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どうもハリーです。どうもヤマンです。この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤマンがお届けする企業やスタートアップに関する話をゆるく紹介する番組です。
よろしくお願いします。はい、今日はゲストにお越しいただいているということで、早速お呼びしたいと思います。
ゲストは、企業ゼミを運営されている吉川さんです。はい、よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。
吉川さんは、中高生向けに企業家教育を学校に行ったりして、教えているというような活動をされているということなんですけど、ちょっと軽く自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。改めまして、株式会社ガヤツム吉川と申します。今ご紹介いただいたように、普段は中高生と、あと要望があれば大学に行ったりするんですけど、
中高生向けに企業教育プログラムを、出張授業という形でやったりしています。今までにキャリア教育アワードを受賞されたり。そうなんです。
2021年も受賞したんですけど、その時は奨励賞で、2022年は経済産業大臣最優秀賞という、ちょっと行業史、はい、受賞をいただきました。
経済産業大臣。はい。先日、受賞式にも行ってきました。
へー。すごい。なんとこれまでに50以上の学校で、はい、1400名が参加ということで。そうですね。
北は北海道から、南は沖縄まで、はい、飛び回って出張授業しているという感じです。
すごいですね。どんなことを話すんですか?
ざっくり言うと、何か一方的に座学を、レクチャーをするというわけではなく、実際に企業を体験してみようということで、
課題設定から情報収集、あとビジネスモデル構築、最後はピッチまで、そういう企業までの一連の流れをワークショップ形式で体験できるようなプログラムです。
例えばこういう事例がありましたみたいなのってあったりするんですか?
もう本当に数えきれないぐらいありますけど、例えばこの間、石川県の野戸町っていう、本当に言ったらあれですけど、町田舎でやらせていただいたときは、釣りが大好きな子がいて、
で、その子が何が困っているかって、一番困っていることは何?って聞いたら、釣りのルアが錆びる。で、錆びるとまた新しく考えていただいて。
課題が一番困っているって聞いて、じゃあそれをどうやったら解決できるかなって言ったら、錆びないルアを作りますって言って、今試作品を作ったりしてます。
めっちゃいいじゃないですか。
めちゃめちゃ面白いんですよ。僕普段釣り、普段というか一回もしたことないんですけど、そこにそういう課題があるって知らなかったんですけど、その子から、
いやこれ釣り人みんな困ってますよって感じで、面白いことにチャレンジしてる子。今試作品作って、今度ビジコンに出場する予定です。
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なんかいいですね、今困っていることないっていう切り口いいですね。
そうなんですよ。単純に企業アイディア考えようってなると、別に自分が作りたいものを作っちゃったりとか、人が別に欲しがないものを作っちゃったりとかってなるんですけど、
やっぱり企業って基本的には誰かの困りごと解決。しかもまだ解決されてない課題解決なので、身近なところから自分がどんなことに困っているかとか、自分の身の回りの人たちがどういうことで困っているかっていうところからスタートしてます。
なんか、もう我々アラフォーになってその視点忘れてたね。日常の困りごとを探す視点忘れてたね。
確かにそうですね。
でも本当にすごく面白い。地域によっても全然違いますし、生徒それぞれでも興味関心の対象が違うので、さっきのが釣りでしたけど、例えば食に興味がある子は、おばあちゃんが入院したことがきっかけで、入院食×完全食みたいなのを栄養士の方とコラボして作ってたりとか、
音楽好きな子は音楽、スポーツ好きな子はスポーツ、それぞれ好きな子をテーマにできるので、本当にどれ一つをとっても同じものがなくて面白いです。
なるほどね。今聞いた感じ、そういうアイディアって働く前の高校生とか大学生の方が出そうな気がするね。
本当におっしゃる通りで、年齢が若ければ若いほど大人ができないような発想。
ですよね。働いて長い月日が経っちゃうと、日常生活が仕事の枠組みの中で生活することになると、なかなかそういう新しい発見を持つ視点って持ちづらいんですよね。
さっきのツリーの例でいくと、大人とかだと錆を取るスプレーを作ろうとかそういう発想があるんですけど、高校生はそもそもスプレーを買うお金がないっていう感じになっちゃうので、
だったらそもそも錆ないようにすればいいんじゃないかっていう発想になるんですよね。
制限がある分、どうにかして解決しようとするんで、面白いアイディアになってくる。
なるほどね。めっちゃいい仕事してますね。
めっちゃいい仕事してますね。
それって学校からオファーがあっていくんですか?
