1. ゴロゴロ起業ラジオ
  2. 141. 知らないことは武器にな..
2025-04-05 32:29

141. 知らないことは武器になる!IKEAの大発明は非常識から生まれた

IKEAについて話しました。


IKEAの名前の由来はイングヴァル・カンプラード・エルムタリッド・アグナリッド / 5歳で商売を始め17歳で会社を作る / 家具の説明書に文字がない理由 / 迷路のような店舗レイアウトとグルーエン効果 / 自分で作ったものは価値がある。IKEA効果の不思議 / 平らに梱包する理由は撮影後に梱包するのが面倒だったから / お店の滞在時間を伸ばすコツは旦那さんをどうやって外で待たせるかが勝負 / 家具につけられた名前と命名規則 / 俺たちのオススメIKEAアイテム


IKEA: 超巨大小売業、成功の秘訣

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サマリー

IKEAの革新的なビジネスモデルや商品展示のユニークな方法について話されている。創業者イング・バルカンプラードの歴史や、顧客を魅了する店舗設計の秘密も明らかにされており、その成功の背景には非常識な発想があることが強調されている。IKEAのビジネスモデルは、組み立て式の家具を提供することで効率的な輸送とコスト削減を実現している。また、IKEA効果という心理現象によって、顧客は自分で組み立てた家具に高い価値を感じることが説明されている。IKEAの商品やデザインの魅力について語られ、特にクリスマスツリーや包丁のおすすめが紹介されている。さらに、企業家に求められるスキルとして、IKEAの家具を迅速に組み立てる能力が挙げられ、その背景にあるマーケティング戦略にも触れられている。

00:00
スピーカー 1
どうもハリーです。 どうもヤマンです。 ゴロゴロ起業ラジオは、教育外を紹介しているハリーとデザイン外を紹介するヤマンがお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
スピーカー 2
IKEAについて話していこうと思います。 IKEA。 みんな大好きIKEAですよね。 楽しいですよね。 僕はもうめちゃくちゃ好きですねIKEA。
個人的に好きなIKEAを紹介できるということで楽しみにしてましたんで。 今日声のハリがちょっと元気ですもんね。
スピーカー 1
ただまああのまあ皆さんもね好きだと思うんですけども、なかなか製品は好きだが会社はどうなんだってあんまり知らない人が多いんじゃないかなということで。
スウェーデンでしたっけ? スウェーデンですね。 はいはい。
あのIKEAはねやっぱねいろんなIKEA効果っていう名前がついてたりね、いろんな発明をしているんで、やっぱり偉大な企業はねみんな発明があるんですよ。
IKEAはねその中で面白発明がいっぱいあるんで、まあなんか創業話よりはIKEAこういうとこすごいよねというのを紹介できたらと思いますんでね。
これからIKEAに行ったらぜひねあれかと思ってもらえたら、思ってもらえるものを紹介できたらと思いますんで、ぜひ聞いてみてください。
スピーカー 2
行ってみよう。 行きましょう。
IKEAの創業と歴史
スピーカー 1
まずIKEAの歴史を軽く振り返ってみようかなと思うんですけれども、IKEAの創業者誰か知ってますか?
あ、全く知りません。 全く知りませんか。
スウェーデンの会社っていうことしか知らないですね。 知らない人多いですよね。僕も正直知らなかったです。
創業者はイング・バルカンプラードさん。 スウェーデン人。
スウェーデン人ですね。この方は1926年生まれで2018年に亡くなってますね。
スピーカー 2
もうお亡くなりになられた方なんですね。
スピーカー 1
2008年の世界長蛇番付けランキング7位ということで、めちゃくちゃお金持ちということですね。
ちなみにIKEAって、I-K-E-Aですけど、名前の由来って知ってますか?
全くわからないですね。 本当ですか?もうヒント出てまして。
本当、名前何でしたっけ? イング・バルカンプラードですね。
スピーカー 2
イング・バルカンプラードのアルファベットをくっつけたみたいな。
スピーカー 1
半分合ってますね。イング・バルカンプラードでIKですね。
スピーカー 2
で、あと残りがエルムタリットのE。 エルムタリット。
スピーカー 1
皆さんご存知のエルムタリットと、あとAはアグナリットのAですね。
全然ご存知じゃないけどね、それは。 聞いたことないわ。
エルムタリットは、このカンプラードさんが生まれ育った場所の農場の名前。 スウェーデンの?
