デザインの発注タイミング
どうもハリーです。どうもイヤマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーとデザイン会社を経営するイヤマンがお届けする、企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
です。
今日はですね、企業家のためのデザイナーへのデザインの発注の仕方。
おー、難しいね。
ちょっとニッチな話をしていきたいと思いますけど、なんか我々前提としてデザインに強きものじゃないですか。
はい。その道のプロですからね。
僕最近あんまりやってないですけど、かやまさんは今でも数多の依頼をこなしてきたというわけで、受注する立場も発注する立場も両方やってるじゃないですか。
両方やってます。
その上で企業家の人たちもね、デザインどうしても発注する場面っていうのが出てくると思うんで、そういう時に誰に頼めばいいのかっていうのもよくわかんないし、どう頼めばいいかも。
それめっちゃむずいよね。めっちゃむずい。
俺でも未だに失敗する時とか、もっとこういう風に伝えておけばよかったなとかっていうこといっぱいあるもんね。
お、いいですね。
ありますね。もうかれこれ10年以上やってますけど。
そういうね、こう依頼されたら嬉しいとか、こういう依頼ちょっと嫌だなみたいなところとかをね、話していけたらと思いますので、やっていきましょう!
いきましょう!
ということで、まずなんですけど、頼もうかどうしようかという前に、エピソード0。
エピソード0。
そもそも依頼本当に必要かというところはね、僕一旦考えた方がいいと思ってるんですよ。
はいはいはい。そこ大事なあれですね。大事な確認です。
うちでよくやってるスタートアップ的には、最初は絶対いらないと思うんですよ。
これ何度か言ってますけど、特に最初期の時とかは、かっこいいものを出そうとすなというのをね、結構言われたりしているし、実際そうだと思うんで、
一番最初のバージョンは世に出すのが恥ずかしいぐらいでちょうどいいと言われたりもしてるんで、いきなりかっこいいサイトとかかっこいい名刺を作りたいとか、そんなのいらんと思うんですよ。
うんうんうん。
なんだけども、まあまあその段階じゃない人は必要かなという時もあると思うんで、どの段階からまず頼めばいいのかというところをね。
あーめちゃくちゃいいですね。はいはいはい。
うん。
どの段階から頼めばいい?やっぱり自分の事業をプラスアルファで伸ばすための次のステップとして必要な時にデザインって発注するんじゃないですかね。
ほうほうほうほう。
なんかね、よくそのゼロイチの段階でデザインものすごく求められる場合もあるんですよ。
ほうほう。
なんかその企業家が何かを事業を始めるにあたって、ものすごくデザインをこだわったロゴマークを作りたがるとか。
うん。
あんまりそういうのって僕必要ないなと思ってるんですよ。
うん。うん。
何が大事かって収益モデルが一番大事なんですよね。
うんうん。
それがあってそこで稼いで、ある程度稼げるようになってそこのプラスアルファの次のステップでそのデザイン取り入れればいいと思うんですよね。
はい。
なので。
なので。
やっぱデザイン取り入れるっていうのはある程度自分の事業が回り出してからプラスアルファの。
回り出してから。
うん。
ある程度ね最低限でもその自分の事業モデルというかビジネスモデル。
うん。
が確立してからデザイン頼んだ方がいいんじゃないかなと思いますね。
デザイン発注者の意図の明確化
僕の考えですけどこれは。
いや僕も大体一緒ですね。
うん。これ意味わかります?僕の今言ってたの。
なんかイメージ的にはめちゃくちゃわかりやすく言うと例えばこれから始めます今売り上げゼロです。
うん。
まだ始める前とか始めた直後みたいな。
うんうんうん。
時はまだかなっていう。
あーそうそう。
でもまさにそんな感じ。
うん。
僕いつも飲食店で例えちゃって恐縮なんですけど。
まずはあの美味しいラーメンを作ってお客さんに来てもらって1円でもいいから売り上げを立てると。
うん。
それが1円が10円になって100円になって1000円になって1万になって10万になって20万30万ってなって回り出したタイミングにそのデザイン的要素を取り入れればいいと思う。
いやおっしゃる通りですね。
うん。
いやこれでもねやっぱ誘惑があってそのいろいろ競合とかを調べるじゃないですか。
うんうん。