そうですね。基本的には。
例えば最近の行政の方、教育委員会の方とか経済局の方から、私たちの地域でやってくれませんかっていう依頼があったりとか、
あと企業の方から、この学校でやってくださいっていうオファーがあったりという感じも増えています。
なるほど。で、大体そのワークショップみたいなんて1日で終わるんですか?
短いと1日で終わったりもするんですけど、あの学校の実情に合わせて、
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例えばそれを1週間かけてやったりとか、1ヶ月かけてやったりとか、一番長いと1年かけてやったりすると思います。
1年ってもう結構ガチのプログラムですね。
1年でやる学校様はもうガチでスタートアップ創出を目指すっていう感じで。
今でも結構大学でも多いですよね。どこの大学もスタートアップを生み出そうみたいなんで、結構予算つけていろいろやってますよね。
おっしゃる通りで、大学は5カ年計画だっていう風に言って、アントレプレナーシブ教育プログラムをやったりとかするんですけど、
それが今年、来年とかで一つですよね。国が気づいたのは大学からでは遅いっていう。気づいて今中高、小学校とかに降りてきてる。
中高、小学校か。なんかあれですね、小学校とかになればなるほど面白いアイディア出てきそうですね。
おっしゃる通りですね。あとやっぱり大学生になっちゃうと、私たちも最初実は大学生からスタートしたんですけど、
大学生って大人じゃないですか。22歳とか21歳とかになってそういう風なことを勉強しても、正直その後企業っていう選択肢がなかなか選べなかったですね。
周りがみんな就活してたりとか、主にそこですね。
企業をしたいけど周りがみんなコンサルとか外資系行くとかっていうのを管理をなるとかっていうのを見てると、ちょっとなかなか一歩を踏み出せないですっていう子たちが多くて。
いやーそりゃそうだよね。周りが就職してるのに自分だけ企業って結構勇気いるもんね。
そうなんですよ。なのでやっぱり企業することが、私たちも別に中高生のうちから企業してほしいって特に思ってないんですけど、
なんていうかその企業の一つの選択肢になるっていうことを中高生のうちから、変な言い方ですけど擦り込ませるというか。
僕の個人的な意見ですけど、絶対自分でやった方が面白いからね。
仕事はね。個人的な意見ですけど。
いやでも本当にそう私個人としてもそう思ってまして、でもこれってやってないとわからないというか、なんでもそうだと思うんですよね。
スポーツもサッカーもルールだけインプットしてやりたくなるって言ったら多分そうじゃないと思うんですよ。
自分でやってみて、シュートみんなで一生懸命頑張ってボール繋いでシュート決めたら初めてそこで楽しいって思うと思うんですよ。
それで企業というか仕事も同じだなというふうに思うので。
それを早い段階でワークショップっていう形で実体験してもらって関心を持ってもらうみたいな。
おっしゃるとおりです。できるだけリアルに近いような。
私たちの会社がそもそも事業会社なんですけど、一方でCVCコーポレートベンチャーキャピタルを持ってるので、
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もともと企業支援とか企業化に対して出資をさせていただいたりとかしてたので、
それをそのまま教育コンテンツ化して、ちゃんと最後のピッチも私たちの投資メンバーを呼んだりして、できるだけリアルに近い形でピッチもしてるので。
ちょっと質問いいですか?僕のめっちゃ個人的な好奇心なんですけど、
結構今までいろんな学校行かれてワークショップされてるじゃないですか。
大学生、中学生、高校生、中学生っていろんな生徒さんがいらっしゃると思うんですけど、
みんな同じようなカリキュラムを受けて同じ時間同じことするわけじゃないですか。
その中でもいい結果残す生徒さんがいてるわけですよね。さっきのツリーしていい発想を持った人。
なんかそういう企業に向いてる人の特徴っていうか特色ってなんかあったりするんですか。
例えばちょっと変なやつの方が多いとか、例えば利系が多いとか。
ここはちゃんとは私たちに価格しないとなって思ってるんですけど、
なので今からお話しするのは私の体感でしかないんですけど、
まず逆に関係ないなって思ってるのは、偏差値とかはそこまで関係ないなって感じです。
偏差値やっぱ関係ないんだ企業に。
あんまり関係ないなっていう風に感じて。
これ吉川さんの肌感ですよね。