はい、ですよね。スウェーデンかな。 で、アグナリットも、アグナリットは
スピーカー 2
その農場があった村の名前。 もう皆さんご存知の通りでしたね。
皆さんこれぐらいは知ってたと思うんですけれども、当然。 いやいや、リスナーさんむちゃくちゃリテラシー高いじゃないですか。
スピーカー 1
これ知ってたら。 アイング・バルカンプラードのエルムタリット、アグナリットね、と。
あのIKEAに行ったらぜひひけらかしてください。 言うてるけど。
スピーカー 2
嫌われますんで。 は?って言われるね、たぶん。
スピーカー 1
そんなわけでですね、自分の名前を冠したカンプラードさんが作ったのがIKEAなんですけれども、カンプラードさんはですね、5歳からなんと商売を始めておりまして、
スピーカー 2
近くのお店でマッチを仕入れて、近所の大人たちに売り歩くということを。 マッチ売りの少女じゃないですか、それ、やってること。
そうですね。 はいはいはい。 マッチ売りの幼児。5歳でしょ、だって。
スピーカー 1
そうですね、幼稚園児ですからね、まだ5歳だったら。すごいですね。
で、そこからいろんなものを大人たちに売りつけるという子供時代をやって、もうちょっと本格的にやるようになったのが11歳の時ですね。
スピーカー 2
それでもだいぶ早いですけどね。 早い。
スピーカー 1
11歳の時に種屋さんから種を仕入れて農家に売るというので、そこそこ金を稼いでいたみたいですね。
なるほど。 そんなわけで手に入れたものは何でも商売の種にしてやろうと思っていたカンプラードさんが、17歳の時に会社を作ります。
早っ。 で、この時はまだ成人じゃなくて会社作れないみたいなことで、お父さんの名前で登記をしたということで作った会社なんですけど、最初はね、万年筆みたいな文房具とか雑貨とか売ってたんですね。
で、これを仕入れて近所のお店にこれもまた売り歩くというですね、努力さえ仕事をしながらしっかりと設けていたということで。
で、その後にですね、忙しくなってきたんで父親と母親を手伝わせながら、庭に、自宅の庭に事務所と称して1メートル四方の小屋を作って、
そこから商品をどんどん発送していくと。で、次第に文房具や雑貨から家具にシフトして、現在の家具屋としてのIKEAが始まるというのがざっくりした流れですね。
なるほどなるほど。 やっぱIKEAね、もう多分皆さんね、行ったことあるだろうし、家にもIKEAの家具あるんじゃないかなと。
一つぐらいはね、あると思いますよ皆さん。 うん、うちはもうめちゃくちゃありますね。
あれさ、でかくない?IKEAの家具。 うん、IKEAの家具がでかいかどうか。そうかな、ものによるんじゃないかな。
スピーカー 2
なんかでかく感じるんですよね、すごく。 そうですか。ニトリとか無印とかと比べて。そうそうそう、に比べて。
スピーカー 1
うーん、なんか棚一つにしても扉でけえなみたいな。 うーん、はいはいはい。
なんか開けんの大変やんみたいなデザインが多いような気がしますね。 あーなるほど。
なんかやっぱ海外だから、日本って狭いじゃないですか、住宅の敷地面積が海外と比べて。 うん。
なんか外国仕様だなーって感じることが多いんですよね、でかいんで。 なるほど、そうですね、もしかしたらあるかもしれないですね。
IKEAのビジネス戦略
スピーカー 1
というのも、あのやっぱIKEAって安いっていうのが一個あるじゃないですか。 ある。
で、なぜ安いかというとやっぱ大量生産しまくってるからなんですよね。 なんで、そのスウェーデンだろうがアメリカだろうが日本だろうが同じものを売ってるんで、
もしかしたらそれでちょっと日本からしたら大きく感じられるのかなと。 そうですよね。可能性はありますが、ちょっとこの辺調べてないとわかんないですけど。
スピーカー 2
僕の肌見感覚です、あくまで。 でかっていう。
この店舗回ってる時はね、おしゃれだな、いいな、欲しいなって思うんですよね。 なんかこの部屋ごとデザインされてるじゃないですか、あれ。
