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おはようございます、こんにちは、こんばんは。
このポッドキャストは、日本とオランダでフリーランスとして活動する姉と弟が、お互いの近況報告がてらゆるくお喋りするポッドキャストです。
あんさあ、私さあ、あの、旧姓のね、ゆくたけで仕事しとるんやけどさ。
ああ、そうやね。
なんか、事実、法律的には苗字変わっとるし、特にそれに対して強い思いがあるわけでもないんやけど、ちょっとね、もやるんですよ。
なるほど。
なんか、結婚して苗字が変わる必要ってあると思うよね。
はいはいはいはいはい。
特にね、ゆくたけって苗字が珍しいのもあって、こう、名前がアイデンティティの要素として強いというか、大きいというか、結構あるよね。
特にね、うちはそうよね。
そう、ということで、今回のテーマは、7、夫婦別姓ってどう思う?っていこうと思います。
なるほど。で、なんかもやっとするって言ったけど、特にどの辺にもやもやを感じてるの、姉ちゃんは?
えっとね、なんか私、苗字が変わるのが嫌なとこって2つあると思うよね、大きく。
はいはい。
まず1つ目は、手続きがめんどくさい。
ああ、それはね、想像できるし、話にも効くよね。
もうなんかね、とにかく私、書類がいらないよ。
はいはいはい。
普段から確定申告は大変やし、引っ越した時の住所変更とか、私まだね、免許の書き換えもしてないぐらいやから。
いつの話やねん、引っ越した。
でもね、その書類への苦手意識も含めて共感するとかめちゃくちゃある、その辺は。
そう、だからもう、どうせ苗字変えないかんねんやったら、本に届け出した時点で全部変わってほしいよね。
そうやんな、それこそマイナンバーとかでさ、この人、苗字変わりましたってなったら、他の情報も全部アップデートしてくれたらな、えのりな。
そう、そう、なんかもう、クレカとかさ、何持っとったっけって感じやん。
はいはいはい、あるよね。
そう。
なるほどね。
手続き面がまず1つと、それよりずっと大きい問題が2つ目やと思っとって、最初あんたからも出てきたけど、アイデンティティの話ね。
うんうんうん。
なんか私はね、結婚するまでに、27、8年かな。
行くだけ浅見として生活してきたわけよ。
はいはいはい、なるほどなるほど。
で、いいことも悪いことも、その名前で積み上げてきたものがあるやん。
あー、なんか熱いね、いいね。
うんうん、そうよ。
わかるよ。
それはね、とある日に、愛する人とはいえ、家族になることを決めた瞬間に、見た目はゼロになる感じがするんよ。
もうなんか、突然装備ゼロみたいな感じ。
装備。
装備。
装備。
ちょっと生まれ変わったじゃないけど、まあ、いつかゼロからスタートしようかみたいな感じな。
そうそうそうそう。
なぜか今な、小学生の頃な、友達を思い出したんやけどさ。
え、なんで?
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いや、そいつの、その友達の親が離婚して、苗字が変わったんよね、その友達の。
あー、はいはいはい。
で、その親が離婚する前って、その友達のことってずっと苗字を呼び捨てで読んでたんやな。
うんうん、まあまあ。
だから苗字変わってどうしようってなってさ。
あー、で、結局どうしたの?