大事だなって思うのは素直さがやっぱり大事なのかな。
素直さって言うと。
例えばそのプログラムの中で壁打ちの時間とかも取ったりするんですけど、
その時に私たちも結構ガチでフィードバックするんで、
高校生からすると痛いところ疲れたりとか、
なんか自分はこうしたいんだけどなんで伝わらないんだみたいな感じなんですけど、
そういった時に、
ああなるほど、勉強になりますみたいな感じで、
どんどん吸収してくれる子はやっぱりぐんぐんぐんぐん伸びてきます。
そこで、いや俺はこれがいいと思うんだ。
もしかするとそういうのもいいかもしれないんですけど、
いや俺はこれがずっと痛いんだみたいな子たちは、
あんまり最終アドピッドが良くない傾向にある気がしますね。
わあ面白いですね。
社会人になった実社会でも同じことを言えるかもしれないですね。
普通のサラリーマンとかでもさ、
例えばサラリーマンがプレゼンするのに資料をまとめてて、
先輩からの指摘を受けてうるせえよって対応するのか、
ああ確かにおっしゃる通りだ、じゃあここ変えようって思えるのかどうかみたいなので、
結構素直さですよね。
いや本当にそうですね。
例えばアップルのスティーブ・ジョブズみたいな、
ああいう天才というか、
超プロダクトアウト型の企業家は多分そういう、
俺が俺がこれがいいんだっていうような感じもいいかなと思いつつ、
どっちかって言っても私たち普段教えてるのはマーケットイン型。
どう顧客の方が解決するかとか、
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顧客はどんなニーズを持ってるのかっていうのから入ってるので、
よりその素直さというか、
顧客のことを思うっていうことが大事なのかなっていうふうには思いますね。
いやー面白いことしてますね。
ありがとうございます。
普段あんまり褒められることないです。
やっぱり学校の先生方、
まあちょっと言ったらあれですけど、
アンチ企業じゃないですけど、
公務員と企業って真逆じゃないですか。
そうですよね。
なのでやっぱり理解されないこととか、
こんなのやっている意味あるんですかみたいな感じで言われることもありますね。
呼ばれて言ってるのにそんなこと。
そうですよ。
まあでもそうだよね。
学校全体の方針と中で働いている公務員の個人のパーソナルの意見って違いますもんね。
おっしゃる通りですね。
先生がね。
あるあるなどが担当の先生とか、
校長先生が結構やる気であることが多いんですけど、
そういう先生たちはやる気満々なんですけど、
実際現場の先生たちは何ですかこれみたいなことは時々ありますね。
でも嬉しいのが、
これ実は子どももそうなんですけど、
私たち最後アンケート取ってて、
子どもたちも最初4人に3人くらい、
75%くらいの子たちは嫌々参加してるっていう感じですね。
授業だから仕方なく参加してますとか、
企業全然興味ないですって。
でも最初の段階でそういうふうに回答してた子たちも、
今85%くらいが企業に興味を持ったりとか、
こういう力がついたっていうふうに回答してて、
先生たちはちょっとアンケート取ってないんですけど、
先生たちも最後コメントくださって、
最初中高生の企業なんてって思ってましたけど、
これは本当に今の人に必要なプログラマだと思います。
最初全然違うこと言っとったやんって感じなんですけど。
いい仕事してますね。
それを言ってもらったらもう価値ありますよね。
そうですね。
だから最初はやっぱり悔しいなとか、
なかなか理解されないなって思うんですけど、
やっぱやってみると面白いし、
コンテンツは本当にどこに出しても恥ずかしくないコンテンツだと思ってるんで、
やってみるとその面白さ、
意義に気づいてもらえるのかなっていうふうに思います。
民間企業とかに出張行くこともあるんですか?
社員の大人に向けてってことですかね?
例えば大企業が新規事業を始めたいみたいなので、
社内でスタートアップ的な事業立ち上げるケースって最近多いじゃないですか。
そうですね。
そういう時のカリキュラムで、
ちょっとうちでワークショップやってよみたいな。
たまに雑談ベースで話が出ることはありますけど、
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実際にやったことはないですね。
これちょっと難しいのが、
海外とかだと幼稚園から企業の教育をやったりしてるんですけど、
スウェーデンとか北欧の方とかは、
幼稚園から大学院の一期通館のカリキュラムがあるんですよ。
幼稚園で何させんの?
