2025-02-17 14:16

LOOVIC

<位置情報データ活用ソリューションカタログ掲載:https://www.lbmajapan.com/catalog>

山中 亨 株式会社Loovic 代表取締役


位置情報データビジネスを網羅するツール「位置情報データソリューションカタログ」


加盟企業の多岐にわたるサービスをLBMA Japanサイトにて掲載しています。

 今回お話を伺ったのはLOOVICのソリューション「LOOVIC」。位置情報と連動した音声ガイドを作成・共有できるスマートフォンアプリで、2025年春に一般向けのサービスのリリースを予定しています。観光・防災・教育・福祉など幅広い分野での活用ができるだけでなく、商用カスタマイズやOEM提供・・・様々な可能性や用途について伺いました。

サマリー

LOOVICの山中さんは、位置情報データソリューションに関連するスマートフォンアプリケーションRubikについて説明しています。このアプリは、ユーザーが音声で情報を追加し、自身の知識を共有できる機能を持ち、観光や防災など多様な用途があります。音声ナビガイドを通じて、顧客との関係を築く新たなビジネスモデルが展開されています。今後、音声SNSプラットフォームを活用したマーケティングや教育分野への応用にも期待が寄せられています。

LOOVICの紹介
Location Weekly Japanです。今週はですね、位置情報データソリューションカタログに掲載の商品、ソリューションについて、シリーズ第2弾ということで、LUVICの山中さんにお越しいただきました。
山中さん、よろしくお願いします。
お願いします。
はい。去年、御社のコンセプトについて、とうとうお伺いしたんですけれども、今日は実際の具体的な商品、どんなソリューションがあるのかっていうところを、ぜひ詳しく教えてください。
はい。私たちのサービスは、自分で作る声のナビ&ガイドのスマートフォンのアプリケーションを提供しています。このアプリケーションによって、この技術を自分でサービスとして誰かに販売するだけじゃなくて、企業との競争を目的としたコア技術として作り上げている、そんなものになります。
なるほど。まずじゃあ、スマートフォンアプリケーションがあるっていうことなんですね。
そうです、そうです。
無料のアプリケーションがあって、これは何をするアプリケーションなんですか?
このアプリケーションっていうのは、自分の知識、経験を位置情報に連動して、言葉として音声を置いていくっていうことができる、そんなアプリケーションになっています。
この目的としては、その場で気づく、今言葉として置くことによって、いわば従来はメモのように紙で何か書いて情報をテキストして、例えば画像を撮ったりとかいうところがあるんですけど、気づいた瞬間に言葉として発することによって、その位置情報にテキスト情報も含められて自動的に保存できる、そんなサービスになっているっていうことです。
ユーザー目線で言うと、アプリダウンロードします。これ地図アプリですか?
はい。地図アプリの音声を入力する、自分で作るアプリケーションになっているっていうものになります。
Rubikっていうアプリなんですね。
そうですね。Rubikっていうアプリケーション。
Rubikっていうアプリケーションをまずダウンロードして開くと地図があって、特定の場所で何かここで、いわゆるPOI情報というか、ここの道へこんでるよみたいな話なのか、
この店おいしいよみたいなことを音声で入力していくと。
はい。おっしゃる通りです。
で、他の人が音声入力したコンテンツがそこに上がっていて、それを聞くことができるっていう、そんな。
はい。おっしゃる通りです。
それをどうなんですかね。ユーザーさんは一般の地図よりもそれを使うことの目的というか、こっちの方が面白いよっていうのは、他の人の意見みたいなことが音声で聞けるとかそんなイメージになりますか?
はい。意見というよりはどちらかというと旅ガイドみたいになってるっていう。
なるほど。
分かりやすいでいうと、Airbnb Experienceのサービスがありますけど、あれを無人化したような、そんな新しい技術になっています。
多分それが分からない人もたくさんいると思うんで。
そうですね。地元で誰かが突き沿ってくれるっていう、人の存在を無人化にしたっていう、そんなイメージになります。
何ですかね、特定の地域に旅行に行って、ここはこんなのがお勧めだよみたいなのが聞ける。
はい。聞くことできる、その発信してくださるその人と一緒に突き沿ってくれるその存在を無人化したようなものになります。
ですから、普通に誰かが同じ人なんですけども、一緒に自分に突き沿ってくれてるって、そんなイメージになります。
じゃあなんか旅行ガイドさんが常にいるような、そんなイメージになりますか。
無人のツアーガイドみたいな、そんなイメージになります。
なるほど。そしたら、じゃあこのアプリケーションをダウンロードするモチベーションっていうのはどちらかというと、
自分で何かを発信したいというよりは、特定の場所に行って、このガイドサービスあるから使ってみましょうとか、そんな感じになるんですかね。
入り口はこのガイドサービスあるから使いましょうっていうのを、まずはわれわれ動物園であったり植物園などに集中してやってるんですけども、
そこでアプリケーションをダウンロードした後に、今度はこのアプリケーション自体が実は自分で作りたくなるようなアプリケーションになっていて、