競合のサイトはなんかめちゃくちゃかっこいいパッケージもかっこいいおしゃれなキャッチコピーもあるみたいになったら。
これをやっぱ徹底的に真似しないといけないんじゃないかと。
そうっすよね。
いや結構ね。
誘惑が。
ありますそれはお客さんでも僕すごい言われますもんね。
その例えばホームページにものすごいお金かけてかっこいいものを作りたいと。
でそれ何のためにそれするのっていうのをよく考えた方がいいですよね。
本当に。
変な話うちの会社のホームページなんてあの本当に簡単なホームページペラモン1枚だけの本当に簡単なホームページなんですよ。
うんいやそんなんでいいですよね。
うんでうちってデザイン会社なんでもっとかっこよくすることもできるしそのどんどん作品とか載せてあのいろいろやりようがあるんですけどそれに対するコストと効果が今のところ僕のやり方では見合わないんでやってないんですよ。
うん。
本当にかっこよくすればいいっていう問題じゃないんですよね売り上げるのに。
はいはいはい。
だから何を持ってして何のためにデザインを作るのかっていうところを発注者が一番腹落ちしてないとあの変な方向性になっちゃいますよね。
デザインの考慮事項
あーはいはいはい。
発注者がわかってないと頼まれたデザイナーもっとわからないから。
でデザイナーってめちゃくちゃ考えるんですよそこ。
うん。
このだって一個のチラシ作るのにさまあ例えば2時間3時間4時間下手したら1日ぐらいかけてものすごくいろんなこと考えて組み立てていくわけですよ。
うん。
そうするとあのちょっと待ってハニーさんあのなんかあのハニーさん今ちょっと風邪気味で僕と話してる時に鼻にティッシュ詰めながらあの喋ってもらっていいですか面白いんで。
わかりました。
あのワンピースの白ひげみたいになってたよ今。
あーそっちかよかった。
あのカーネルサンダースの方かと思ってた。
いやそうあのごめんなさい話を戻すと結構その発注者がその何のためにこれお願いするのかっていうのをわからないまま発注しちゃうからでデザイナーって頼まれたことに対してかなり深くまで考えちゃうんでちょっと方向性ずれちゃうとずれたまますごい考え込んでいってしまうんですよ。
うん。
なのである程度発注するタイミングで何のためにこのデザインお願いするのかっていうのを自分の中で腹落ちさせたものをデザイナーに伝えるこれが一番いいと思いますね。
なるほど腹落ちしてから依頼すべきと。
そうですねその腹落ちさせるのも結構難しいと思うんですよね。
そういう時はあの全然腹落ちしてないっていうこの前提も伝えるべきだと思う。
だからその辺も一緒に考えてほしいみたいなこと言うとかね。
それねちょっとねその辺どう依頼すべきかみたいなところでやろうかなと思ってたんですけど。
まあじゃあ一旦ちょっと話を進めると依頼すべきかどうかっていうのはその事業が回り始めて必要性を感じた段階でやるべきだと言うとこなんですけど。
次に依頼しようと思った時って探すじゃないですか作ってくれる人をどうやって探すのがいいんですかっていう話ですよ。
それね。
これ難しいのがわからないから頼むじゃないですか。
でわからないから当然誰がいいのかもよくわからないわけですよね。
それこそなんかサイトが綺麗だからいいのかなとかいう感じで選んだりとかもするしなんか値段も載ってないじゃないですか。
デザイン会社の選び方
値段も基本的には載せないですよね。
なんなんすかあの悪しき風習。
まあまあちょっといいですけど。
ね本当に。
どうやって探すんじゃいっていうところをねいい探し方ね考えていきたいと思いますけれども。
頼まれる時ってなんかないですかこの依頼まさに俺にベストな依頼だっていう時とこれちょっと違うけど別にできるから受けとこうかみたいな時ってあるじゃないですか。
ありますあります。
で多分頼む側からした時のベストアンサーはこの依頼はこの人に頼むべきっていう人にやっぱり頼めればベストだと思うんですけどそれもわかんないじゃないですか。
わざわざそんな頼まれる方ってそんな自分にとって不都合な情報そんなに言わないからっていう時にどう見極めたらいいんですかっていうのが難しいかなと。
いやそれめっちゃ難しいですね。
なんかないんですかこのこいつはこの依頼をするにふさわしいものかどうかを試す資金石みたいな質問とか。
質問まあでもあれじゃないですかあの過去の実績とかワーク見せてくださいって言ってその自分のやりたいことに近いテイストのものをやったことある経験のデザイナーの方が確率は高いですよね。