片もんでお金あげるみたいな。
それがまさにこの後お話ししようと思ったんですけど、
海外とかだと、
年齢に合わせてコンテンツが変わってくるんですよね。
今私たちが中高生の件やってることは、
幼稚園とか小学生によっては全然響かないというか、
あんまり効果がないので、
幼稚園の頃とかはどちらかというと、
マインドの部分というか、
例えば日本の幼稚園とかだと、
工作の時間でこういうものを作りましょう。
ハロウィンなので、
あなたはカボチャを作って、
あなたはおばけを作るという感じなんですけど、
海外だと好きなことを作ってくださいみたいな。
子供たちがアウトプットで言ったら、
すごい!みたいな感じで挑戦したりとか、
そういう感じ、どちらかというとマインドの部分です。
それがどんどん上がっていくごとに、
より実務的になっていって、
大学生の時にファイナンスとか、
法律関係とか、ロームとか、
そういうようなことを教える。
ちょっとずつグラデーションで、
実務をやっていくというのが主流なんですけど、
なのでそれで言うと、
今私たちは中高に絞っているのは、
中高はちょうど中間地点というか、
マインドプラス実務っぽい感じでやってるんですけど、
これは例えば小学生に下ろすとか、
逆に大学生とか社会人に上げるとなると、
コンテンツはやっぱりガラッと変える必要があるので、
現状はあまりできていない。
なるほどね。
さっきの海外の幼稚園の話、
めっちゃ考えさせられるなと思った。
なんか全然違いますよね。
そうですね。
例えば、今の日本の教育って、
紙と鉛筆渡されて、
この絵を描きなさいって言われて、
その通りに描く練習してるけど、
スウェーデンの幼稚園って白いキャンパスと、
鉛筆だけ渡されて、
何描いてもいいよって言われてるって感じですよね。
おしゃれだね。
全然クリエイティブな発想変わりますよね。
そうなんですよ。
日本もやればいいのにね。
そうですね。
って思いますけどね。
なんかその辺りってやっぱ日本って、
僕の中でちょっと遅れてるなっていう。
遅れてるのか消極的なのか分かんないですけど、
よく言われるじゃないですか、
日本からそういうスタートアップが生まれづらいみたいな。
もちろん経済状況もあんまり今良くないんで、
それに余計白車かかってるとは思うんですけど、
吉川さん的な立場から見てやっぱり海外と比べて、
日本ってここがダメだみたいなってある?
私が言えた立場じゃないです。
やっぱり海外のそういうスタートアップが、
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どんどんどんどん出てる国とかは、
やっぱ教育とかも進んでるなっていうのは、
最近事例見てて思ったりしますね。
で、日本もめちゃめちゃ遅れてるんですけど、
めっちゃ遅れてるかっていうと、
結構頑張ってるかなって思ってて。
大学もその5カ年計画ずっとやってて、
一定のアウトプット出てますし、
で、自治体内閣が2023年、
だから今年からですね、
それを小中高、
もう下ろしていきますっていう風に言ってるんで、
一応追いつこうと頑張って、
走ってるっていう感じですね。
別に立ち止まって、
ぼーっとしてるわけではないなっていう感じです。
僕もなんか最近、
僕デザイン会社やってて、
結構広告系の仕事してるんですけど、
その学生のスタートアップ系の仕事、
ちょっと増えてきましたもん、最近。
そうですよね。
それこそイベントやるからチラシ作ってとか、
ホームページ作ってとか、動画作ってとか、
そういう話が去年、
一昨年ぐらいから緩やかに伸び出して、
去年すごく増えて、
今年もその仕事があったりとかで。
大学とかそういう行政も、
スタートアップ創出に結構お金かけてんだなーっていう、
そうですね。
感じはありますね。
そうですね。
大学はさっきのご家電計画で、
結構がっつり頑張ってて、
授業も何万人とかっていうのは受けてて、
実際今大学企業部、
企業について勉強したりとか、
企業するための部活みたいなのが出てたりとか、
結構やっぱり大学は進んでますね。
で、さっきのお金かけてるっていう話で、
今それが小中高が降り続けて、
例えば、
今政府が注目しているのは、
高専。
高専。
高専。
なんて言うんですか。
あのー、
なんだ、正式でしょ。
あの、
技術会社の。
ああ、そうですね。
そうですね。
技術会社の高専。
漢字で書くと高い専門の専ですね。
はいはいはい。
高専ね。
高専が実はいいんじゃないか。
要は高専って技術持ってるんで、
そこにマインドを注目したら、
スタートアップできるんじゃないかって思って、
今国立の57校高専あるんですよ。
日本に。
57校全部に、
年会1億200万の予算をつけて、
アントリプレナシップ教育5年間やるぞって言って、
今準備してます。
で、私たちもいくつかの高専さんからお話いただいて、
来年一緒にやりたいですって言っていただいて、
今その高専用のコンテンツを作ったりとか、
いろいろ準備してるっていう感じです。
結構本気出してますね。
へー。
ハリーさんはプログラミング教室やってるじゃないですか。
そうですね。