自分で知識、経験を発信することができるようになると。
ですから誰かに突き沿ってあげる形が提供できることが、このサービスの主体になってるっていうことになります。
実用性とビジネスモデル
なるほど。動物園のケースでいうと、じゃあABC動物園に来ました。
で、こんな音声ガイドあるよっていうのがあって、それは無料なんですか。
はい、基本は無料ですけども、コンテンツによっては有料になっていくものもあります。
そしたら美術館の音声ガイドみたいなのと、コンセプトはイメージ一緒ですかね。
はい、おっしゃる通りです。あれは自分のスマートフォンアプリで使っていたっていうそんなイメージですね。
で、動物園に来てアプリダウンロードして、で、アプリを立ち上げた状態で園内を回る感じになるんですかね。
そうですね。
イヤホンをした状態でアプリを立ち上げて回るっていう感じですか。
そうです。
なるほど。そうすると位置情報を使って、この場所に来た人にはこの音声を流すっていうようなことが自動的に発生する。
はい、おっしゃる通りです。
で、それをぐるぐる回って、じゃあその動物園体験がプラスアルファになりますよね。
そんな色々ガイドがあったらっていうのがあって、で、ただ他の、そのアプリを入れていれば他のところに行っても同じような体験を得ることができると。
はい、おっしゃる通りです。
で、それを使っていくうちに、自分でも発信したくなって、そういえば俺この街のことをすげえ得意じゃん、みたいな感じになって、じゃあこの街のガイドを作っちゃおうかなっていうような、なんかそんなコンテンツ発信をユーザーさんたちが仕出すっていうようなイメージですかね。
それを友人であったり、自分の知ってる人の関係性からでいいんですけど、それを作りたくなるっていう。
なるほど、なんかその商業向けというか、商業施設向けっていうのはだいたいイメージつくんですけれども、その友人とか知り合い向けにそういったガイドコンテンツを作るみたいなところのユースケースというか、いいケースがあればぜひ教えてください。
そうですね、我々代表例としてやってるのが、本当は突き沿ってあげたいんですけど、突き沿えない自分の存在をバーチャルな形で提供していく。
例えば高齢者に突き沿ってあげたいと思っててもそれができなかったりとかすると、ご自身の声だけ突き沿ってあげられるような、そんなことで家族を支援してあげられたりとか。
例えば災害が発生した時にいち早く逃げていただくために、孫の声でご自宅から災害の避難先に対して突き沿ってあげられる存在作ったりとか、というそんなケースに使われることを想定しています。
なるほど、それはあれですね。すごくいいと思うんですけど、おばあちゃんがスマホを使えるかどうかっていうのがまた問題ですね。
はい、そのためにそれが自動起動できていくようなものであったり、バックグラウンド動いたりとかいうふうなことの仕組みの開発をしていただくしています。
じゃあおばあちゃんがスマホを持っていてアプリがインストールされていたら、リモートで緊急時にそれを起動するっていうことをしたい。
自動的に災害情報のデータとAPIで連携していって、そのごとに起動されるってそんなイメージを想定しています。
まあ自動起動って多分技術的にまだできないんじゃないかなと思うんですけど、できるんですかね。
バックグラウンドで再生できるような形しておけばっていうところになりますね。
まあ少なくともプッシュ通知はできますよねってことですかね。
はい、プッシュ通知って感じですね。
プッシュ通知でアプリから災害が起きたからちょっとおばあちゃんここを押してみたいなメッセージが来てっていうイメージですかね。
なるほど。
なんかそんな使い方をして、そういう意味で言うと最終的に観光防災、そういうフォーカスになりますかね。
はい、観光防災。その先には人々の専門知識のシェアというところに使っていただくビジネス競争領域になっていく。
そういうのを買って取り組みをしています。
なるほど。でもなんかいろいろ用途はありそうですよね、そこはね。
なるほど。で、なんかそれを貯めていく。まあ多分それだけだとビジネスにはならないと思うんで、
実際にそれをそのサービスで培われたデータっていうのを多分ソリューション販売していくっていうのが、
この空間認知を解決する移動支援技術の開発っていうイメージなのかなと思うんですけど、
じゃあ、事業者としてオンシャと組んで、だからその事業者に対して提供されるソリューションってどういった形になりますか。
はい、我々の技術をOEM、もしくは競争によって新しいビジネスモデルを作っていくようなケースですと。
わかりやすい例で言うと、認知症のドライバーに対してコパイロンみたいな構想のところでちょっと支援していくような、
そんな車運転の隣にいる助手席にいるような家族の存在であったりとか、
もしくは自動車教官、教習所のような教官みたいなものを作っていくケースであったりとか。
もちろん観光ガイドはすごくわかりやすいですけど、例えば建設現場で言うと、
フィールドでそこ危ないよっていうところの知識経験であったり、現場監督のほうが伝授していく外国人労働者に
指示をしやすい仕組みをあらかじめデータとして収録していくことによって、
音声ナビガイドのビジネスモデル
その人との関係性を、自立性を保ちながら作っていくっていうことをやりますというものになります。
なるほど。それは商品としても展開されていらっしゃる?
はい。ここは裏側のサービスとして、ビジネス競争で個別に競技しながら作っていくっていうことを考えて取り組みしています。
