2024-02-21 12:27

スポーツのルール

スポーツ文化評論家 玉木正之
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00:07
イリカミネ
毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up。スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
今日はちょっと珍しい話題を取り上げたいんですけれども、
今、世界卓球が韓国で行われてますね。
これで日本がグループリーグ1位で首位突破、これからのトーナメントが始まるわけですけれども、
そこで南アフリカとやった時にですね、マナー違反じゃないかという批判が
ネットとそれと中国のメディアなんかでちょっと騒がれたんですね。
マナー違反?
マナー違反。何がマナー違反かというと、寒風勝利しちゃったと。
は?
木原ミュウ選手が1セット目の試合で11対0で勝ったんですね。
それから平野ミュウ選手も1セット目11対0。
2セット目3セット目が11対1、11対1で完全に勝っちゃったわけですね。
これひょっとしてマナー違反じゃないかっていうね。
何でマナーが?
卓球では相手をゼロに抑えちゃいけないというようなことがあったそうなんですよ。
1点は差し上げないといけないみたいなことですか?
ちょっと情けをかける。
差し上げるという言葉が果たしていいのかどうかはわからないですけれども、
これはそういうことが暗黙の了解としてマナー違反ですね。
ルール違反じゃないんですよね。
ということがあったようなんですね。
これでもなかなか面白いことで、
今ネットで驚かれたように、そんなの当たり前じゃないかと。
相手にあげる方が悪いんじゃないかと。
勝負で手を抜けって言うんですか?
そういう声もあって、多分このマナーはなくなっていくと思うんですよ、これから。
でも卓球って英語でご存知ですよね。
テーブルテニス?
テニスっていうのはマナーが結構きついですよね。
服装のマナーであるとか、テニスにもあったんですね、そういうマナーっていうのはね。
相手にあまり強く勝ちすぎてはいけないという。
これ面白いのはバレーボールにもあったんですよ。
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バレーボールもね、スパイクがバシッと決まったり、サービスエースを取ったときはあまり喜んではいけないという。
喜びすぎてはいけない。
そうなんですか。
派手なガッツポーズをするとかね、そういうことはやってはいけない。
今誰もそんなこと言う人いないんですけど。
それは喜びを爆発させるような感じですよね。
そういうことですね。
これもマナーとして最初のうちはあったらしいんですよ。
面白いのはバレーボールも卓球もテニスもネットを使ったスポーツですね。
ネットを使ったスポーツって面白いのは最初試合始まる前どうします?練習。
練習…。
打ち合ったりしますよね、お互いで。
そうです。相手と打ち合うんですね。仲良く打ち合いますね。
そうですね。
それがだんだん仲が悪くなって勝負がつくんですね。
試合が始まってね。
ネットのあるスポーツっていうのはだいたいそういうものなんで、
私はバドミントンという競技をやっていたものでよくわかるんですが、
試合前は相手と打ち合います。
そのときにバシッと決めたりはしません。
そのうちに嫌味なところばっかり打つようになるんですね、相手の取れないところに。
だからネットのある競技っていうのは最初仲良く、だんだん仲が悪くなるスポーツという言い方もできなくもないですね。
逆にボクシングなんかは思いっきり相手を殴り倒してやろうと思って、
殴り合った後すごく抱き合うという試合が終わった後。
だから最初のうちに仲が悪くてだんだん仲が良くなる。
試合前からね。
そんなスポーツかもしれない。
そういう考えがそこにあって、スポーツにおけるマナーっていうのがいろいろあるんですよ。
例えば野球なんかでもありますよね、マナー。
野球で言うと?
あまりわかりません?
例えば相手にわざとぶつけちゃいけないですよね。
まあまあ、そりゃそうですね。
これは当たり前ですけれども、マナーだったんですけど、
マナーでもかなりヤバいんで、最近ルール化されましたよね。
危険球とかありますもんね。
危険球というような、そういうような感じもありますし、
それからものすごい大量リードした場合の後半に投類なんかしたり、
送りバンドをするのはこれもマナー違反というふうに言われてるんですよ。
だからあまりそういうことをやったらいけないなっていうのはあらゆるスポーツにありましてね。
サッカーなんかもそうですよね。
誰か相手の選手が倒れたと言うときどうします?ボール。
ボールはそこに置いて?
