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Location Weekly Japanです。今日は、Nearの山本さんに来ていただきました、Near Intelligence Inc.ですね。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
会社紹介、自己紹介お願いします。
会社はですね、Near Intelligence Inc.となります。創立はですね、2012年の11月だったかな。
シンガポールでもともと立ち上がりまして、ビジネスとしてはですね、人の色を追いかけて広告を出すっていうですね、位置情報のターゲティング広告をずっとやってます。
加えてですね、最近数年前にですね、事業賠償しまして、今度は人流調査がですね、できるようなサービスを展開しております。
グローバルでですね、大体16億ユーザーID位ですね、追いかけて広告を配信するのに基づいてですね、人流データ調査ですね、なんていうのをやってます。
データベース、途中で賠償した会社のサービスもあったりするので、2つぐらいあるんですけど、1つはもう本当に広告配信用のターゲティング広告できます。
もう1つは過去からですね、2019年からのデータがあるんですけども、世界中ですね、大体200カ国以上の人の動きをですね、捉えてまして、
それをですね、元にコード分析がDPSの移動経路情報で点で分かる、タイムスタンプと点とですね、あとユニークなユーザーIDが判定できますので、人の移動をですね、ユニークに判定すると。
かつ、世界のどこから来てるか、日本の国内のどこから来てるかとかですね、そういったその移動点を全部蓄積しているので、
例えば金閣、今年の1月から半年ですね、6月末まで京都の金閣寺を訪れた方って、どの国から、日本国内だったらどの地域、
究極で言うとですね、移動経路レベルですね、までどこから来てるかっていうのが分かる。
どの空港から入ってきて、どういった移動をしてきて、で京都駅なのか、たどり着いて、そこからどこへ移動したのか、夜はどこに滞在したのかとか、
足取りとか時間が分かるのでですね、そういったところを追っていくと、どういうふうに移動したのかっていうのが分かる。
それが国別だったり、タイの方はどこからやってきて、どこに滞在して、どこを収入するとか、
よくあるあの、旧服装を狙ってどうしたいかみたいなところはですね、高級旅館とか押さえておいて、
そこ泊まる方の出身国、出身地、どこでしたっけ、どういったところよくまわるんでしたっけとかですね、
たどり着く前、たどり着いた後、こういった分析なんかもですね、国単位とか人単位、いわゆる人単位ですね、究極で言うとできるというようなものです。
ここを追いかけてですね、ターゲティング広告もできるので、来る前ですね、例えば日本に馴染みがありそうだなっていうと、
海外のですね、レストラン、日本食レストランとか向けてですね、告知宣伝こととして、それでやってきていただくと。
で、旅中ではユーザーのIDがどこ出身かも分かるので、その方に向けて広告打つとか、で帰っちゃったらまた来てねっていうのを足跡が日本に残ってますので、
そういった方々に向けてまた来てねとか、こんなこともできたりします。
こんなサービスをですね、すみません、人の移動に合わせた行動分析、行動ターゲティング広告っていうのをやってます。
はい、ありがとうございます。山尾さんはいつからニアやってらっしゃっているんですか?
そうですね、私は2019年の8月からニアになります。
はい、なるほど。今ご紹介いただいた内容って結構インバウンドというか、そういったところ、日本での展開はっていう感じなんですかね?