ポートフォリオを見せてください。
そうですねポートフォリオを見せてもらえませんかって言って。
デザイナーだったらあのほぼほぼ持ってるんでみんなポートフォリオって。
僕ですら持ってますからねポートフォリオ。
僕ですら。
持ってますから。
持ってますから会社の今までの実績とかね。
そういうものを見させてもらうのがまずはいいんじゃないですかね。
どこを見たらいいんですかねポートフォリオもだいたいやっぱり作り側からしたら作った中のさらにいいやつをこうチェリーピックして選んでるわけですか。
だいたい良さあげそうに見えるかなと。
まあそうだねデザイナーもそれが狙いやからねそのおおって思わせるためのものだからあれは。
でも一番その確率的にいいと思うのはあいみつもり取ることだと思いますシンプルに。
一社だけに相談して考えるんじゃなくて3社ぐらい声かけて比較検討するっていうところですよね。
それは全然ホームページ叩けばデザイン会社なんていっぱい出てくるんで問い合わせを本部からメールすればいいんですよ。
でこうこう概要だけ伝えて一度打ち合わせさせてもらえませんかって言ってzoomとかでもさ電話でもいいじゃないですか。
メールのやり取りでもいいと思うんですけどでやり取りしてそれを3社ぐらいやって良さそうなところに絞っていけばそこをそんだけやっとけば何かあっても納得するんじゃないですか。
なるほどね最初はでも検索してgoogle検索なりインスタ検索なりで調べてアプローチしていくっていう感じですか。
あいみつ取るとしたら大体3社ぐらいだと思うんですけどその3社のうちの一つはそういうやり方でいいと思いますね。
でもう一つはやっぱ知り合いに紹介してもらうとか。
知り合いからの紹介
僕はなんかそれが結構いいのかなと思ってますけどね。
実際にもうね知り合いが重宝してる人材だから僕もその新しい仕事をお願いして東京で仕事あるときに東京でなんかこういうビジネス情報士のライターさん誰かいい人いないかなって言ったときにはその東京のライターさんに紹介してもらいます。
なんかビジネス系のライティング得意な人いませんかみたいな紹介してもらえませんかみたいな。
で一回一緒に仕事してみて良かったらそのまま継続だしちょっとこの人クセ強いなと思ったらまたちょっと違う方法を考えるしみたいな。
なんで知り合いのツテっていうのはまあ一つ入りますよねその企業の選定の中に。
知り合いのツテあとネットとかインスタで自力で一個探す。
ネット叩くとかインスタで見るとか。
1個目と一緒では。
知り合いのツテってさ。
え?どういうこと?
1個は知り合いのツテですよ。
あ1個目が知り合いのツテか。
そうそうそう。
そういうこと?はいはい。
で2個目が自分でググって調べる。
ぐらいじゃないですかね。3個目どうやって探すかね。
いやでも僕もそんなもんだと思いますよ。
なんとなく紹介がいいかなっていう気がしてますけどね。
結構やっぱり僕らもそのいろんなデザイナーの人見てきて。
この人はすごい良いなという人もいればこの会社結構やばいなっていうのもあるじゃないですか正直。
ある。
でやっぱり知り合いの人が一回仕事したことあるとかだったらそんなに大きな失敗はないかなっていう確率的に。
もちろん起こることはあるんですけど。
はいはいはい。
ないかなっていうのがあるんで。
なんかそのこの人はデザイナー知ってそうかなという人にこういうことしたいんですけど誰かいませんかみたいなのは。
はいはいはいはい。
カラーやってもいいんじゃないかなと思いますけどね。
なるほどこれね僕別に何の回しもんでも何でもないんですけどランサーズとか結構おすすめですけどね。
依頼方法
ランサーズねたまに使いますね僕も。
うんあのお客さんでその例えばロゴマーク作りたいって言っててで予算もそんなないと。
でえっと何その自分の方向性とかもうバックリしたイメージしかないんだけどみたいな時にでもたくさん案を見たいみたいな。
うん。
時は僕結構ランサーズおすすめしますね。
ランサーズのコンペね。
そうあれコンペ形式でランサーズに登録しているデザイナーそこにはプロもアマチュアとか本当にアマチュアに毛が生えた人とか結構レベル差はいろいろあるんですけどそこのコンペに参加した人たちの案が見れますよね。
で気に入った案の人にお金払うみたいなやり方なんですけど。
あれはあれで僕いいなと思いますけどね。
うんうんあれはいい仕組みだと思いますね。
いい仕組みだと思う。今何かデザインお願いしたいんだけどいいデザイナーもいないっていう人は一回ランサーズって検索してみてもらって。