相手が怪我で倒れたらしいと言うときはボールを外に切り出しますよね。
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出されたボールは相手が出したボールを今度は違うチームが中に入れますよね。
でもそのときに相手に返しますよね。
これはルールで決まってません。
ですから自分たちのボールなんだから攻めればいいわけですね。
でもそれは一応マナーなんですね。
これはジョール・バルーで日本が初めてワールドカップに出るのは決まったとき。
岡野選手が激的なゴール決めた試合ですね。
延長戦になってものすごくいい試合になったんですけど、そのときに同じことが起こりました。
それで相手が本当に倒れてるのかどうかわからないと。
でも相手がボールを出したと言うときに、日本のボールになったときに相手に返すべきかどうかというときに。
中田英人さんが返せって言ったんですね。
マナーはそういうときには守ろうと。
いくら競り合っていて、この試合、ものすごく大事な試合でもマナーは守ろうというようなチームが勝ったのは何か象徴的ですよね。
そうですね。
だからこういうマナーって結構ありましてね。
例えばバスケットボールなんかでもね。
バスケットボールではガベージタイムっていう言い方がありまして。
ガベージっていうのはゴミっていう意味なんですけれども、
要するに意味のないような時間帯。
要するに最後のほうで得点が決まっているような時間帯。
こんなときには派手なプレーしちゃいけないっていう。
だからダンクシュートとかね。
アループっていう空中でパスをしてシュートするダンクをする。
こういう派手なことはやっちゃいけないっていう。
野球の大量リードしてるときに投類なんかしてはいけないっていう。
そういうのにちょっと似ていますよね。
だからこのマナーっていうのは結構時代によって変わるもので、
例えば一郎選手が初めてメジャー行ったときに、
あのバッティングフォームはかなり最初危険視されたんですよ。
どのあたりが危険視されたんですか?
バッティングフォームご存知ですね。打つ前の仕草。
そうそうそうそう。
右手を大きくピッチャーに向けて出すっていうね。
これは挑発じゃないかと。
なるほど。
そんなことしたら胸のあたりにボール投げられるよっていう人も結構いたんですよ。
なるほど。
ところがそれが子供たちにも人気になってね。
その打ち方が真似られるようになると。
だから一定変わってくるとは思うんですけれども、
あらゆるところにマナーがあるっていうのが、
なかなかスポーツとしては面白いところなんですね。
そのマナーも変わりますし、
これ一番私覚えてるのはラグビーですね。
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ラグビーも私がまだ若い、もう30年くらい前ですかね。
子供たち、幼稚園とか小学生の子供を連れて見に行ったんですね。
そしたらその頃のラグビーってどんな試合だったか分かります?
試合というか観戦、見ている人の雰囲気。
どんな感じだったんでしょう?
しーっと静まり返ってるんですね。
声援みたいなものはなかったんですか?
ないですね。
それで時々男性がすごく送って、
それでよし!とかね。
もっとバカ!とかね。
何やってんだ!とかね。
それでトライした人もそんなに喜んじゃいけなかったんですね。
もう喜ばない。トライしたらトライしたっていうだけだ。
それを神戸生光の平尾誠二さんなんかもうなくなりましたけど、
これはおかしいと、やっぱりトライしたら喜んでいいんじゃないかって、
わざと言い出して楽しいラグビーやろうよって言い出してから、
だいぶ変わったんですね、今はもう。
もうトライしたらボール投げて喜びますよね。
そうですね。
それから観客もわーっと楽しみますよね。
そっちの方がいいですね。
私が子供を連れて行った時なんかは、
もう前に座ってる男性に叱られましたからね。
後ろでキャッキャと言いながらカップヌードル食べてたら、
そんなことはやめようって言われたんですよ。
まあそういうような時代の変化というのがスポーツの中にもあるということで、
この卓球のマナーはさて変わりますでしょうか。
変わってほしいですけどね。
やっぱり試合終了までどうなるかわからないし、
1点与えたら流れが変わるなんてこともあるかもしれませんからね。
与えられたリードってどのくらいから?
ベストを尽くすっていう。
まあやっぱり相手と勝負をしてるわけですから、
勝負を思い切ってやることが楽しいからっていうので、
たぶんこのマナーはなくなりますでしょう。
そうですね。
変わっていくと思いますけれどもね。
またこのマナーを探せば山ほどありますからね。
今度スポーツを見ている時に思ってください。
これルールじゃないけどこんなことなぜするの?っていうのは結構ありますよ。
そういう視点も面白いですね。
玉木さんありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
この時間はスポーツ文化評論家玉木正之さんでした。
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