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そうですね、今のはちょっと日本にフォークしちゃったんですけど、特に国はアメリカでもいいですし、東南アジアでもいいです。
それこそヨーロッパ圏でもいいですし、中東でもいいです。
世界中どこでもですね、弊社のサービスをやってますんで、
いわゆる移動点についてもですね、世界中のどこに足跡が残ってるかっていうのが観測分析できるようになってます。
なるほど。ちょっとインバウンドの話は後で教えていただくとして、
例えばアウトバウンドみたいなのもできるってことですよね、そうしたら。
おっしゃるとおりですね、日本の方が海外にどこに行きましたとか、
例えばタイだったらタイの空港ですね、なりタイの国内で特定のエリアをですね調査します。
そうするとそのエリアにいらっしゃった方の出身地がまた分かるんですね、逆引きですね。
これってじゃあ日本から来てるのは何カウント、アメリカから何、シンガポールから何、こういうのが分かるわけ。
日本のインバウンドって、どうですかね、やっぱり山尾さんも2019年からということで、
誰も外国人が来なくなった2020年、2021年を通ってこられてというか、やることなかったじゃないですか。
そうですね、いやまさに人類があったのがいきなりドーンと落ちるわけですね。
で、ちょろちょろちょろっと、仕事はほとんどないわけですね、この期間。
人の動きがないんで、皆さんこの人類業界ですね、何も仕事がないと。
とは言いながらですね、実は行動ターゲティングの分析とかはですね、できるわけですね。
今そこに人はいないんですけども、過去ここにいたはずなんで、将来こうなるであろうから今のうち調査をしてですね、
この先どうなるかを予測しようとですね、そういった動きなんかも今まで聞いたことがありまして、
そういった行動分析のデータは仕切りに持っているんでですね、そういったのを必要とされる企業さんの方にお届けしたりとか。
それからその日本ってちょっと出だしが、コロナ回復してからの出だしが遅かったんですけども、
海外はですね、比較的早くマーケットが開いたんで、海外でですね、日本のビジネスのやってらっしゃる方がどう動いたらいいか、
早めにちょっと手当てしようと、そんな話も伺ったりしてですね。
はい。
案件としてはほぼゼロに近かったんですけども、その間もですね、この先を見ながらちょっと動いたっていうのがあります。
いやーそうですね、心配してたんですけどね、山本さん大丈夫かなみたいな。
そうですね、いつ首飛ぶかっていうね。
そうですね。
まあね、去年から今年にかけてまた爆発的にインバウンド戻ってきて、コロナ前以上に人が来てるみたいな話も今、2023年の11月ではありますけれども、どんな感じですか。
そうですね、オシャルには部分的に戻ってるところと戻ってないところがやっぱりある。
首都圏とか京都とかはもう爆発的にもうとんでもなくそういうことになっちゃって、皆さん目にされる方はすぐわかるんですけど、
ちょっと地方に行くとまだもうちょっとかなというところもあるらしいんです。
でもそういったところはもうちょっとかなっていう感覚と、あとは数字で実際はどんなふうに動いているのかっていうのが見えるかなと。
絶対的なサンプル数ってそんなにむちゃくちゃ地方行けば行くほど少なくなっちゃうんで、多くないんですけども、その中からですね、移動点っていうのはやっぱり取れてくるので、
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え、こんなとこ行ってんの?とかですね、そういったものがですね、人の移動調査だと見えてあったりするんで、結構知らなかったことが見えてくるっていうのは面白いですね。
なるほど。
どうですかね、オーバーツーリズムみたいなことも言われ始めていて、どうしたら通り、私も9月ぐらいに京都行きましたけども、
ほんでもない人でというか、ほぼ日本人いないだろうっていうような状態を目にして、これ全然2019年よりあれだなと思いつつ、
さっきおっしゃったように戻ってないところというか、来てないところもあるっていう中で、多分そういう課題を皆さん、オーバーツーリズムでもアンダーツーリズムでも持ってらっしゃると思うんですけど、
そういうことに対してのソリューションというか手立てみたいなものであったりするんですかね。
そうですね。まだ日本国内だとオーバーツーリズムという形で案件化は我々はまだ担当してないんですけども、
ハワイですね、カワイ島とかはですね、我々のデータを使ってカワイ島でですね、オーバーツーリズムの対策というか、その流れを見たうえで、
この辺がローカルの方が観光客の方が多くて、どこでコンフリクトが起きているかとか、
あそこってレンタカーが降ったとか、皆さん移動されるんですけど空港から、レンタカーが降りてからどういった行動を観光客の方がとっているのかとか、
ルートを押したり、デスティネーションを押したりですけど、見たうえでその対策どうしようかっていうのにNIAのデータを使っていただいたりしてます。
なるほど。そういうところを日本国内でも活用できるんじゃないかなという感じですかね。
そうですね。
はい、なるほど。NIAさんといえば今年NASDAQに上場されましたと。
こういった移動データを活用したソリューションをやっている会社でNASDAQに上場したって初めてなのかなと思うんですけれども。
そうですね。
はい、どんな感じですか。
いや、何もそんな変わらずですね。なんか営業的な数字だけなんか追いかけられてる。
