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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
セパー交流戦が昨日からスタートしましたね。
そうですね、交流戦始まりましたね。
また、パリーグが4勝2敗で勝ってますね。
大体、パリーグが優勢に進めることが多いですよね。
そうですね、昨年と一昨年はセリーブの方が勝ったんですけれども、
過去で言うと、14勝がパリーグで、セリーグは3勝なんですね。
どっちのリーグのチームがたくさん勝っているかということで比べると、
それぐらいの差があって、昔から人気の誠実力のパーとか言われてたんですけれどもね。
でも、最近は人気でも十分ですよね。
パリーグ人気になりましたもんね。スター選手を排出して。
交流戦はなぜ生まれたかはご存知ですよね。
いや、改めてそう言われると、何でしょう。
アメリカでまず始まったんですよね、メジャーリーグで。
メジャーリーグでね、1995年と96年にすごいストライキがあったんですよね。
それでファン離れがすごく多くなったりして問題になった時に、
フットボールリーグ、NFL、ナショナルフットボールリーグですね。
NBA、バスケットボールとかNHL、ホッケーリーグですね。
これはインターリーグやってたんですよ、交流戦を。
野球だけはやってなかったので、
この人気がストライキで落ちたのを盛り返すためにやろうよということで始まったのがアメリカの交流戦で。
それを真似て日本でもやろう、やろう、やろうという声が出たんですけれども、
当時はジャイアンツが視聴率が高くて放送権量が高くて、
そんなものをパリリーグの方に渡すのは嫌だというのでセリーグが反対してたんですよね。
ところが2004年に2リーグを1リーグにしようというプロ野球再編騒ぎがありましたよね。
これでゴタゴタゴタってなった後に人気をなんとか回復しようというので、
言ってみればメジャーと同じような鉄を踏んでインターリーグ交流戦が始まったと2005年から。
そういう感じですね。
ですから何か悪いことがないと限り面白いことが始まらないというのは、
どこの国でも一緒なのかなという気もするんですけどね。
ただここでプロ野球で面白いのはジャイアンツが中止になってやってきたんですが、
ジャイアンツが一番古い球団としてアメリカに行った時には、
大日本東京野球クラブという名前だったんですよね。
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そういう名前だったんですか。
そういう名前です。
メジャーリーグが初めて日本に来た時に何とかやろうという時に、
2度目の来日ですね、昭和9年の時にプロ野球作って、
それが大日本東京野球クラブだったんですよ。
それでアメリカに行く時に、
大日本東京野球クラブじゃ名前もダメだろうって言うんで、
最初に考えられた名前がゴールデンカイツだったんですね。
ゴールデンカイツ?
東京ゴールデンカイツ。
カイツ何でしょう?
カイツ?
タコ。
タコなんですけど、これトンビという意味もあるんですね。
ということはゴールデンカイツは金のトンビですね。
金のトンビ、なるほど。
金のトンビでもまだピンと来られないのは若いショコですね。
というのは日本初期に出てきます、
神武天皇が九州から奈良の方へ遠征した時に、
金のトンビが案内をしたんですね。
なるほど。
それで金氏勲章という勲章が戦前にはありましたね。
金氏というのは金のトンビのことです。
それでゴールデンカイツという名前にしまして、
アメリカに船で行ったんですけれども、
サンフランシスコに上陸した時にそれを言ったら、
ところがカイトという言葉には詐欺師という言葉も裏にあったんですね。
それは良くないですね。
トンビって油揚げさらいますでしょ。
そういうイメージもあるらしいんですね。
なるほど。
それで辞めようということになって、
そこにいたフランク・オドゥールという人が、
自分が所属していたチーム、かつて所属していたチームの
ニューヨークジャイアンツの名前を付けなさいというので、
ジャイアンツになっちゃったんです。
そういう経緯だったんですね。
それで東京ジャイアンツになったんですね。
ですからそのジャイアンツというのは、
もともと旧約聖書に出てくる巨人ゴリアーデとか、
ギリシャ神話に出てくるヒガンテスという巨人のことなんですけれども、
日本初期の話から旧約聖書とかギリシャ神話に変わったというのは、
なんか面白いのか面白くないのかよくわからないですね。
フォークスはご存知ですか?
なぜフォークスと呼んでいるのか?
え?
その前身の南海時代から何か由来があるということですか?
そうです。南海フォークスですね。
南海はプロ野球のチームを作るときに、
南海電鉄ですよね、電車で。
最初に考えられた名前がコンドルズだったんですよ。
南海コンドルズという。
コンドルは飛んでいくのコンドルですね。
アンデスの飛ぶ空の上を飛んでいる。
ところがコンドルという名前があんまり良くないんじゃないですか?
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電車的には良くないのか?
コンドル?
