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2022-03-10 12:57

155. 簡単・ずっと役立つ『破壊的イノベーションの起こし方』

破壊的イノベーションの起こし方―誰でも使えるアイデア創出フレームワーク
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ポイントは「ニーズの統合」と「価値の統合」の2つだけ。

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どうも、ハリーです。ヤマンです。この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤマンがお届けする、仕事に役立つ情報を紹介する番組です。
よろしくお願いします。ということで、今日はですね、本を紹介するんですけども、今日紹介する本はですね、破壊的イノベーションの起こし方
破壊的イノベーションの起こし方だと。という本です。まぁちょっと本題入る前にですね、僕Apple Watch使ってるじゃないですか。使ってるんですよ。
腕時計って買うのに苦労するもの第一じゃないかなと思っているのですよね。
で、なんか本来はただの時計なんだけど、腕時計見たらその人の人となりがわかるみたいなアイテムになっているじゃないですか。
確かに、なんか女の好みがわかるとかね。それは知らんけど。それは知らんけど。安い時計つけてると、そういう人ねって思われるけど、
じゃあよく見られたいと思うと、ロレックスみたいな高級時計いくかみたいな。高い時計ほんと高いもんね。なんかYouTuberとかでさ、何千万する時計とかさ。
そうですよ。もう腕に家が建ってますからね。上に家が建ってるからね。すごいよな。
そこでApple Watchなんですよ。最近だともうセレブの人とかも使ってるし、Apple製品というガジェットなんで結構IT系っぽい感じも出せるみたいなんで、
普通の腕時計とあんま比較されにくいんですよね。ちょっとなんかジャンルが違う感じだよね。4万円くらいするから安くはないんだけど、
そこで4万の時計買ってなると、なんかどうだっていう話になるじゃないですか。
なんで、これまではそういう腕時計買おうとしてる時に、よく見られたいとか舐められたくないみたいなことを思うと、ブランド時計が必要だったけど、そこまでお金かけたくないっていう人の需要を満たすアイテムなんですよね。
アップルウォッチとは。
アップルウォッチとは。で、これがね、今日のテーマです。
ほうほうほう。
破壊的イノベーションの起こし方。何かというと、テーマはね、統合ですね。
統合?
複数のものを一つにまとめるという統合ですね。
この本ではイノベーションとは新結合のことと言っているんですね。
なるほど。
なんかこの番組でも何度か、良いアイディアとは既存のアイディアの組み合わせだみたいなことを。
そうですね。
言ってきてると思うんですが、それをわかりやすく実践的に教えてくれる本という感じですね。
なるほどなるほど。
結合が結局統合になっていくんですけれども、大きく2つの統合があります。
1つ目、ニーズの統合ですね。
ニーズの統合。
破壊的イノベーションを起こすには、トレードオフの関係にあるニーズ同士を結合し、そのニーズを満たすサービスを作ることができれば、破壊的イノベーションを起こしやすい。
ちょっとわかりにくいと思うんですけど、トレードオフの関係っていうのが、さっきのApple Watchで言うと、よく見られたいと思うとブランド時計を買わなきゃいけないと。
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つまりお金がかかるけど、お金をかけないとよく見られないっていう、どっちかを取ればどっちかが満たされないみたいな。
お金を取るかよく見られるかをどっちを選ぶかっていうのがトレードオフなんだけど、Apple Watchはそのどちらも満たしてくれると。
なめられないし、時計にしてはそんなに高くないっていうところがね、トレードオフの関係にあるニーズの統合なわけですね。
まあいい塩梅を取るってこと?