スピーカー 1
そう。 あれがすごいですよね。 あーそこから行きますか、そこから行ってもいいですよ。
で、いざさ、それ買って家に持ち込んだ瞬間でかって絶対なる。 うーん。
こんなでかかったっけみたいな。 なんか何買ってもテレビとか買ってもそう思いますけどね。
うーん、ちゃんと測れよっていう話なんですけど。 じゃあまあまあ話が出たんでそっちから行きますか。
ちょっと順番前後しますけれども、IKEAのお店ね、特殊ですよね。 はい、特殊です。 僕やっぱ初めてIKEA行った時そこに感動して、
スピーカー 2
楽しいあれ。 なんだこの店はと、ビビりましたよね。あのバカでかいじゃないですかまず。 バカでかい。
スピーカー 1
バカでかくて、で他のお店どうかわかんないですけど僕がよく行く大阪とか神戸のとこは、なんか1階がえーっとあんまり何もなくて、2階メイン。
スピーカー 2
そうですね。 ですよね。でメモを片手にぐるって回るんですよね、決められた順序で。
番号をメモするっていうね。 そうそうそう。雑誌だよね。 0219とか。そうそうそうそう。
スピーカー 1
はいこれなんですよ。本当にこれもIKEAの発明の一つで、もともと家具ってカタログ販売メインだったんですよ。
カンプラードさんが商売始めた当時って。でカタログを見て、この家具いいわねっていうので注文したらそれが自宅に届くという風にやってたんだけど、やっぱり実物見ないとわからんよねと
いうのはみんな思ってたんだけど、でもそんなわざわざ実物置くかっていう当たり前がなかったんですよね。でもある日その
カンプラードさんは、やっぱ家具業界出身じゃないんでカンプラードさん。見たかったらじゃあショールーム作ろうやということで倉庫兼展示場みたいなのを
ドンと作って、もう見てくださいと。でそこで注文を受けたらその注文をメーカーに送ってメーカーから家に発送してもらうという。なるほど。
一個発明だったんですね。というところからこの倉庫に、倉庫みたいなところに客が来て、実物を見て買うっていう方式がまず生まれるということでね。
こういう新しい革命はよそ者からね生まれるというのがあるなと思いますね。
斬新ですよね。冷静に考えるとあれ本当に。 そうですよね。
ぐるって見て回ってメモして下行ってどでかい倉庫の中で自分で積むもんねあれ。積みますね。積むんだと思いますよね初めて行ったら。
めちゃくちゃ重いやつとかありますもんね。そう、IKEAでしか見ないバカデカ大社みたいなやつでゴロゴロゴロゴロ。あるある。あれが楽しいんだでも。
はい楽しいですねめちゃくちゃ天井の高い倉庫で。ね。っていうね発明が一つありましたとこのセルフサービス方式ね。
でもう一つがやっぱあの独特なレイアウトお店の。これもねなんかとある工藤経済学の人がなんか名前をつけていてグルーエン工科っていうのがあるみたいですね。
グルーエン工科。これなんかグルーエンさんっていう名前の建築家の人がショッピングモールを設計した時に気づいたらしいんですけど。
消費者の人を店内で回遊させるともう何をしに来たんだっけっていう本来の目的を忘れて一種の混乱状態になるらしい。
そのトランス状態になった時にいろんなものを見せることによって、あれもこれも買ってしまうっていうそういう心理効果というかそういうのがあるらしくて、それをめちゃくちゃ上手に使ってるのがIKEAのあのお店っていう。
ちょっと迷路みたいになってますもんね。 迷路みたいになってますね。
で順序も決められてて。 その順序に沿って歩いてるだけであれこれ目移りしてしまって、なんか目的以外の商品にも目行っちゃいますもんね。 そうなんですよ。
スピーカー 2
なんかあれオフィスの机買いに来たはずなのにこのベッドいいじゃんみたいなやつとかさ。 このキッチン用具確かにあると便利かもしれないみたいな。
本来の目的忘れますもんねあれ。 完全にやられてるやんグルーエン効果に。
グルーエン効果にもはめられてますので。 そうでもあれもねなんか