だからプログラミングと職業体験みたいなお仕事、
教室もやってるんで、
はいはいはい。
同業ですね。
そこで、
この子将来起業しそうだなーみたいな子とかいてるんですか。
21:00
おー、なんかいますね。
でも本当にさっきおっしゃってたような感じで、
なんか自分から新しいものを探しに行く姿勢がある人は、
やっぱなんかいいなーと思いますよね。
さっき言ってたちっちゃい頃の起業教育みたいなので、
白い紙だけ渡されるみたいなのとちょっと近いんですけど、
やっぱ普通に育っていく。
基本的には決められた答え、
これが答えですっていうのを探しに行くっていうのが
普通の学校で習ったりすることなんですけど、
じゃなくて、
自分で何もないところになんか考えて、
それを作ったりするっていうのが、
たぶんその新しいものを作っていくっていうところが
起業に結構近いのかなーっていうところがあって、
なんかそういう自分からどんどんと、
別に言われないけど、
調べたり作ったりするっていうのは、
伸びそうだなーっていう感じはすごいありますね。
いやー、なんかうちの子供も小学生に去年なったとこなんで、
なんかそういう発想を身につけて欲しいなって思うね。
白いキャンパス渡された時に何書いていいかわからないじゃなくて、
グワーって書いて欲しいよね。
なんかよくあれも言いますよね。
子供の頃パズルで遊んでたか、
レゴで遊んでたかで、
違うみたいな。
あー、それ初めて聞いた。
パズル、
これまあ比喩みたいなものかもしれないですけど、
パズルって要は完成形があって、
どううまく当てはめていくかっていう感じ。
確かに。
確かに確かに。
どう早くとか効率よくっていう。
はいはいはいはい。
でもレゴってそれがなくて、
自由に作りたいもの作れるじゃないですか。
確かに。
その例えめっちゃいいね。
パクっていいですか?
どこで使うかわからないけど。
そうなんですよ。
レゴとパズルね。
確かに、
なんか同じジャンルの遊びだけど全然、
なんか養われる力が違いそうだね。
そうなんですよ。
でもまあそういう学校で結構呼ばれていくっていうことは、
中高だと特にやっぱり受験っていうのが目的として、
授業の目的として多そうな気がするんですけど、
企業教育まあ、
言ってしまえばそんなに受験には関係ないと思うんですよ。
っていう時でもそういう呼ばれてやるっていうのは、
やっぱ学校でも一応そういう必要性は今感じるようになってきているっていう、
トレンドが来てるんでしょうかね。
ありがとうございます。
今日一番話したかった話なんですけど。
ありがとうございます。
先生、さっき公務員って企業家と正反対の仕事だって言ってたんで、
一見すると学校で受け入れられなさそうじゃないですか。
でも今本当にたくさんご相談があって、
なぜかっていうと2つ要因があるんですけど、
1つは今年から全国の学習指導要領っていう先生たちのガイドライン、
学校のガイドラインが今年、今年度から変わりまして、
総合的な探求の時間っていうのが新しくできたんですよ。
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昔でいうような総合の時間とかもあったと思うんですけど、
あれが今総合的な探求の時間って変わりまして、
それ要は何か1つのことを探求、追求するための時間なんですけど、
これが企業家教育とそのものなんですよね。
企業って要は1つのことを追求することじゃないですか。
なのでその探求の時間で先生たちが何やっているか分かりません。
っていう風に今なっているんですけど、
そこで私たちのプログラムを使っていただいている。
すごくマッチしているのが1つです。
もう1つが昔でいう栄養推薦、栄養入試、
今は総合型選抜という名前が変わったんですけど、
要はご教科、一般受験じゃなくて小論文とか、
自分が高校生活で何をやっていたかということを伝えて、
大学に入学する方法です。
あれが今ものすごく増えてきまして、
やっぱりその総合的な探求の時間とか、
企業家教育ってそことの相性もすごくいいので、
学校のカリキュラム的にもすごくマッチしているし、
その出口、大学受験ということを考えても、
実はすごくマッチしているというのが、
今学校さんに受け入れられるようになるかなと思います。
受験にも役立つようになってきているという流れがあるんですね。
特にそういう企業に近づいている大学、
すごく信用性がある。
でもよく考えるとそうですよね。
学校で教えることって、
もちろん友達作ったり、常識学んだり、
社会の常識学んだりとかあるけど、
大企業に就職させることがゴールじゃないもんね。
生きていく力みたいな。
それが起用する方法であったり、
もちろん大企業に就職して、
社会人、ビジネスマンとしてやっていくことも、
もちろん一つの選択肢だし、
企業の勉強が次の大学受験とかのステップに使えるっていう流れは、
理にかなっているというか、
そうあってほしい思想はあるべきですもんね。
ヨシカワさん、いろんな若い子たちのビジネスアイディアとか、
いろいろワークショップで聞いてて、
自分が起業したいってならないんですか?