いやー、なんかね、やっぱなんかしっくりこんくて、その友達に、その前の苗字のまま読んでいいって言って。
で、そのままずーっと、あの、呼び名は変わらず通りなというか。
あー、すごいな。
同じ前の苗字で読んでたの。
うんうんうん。
でもなんか、今考えるとそれが本当にいいことっていうか、まあ最適なことやったんか迷うけど。
うんうん。
でもなんか姉ちゃんが言ってたみたいに、そいつの苗字も含めて俺の中ではそいつだったから、違う名前で呼ぶことにすごい抵抗があったんよね。
あー、そうね、近いね、かなり。
そう、まあこれ夫婦にね、話を戻すと、これが結婚したときに、2人で新しい苗字をつけるならね、いいと思うよ。
はいはいはいはい。
なるほど。
新しい私たちの家族の苗字をつくりましょうと。
そうそうそう。だからなんかまあ、うちだったら大田とゆくたけが結婚して、佐藤とかになるんだったらいいと思うよ。
なるほどなるほど。
そうそう。
でもなんか、これをね、どちらかの家に寄せようとするから、いろいろ自分で働いてきた女性とかって、まあ今まで何やってきたんやろうって気持ちにもなると思うよね。
そうだね、わかるわかる。
逆に男性もさ、苗字変えたら、何だろうな、苗字に結構こだわりがある女性がおったとして、その人と結婚したときに苗字変えるぞってなったら、何か無婚養子とか、何があったんだろうみたいな、蛇衰されたりって可能性あるやん。
ちょっとなんか、そこに小話があるんじゃないかみたいな感じで見られがちよ。
そう、だからなんかこうせっかく家族になるのに、無駄なネガティブな気持ちが生まれるのってなんかもったいない気がするんよね。
なるほどね。本当にこうなんか、日本っていう言い方してるのかわかんないけど、独立した二人の人間が結婚するっていうよりも、家族とか親戚とかも含めたら、もっと大きな集まり同士が一緒になるみたいな感じはするよね、結婚に関して。
だからなんか今ちょくちょくさ、選択的夫婦別姓って話題になるやん。私はあれ大賛成で、そもそももうそれぞれ変えないか、変えるなら新しい苗字を二人で考えるっていう制度を作ってほしい。
これなんかあんま議論が盛り上がらんくて申し訳ないんやけど、自分も選択的夫婦別姓には賛成で、ていうかまあその選択的なのに、別に強制別姓なわけじゃないわけやん。選択的なのに反対してる人にはちょっとよくわからんな。
そうやんな。
でちょっと気になったから、どんな反対意見があるか調べてみたんよ。
いいね。
そしたら参議院のウェブサイトについて、そこに反対派市民の請願が掲載されとってさ。
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なんて?
1個目は苗字が同じ、同性の方が夫婦家族関係のつながりが深くなるでしょっていう話。
まあなんか一体感はあるけど、一緒にね、新しくつけたっていいやんな。
そうそうそう。さっきもユクタケっていう名前がアイデンティティでって話をしたから、わからなくはないんやけど、でもまあ苗字が違うからじゃあつながり浅いでしょとはならんやん。裏を返してみるとね。
だからまあわかるとこもあるけど、ちょっと単純すぎるかなっていうのは。
で、次が選択的夫婦別姓の背後には個人主義的な思想があると。
だから夫婦別姓を正当化すると、日本にある共同体意識、家族としての共同体意識みたいなのがますます増えちゃって、離婚が増え、悲しい思いをする子供が増えるという。
もうめっちゃ飛躍してるもん。そんなに離婚とか珍しくないやん。
想像力がね、すごく働いてるような意見。これはまあデータがあるのかないのかわかんないけど、データを見るとなんとも言えないと思うんやけど。
まあ同性が普通の現代でも離婚する人、さっき言ってたように離婚する人はおるし、残念ながら悲しい思いをする子供もおるやん。
それが増加するという確かなさというか、本当にそうなるのかっていうのはちょっとこの意見だけだとわからんから。
大きな話になるけど、人間って知らないものを怖がる傾向があるやん。
でもやってみると選択肢って増えんし、その時代の生き方に合ってるかどうかはわからんと思うけどね。
夫婦別姓が認められてる国でも、男性のほうなのか女性のほうなのか、まあそもそも同性結婚できるとかってなって、
どちらかの性に揃える人は結構一手数おるみたいやから、だから夫婦別姓が認められたらみんな別にするってわけでもなくて、
同じ性にすることに異議を感じてる人もおるみたい。
ちなみにさ、オランダって苗字って選べるの?
選べるはず、統合もできるんかな。それぞれの苗字を取って繋げるみたいな。
これも確かオランダできた気がする。
めっちゃいいね。
これはね、間違ってるかもしれんけど。
統合性と別姓と同性というのが選べるところはオランダ以外でもある。
めっちゃいいね。
なんかこう、罪悪感なく個人として生きていけるようになったらいいよね。
別に今、特に法律違反をしてるわけでもないから、
私もこれから仕事は旧姓を使っていくつもりやけどね。
意識的にね、そういう選択する人が増えたら苗字が変わるのが普通っていう常識も変わってくるかもしれんからね。
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応援してます。
ありがとうございます。
じゃあ今日はこんなもんでしときましょうか。
このポッドキャストでは姉のあさみと弟のあつしへの質問も大歓迎しています。
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次回以降の題材の参考にさせていただきますという感じで。
ほいじゃあ、また来週。
はい、じゃあまた来週。バイバイ。
バイバイ。