そっか。
うんランサーズで。
ランサーズは知ってるんじゃないか。
ランサーズ知ってるかね知ってるかさすがに。
ランサーズかクラウドワークスか偉大巨頭みたいな感じですよね。
うんあれはいいと思うけどね別に。
じゃあまあ探す時はランサーズで頼むかググって良さそうな人を探すかCIに依頼するか。
紹介してもらうか。
うんそれで決まった時にどうやって依頼すればいいんですかっていうね。
これねそこですよ一番大事なのはもう依頼の仕方で180度変わるからね。
180度そんなに変わりますか。
180めちゃくちゃ変わると言っても過言じゃない。
はい。
だからそのデザイナーのとしての立場もうそこは一番気を使うよね。
何を狙ってこれこのデザインをお願いしてるのかっていうのはねすごく考えますね。
なんか多分デザイナーの人に依頼しようかなという時最初多分ヒアリングみたいなのから入ると思うんですけど。
大野さんヒアリングシートみたいなのとかってあるんですかこういう項目聞こうみたいな。
ないです。
ないんだ。
ないですねないけどもう長年の経験でこんなこと言ってあれですけど長年の経験でもうあふれ出ますよね質問なんて。
あふれ出ますよねでも一番多分メインで聞きたいことってその今回このデザインでどういう目的を達成したいのかっていうところですよね。
そうなんですよね僕一番最初にデザインのそういうのをやった大学生の時だったんですけどその時一応ヒアリングシートっていうのをテンプで見つけてそれを持って行ったんですよ。
そこにある項目ってこの色とかロゴはありますかどんな感じですかとか雰囲気どんなのがいいですかとかいうのを聞いてサイトを作っていくみたいなのをしたんですけど。
なんか違うなと思って途中でそれ捨てたんですよもうこれ別に聞いてもあんま仕方ないというかまぁそれも聞いていいんだけれどもやっぱ聞くべきはそれでどんなことをしたいのかみたいなその極端に言えば経営目標だとかどんな問い合わせが来てほしいかとかそういうところを聞かんとその色とかページ数とか聞いてもそれただの御用機器だなと思ってたんで。
そういう人はあんまりちょっと場数がもしかしたら少ないかもしれないなそうですねいやそうかもしれないですね何か課題があってそれを解決するためにデザインを使うわけであって解決したい問題をまずは知りたいですよね知りたいまずはそこですねデザイナー的視点で行くと何がしたいのっていう何でもいいからとりあえずかっこいいもん作ってほしいねって言われるのが一番困るよね何のためにかっこいいものを作るのってなるから。
デザイナーの視点
はいはいはいはい。
何でもいいからなんかこうちょっとこうシュシュッとしてって言われんやけど何のためにこうシュシュッとすんのっていうのが一番困る。
なるほどね。
だから調べなきゃいけないんですよねそうなってくるだからだからヒアリングするんですけど。
ただもっとこれを大きい文字で見やすい看板にするって何で見やすくすんのって言ったらここすごく年配の人がよく通る道でそういったお客さんを集客していきたいっていう話なんだったら分かるんですよ。
でその年配の人たちもっと集客したいのにここの看板をシュシュッとする必要ないじゃんっていう場合もあるしねそれよりもこっちの方がいいじゃんDM来る方がいいじゃんとかねお店の前にポスター貼る方がいいじゃんとかそういう提案がいっぱいあるわけなんですよね。
デザイナーってそういうとこむちゃくちゃプロなんでその道のもう職業病ですよ僕らってだってもう電車乗ったら中摺広告全部見て文字の大きさとかジャンプリストか色の配色とか全部見るわけですよ。
駅歩いてるだけでその広告の看板とか全部チェックして生活しているプロの人たちですよ。
だからやっぱりねあの詳しく説明しなきゃいけないよね。
その赤がいいって言われ例えばなんか赤いデザインがいいんですよねイメージ的にって言われてもその本当に赤がいいのかどうかっていうのはこっちはプロなんでその調査しなきゃいけないわけですよ。
だからね僕もあんまり色とか聞いてもしゃーないなと思ったんですよそれを考えるのはデザイナーの仕事なんじゃないですか。
そうそういやそうですよ本当にだからどういったところに例えばそれが看板だとしたらその設置される看板の現場に行ってね周りにどんなポスターがあるかとかを見るわけですよね。
で周りに赤いものばっかりあってて同じように赤やってたらダメだとかね。
呼びたい客層がそういう女子なのにこの真っ赤っかはダメだよとかね。