いい塩梅、いや両方の需要を同時に満たすっていう。
両方の需要を同時に満たす、なるほど。
いくつか例があってですね、ユニクロのヒートテックが載ってます。
で、ヒートテックはおしゃれしたいけど温かくしたいという。
なるほどなるほど。
今まで温かくしようとすると厚着しないといけなかったんで、みんなこう気膨れてベイマックスみたいになってたじゃないですか。
うんうんうん。
で、それがヒートテック使うことで薄着でも暖かいからちょっとパシュッとした感じの。
なんかヒートテック一枚にダウンみたいな宣伝やってましたもんね。
っていうのがね、今まではそれがこの相反するものだったけどヒートテックがそのすべてを包み込む、これがニーズの統合ですね。
なるほど。
まあ他にもね、いろいろあるんですよ。
例えば吉野屋とかね、吉野屋のキャッチコピー。
吉野屋のキャッチコピーなんだっけ?
速いやすいうまいですね。
速いやすいうまいか。
で、これはお金を節約したいけど美味しいものを食べたいとか、美味しいものを食べたいけどすぐ食べたいみたいな。
こういうのを一つにまとめてくれると。
なるほど。
まあそういうトレードオフの関係のものをまとめることがこのニーズの統合で、それを起こすことが破壊的イノベーションにつながっていくと。
なるほどなるほど。
一見その両立が難しそうな需要を合体させるってことだね。
そうですそうです。
だからこういうのってもうみんなが無意識に諦めているんですよ。
どっちかしか無理だよねって。
みんなそういう前提条件だから、そこをいかに見つけてどう解決するかというのが腕の見せどころなわけですね。
なるほどね。
だから誰かがなんとかだからなんとかなんだよねって言ってたらもうチャンスだと。
もうそこにビジネスチャンスがあると、その固定概念の中に。
そう、なんかいろいろあるじゃないですか。
電車だからどうだとか、子供がいるからなんかどこどこ行けないとか、
背が低いからどうだとかっていうのをなんとかできないかというところに着目しましょうよというのが一つ目に伊豆の統合ですね。
なるほどなるほど。勉強になるな。
だから誰かがなんとかだからなんとかできないって考えたときに、なんとかだけどなんとかできるっていうふうな切り返しが重要ってことですね。
そうそうそうそうそう。
で、もう一つがね、提供価値の統合。
提供価値の統合。
難しいですよね。
難しい言葉だな。
これ何かというと、スマホが、スマホって柄形とノートパソコンがついたものみたいな感じじゃないですか。
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そうですね、そうですね。
携帯なんだけどパソコンと同じような操作ができるっていうところが人気の理由なんですが、
こういうことができると、もう柄形を買う理由がないし、ノートパソコンも買おうと思ってた人もスマホでええかとなるから、
そこを買ってた人たちを一気に取り込めるっていう。
なるほどね。提供価値の統合。
なんでこっちはどの機能を統合するかというのが大事であって、
どういう価値を統合すればいいかというと、既存サービスと同じ目的に利用される他のサービスであると。
例えば電車とタクシーがあると。
電車もタクシーもどっちも移動手段じゃないですか。
移動手段です。
移動手段だけど機能が違うと。
電車は安いし渋滞しないから時間通りに着くっていうのが電車のいいところだと。
でもタクシーは快適に移動できるっていう、電車にはない機能があるんだけど、
電車が持ってた安いとか渋滞しないというのは持っていない。
じゃあこの機能を、その電車が持ってる機能をタクシーに取り込めないかというふうに考えると新しいサービスが生まれる。
なるほどなるほど。
例えば高いっていうのは自動運転をすればコスト安くなるよねとか、
渋滞するんだったら専用レーンができれば渋滞しないよねみたいな。
そういう似たもの同士の提供価値というのを抽出して置き換えられないかっていうアナロジー思考ですね。
いやでもそれめちゃくちゃクリエイティブですねそれ。
クリエイティブシンキングですね。
そうなんです。
じゃあ専用レールを作ればいいっていう発想なかなかですけどね。
でも確かに未来のこのSFとか見てたらなんかポットみたいなさ、一人乗り用みたいな車でピーンって走ってるのとかあるなぁ。
ドラゴンボールの世界みんなそんな感じだよね。
なるほどね。
というねこの2つの統合を抑えて、フレームワークとしてね抑えておくとアイディア出すときにいいんじゃないかなと。
