1. オッタントットの参考書
  2. #62 ミネストローネを語る回
2023-12-06 16:46

#62 ミネストローネを語る回

打ち上げで喉がやられたなぁ/イベント寒かったからスープは売れた/ミネストローネの作り方で日本式はちょっと違う/じっくり炒めて作ろう
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お疲れ様です。
11月後半からずっとイベント出展とか、貸切営業とかなんやかんやでバタバタしてたんで、疲れてますね。
はっきり言ったら疲れてる。
日曜日にイベント出展してまして、たちろクラブさんですね。
そこ終わりでね、打ち上げしたんですよね。出展者さんとかと、主催者側の人たちとね。
ビールとか飲んでね、ワイワイやってたんですけども。
なんかやっぱね、疲れてるのとか、あとね、寝不足ね。
このせいかなとも思うんだけど、ビールしか飲んでないんだけど、わりと早めにね、酔っ払ったなっていう感覚があって。
頑張ってね、冷静に言おうかなと、努力はしたもののね。
酔ってましたよね。
で、隣にね、おしゃべりなやつがいたんですよね。
なんかね、キッチンカーでピザ焼くやつなんですけども。
そのせいかなとは思うんですけども、
喉やられてね、喉が痛いです。
今日もよろしくお願いします。
はい、ということで、おったんとっとの参考書スタートします。
福岡県鹿谷郡笹栗町というところで、おったんとっとというお店をやってます。よろしくお願いします。
はい、ということで、日曜日がですね、さっきも言いましたけども、イベント出展だったんですね。
この日がね、寒かったね。寒かった。
で、僕もね、ガタガタ震えながらやってたんだけども。
中二の息子がね、ちょっと手伝ってくれてたんですよね。
こいつは最初だけ手伝って、あとは暇だからって言って遊びてましたけどね。
まあいいけど、助かりました。
ちゃんと手伝ってくれましたよ。
でね、寒かったんですよ。
で、持ってったのはいろいろね、ポルケッターとか、フォカッチャとかね、ドレッシング、サラダ。
この辺いろいろ持ってったんですけど。
一番売れたのがね、やっぱスープでしたね。ミネストローネ。
まあ寒かったんで、やっぱみんなね、あったかいのが欲しいっていう。
もうシンプルにね、それだけですけども。
だから逆にサラダとかね、めっちゃ持ってったんだけど、全然売れなかったっていうね。
寒いからサラダなんか食べたくないですよね。やっぱね。
生野菜ってね、体冷やすんですよね。
でも煮込んだようなスープだったらね、体温めるんで、当然のことですね。
で、このミネストローネなんですけど、結構ね、日本人の認識とイタリアでのミネストローネっていうののズレがかなりあるなと思って。
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で、ちょっとね、ミネストローネについて話してみようかなと思うんですけどもね。
結構有名なスープかなと思うんだけども、ミネストローネってイタリアでは家庭料理なんですよね。
家庭料理で各家庭の味があってね、お袋の味みたいなね、おばあちゃんの味とか、そんな感じなんで。
要は日本で言うと味噌汁に近いんじゃないかなと思うんですよね。
で、作る時のポイントっていうのはですね、野菜がクタクタになるまでじっくり弱火で炒めるっていう、そういうことなんですよね。
僕が前働いてた店の後輩とかもね、イタリアンやってきましたみたいなやついたんですけど、そいつが作ってるの見てもですね、
さっさと野菜炒めて水だばっと入れてね、トマトもだばっと入れて、最終的にコンソメで味決めるみたいな、そういう作り方してたんですよ。
日本では割と一般的かもしれないですけども、僕が習ったのはそうではなかったですし、
本とか文献読んでもやっぱ違いますね。イタリアでどうやって作るんだっていうところなんですけど、
基本的には、基本的にはって言っちゃっていいかな、言っちゃっていいですよね。
僕の知る限りでね、言いますね。
基本的にはですね、やっぱり玉ねぎ、人参、セロリっていういわゆる香味野菜、ここはもうベースとして必要かなと。
なくてもいいですよ、全然。僕もセロリなんか結構入れないこと多いですもんね。
あんま手に入らないっていうのもあるし、あったら入れますけどね。
まずはね、玉ねぎ、人参、セロリ、これが基本ですね。
どれくらいかな、1cm角とかにしちゃうかな、僕は。
全部1cm角とかにバーっと切ってですね、オリーブオイルでじっくり弱火で炒めていきますね。
玉ねぎが透き通ってくるくらいまで炒めると、次の具材に行くわけなんですけど、