オシャレなそのインテリアでデザインされてるじゃないですかレイアウト。 実際の生活シーン想像できちゃうんですよね。
スピーカー 1
こんな感じだとここでテレビ見てみたいな。 そうそうそうそう。 ここで家族でご飯食べて、このベランダに少し出てお酒いっぱいだけ飲むのも気持ちよさそうだなぁみたいな。
やられとるわ。 やられてますよね。 やられてます? その辺がねやっぱ非常に上手ということでですね。
そういったもう入ってから出るまでが完全にね設計されているっていうことで。 いやそうなんでしょう。 結構ほんとにディズニーランドとかそういう近い。
スピーカー 2
いやだから滞在時間の長さ?はい。 イケア行ったらもうその日イケアの日になっちゃうじゃないですか。家族で3人で。
やっぱなんか長時間いればいるほどせっかく来たしみたいな気分にもなるし。 あの目的のもの手に入れるまで急いで行ってもめっちゃ時間かかるもんね。
あのショートカットできないですかね基本。 基本的にはね。なんかあるけどねこう抜け道みたいな。あるけど基本的にあれ今日イケアにフライパン買いに来たのに
フライパンにたどり着くまでにめっちゃ時間かかるっていうね。 そうですね。 その辺が無印とかニトリとかと違いますよね。
スピーカー 1
そうですね。あの普通のお店ってやっぱ良くて7割ぐらいしか見てもらえないらしいんですよ全部の商品の。
はいはいはい。 なんだけれどもイケアはやっぱ強制的に見せられるっていうルートがあるんで。
なるほどね。 他の店に比べて圧倒的に商品を見る機会が多い上にどんどん買ってしまうというねこともある。
スピーカー 2
確かにですね。 なんかその無駄な動きができないんですよ。あそこに入っちゃうと。 逆にねその例えばニトリ行った時に
なんか必要以上に店内ウロウロしてしまわないですか。 例えば付近ってどこにあるんだっけみたいなんでさ。
スピーカー 1
上の看板見ながら付近探すじゃないですか。 付近ってかここの列だったとか。
スピーカー 2
なんかイケアってもう反強制的に歩かされるんでルートが。 まずそんなになんかウロウロするみたいなことはしないじゃないですかそこで。
もうほぼ一方通行ですからね。 ほぼ一方通行で反強制的に
スピーカー 1
いろんなショールームが視界に飛び込んでくるんで。 なんかそういうのもうまく作られてますよね。
長い時間行ってもらえば行ってもらうほど多く物を買ってもらえるっていうのはイケアに限らずスーパーマーケットでも一緒なんで。
IKEAのビジネスモデルの成功
スピーカー 1
まあイケア以外の話で言うと例えば日本だとあんまないですけど海外のスーパーだとあの旦那さんと奥さんが一緒にいると奥さん一人の時と比べて旦那さんと一緒にいると滞在時間短くなるっていうデータがあったらしいんで。
旦那さんを何とか外に留めておくためのなんか飲食スペースとかを作ったりして滞在時間を伸ばすっていう施策をねしてるとことかもあったりするみたいなんで。
滞在時間をいかに伸ばすかっていうのはやっぱお店やる上で大事な指標になると。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
いうことでそのイケアのやっぱ一回行ったら2時間とかはいると思う。
スピーカー 2
いやそうですよ。いやかかりますよね普通に。
スピーカー 1
ぐるっと見て回って欲しいものチェックして、最後のなんか日常雑貨みたいなのがあって見て回って。
途中でねレストランもありますから。
スピーカー 2
ああそうそうそうそうあれはようできとるわ。
スピーカー 1
イケアで一番売れているの実はミートボールだっていう記事を見ましたね。本当かどうかわかんないですけど。
そうなの?
スピーカー 2
あれ大阪だけなのかなあの最後に絶対ソフトクリーム食べません?
スピーカー 1
あああれはどの店でもありますねソフトクリームとホットドッグ。
スピーカー 2
はいあれ絶対食べてしまいますよねあのソフトクリームも。
スピーカー 1
安いからね50円でしたっけ?