電車が混んでいるみたいだと言うのがコンドル。
いつもコンドルなぁみたいに言われてます。
そういうことですね。
それとおまけにコンドルの日本名が励わしいなんですね。
その時の南海電鉄の社長の頭がちょっと薄かったらしいんですよね。
本当ですか?
本当か嘘かよくわからないような都市伝説かもしれないんですが、
そういう話が残っておって、
それで結局それじゃコンドルと同じように格好のいい鳥はないかというので
フォークになったという。
そういう背景があったんだ。
じゃあもし本当にコンドルズだったら
福岡ソフトバンクコンドルズだったかもしれないってことですか?
そうなったかもしれないですね。
髪の毛が多い方だったらそうなってたでしょうね。
なるほど、球場的には混んでる方が良さそうな気がしますけどね。
そうなんですよね、それを言おうと思って。
ただ鳥はもう一羽いますね、スワローズが。
そうですね、ヤクルトはそうですね。
これはご存知ですよね。
なぜスワローか?
立つより座った方がいいからじゃないですか。
それはね、ギャグなんですよね。
というのは、昔国鉄スワローズだったんですね。
国鉄ですから特急ツバメですね。
特急ツバメでスワローズって付けたんですが、
それも全社がやっぱり戦前戦後非常に混みましてね、
みんながスワロースワローと言ってたからスワローズだと言っていたような話も残っています。
そういう風に言われた時もあったんですね。
ついでにという方でもないんですけど、もう一つ言いますと、
野球の選手の愛称がそのまま名前になったってご存知ですか?
チームの名前に。
今も残っています。
人の名前はそのまま?
人の人のあだ名ですね。
人のニックネームってことですよね。
そうです。
誰だろう?
バファローズなんですね。
そうなんですか?
昔かつては近鉄バファローズだったんですね。
近鉄は伊勢島の方に走っている電車だったんで、
最初は名前が近鉄パールズだったんですよ。
真珠が有名だから。
だから近鉄パールズ。
ところがそこに巨人から川上哲司さんと人気を二分していた千葉茂さんという方が監督としてやってきたと。
その時千葉さんのあだ名が猛牛だったんですね。
猛牛千葉がやってきたというのでチーム名も変えちゃえというのでバファローズにしたんですね。
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昔の古い野球ファンの方みんな覚えてるんですがバファローズの帽子についていたマーク。
これが猛牛の顔を表したイラスト。
あれ誰が描いたのかご存知ですか?
描いた人?
あの耳、バファローズの耳は何かどっかに似てるんですよね。
どっかに似てる?
ちょっと待ってください。記憶の引き出しを開けてみますけど。
大阪の万国博覧会の時の。
岡本太郎さん?
そうなんです。
岡本太郎さんのデザインです。
千葉茂さんと岡本太郎さんが仲が良かったんですよね。
それで岡本太郎さんが描いてあげたという。
すごい良いデザインだったんですね。
良いデザインですよ本当に。
だから今それがなくなっているのが非常に残念なんですが、
もう一つ残念なのはその時岡本太郎さん前から見た猛牛とバファローと横から見たバファローに2つ描いてるんですよね。
ところが横から描いてる絵がどっかに行っちゃったんですよ。
どこに行ったんですか?
どこに行ったのか知らないんですけどね。
二度と使われることなくどっかに行っちゃったらしいですね。
これは岡本太郎前週の本の中に書かれていたんですけれどもね。
だからこれは是非とも復活してほしいなと私は思ってるんですよね。
せっかくの名作と言ってもいいくらいのマークですからね。
そうですね。なんかそういう記念試合みたいな、そういうのでもまずいいから。
復刻するようなね。
最後に一つだけ日本がメジャーリーグの真似をしたりして失敗したのが、
ヤンキースの帽子の真似をしたことですね。
NYですよね。
あれをニューヨークヤンキースの略だと思っちゃったんですよね。
違うんですか?
そうだと思ってました。
ニューヨークヤンキースの略だと思ったんで、TGで東京ジャイアンツとかね。
THで阪神タイガースとかいうのが出てきたんですが、
NYというのはニューヨークヤンキースの略ではなくて、ニューヨークの略なんですね。
ニューヨークか。
NY、ニューヨーク。
そうなんだ。
ですからニューヨークメッツもNYです。
ロサンゼルスドジャースはLAです。
そうか。都市の名前なんだ。
そうなんですね。
その辺りをちょっと誤解しちゃって、今に今日に繋がると。
ソフトバンク、フォークスもSBH。
SBHで防止してますね。
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だからその辺はちょっとアメリカメジャーを誤解したってところから来てるんだなというような。
今日は交流戦のきっかけにしたプロ野球トリビアになりました。
面白かったです。
面白い話、たくさんありがとうございます。
勉強になりました。
役に立たない勉強が一番面白いです。
誰かに話したくなる話、ありがとうございます。
スポーツ文化評論家、玉木まさゆきさんでした。
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