そのいろいろあるわけですよ。
僕がいつもその社長さんと話している時に言うのは社長の好き嫌いっていうベクトルとその会社にとって良い悪いっていうベクトルは分けてくれって言うんですよね。
社長の好き嫌いとその事業にとってこれが良い選択なのか悪い選択のその良い悪いって違うんですよ。
その社長は好みで赤色好きだけどでもこのデザインの場合はこの事業でこういう目的達成させるためには青の方がいいっていうことがたくさんあるんですよね。
社長は自分の嫌いな青を我慢して青を受け入れなきゃダメなんですよね。
だからそういうことは発生するよっていう話はします。
だからその好みの好き嫌いと良い悪いをごっちゃにしないでくれと。
だってそんなんさ僕赤好きなんですよ。
僕が好き嫌いでさデザインやってたらさ全部赤になるやん。
でもプロはそれをしないと。
別に嫌いな色とかないけど茶色がベストだと思えば別に自分が茶色好きじゃなくても茶色の色使うし。
例えば広告のファッションで今回こういう雰囲気だからこういう色のモデルさんにはこういう色の服装とかこういうスタイリングがいいって言ったらそういうスタイリングしてもらうし。
全部目的に合わせて考えるわけなんですよね。
なんでその目的がはっきりしないまま発注されるとすごく困る。
でその目的すらも一緒にどうすればいいか考えてくれって言うんだったらそれは一緒に考えますよって話ですね。
デザインの役割と錯覚
それを考えてくれる人が結構いい人かもしれない。
いい、そうですよねやっぱり並走感ありますよね。
一緒にこうなんかやっていく上で長く付き合えるデザイナーさんだと思いますね。
並走感欲しいですよね。
なんかデザインって別にこの正解があるわけじゃないからその満足感って一旦あるじゃないですか。
納品しました。できました。
でそれってやっぱこのプロセスだと思うんですよね。
それを作るのって。
この一緒にこの1ヶ月2ヶ月やってきていやできましたねっていう時に
いやいい体験だったなと思うのか
やっとあの人との仕事終わって生成するわいと思うのかみたいな。
まあね、確かに確かに。
でなんかその辺のこのコミュニケーションの取りやすさというか
っていうのは影響あるんじゃないかなと思ってて。
1ヶ月とかね一緒にやっていかないといけないわけですから。
なのでどうやって依頼すべきかというところだったんですけど
まあ一旦そのこういうことをしたいっていうのを明確に言葉にして伝えてしまえば
あとは。
そうですね。だからその問題どういう問題があってデザインしようとしてるのかっていうのを明確にする。
これねあの日本で有名な佐藤柏さんっていうアートディレクターいるじゃないですか。
ユニクロとかをロゴ作った。
ユニクロとかそうそうそうもうかなり有名なすごい人なんですけど
その人の本読んだ時にデザイナーはお医者さんだって言ってたんですよね。
お医者さん。
俺まさにその通りやなと思ったよね。
デザインってなんか病気を持ってる人を元の状態の正しい状態に持っていく作業だと。
まずいラーメン屋のポスター作ってそのラーメン屋がそのラーメンがうまくはならないんですよね。
まずいラーメンはまずいラーメンのままなんですよ。
デザインの力でそのラーメンうまくなんないんですよ味が。
そのデザイナーを魔法使いに思ってるような人いるかもしれないけど
デザイナーってその元ある基準値の正しい見え方の位置に戻すっていう作業をする人たちだみたいなこと言ってて。
俺まさにその通りやなと思った。
別に魔法使いでもなんでもないんですよ。
デザイナーってよく間違えられるんですけど魔法使いって。
ここ注意が必要ですね。
デザイナーは魔法使いじゃない。
僕でも最近なんかちょっと話したんですけど魔法使いかなと思う瞬間は結構あって
美味しくまずいラーメンがいいデザインで美味しくならないって言ったんですけど
多少なると思うんですよね。
美味しく見せるみたいなね。
美味しそうに見せるみたいな。
ご飯食べる時とか特に情報を食べてるんですよ我々は。
ここのラーメン美味しいらしいよっていう情報を聞いて食べに行って
本当に美味しい良かったっていう。
それはテキストみたいな口コミ情報も含め写真とかのデザインも含め
特にスイーツ系とかだとねおしゃれなやつ最近多いですかね。
まあね確かに確かに。
見た目が良ければ美味しくなることあるよなって最近思って
なんだっけ美味しさの錯覚とかいう本に色々そういう話が載ってて
なんか面白いなと思ったっていう話です。
経営デザインとの関連