スピーカー 2
あそこ50円とかでしたよね確か100円とかだったかなちょっと忘れましたけど。
なんかイケア行ったら絶対ソフトクリーム食べてるなお家。
うんなんならソフトクリーム食べに行ったことありますからね。
あんな遠いところに郊外にわざわざソフトクリームを求めてね。
スピーカー 1
そうイケアレストランも結構美味しいんでね。
スピーカー 2
まあでもせっかくここなんかわざと郊外に作られてるじゃないですかどでかいくってめっちゃ広いしさ。
はいせっかくここまで来たらっていう気分にもなるし。
その店内の中に長く居続ける理由っていうか仕掛けがいっぱいあるから。
うまいっすよねやっぱり作りが。
スピーカー 1
なんかやっぱねそれでなんか居させられてるような感じもするんだけど別に嫌な感じもあんまないじゃないですか。
それがねすごいなと思いますね。
なんかあの前に紹介したダークパターンっていう本でね悪い悪意のあるデザインについてみたいな本の紹介したんですけど。
あの本の一番最初に載っている例が空港だったんですよ。
でロンドンの何だっけななんとかっていう空港があって。
そこは瓶が出る2時間前までに空港に来てくださいねって言われて。
そのいざゲートくぐって搭乗口行くまでに謎のビングエリアみたいなのを強制的に通らないといけない。
でなんかそこもこうぐねぐね曲がるような仕組みになってて。
ぐねぐね曲がると目線の先に必ず商品があるんで物を買わせようという仕組みがあると言うんだけれどもそれはやっぱ悪い例として載っていて。
なんでそんなもののために早く行かなきゃいかんのじゃいっていうこともあるんで。
結構まあやりすぎると嫌な気持ちになることもあるんだけれどもうまく使えばこういうエンタメとして楽しめる空間も作れるということで。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
やっぱIKEAの発明だなと思いますね。
スピーカー 2
発明ですね。
スピーカー 1
もう一個はですねそれまで家具ってやっぱ完成品が届くっていうのが当たり前だったんですよ。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
なんだけどまあIKEAってもうすべて例外なく組み立てないといけないじゃないですか。
部品が来るからね。
スピーカー 1
部品を買ってますからね僕たちね。
スピーカー 2
部品を買ってますから。
スピーカー 1
うまいよね。
IKEAと焼肉屋のビジネスモデルは同じみたいな。
スピーカー 2
同じだってねはいはいはいはい。
スピーカー 1
焼肉屋は焼けば焼肉になるんだからって言って肉だけを渡しているし、IKEAも組み立てたら家具になるんだからって言って木材だけを渡しているみたいなねありますから。
スピーカー 2
やっぱ家具とかって組み立てるのに一番お金かかるらしいんで。
その組み立てるっていうのをなんかDIYの文脈に乗せてプロモーションしてるの上手だよね。
スピーカー 1
そうですねちょうどね本当にDIY流行ったタイミングでしたもんね。
スピーカー 2
なんか確かに焼肉とも似てるよね。
焼肉ってやっぱり焼かれたもの出さないよりも自分で焼く楽しさみたいなもんね。
ちょっと俺はあんまり焼肉焼くの好きじゃないんですけど面倒くさいから鉄板に熱々のやつ焼けたやつ持ってきてほしいんですけど。
ある一定の人はね焼肉のその焼くのが楽しいんじゃんみたいなねそういう需要もあるから。
そういう文脈に乗せて在利法だけを売るっていうのは一つの工夫ですよね。
スピーカー 1
そうですねでもこれもやっぱ常識からはなかったんですよ当時の家具業界の完成品を届けるっていうのだったんですけどこれもなぜ生まれたかというと
カンプラードさんがねその家具のカタログを作ってたんですね。
パシャパシャと写真撮ってもう一回梱包しようかとなんか机だったらしいんですけど机を梱包するのがめちゃくちゃ面倒くさくてやってられんと。
いうのでもう足取っちゃえと。ブッブッって足を取って梱包したらすごい綺麗に梱包できたと。
しかも梱包時間も早いと。で親とこれ梱包した状態のもので送ったらいいんじゃねというのに気づいたんですよねたまたま。
でそうすると輸送効率がめちゃめちゃ上がるし。
スピーカー 2
それめちゃでかいよねでも。
スピーカー 1
さらに当日の結構完成品を送っていた時問題だったのが傷がつくと輸送中に。
スピーカー 2
あーなるほどね。
故障の原因にもなりますよね。
複雑な形してるとね。
スピーカー 1
あったんだけれども分解して送るとそういう心配もほぼなくなるということでいいことだらけじゃんと。
IKEA効果の理解
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ということで分解した商品を送るようになったっていうのがあってその結果安く良いものを売ることができるというのも発明だったんですけれどもそれと関連してですねイケア効果という言葉をご存知でしょうか。