こっからはね、もう自由なんですよね。
もう今ある野菜全部入れちゃえばいいじゃんっていう感じの作り方でいいと思います。
さっきも言った通り、味噌汁に近いんでですね、味噌汁もほら、具材いっぱいあるじゃないですか。
じゃがいも入れたり、茄子入れたり、キノコ入れたり、その時あるもの入れちゃいますよね。
それと一緒でね、ミネストローネも別に何入れてもいいんですよ。
今回僕はね、紺菜入れたかったんで、大根があったんでね、大根入れました。
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大根とかね、すげえ出汁出るからね、いいっすよ。
僕が好きなのはね、大根とか株とかね、紺菜。
あとはキャベツとかね、白菜とかああいう葉物もね、かなり味が出ます。
水分も出るからね、いいんすよ。
それもね、同じサイズにバーッと切ってね、ぶち込んじゃいますよ。
ここでね、入れるのは塩だけなんですね、僕の場合。
塩もね、まとめて入れるとちょっとわけわかんなくなるんで、
玉ねぎ、ニンジン、セロリ入れたときに、それに応じた量の塩を入れて、
そのあと大根入れたんだったら大根に応じた量を入れて、
キャベツ、白菜入れたんだったらそれに応じた量をまたさらに入れるっていう感じで、
徐々に足していくっていう感じですかね、その具材の量に合わせてね。
それをじっくりね、また炒めていってるとですね、水分が出ること出ること。
で、めっちゃ出て、最終的には野菜使っちゃうと思うんすよね。
僕ね、こんないだ作ったときは使ってた、全部。
で、それをね、インスタにちょっとね、ポロッと上げたらですね、
やっぱ結構反応あったんですよね。
そんなになるまで炒めるんですねっていうことを結構ね、何人かに聞かれてですね、
そうなんすよっていう話で。
そうなんすよ。そうなんすよね。
で、じっくり炒めた上でですね、水分がいっぱい出るんだけど、
それでいいかって言われると、それじゃちょっと足りなかったりするんですよね。
それでも料理としては成立すると思うんだけども、
そこから水入れます。
どれくらいかっていうと、木べらで混ぜるときにちょうどいい感じで混ざるぐらい。
この表現分かんないでしょ。
なんて言ったらいいか分かんないんだもんな。
でもスープとして成立するぐらいまで楽に混ぜられるぐらいの量の水。
分かんないっすよね。
とにかくですね、水入れてない状態だと混ざるんだけども木べらがすごい重いわけですよね。
野菜の塊を押してるぐらいの感じはやっぱあるんで、
それが楽になるぐらいまで水入れていいと思うんですよね。
ここで結構緩めにしていいと思うんですよね。
なんでかっていうとこの後ね、僕じゃがいも入れるんですね。
じゃがいもの分も考慮して水を入れるっていう感じかな。
じゃがいもは角切りにね、同じサイズで角切りにするんですけど、
これ水にさらして澱粉は抜いておいてくださいね。
じゃないとね、澱粉抜かずに入れちゃうとなんかね、
澱粉が出てね、とろみを超えて変な感じになっちゃうんです。
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ペトンペトンのなんか謎の粘りが出るんでですね。
これは避けたいところなので、
水にさらして澱粉は落としておいた方がいいと思います。
で最終的に合わさっていい感じの量になって、
じゃがいもが煮崩れるぐらいまでね、僕は煮込みますかね。
ボロボロにはなんなくていいんだけど、
ある程度ね、ちょっと簡単に木べらで押したら崩れるよぐらいのところまでいきます。
でこれね、その日は食べない。
その日は食べないというか、僕の場合お店だからね、その日は出さないんですよ。
これ1日ね、冷まして寝かせます。
寝かして翌日また温めるんですね。
それぐらいの時にちょうどもう味が馴染んでね、
美味しいミネストローナになってるんですね。
これがまた1日寝かせるの結構ポイントだなと思います。
くたくたに炒めた上で水入れて、
1日寝かして翌日温めてからがちょうどいいという、
こういうポイントになりますね。
でね、やっぱりね、トマト入れる方が好きだなっていう人はね、
もう入れてください。
要はね、ベースの状態だと思っていいです。
で、トマトを入れたりとか、あとはね、
ちょっとクリームが好きだっていう人はクリーム入れてもいいと思うんですよね。
これはね、すごくね、自由度高いと思います。
もう自由にやっていいと思います。
味噌汁ですからね。
味噌汁にバター入れますとか言ってるじゃないですか。
柚子胡椒入れますみたいなね。
そんな感じでいいんじゃないですか。
で、そういった感じでミネストローナを作っていきます。
覚えましたか?