もともとは思ってたんですよ、実は。
私たちの会社も結構、いわゆる起業か廃出企業って言われてて、
卒業生が結構起業したりとか、
上々企業の社長が4名出てるんです。
この会社に入ったからには、
自分も起業したいなって思ってたんですけど、
今この企業ゼミ、プログラムの責任者っていう形でやらせてもらってて、
自分が起業しないとできないって思ってたことが、
今会社の中でできてる。
別に起業はしなくていいかなって実は思ってる。
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そうなんですね。
でもやりたかったことが今のポジションでできてるんだったら、
確かにする必要ないもんね。
そうなんですよ。
特に今このプログラムやってますけど、
一人でやってるわけじゃなくて、
会社の契約書作るときはホームの方にすごくお世話になったりとか、
プレスリリース書くときは広報の方にお世話になったりとか、
めちゃめちゃ助けてもらってるので、
これ起業して一人でやるって絶対無理だったなって思ってるんで。
なるほど。
将来的にどうかって、
起業したほうが、
起業っていうか小会社化したりとかカーブアウトしたりとか
あるかもしれないですけど、
今は起業して一人でってあんまり思ってないですね。
なんか聞いたところによると吉川さん、
もともと英語の先生だったらしいじゃないですか。
学校の。
学校の先生で生きていく道は選ばなかったんですね。
選ばなかったんですよね。
周りからはめちゃめちゃ止められましたけど。
ちょっと経歴の話すると、
もともと高校の教員をやってて、
出身が石川県なんですけど、石川県の私立高校で5年間。
さっきの釣りのところじゃん、石川県。
別の学校なんですけど、
同じ石川県で、
その後、通信性高校のN高等学校っていうところで2年間働いて、
今の会社という感じです。
思わなかったんですか?
よく言われるんですけど、
一応表向きに言ってるきれいな理由としては、
自分が先生になった理由みたいなところにちょっと遡っちゃうんですけど、
なったのは別に英語を教えたいとか、
学校が大好きでっていうよりかは、
自分が高校生の頃に、
いや、学校面白くなさすぎるやろっていうふうに思って。
いや、これ自分が授業したほうが絶対面白いわっていうふうに、
めちゃめちゃ生意気なんですけど。
いや、でもその気持ち大事ですよね。
で、自分が通ってたの私立なんですけど、
当時から先生たちに、
これ僕、将来先生なんで、
この学校戻ってきて、この学校帰るんで、
英語の枠開けといてくださいって。
3年生の時とか、
そう、生意気に言ってて。
パワフルですね、パワフル。
で、地元の大学の教育学部に進学して、
先生になるぞってなった時に、
その僕を見守って、
先生になるぞと一緒にしたって言ったら、
いや、お前が枠開けとけって言ったら、
開けといたぞとかって。
そのまま僕を就職したっていう形なんですよ。
で、そこで、
高校生の頃は、
学校を良くしたいって、
それだけだったんですけど、
4年間教育学部で勉強したりとか、
塾講師とか持ってたんで、
じゃあ具体的にどうやって、
学校を良くしていこうかなって思った時に、
探求とか求業教育がいいんじゃないかって。
実はその頃から、
探求とか求業教育をやってたんですよ。
やっぱりこれはすごく教育的に、
30:00
すごく価値があるっていうふうに分かって、
もうちょっと先進的な取り組みとか、
事例をやって、
高校に行きたいと思って、
N校に行って。
で、N校で思ったことは、
いや、こんな素晴らしい教育を、
一つの学校でやるのは、
もったいないっていうふうに思って、
これはより多くの学校に届けないといけない、
っていうふうに思って、
今、会社に来たっていう感じです。
なるほど。
いやー、立派ですね。
ちょっと美化してますけど。
英語の先生でやったってことは、
今、英語全然できるんですか?
でも、N校自体も英語ほぼやってなかったんで、
忘れてたりですね。
でも、最近社内の、
海外別のメンバーも何人かいるんですけど、
僕が元々英語の先生だったのがバレて、
あ、じゃあ英語で喋った方が楽じゃん、とか。
海外メンバーとは英語でチャットしたり喋ったり、
感じになっちゃって、
いろいろタグを忘れてるな、とか。
はいはい、でもいいじゃないですか。
また思い出してね。
そうですね。
これからやっていけば。
そうですね。
俺が人生で唯一後悔してるのは、
もっとちゃんと英語を勉強しとけばよかった、
っていうことですからね。
なんでですか?