スピーカー 2
イケア効果聞いたことあるかな。
スピーカー 1
ないですか。
スピーカー 2
はいパッとしないですパッとこなかったですね。
スピーカー 1
パッとこなかったですね。
スピーカー 2
パッとこなかったピッとこなかったなんていうのこういう時。
スピーカー 1
パッとなんだろう思いつかなかったかな。
分かんないけど。
あのイケア効果っていうのはね人は自分で手をかけて作ったものを完成させたものにより高い価値を感じるという心理的なものらしいですね心理現象っていうのかな。
で研究がありましてこれはね折り紙で折り鶴を折った時の実験があったんですけれども。
まず被験者を2つに分けます。
で一方には折り紙を渡して折り鶴を作ってくださいと。
で一方もう一方にはあの完成した折り鶴を渡します。
でこの折り鶴いくらなら買いたいですかっていうのをそれぞれ聞いたところ。
えっとね確か完成したものをもらった人たちは7セントみたいな値段をつけたんですけど。
自分で折り紙を折った人たちは23セントとかってつけてある。
3倍以上4倍ぐらい。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
つけたと。
やっぱそれは完成度としてはあの別にそんなに変わらないんだけれども自分が作ったからというところに高い価値を感じてしまうっていうのと
この時間と労力をかけることでなんかそのもの自体への愛着度や好感度も上がるというのがこのIKEA効果ですね。
家具の命名と説明書の工夫
スピーカー 2
いやーなるほどねわかるわ。
スピーカー 1
今までのやっぱ常識を疑うという姿勢を持ってたっていうのが大きかったのかなというのは本を読んでたりして思いましたね。
スピーカー 2
確かに確かに確かに。
スピーカー 1
単純に安くする分顧客の何だろう価値を下げるじゃなくて値段を下げつつ価値も上げるみたいな仕組みを取り入れるのがね
スピーカー 2
その店舗設計でも組み立てのプロセスでもどっちでもあるなというところがね美しいなっていうふうに思いますね。
スピーカー 1
もう一個ねIKEAの家具ですごいなーって思うところがさ、あの説明書さめっちゃシンプルじゃない?
はい。
スピーカー 2
ちゃんと誤答審になってない変な人間、人間なのかわからんけど。
スピーカー 1
なんかあのヒューマンフォールフラットのキャラクターみたいなやつが。
スピーカー 2
そうそうで一切さ言葉がなくてさ、あれもなんかうまく考えられてるねって、考えられてるなーって思いますよね。
もう言葉は必要ないと。絵を見ればわかるだろうと。
スピーカー 1
ね、あれがわかりにくいという声もありますし、あれで十分だという人もいますけれども、
結構やっぱね他のものだと海外製品だとこの中国語版とか英語版とか一緒の説明書にね、日本語どこだろうっていうのを探したりとかしてますけど。
スピーカー 2
日本人が作ったらああならないよね。その英語版と日本語版と中国版みたいなんでもう丁寧に細かく作っちゃうけど、もうあの絵だけでスパンって言ってこれでわかるだろうみたいなさ。
なんかペラッとした紙がヒラヒラとして、あこれか。
これよく見たらでもちゃんとね裏表とかもね、ちゃんと作られてるんですけど。
スピーカー 1
まあ間違いますけどね。
スピーカー 2
間違える。
スピーカー 1
だいたい棚とか作ってたら一回は間違いますからね。
スピーカー 2
間違える。
スピーカー 1
けどまあ一応わかるようになっているというところはありますね。
あれはでもね、ちょっとこれはね本当かどうかわかんないですけど、カンプラードさんね、質語章だったかな。
なんかちょっと文字を読むのがすごい苦手という特性を持っているらしいんですよ。
なんで結構子供の頃から勉強は頑張ってたんだけれども、言葉を覚えたりするの苦手っていうのがあったらしくて。
で、それが一つ理由として、説明書の方でも文字を書かずに図だけでわかるようにしようっていう説がありますね。
スピーカー 2
まあそのパーソナル的な理由もあったんでしょうね。
スピーカー 1
あとは何かそれと関連して、やっぱカンプラードさん、言葉を覚えるの苦手というのがあったので。
スピーカー 2
当時家具の商品名って、なんかexz07みたいな、そういう商品番号しかなかったらしいんですけど、もうこんなん覚えられんと。
スピーカー 1
ということで、あのIKEAの家具って不思議な名前ついてるじゃないですか。
スピーカー 2
あーついてる。
スピーカー 1
なんかあれとかも。
スピーカー 2
何もって言うようなやつですよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。僕がよく買うのはやっぱビリーの本棚ですけどね。
スピーカー 2
ビリーの本棚、ちょっと検索してみていい?