独立した時に中西本さんっていうCIの先駆者がいてるんですけど日本で
もうおじいちゃんなんですけどその人のね学校行ってたんですよ。
経営デザインみたいな社会人学校みたいなのがあって
そこで結構その経営に関することとデザインに関することの勉強してたんですけど
そこの中西本さんの実験というかその実体験の中に
やっぱデザインはすごいという話もあって
さっきの話とちょっと矛盾するかもしれないんですけど
矛盾してますよ。
矛盾してるかもしれないですけど
ある実験をしたと化粧品でね中身は全く同じなんだけど
そのパッケージを変えただけで売り上げが3倍になったという事例があったんだって
それは中身が変わってたら3倍売れるのはわかるけど
中身変わってないのに3倍売れるってやっぱデザインの力なんですよね
そういう現象はデザインで起こるんですよ
それはそもそもその商品が3倍売る能力があったのにそれを出し切れてなかっただけ
ドラゴンボールで言う孫悟飯ですよ
孫悟飯ってすごい
悟飯は悟空の息子で地球人とサイヤ人の血が混ざって革命的な潜在能力を持ってるんですよ
だけどその力が出せないままでいたと
その化粧品も本来月に1万個売れるポテンシャルがあるのに300個しか売れなかった
それをデザインの力で本来の正しい基準値に戻してあげたみたいな考え方ですね
だからそういうデザインによって売り上げが何倍にもなったっていう事例たくさんあるんですけど
そういう事例って商品そのもののポテンシャルが高かったっていうケースが多いんですよ
そういう需要がもうマーケットに求められている商材だからっていうパターンはあります
というパターンはあります
というパターンはあります
それは佐藤柏さんの時に言ってた話とあんま矛盾しないなと思いました
いやだから矛盾するかもしれないですけど実は矛盾してないですよって話なんですけどね
だから騙されないでほしいんですよ
そのデザインの力で売り上げ2倍3倍になるっていうことは確かに起こり得る
起こり得るんだけどそういった事例は元々その商材とかサービスのポテンシャルが高かったってだけ
それはそうですね
だから今頼むべきかどうかって一番最初に言ったやつも一緒で
多分オシャレにしたらちょっと伸びるんだけど
これイマイチじゃんって思われたらやっぱその後2回目3回目ってもうないんで
それが2回目3回目したいっていうのができてからかっこいいのした方がいいよねっていう
そういうことですそういうことです
だからやっぱり一番はいいサービスとかいい商品をまずは作るっていうことが
そのちゃんとマーケットに求められているものを作るっていうのが大前提であって
そのポテンシャルを最大限引き出すのがデザインですよ
わかりました
うむ
これ結構気になると思うんですけど予算ギャラ?
デザイナーの料金・予算ギャラ
予算ギャラね
正直最初にデザイナーのサイトに値段載ってない問題もそうなんですけど
わかんないじゃないですか
でも最近値段載せてる人多くないですか
そうなんですかね
昔は載せてなかったと思うんですけど
うちも別に価格表とかないですけどもううちも決めてますよ
そうなんですね
まだ参考までに言うとうちはもうA4サイズのチラシ片面3万円です
ほうほうほう
だからA4のチラシ裏表作ろうと思ったら6万円もらってます
うーん
で、もちろんそのB1とかサイズが大きくなればそれだけ考える要素増えるんで
その分料金は高くなるし小さくなれば少なくなります
はいはいはいはい
じゃあもうそういうのは決まってるから
例えば両面4万円でみたいになった時には
うち6万円なんでみたいな感じでどうしようかみたいな話になるわけですね
そうですね
なんか結構受注した時もそうなんですけど
言ってくれない時とか結構あるじゃないですか
なんとなくこの要望とかは聞くんだけど
予算なんかゴニョゴニョしてんなみたいな
そうそうそうそう
あれやめてほしいよね
やっぱやめてほしいですよね
それありきだから
頼まれる方もやめてほしい
いやそんだけいろいろ今言ってるけど
頼めるだけ金持ってんの?って思うよね
金あんの?って思いますよね
うん
タダでやってくれると思ってんの?みたいな
はいはいはい
タダではやらないよっていう
でも例えばさっきのチラシ両面6万円だとして定価が
新しい人がお願いしますって言って
なんとか両面2万でちょっと予算なんですけどって言われたら
うち6万なんですって言うじゃないですか
そういうのはもう言った方がいいんですかね?
価格の見積もり
受ける側も
受ける側もですか?