詳細としては、そしたらカスタマイズ開発を行うっていうのが詳細になりますかね?
そうです。
なるほど。じゃあ事業者としては、ちょっとこういう音声ナビゲーションって言うんですか、なんて言ったらいいんですかね。
はい。音声ナビガイドって呼んでますね。
音声ナビガイド。音声ナビガイドをうちの会社の特定の事業向けに使いたいなと思ったときに、
りょうべきさんに相談することでっていうことですかね。
そうですね。
エンドユーザー向けのサービスで取得されたデータであったりとかパターン、
そういったもの、音声をコンテンツ化してそれを何かサービス化するみたいなことは、
まだ展開していらっしゃらないイメージですかね。
はい。我々まだそれをサービス化としては展開していないので、今後展開される予定で、今春頃のローンチを目指して開発をしています。
なるほど。もうすぐじゃないですか。
はい。もうすぐですね。今は初実験などを取り組んでいるところです。
なるほど。はい。わかりました。
じゃあ、具体的には今、事業者として検討できるサービスっていうのは、
Rubicアプリケーションで実現されている音声ナビガイドを商用にカスタマイズするっていうことになりますかね。
はい。おっしゃるとおりです。
はい。じゃあせっかくなんで、もう少しいろんなユースケースがあればぜひ教えてください。
商用利用の、山中さんが想定しているようなところでもいいんですけど。
我々は提供主が誰かというところが明確に分かることが、すごくこの技術として重要だと考えています。
提供主が誰かっていう、例えば先ほどの建設業の中で現場監督がっていう、
じゃあ現場監督の主って、それって誰なんだろうとかいうような、その情報を発信する人自身が作り上げていくってものです。
もちろん、我々もAIを使った技術開発をしているんですけども、
AIはあくまでも支援というところに入っていて、こういったコンテンツを作るっていうところの支援の存在までに抑えています。
ですので、一気通貫でAIで全部データ化しようっていうふうなものを視覚的情報でやっていこうとすると、
なかなか作ることに大変になったりするんですが、さっと音声で歩きながら言葉でつぶやいていくと、
それが実は教宝になってたりとか、誰かの地域で伝授になったりとかいうふうな形で、
専門知識をシェアしていくというふうな知識経験の伝授をしていくことに対して、
ビジネスフィールドがあると考えて、今は取り組んでいます。
なるほど。そしたら、不特定多数の誰かがこんなことを言っていますっていう、
いわゆるSNSのコメントが多いとか、いいねが多いとか、そういう観点ではなくて、
特定の発信者がいることっていうのが重要になってきていて、
っていうとあんまりSNSって言わないほうがいいかもしれないですね。
これ実はSNSって申し上げてるのは、その繋がりを作っていくことによって、
ある意味、評価が出てきたときに、自分はこの人ならば信用できるって、
信用筋との関係性を作っていくってことです。
2C向けと2B向けは完全に切り離していて、2C向けは、
いわばさっき申し上げたところで言うと、
ちょっとエアビー&ビーエクスペリエンスっていうような、
その旅先の地元住民のガイドみたいなところで、
この人ならば一緒に移動できるよっていう形を作っていくような移動のSNSになっている、
そんなイメージになります。
はい。なんで多分SNSって言っちゃうと、その本意が伝わらない。
SNSって言葉の印象がだいぶ変わってきちゃってるっていうか、
ところがあると思うんで、新しい言葉作ったほうがいいんじゃないですか。
そうですね。ガチガチにちょっと定義をしないといけないっていうふうに考えていて、
例えばリアルなんかも定義がしっかりされていたりとかすると、
ですから自由に発信しつつも定義をしっかり制約がありつつもやれるような、
まったく新しいSNSプラットフォームになるかなっていうふうに考えています。
ありがとうございます。
はい。
ちょっとじゃあ最後に、このプロダクトの今後の展望みたいなことをお話しいただければと思います。
はい。我々今やっているのは、先ほどの動物園だったりとか植物園であったりとか、
まずはその発信する人自身が誰かっていう、その土着性ナビガイドっていうことを使った
音声SNSプラットフォームっていうふうに、技術をフィールドを少し固定しながらやってはいるんですけども、
この技術の発展っていうところで言うと、ビジネスの様々な競争領域が考えられます。
それは法人向けであったり、個人のライフスタイルであったりとか、様々な利用量等が当然考えられるので、
そういった皆様との取り組みであったりを一緒に競争できることを考えています。
例えばで言うと、観光であったり災害であったりとか、先ほど建設以外でも教育であったりとか、
例えば自動車教習であったりとか、あとはホテルからの誰かを支援していくようなそんなものであったりとか、
日記アルバム就活であったりとか、様々な領域で私たちの技術が使われていくものと考えていますので、
皆様とも事業競争ができることを心に願っております。
今後の技術展望
ありがとうございます。今日はRubikさんに商品の紹介をしていただきました。山中さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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