大事なポイントね、さっきも言いました。
じっくり炒めることと、水入れて沸かして、
ジャガイモがクタクタになるぐらいまでいくと。
で、一旦冷まして翌日食べると。
この辺がポイントになってきますわね。
だからコンソメとかね、キューブのコンソメとか入れないですよ、全然。
入れるのが当たり前みたいになってる人いると思うんですけど、
あんなの入れなくても全然野菜って美味しいんで、
是非ともね、その野菜そのままっていうのを食べてほしいですね。
で、これね、何日か火入れたり冷ましたりって続けていくとですね、
だんだんドロドロになってくるんですよね。
それがまた美味しいから、
是非ね、怖がらずにね、火入れていっていいと思います。
で、ドロドロ感がね、ちょっと気になるなっていう人はですね、
もうミキサーにかけちゃってください。
そしたらね、ポタージュ状の絶品お野菜スープになるので、
これもめっちゃおすすめです。
で、パスタ合わせてもね、美味しいし、
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何ならそうだなぁ、
なんかね、こう、魚料理とかのスープにも、
スープ?ソースか、ソースにもなると思います。
で、今入れてなかったんだけど、
今回ね、僕作ったやつもちょっと忘れたなぁと思ったんですけど、
豆とか入れても美味しいんだよね。
豆もすごい良いと思います。
僕が教わったのは、乾燥豆を1日水に浸けて、
僕が教わったのは、乾燥豆を1日水に戻して、
で、ほんで翌日炊いて、
で、柔らかくなったら、
半分ぐらい、半分って言わなぁ、
3分の2ぐらいはスープに、ミネストローネに入れてね、
で、残りの3分の1ぐらいはミキサーに回してペーストにしちゃうと。
で、ペーストにしてから入れると。
そしたらね、味に深みが出るよって。
そういうのもね、教わったことあります。
で、これ非常に良いと思います。
まぁそんな感じでね、いろいろチップスはあるわけですけども、
ミネストローネね、ぜひね、時間がある時にはね、
じっくり炒めて作ってほしいなと思います。
まぁあんまりね、みんな時間がないから、
やんないですよね。
やんないでしょ、どうせ。これ聞いても。
それはそれでいいんだけど、
コンソメキューブもね、全然使っていいと思うんですけどもね。
時間がある時にじっくり料理するっていうのも、なかなかね、
気分転換にはなると思うんですよね。
なんか落ち着いた気分になってくるかなと思うんで。
まぁ料理好きな人はね、ぜひ時間がある時にはゆっくり、
そういう料理もね、時間がかかる料理っていうのを
あえてやってみるっていうのもおすすめです。
はい、ということで、
この辺まででいいかな。はい。
以上です。
はい、ということで、今日もクロージングの時間となりました。
今日はね、ミネストローネの作り方について、
ちょっとね、お話ししてみましたが、
そうですね、イタリア料理とかをやってて思うのが、
フランス料理もそうだね、家庭料理は特にそうなんだけども、
結構ね、時間かかるんですよね。じっくり煮込むとかね。
なんかそういうのが多い気がします。
まぁこれね、何でかっていうと、食文化とか、
あとは何だろう、その、
なんていうんですか、暖炉があるとか、
窯があるとか、なんかそういう文化なんですよね、向こうって。
なのでその、何だろうな、
ストーブの上に鍋を置いてずっと煮込んでるとか、
なんかパン焼いた窯の、あとはおき火で、
残りのその余熱で鍋突っ込んで煮込むとか、
なんかそういうことをね、やってたっぽいんですよね、
昔の農家の人とか。
だからそういう文化だから、そういうじっくり時間かけて煮込むっていう、
料理がね、いっぱいあるんだろうなっていう感じですね。
だから料理とか、
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なんかね、その食文化とかとね、ひも付けて考えると結構ね、
分かりやすかったりしますよね。
ミネストローネもね、たぶん農家さんとかが野菜を、
そういう、何だろうな、暖炉の火とかで、
ことこと煮込んでたんじゃないかなって思うんですよね。
だからね、
時間、たまにはね、ほんとさっきも言ったけど、
時間かけて作ってみるっていうのもね、いいかなと思います。
はい、ということでですね、
お知らせはもうあんまないかな。
年末にかけてそうですね。
おせちはね、もう予約で完売してますけども、
クリスマスオードブル、ローストチキンですね。
これはね、もうちょっと余裕があります。
23、24、25日かな?
金土日だったかな?
この3日間やってますんで、
まだまだね、予約、余裕ありますので、
興味がある方は、
ご予約をお願いいたします。
それぐらいかな。
年末、頑張って駆け抜けましょうということで、
またね、コメントあったら、
ちょっとね、頑張らないといけないかもしれないですけども、
コメントくださいね。
僕もね、こんなこと言いながら、
手元にスマホ持たずに全部聞き流してるんで、
イヤホンで。
コメントしようかなって思っても、
スマホを手に取らないといけないっていうね、
ワンアクションがあるんで、なかなかハードル高いんですよね。
ぜひとも皆さん、そのハードルを飛び越えてですね、
コメントいただけたら嬉しいなと思います。
ありがとうございました。
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