言った方がいいと思いますけどね
だから僕ワークやる前に絶対必ず100%見積もり出しますもん
そうなんですね
見積もり出してOKもらってからじゃないと着手しないです
結構ね揉め事になりますからね
俺それで言うとさこの前自転車の右のブレーキがさ
なんかおかしくなって近くの自転屋さんに行ったんですよ
ブレーキちょっと壊れてますねって言われてピュピュピュって直してくれたんですよね
で1800円って言われたんですよ
俺その時にいいんですよ直してくれたし
いいんだけど1800円かかるんだったら
最初に1800円かかるけどそれで直していいかって一言言ってくれって言ったよね
それある
でないとじゃあこれもし1万かかるんだったら勝手にやって俺に1万請求するのかつって
なんかねちょっとゴニョゴニョ言い合ったねおじいちゃん
あのおっちゃんと
大人げないな1800円で大人げないなって自分で思いながら
なんか自分もなんか経営者だからそこちゃんとしろよっていうのをねツッコミたくなっちゃって
見積もりの重要性
ありますよね病院とか僕多いんですよなんか病院行くときっていくら持って行っていいかわからなくて
病院に寄っても変わるしよくわからんとはいはいって言ってたらなんかいろんなオプションみたいなのがついて
結構行くなみたいな時もあるしで困ってます
だからあの事前にやっぱりあの頼む方もねこれ1回見積もり出してもらえますかって
いうのが事故少ないと思いますね見積もり出さずにやるデザイナーも多分いると思うんですよ
なんとなくこの話の流れでなんとなくやりましょうってなって
なんとなくやりましょうってなってで終わってからいざ請求来た時にたっかーとかってね
だったらそれを揉める原因なんで頼む方もあのじゃあまずは今の内容で
一旦見積もり出してもらって社内で検討しますんでとかこっちで決闘しますんでとかって
言ってまず見積もりもらうのが事故が少ないやり方だと思うし
デザイナーの人もまずは見積もりくださいって言われる方が安心だよね
もうスパッと見積もりね出せないデザイナーにはもう頼まない方がいいと思うね
見積もりすげー遅いデザイナーいてるから
遅いだから自分の価値を多分まだ決めれてないんだと思う
自分がこんだけやったらこんだけもらうっていうの決めれてないんだよね多分そういう人って
遅い人はあんま良くないってこと?
修正依頼のコントロール
僕が今までそのいろいろいろんな人に発注して手伝ってもらってますけど
見積もり遅い人で良かった人いたことないですね
そうです
やっぱスパって言ってくる人の方がやっぱ経験も豊富だし
やった分はしっかりやってくれるっていう印象がある
そっちの方がね僕もやりやすいんですよ
言ってくれてその分やってくれる方が
なんかでも結構その企業スタートアップ系だったりすると
コロコロその依頼してる途中で方針変わるみたいなことがどうしても起きてきちゃうことあると思うんですよね
デザイナー泣かせ現象ね
そう申し訳ないなと思いつつも
すみませんあれちょっとこういう感じに変えてもらえませんかみたいな
なったりするじゃないですか
ある
なんかそういうのが得意な人もいれば
もうブチギレる人もいるじゃないですか
でなんか最近あるやつだとその時給制みたいな感じで
かかった時間をずっと計算しておくので
それに例えば時給3000円だったら
5時間かかったので15000円ですみたいな感じのとかがあったりするんで
なんかそういうのも使うといいのかなというのは
まあでも途中で変えられると嫌ですよね
いやもうだってもうお家に例えて欲しいですよねそれを
自分が家建てるとで公務店行っていろいろ図面見て打ち合わせしてじゃあこういう家にしましょうと言って
材料も仕入れてそこまで組み立てたのにやっぱりこうしてつったらもう一回そこ潰さんとダメだからね
もう家で考えたらもう大損失よ
でも頼む側からしたらいやまだ手つけてないじゃないですかとか言うでしょ
そこを組み立てるまでのいろんな自分の頭の中の組み立てがあるからね
マーケティング調査とかも含めてねそこ変わるんやったら根本からもう一回考え直さなあかんやんって
これも家だったらもう公務店の社長怒ってくるよ
家じゃないからね家じゃないからそういうことが起こるんだろうけど家だと思ってほしい
でもそういう時どう言われたらまあ仕方ないかってなるんですかね
こっちがね納得できればそら仕方ないなってなるんですよね
説明してくる本人もなんか上から言われただけで僕もよくわかんないけど修正してくださいみたいなが一番腹立つよね
じゃあわかる奴に俺に説明してもらえませんかみたいな感じになるよね納得いかないから
こうこうこうで今までこういうふうに考えたけどもっと調査すればやっぱこういう新しい事実が発覚して
このままだったらまずいということで急遽こういう形になったと
だから申し訳ないけどもこういうふうに変えてくれと