いやー、今仕事で、
ちょっとずつ英語と中国語を使うシーンが増えてきたんで、
この義務教育で英語あったんだら、
英語をちゃんとやっとったら、
今中国語に集中できたのにっていう。
いやー、そうですね。
そうなんですよ。
でもやっぱり、
私も英語は勉強しててよかったなって思いますね。
っていうのも、
またちょっとアントレプレナシップ教育に戻るんですけど、
やっぱ日本で事例がなさすぎて、
勉強したいと思ったら海外の本を読んだりとか、
海外の文字でウェブサイト見たりとかするしかなくて、
やっぱりそうなったときに、
もちろん今翻訳の技術も相当進んでるんで、
いいかもしれないですけど、
英語をパッて見てそのまま英語で理解できるっていうのは、
すごいストレスがないですし、
それはすごいよかったなって思いますね。
私たちいつも中高生に行ってるのは、
やっぱめちゃめちゃ企業に興味持ってくれて、
これビジコン出しますとか、
その野党、石川県の高校に行ったときは、
僕ら企業部作りますとか言ってくれて、
それぐらい熱狂してくれるんですよ。
でもみんなに言うのは、
それだけやっててもダメだからね。
やっぱ学校の勉強もすごく大事だし、
その他にも大切なこともいっぱいあるから、
企業をするために他のものをないがしろにするのは、
やめてほしいっていうのはいつも言ってますね。
なんかでもそういう学校に行って、
いろいろ教えたりしてるときに、
どういうところに気をつけているみたいなのがあったりするんですか?
一つは、コンテンツそのものじゃないんですけど、
結構大事にしてるのが、
先生たちの負担を極力減らすっていうのは意識してますね。
やっぱり今、学校って、
それこそ英語教育だ、プログラミング教育だ、
企業教育だ、金融教育だ、
33:00
いろんな○○教育をやれって言われてて、
やっぱり先生たちパンクしてるんですよ。
そこに対して、
企業化教育やりませんかって言っても、
やっぱりそんな暇ないですみたいな感じになっちゃうんで、
だから、本当にこれ初めて喋りますけど、
企画から学校のカリキュラムを見せていただいて、
こことこことここで、
企業化教育、僕たちのプログラムでやれば、
繋がりもすごくいいですし、
予算も効いて、予算にも収まりますし、
企画のところから、
あとは担当者の方が校長先生に出す企画書も、
今私が代わりに書いたりとか、
できるだけ先生たちのストレスをゼロにしてやるっていうのは、
結構大事にしてやってます。
企画書とかも普通、
この企業が学校に提出するものって、
企業視点のもの。
私たちはこういうことをやってて、みたいな。
おんこうのこういう課題を解決しますみたいな感じで、
提出するかなって思うんですけど、
私が先生たちに渡しする企画書は先生視点で、
この会社のこういうプログラムみたいな、
なぜなら私たちの学校はこういうところが今課題だからだ、
のを私が代わりに書いてるっていう。
へー。
すごいですね、ゴーストライターみたいな。
あ、そうですね。
超やり手の代理店の営業マンみたいな。
メーカーの代わりにプレゼン企画。
あ、そうです。
先生、これもこの名前だけ変えて、
先生の名前出せばいけるんでいいんで。
やっぱもう50校。
提案で言うともう多分70校とか80校ぐらいになってるんで、
なんとなくこういうふうにやれば通るっていうのが分かってきてるんで。
それは先生たちがゼロからやるって非生産的だなって。
先生たちがやる必要ないことなんで。
確かに。
まあちょっとこれ話それるかもしれないですけど、
学校の先生もすごいストレスって聞きますからね。
そうですね。
やっぱ親御さんでもさ、変な人多そうじゃん。
はい。
モンスターペアレンズみたいなさ。
はい。
そういうストレスを抱えながら新しいことやりませんかって言われても、
なかなか首を縦に振らないよね。
そうですね。
なるほどね。
なので私たちがいつも言うのは、
休暇休憩やりましょうじゃなくて、
探求困ってませんかって。
今年から始まりましたけどどうでした?って。
はいはいはいはい。
で、やっぱりこう、
某、無料でそういう教材とかを配布してる会社。
ちょっとあんまり言うと、
バレるみたいなあれですけど。
はい。
だからあいつはあんまり質が良くなかったりとか、
先生にこう丸投げっていう感じなんで、
いや正直今年ボロボロでしたね。
うーん。
ですよね。
いやどこの学校もそうですよね。
うんうん。
で、今一応こういうのやってて、
これ今全国の学校でやってて、
究極の探求ですねみたいな。
しかも僕らはやるんで。
そういうと先生だとすごい感動してくださいますね。
なんか、持っていき方も上手いね。
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ね。
これはでもやっぱその、
先生やってて良かったなっていうか、
そうですよね。
先生のペインがもう痛いほどの感じ。
はいはいはい。
最近よく言われる解像度の高さが、
やっぱ普通のビジネスパーソナルの方たちよりかは高いかなっていう風に自分は思うので。
うん。
だってもう先生やってたわけですもんね。
そうですね。
もちろんフィルソナというか。
はいはいはい。
うん。
確かに確かに。
そうなんです。
ありがたいことに、
最初に赴任した学校が創業100年の超伝統校。
で、一方N校が私が赴任したときはまだ5年目とかの超スターターっていう感じで。
その両極端を見てるんで、
その経験はちょっと遠回りしちゃったかなって最初思ったんですけど、
でも今思えば、
7年間先生やってたんですけど、
7年間会って良かったなってすごく思いますね。
はいはいはい。
それがベースになってんですね。
そうですね。
バックグラウンドになって今に化されてると。
今後の展望とかあるんですか?