スピーカー 1
うん、一番有名だと思いますね。めちゃくちゃ安い。
スピーカー 2
あー、めちゃくちゃシンプルな、よくあるやつですね。
スピーカー 1
そうですね。めちゃめちゃ普通のやつ。
これも結構ね、命名規則があって。
ざっと紹介すると、デスク・チェア・回転椅子はスカンジナビア地方の少年の名前。
本棚は職業の名前。
いや、これも少年の名前。
ベッド・衣装・ダンス・調度品はノルウェーの地名。
織物・カーテンは女の子の名前。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
とか、なんかね、いろいろあるんですよ。
で、こういう名前をつけることで、言葉を覚えるのが苦手だったカンプラードさんも覚えられるようになったと。
なるほどね。まあ確かに品番とかややこしいっすもんね。
うん。
スピーカー 2
また少年の名前っていうのが可愛いですね。
なんか思い入れがあったんでしょうね。
スピーカー 1
ビリーも少年の名前なのかな?
スピーカー 2
ね、子供の時に仲のいい本好きの友達がいたかもしれない。
スピーカー 1
知らんけど。
だからビリーってあれ日本だと太郎とかそういうことなんでしょうね。
スピーカー 2
多分そういうことですよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ちゃんとブランディングができてると太郎ですらオシャレに感じるもんね。
スピーカー 1
ね、海外に持って行くときには日本の名前とかつけたらいいかもしんないですね。
スピーカー 2
確かに。太郎とか二郎とか。
スピーカー 1
太郎とか一太郎花子みたいなね。
スピーカー 2
うん。サブローとかね。
いやなんかIKEAの話聞いてるとIKEA行きたくなってきましたね。
スピーカー 1
いや行きましょうよ。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
そもそもそも家具が必要なんじゃないですか。もう組み立てますよ全然。
スピーカー 2
あれねえ、めんどくさいんですよね。
スピーカー 1
好きなんで家具の組み立て。
スピーカー 2
マジっすか。もう組み立てたやつ持ってきてくれって思いますね。
スピーカー 1
レゴと一緒じゃないですかあんなの。
スピーカー 2
でもさあなんか難しい家具だったらちょっとズレたりしない?
スピーカー 1
あーします。あのねこれ文句言いたい。去年かな。
家具買ったんですよ。あの自宅用に。
なんか扉がついてる棚みたいなやつなんですけど、グッと押したらパカって開く。
スピーカー 2
はいはいはいわかるわかる。
スピーカー 1
でもう一回グッと押したらこの磁石でくっつくみたいなやつなんですけど、
グッと押しても閉まらんのだ。
不良品ってことでしょ。
いや多分なんかちょっと不具合あったと思うんですよ。
スピーカー 2
何回か付け直したんですけど変わらなくてずっとねその棚半開きのまま暮らしてます。
いやそれ電話したらなんか部品送ってくれるんじゃないの。
スピーカー 1
送ってくれるのかな。
イケアの商品紹介
スピーカー 2
なんかなんていうの鉄砲みたいなやつでしょ。
スピーカー 1
そうそうバネ付きの磁石みたいなやつ。
スピーカー 2
うんうんうん。あれ送ってくれる。そこがダメだと思いますよ多分。
僕ねあのイケアでおすすめなのはクリスマスツリーです。
スピーカー 1
あーそんなありましたっけ。
ありますあります。
クリスマスツリーあります。
スピーカー 2
やっぱりね、スウェーデンって言うだけあって、他の家具屋さんに置いてあるクリスマスツリーよりも圧倒的にオシャレ。
スピーカー 1
あーそう。
圧倒的にオシャレです。
スピーカー 2
クリスマスツリーの飾りはなんか外国っぽくて、まあ外国なんですけど、なんかクリスマス感がより増しますよね。
スピーカー 1
クリスマスツリーおすすめ。
なるほど。
スピーカー 2
イケアのおすすめ商材クリスマスツリーです。
イケアのおすすめ商品か。
スピーカー 1
なんかあるかな。
僕はあれですね、うちで毎日使ってるのはあのタコ型の洗濯物干しがあるんですよ。
スピーカー 2
あーはいはいはい。
スピーカー 1
タコの形の洗濯物干しがあるんですけど、かわいいので好きですあれ。
スピーカー 2
うーんなるほどね。
スピーカー 1
あともう一個いいですか。
包丁。
包丁売ってんのか。
スピーカー 2
イケアの包丁銀色でめっちゃかっこいいから。
へー。
で、安いから。
そうですね、イケアにもなんかね、今見てみたら包丁いっぱいあるんですけど、
はい。
僕はこの銀色、全部銀色なんですよ。
銀色の包丁が。
持ち手の部分も銀色のやつ。
スピーカー 1
で、三本セットとかになってるやつがあるんですけど。
スピーカー 2
商品名ついてます?