変わった分に対しての工数はこんだけ払うからって言ってくれると気持ちよく
止まりましたって言ってやるよね
だけどなんか意味もわからずなんかすっごい真っ赤っ赤で帰ってきてなんでこんな修正するのって
いやでも先方がこうしてほしいって言ってるからって言われるとチってなるよね
お前の仕事は先方がなんでこうしてほしいかを説明することだと思いながら俺はやるけど
ちゃんと説明しようとデザイナーも人ですよと
そうですね
感情で動きますよっていう話ですね
そうですよデザイナーなんて特に感受性豊かだし強いと思うんで
そこもねコントロールはね上手にやった方がいいと思いますね
締め切りの設定
なるほどね
じゃあ最後
はい
締め切りあるじゃないですか
依頼する側だとしたら15日までにこれをお願いします
締め切りってどれぐらいにしたらいいですかね
状況によって変わると思うんですよね
うん
まあでも大体話して1週間後ぐらいに何らかのレスポンスがあるっていうのが普通なんじゃないですかね
あーそのなんか締め切りを複数設定するみたいな感じですか
まあプロジェクトによったらそれもあり得るですよね
はいはいはい
簡単なその例えばなんだろうロゴマーク作ってみたいな話だったら
まあ1週間から10日の間にその初行のデザイン案何個か出しますんでみたいな感じ
でまあそこでもう1週間社内で検討してもらってブラッシュアップして次初行戻し
をまあ次の1週間後とか
で大体まあロゴマークとかだったら1ヶ月とか2ヶ月ぐらいじゃないですかね
普通のデザイナーに頼んでできるので
あー1ヶ月かかるんですね
1ヶ月くらいかかりますんでかけてやってますね僕とかは
なるほど
うん
デザイン発注の基本
ランサーズとかの人たちってもうあの人たちすごいいろんなデザイン作ってて
使い回しとかいっぱいしてると思うから
うん
あのぺぺぺぺっていっぱい出てくるよね
まあねそれは安くできるならそれはそれでいいかなとは思うんですけど
その授業によってはそういうロゴマークでもいいフェーズの授業もいっぱいあるから
うん
そんな10万20万もかけてその1ヶ月2ヶ月もかけてロゴマーク作る必要ない場合の方がほとんどだと思うし
今日欲しいっていうね
今日欲しいっていう欲しいのはランサーズでもうね2万とか3万とかで依頼して
あれは何個くらい来るんだろうね10個とか来ると思うけどね20個とか
その中から気に入ったものを選んでやると
いやでも締め切りって結構僕も依頼受注する側の立場でいつまでお願いしますって言われて
分かりましたってやってたんですけど
結構守らなくてもなんとかなるとこ多いなっていう
ダメなことをしようとしてるな今
この人たち締め切りとは言ってるけどそれ本当の締め切りかっていうのは
まあねそれはいっぱいあると思いますよ
でもやっぱ締め切らないとダラダラしちゃったらさもうどんどん遅くなるからね
だからそのある程度自分でスケジューリングしてこのまでにこれやってこれまでにこう段取りしてみたいのはやっぱりね
担当者もやっぱ作らないとねやっぱ社会人なら
社会人なら自分で締め切りぐらい決めれないとダメですから
ああそうかちゃんと締め切りを作るという一つの仕事をこなしてるわけなんですね
そうそうそうそうでその締め切りに僕もそうしますね
その締め切りって言ってもやっぱ2日ぐらい余裕見ますもんね本当の締め切りよりも
だって風邪ひいて寝込んじまうかもしれへんし
下手しい事故してその締め切り日に間に合わん場合もあるから
そういう最悪のケースを考えてやっぱり締め切りって早めに設定しておきますよね普通は
ああはいはいわかるなんか急ぎでお願いしますって言われたやつほど
急いで出したのにどこにも使われてないなっていうの
まあねそういうのはあるよね
しますしでも逆に受注する時に1週間ぐらいかかるかなと思っても
発注の際の修正依頼
大体2,3倍で言うんすよ2,3週間ですかね
で向こうは向こうでちょっと余裕見て締め切りを設定するじゃないですか
したらよく考えたらせめぎ合いだなと思って
知らぬ間にねそういうせめぎ合いになってるね
そうそうバッファの取り合いがすごいなと思って
依頼する側としてはねやっぱ余裕見て依頼するっていう感じですかね
そうですねそうだと思います
わかりました締め切りはね守りましょうと
締め切りを守るのがプロですからね
そうですよ締め切り守らないとダメですよ
はいということでですねえっと今日は
デザイナー企業家のためのデザイナーへのデザインの発注の仕方というのをね
見てまいりましたこれをね参考にして皆さんも発注してもらえたらと思いますんで
ということで今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています
二人でコメント欄を全て読んでいますので今後の番組をより良くするために
あなたの感想をお待ちしています
お待ちしています
はいそれではまた次回お会いしましょう
さよなら