今後こんな感じにしていくみたいな。
そうですね。
今この企業、
なんかもう長年やってるみたいな話し方でしたけど、
そもそもこの企画が始まってからまだ3年。
で、事業化したのが去年の9月とか。
はいはい。
で、その9月から私が今メインで関わってるんですけど、
だからまだ4ヶ月とか5ヶ月とかしか経ってなくて。
なのでまだその細かいあれは考えてないんですけど、
やっぱりこうより多くの中高生とか、
中学校、高校の先生たちにプログラムを届けたいなっていうのはありますね。
で、それがじゃあいつまでにどのぐらいかっていうのはまだ全然わからないんですけど、
少なくともこう数年後とかには当たり前にこう、
全国の学校でアントレプライシック教育が行われてるみたいな状態を目指したいなっていう風に思ってて。
で、その一つのマイルストーンとして今年、
2023年中に47都道府県が全部制覇したいなっていうのをなんとなく思ってやってる感じですね。
すごい、いいっすね。
今18都道府県ぐらいは決まってるんで。
もうちょっとで半分。
いいですね。
じゃあなんか概要欄にリンクを貼っておくので。
確かにありがとうございます。
興味がある人は企業ゼミで検索していただくか
言われるから。
そうですね。
学校関係者の方だったら直接、
ウチドミやりたいですっていう風に言っていただけたらと思いますし、
もし行政の方だったら自治体で学校にやったりとか、
あと企業の方たちとコラボしてやったりとかっていうのもスポンサーみたいな感じで、
企業の方と一緒にタイアップしてやるみたいなのも結構やってるんで、
多分どっちかっていうとビジネスパーソナルの方多く聞かれてるかなと思うんですけど、
企業の方たちと一緒にやったりとか今ちょこちょこやってるんで、
もしご興味があればご覧ください。
なるほどね。
ということでいろいろと企業化教育についてお伺いしてきましたけれども、
39:00
ありがとうございます。
ありがとうございます。
すごい参考になりました。
改めてですけど、
ゼミ、興味あるという人は概要欄にあるリンクか、
あとはTwitterとかがいいですかね、SNSだと。
そうですね。
そうですね、直接私Twitter、Facebookやってるんで、
もしそちらのリンクも貼れそうだったら貼っていただいて、
直接DMいただいても構いませんので。
多分その方が早いです。
なんかそういう個別に企業考えてんだけど相談乗ってくれませんかみたいな依頼とかでも大丈夫なんですか。
大丈夫です。
その場合はこのプログラムを紹介するっていうか、
私たちスタートアップスタジオっていう企業支援のスキルを持っているので、
そこで壁打ちしたりとか、
場合によっては外部の投資家とか紹介したりとか、
っていうようなことをやらせていただいて、
窓口は私じゃなくなるんですけど、
そういうのを一旦私にいただきたいと思います。
なるほどね。
じゃあもう今これ聞いてて、
実は企業興味あるけど何からやっていいか分からないみたいな人たちも、
一歩進めるかもしれないですね。
そうですね。
コンサートとかのことで。
はい。
ということでね、
ぜひぜひ気軽に連絡して大丈夫ですよね、多分。
もちろんです。
ツイッターとかフェイスブックとかで気軽にDMが進んだら嬉しいです。
いただけたらと思います。
ということで、
今日はゲストにガイアックスで企業ゼミをされている吉川さんをお呼びして、
番組をやってきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています。
2人でコメント欄を全て読んでいますので、
今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
さよなら。