリーはまた別の意味だということも知っておくと面白いと思います。
09:01
いやー勉強になりました。ありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
スポーツ文化評論家玉木まさゆきさんでした。
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