クォーターのね、締め切りですからね。
上場しちゃったんで、もう株主に対するコミットっていうのはですね、結構プレッシャーはありますね。
何でしょうね、その初めて上場したというのもやっぱりこの3、4年間やっぱりそのプライバシー関連、
例えばカリフォルニアのCCBIとかそういった規制の中で、いわゆるそのプライバシーデータとしての位置情報データってどう取り扱ってるんだっていう非常に強い規制とかあったかなと思うんですけれども、
それを乗り越えて上場されたっていうことは結構大きいことなんじゃないかなと思うんですけれども。
ニアさんはなぜ上場できたんでしょうかっていうと。
なぜというよりはですね、会社としては私のちょっと後ろにですね、プライバシーデータインテリジェントって書いてあるんですけど、
プライバシーを中心としてですね、第一に考えて移動データを大事にして取ってますと。
もちろん取得するときは事前の許可をいただいたものを扱うと。
それからその管理しているデータについてもですね、きちんとプロトコルとかですね、に従って、
それから管理してきちんとおいてですね、データマネジメントもしてますし、
基本的にはプライバシーに関する情報はですね、同意いただかないものっていうのはもう持ってないと。
こういった厳しい使い方と。
さらにちょっともう一歩踏み込んでですね、今ちょっとGDPR圏、EU圏の人々の移動データっていうのは細かく出さないようにしてます。
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その他のですね、国によっては、国の程度によりますけれども、移動データをきちんと出してるところもあれば、
EUデータの場合は伏せてですね、出さないようにしたり。
こういった形でですね、国の規制が強弱あるんですけども、
そういったものにですね、きちんと乗っ取った上でデータを提供する。
こんな感じで開発者はまずそこを第一に考えて覚えていくという。
なるほど。
それは国とか地域それぞれの規制規律に対して、しっかりと整理がついた状態でデータを管理してるっていう感じなんですかね。
そうですね。
なるほど。
それは日本もしかり。
日本しかりですね。
なるほど。
はい。
ありがとうございます。
そこはですね、LVMさんにくっついてて勉強させていただいてます。
はい。
了解です。
どうですかね、その2012年からもう10年ちょっとで、位置情報データ業界で言えばすごく老舗だと思うんですけれども、
この10年間の変遷というか、どんなことありましたかとか、こんなの大変でしたみたいなのもしあれば。
そうですね。
私が常任したのが2019年からなんで、ちょっとその前は実際私携わってないんでわからないんですけど、
おそらく昔はまだその位置情報を取得するとか、それを取り扱う、そういったエコシステムがたぶんそんなに、
いわゆるスマホの黎明期からちょっとこなれてきた感じで、位置情報もそんなにいっぱいまだなかったりとか、
アプリのマーケット自体がまだそんなに育てなかったりしたかもしれないですけど、
それがだいぶ育って当たり前になってきたとか。
意味では大きく進歩をしてるんじゃないかなっていうのと、
途中でコロナウイルス、パンデミックですね、発生して、
人の動きを抑制しようとか、どこに人の動きが多く見られたかみたいなことで、
そういったこともあって、人の移動データ、いわゆる人流データと言われるようになりましたけど、
それがすごく注目されるようになってきたのかなと。
そういった意味では話題あったんですけども、ちょっと違う意味でも、この業界に対する光はある程度差してたのかなと。
そんなことは、それは直近ですけど感じられたかなと思ってます。
なるほど。ありがとうございます。
では、最後に今後の展望というか、どんな感じでこの先、
三谷さん、DNSやっていきますかみたいなお話を教えていただけると。
そうですね。実はまだ三谷もですね、そんなにマーケットでは知られた存在ではないので、
皆さんに助けていただいて、まだ赤ん坊ですので、いろんなところからですね、ご飯いただくような感じ。
いろんなポケットからですね、育てていただく。
まあ、と言いながらもですね、ちょっと私ちょっと一言言うと、
三谷って築地の中卸ですね。
世界中から良いデータ集めて取り揃えております。
で、そこに例えばA社さんって日本食の板さんです。
B社さんってイタリアのシフです。
C社さん、フレンチとかそういうのある。
で、皆さん退治されてるお客様ってバラバラで、要望もバラバラなんです。
なので私たちのこのデータっていうものを使ってですね、
その課題解決、A、B、C、D、それぞれの会社さん、
その先にお客さんのですね、課題解決にニアのデータを役立てていただけたらいいなというふうに思ってます。
はい、ありがとうございます。
なんかこういった方々がニアニアプローチしてほしいみたいなのもしあれば。
そうですね。今はすごく観光関係でお話すごくご相談いただくこと多いんですね。
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そこがすごく目立ってるんですけども、その他にも氷山、不動産、もちろん自動車業界なんかもそうです。
ありとあらゆる人の動きにまつわる業界、ちょっと欲張りですけど、ぜひよろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。
そうしましたら今日はニアの山本さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。