なるほど。
トレードオフの関係を統合して提供価値を統合すると破壊的イノベーションが起こると。
はい。なんかねやっぱ普通に考えると例えば飲食店をやってますみたいなことをしてるとお客さんは美味しいものを食べたがっているみたいな当たり前のニーズしか見つかりにくいんですよね。
うんうんうん。
じゃあ美味しいものを食べたがってるんだったら高くても美味しいものを出す店にしよう。ランチ4,000円ですとかやってもそれはそのトレードオフのもの満たしてないから普通じゃないですか。
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4,000円高いランチうまい。
当たり前だもんね。
そうか文脈的に何々なのに何々っていうのがいいんでしょうね。
そうですね。だからそれで言うと例えばフルコースなんだけどもう注文してから1分で出てくる。めちゃくちゃ回転率がいい。
はいはいはいはい。
とか昼からコースが食べれる。
なるほどね。
需要があるかどうか知らんけど考え方としてはそうですよね。
確かにそのトレードオフの関係を両立させるって面白いな。
例えば私は背が低いからこういうコートは似合わないっていう文脈でいくと背が低いけど似合うコートとかそういう発想ですよね。
そうそうそう。
ありがとうございます。
あとまあ僕とかではないかな。家から出たくないけど家だとあんま集中できないとか。
なるほどなるほど。文脈からそういうふうに需要を探っていくの面白いですね。そう思えば確かにアップルウォッチってなんか満たしてますねそれ。
そうなんすよ。なんかねそういう自分でね今やっているサービス商品とかもどういうところがトレードオフの関係になっているのかとかっていうのを見つけていくといいかなと思って。
うちだとスクールやっているんですよね。子供向けのプログラミング教室とかでそこの例だと一人一人に個別対応みたいなことをすると先生がしっかりつかないといけないから人件費がやっぱ高くなるじゃないですか。
でも動画授業というのを撮っておいて基本的にはそれを見てもらって必要な時だけ人が介入するという仕組みにして個別対応もできつつめちゃくちゃ高くもならないことをやってたんでそことかよくできてたなぁとは思いますね。
まさにトレードオフを両立させたって感じですねそれ。
まあうちで言うとデザイン会社やってるとねそこ結構難しかったりするんですよね。
やっぱまあ今そのアプリケーションアドビとかのアプリケーションがどんどん進化していっているんで生産性わかっていっているんですよね例えばその写真の画像を切り抜きますってなった時に昔ってさ結構時間かかってたんですよそのペンツールまあ今でもそういうやり方あるんですけどペンツールでその画像をこうなぞっていってなぞった部分だけ切り抜くとかさはいはいもうその髪の毛とか髭とか超めんどくさいわけですよ切り抜くときねちゃんと綺麗に切り抜こうと思ったら
だけど今フォトショップも進化しててがぼってこう選択したら自動で切り抜いてくれるみたいな機能があったりして。一撃ですよ今や。一撃じゃないですか。車体の選択クリック。そうそうそうそうなんかそういうふうにどんどんこう生産性って上がってきてるんですよねだからそれはそのトレードオフの関係上よくなってると思うんですよ
例えば今まで5時間かかって5万円やったものが2時間でできるようになったから2万円ですみたいな現象はITの進化によってこのクリエイティブの世界もできてると思うんですねアプリの進化を待ってるんじゃなくて自分の作業の工夫でそれをやりたいですよね例えば自分で早くできる方法をね編み出すとかね
12:07
力技ですな。今までそういう手作業でやるから時間かかるのが当たり前みたいなところは結構トレードオフなのでそことかをね何とかする仕組みがあるといいよねっていうのがあると思うのでねぜひ皆さんも考えてみてはいかがでしょうかということで今日は快適イノベーションの起こし方紹介してきました
ありがとうございます
えーと今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています2人でコメント欄すべて読んでいますので今後の番組をより良くするために感想をお待ちしています
お待ちしております
それではまた次回お会いしましょう
さよなら
12:57

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