イケア365プラス。365プラスってやつかな。
へー。
まあ普通なんですけど、普通の包丁なんですけど、この持ち手の銀色部分がかっこいいんですよね。
スピーカー 1
うーん。
それもなんか小山さん家行った時に、なんかオシャレな食器だなと思ったら、
これイケアですよって言われた気がする。
あーそうですね。
スピーカー 2
うちイケアの食器確かに多いかもしれないですね。
買ったことないかもな。
うち未だに食器100均なんで。
スピーカー 1
あー。
意外とね、やっぱ家具じゃないこういう小物もね、いいですからね。
うんうんうん。確かに。
ついつい買っちゃいますからね、こういうのも。
そう、なるべくこのイケアの食器はね、
こういう小物がね、
こういう小物がね、
スピーカー 2
なるべくこのいらんやつをね、
いると思って買うんだけど、
いらんかったわってやつ多いじゃないですか。
はい。
できる限り買いたくないんですけどね、
こういったものは。
うーん。
これいらんかったわーみたいな。
スピーカー 1
結構あるんでね。
その程度のやっぱぬるい覚悟では、
立ち打ちできないぐらい強力な魔法がかかってるんで。
スピーカー 2
そう、かかってる本当に。
白い気持ちでいかないとね。
気をつけてください。
スピーカー 1
よく覚えてましたね。
企業に向く素質として、
企業に向く素質として、
イケアの家具を爆速で組み立てられるかどうかっていうのをね、
イケアの家具を爆速で組み立てられるかどうかっていうのをね、
持論として持ってるんですよ。
スピーカー 2
どういうことですかそれ。
スピーカー 1
企業家にとって必要なスキル、
それはイケアの家具を早く組み立てること。
なぜかというと、
はい。
やっぱ企業すると何度もね、
オフィス新しく作ったり引っ越したりとかあるんで、
その度にイケアに行って、
新しい机を買って棚を買って組み立てるっていう必要じゃないですか。
新しい机を買って棚を買って組み立てるっていう必要じゃないですか。
確かに。
まずそれをよくわからない説明書を見て、
しかも早く作れる。
もう答えが決まっているものを、
いかにこの察しよく作れるか。
スピーカー 2
もうこういうことでしょと。
スピーカー 1
そう、もう企業の宿図がイケアの家具には詰まってるんですよ。
そう、もう企業の宿図がイケアの家具には詰まってるんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
間違えてもすぐに修正するだとか。
はいはいはい。
いかに理解して、
何をするかを考えてみようっていうのでね、
たまには決断も迫られますから。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
そういうのをパパッとできる人は、
成功するなと。
というところがあるんじゃないかなと思うので。
なるほどね。
まずはやっぱ企業をして、
オフィスを借りようとなったらね、
いきなりおしゃれなアロンチアを買い、
そんなのするんじゃなくて、
スピーカー 2
またイケアに行けと。
イケアで自分で組み立てると。
スピーカー 1
そうそうそう。
電動ドライバーは買っていいんじゃないでしょうか。
スピーカー 2
必須アイテムですね。
スピーカー 1
企業家に必要な。
それもいい。
企業家にとって必要なアイテムみたいな話ありましたけど。
電動ドライバーですね。
スピーカー 2
電動ドライバーが。
スピーカー 1
パソコンと電動ドライバーがあれば。
スピーカー 2
確かに。使いますね。
めっちゃ使いますね。うちにもあるもんね。
スピーカー 1
電動ドライバー。
うちにもありますね。
なのでね、そんな企業家の資金石としても
使われるイケアですから。
ぜひね、
イケアのマーケティング、
販売戦略などね、注目していただいて
取り入れられそうなところはね、
どんどん取り入れていただくと
スピーカー 2
億万長者になれるんじゃないかなと思いますので。
企業家に必要なスキル
スピーカー 1
頑張りましょう。
ぜひぜひ皆さん頑張っていきましょうということで。
本日はイケア特集として
送りしてきましたので皆さんもね、
おすすめのイケア商品や、
イケアのこういうところすごいなどあれば。
ぜひ教えてください。
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それでは今週も聞いていただきありがとうございました。
また来週お会いしましょう。
32:29

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