2020年4月に緊急事態宣言で、そのから8ヶ月後の2020年末にはもう取り壊し終えるというですね
感じでございましたけども
このダメージがでかい
調達結構大きくね、初期にして大きく調達して、作って、めっちゃメディアの取材とかでうまくいって、コロナが来て
ピボットちょっと一瞬した後に取り壊すっていう、打ち上げ花火のような
打ち上げ花火のような感じですよ
緊急事態宣言中みたいな時って結構恐怖で、従業員の給与分で400万と、家賃の400万の800万が何もせずとも毎月ATMから溶けていくんですよね
まあ全ミスですね
全ミスをしました、あそこで
踏み抜いて
こんにちは、AIクリエイターでポッドキャスターの関口舞です
ヨワネ会議、この番組では起業家やクリエイターと一緒に普段表ではなかなか話さない本音やヨワネについて話していき
どんなヨワネも肯定していく番組です
今回のゲストは株式会社1000代表の鏡太郎さんです
よろしくお願いします
簡単な経歴をご紹介させていただきます
まず大学は早稲田の建築を出て、建築の勉強されていたと
建築勉強しました
それから電通のコピーライターをやって
その後辞めて
辞めました
でハーバードの大学院に行かれたと
はい
すごいめちゃめちゃエリートで
その後現在の株式会社1000を創業されたということで
おっしゃるとおりでございます
なんかねすごい経歴でなんで私が知り合いなのかって話なんですけども
もともとSNSでつながってて
先日たまたまちょっとエビスでお茶してた時にバッタリ出くわしまして
あれはびっくりしました
完全に
であのその時にまあ20秒ぐらいご挨拶をしたんですけど
それであの今日なのでもうほぼ初対面ほぼ全然喋ったことがないという
そうなんですよ
そんな感じで今日はお届けしております
であのこの番組始めて結構そのSNSで告知とかしてた時に
鏡さんからご連絡いただいて
あの聞いてくださって
ちょっと僕もハードシングスがありますということを聞いて
私がそれはぜひ出てもらわなきゃということで
お声掛けしたという経歴になっており経歴じゃないか経緯になっております
いやなんかあのもともとポッドキャスト時代に興味があってですね
でなんかやりたいなと思った時に小前さんこの企画やられてて
でやりたいです出たいですって言ったものの
あの出たいですって言った日から公開されたいろんなエピソードも含めて
ちょっとすごい人たちが来すぎてて
やばいのに手を挙げちゃったなっていうか
そんなことないですよ
あのこの僕が出た回でクオリティコントロールができなくなっちゃってるんじゃないかっていう
いやいやいや全然そんなことないですよめちゃめちゃすごいですっていうのと
あのめっちゃいろんな人をこれから呼ぼうと思って
なるほど
そうなんですよあの全然そこはご安心いただいて
ありがとうございます
しかも全然めちゃめちゃすごいじゃないですかっていうのもあるんですが
あのちょっと本当に本当にすごい人たちじゃないですか
あの出られてる方が
うんうん
だからちょっとなんかこう気が引けるなって
いやいやいやもうそれ言ったら私がすごくないんで安心してください
そもそもがみたいな
あのまあいろいろ経歴あのなんかすごいなーってツッコミどころがたくさんあるんですけど
あの多分皆さん気になったと思うんですけどこの電通辞めてハーバード行ったってのはどういうことなんでしょうか
あえっとそもそもがですね
あの早稲田の建築に行った時にすごい勉強してた憧れてる建築家ができたんですよ
それがオランダ人のレム・コールハースっていうあの建築家の人なんですけど
30歳ぐらいまでずっともう物書きでジャーナリストで小説家でみたいな方で
そこから初めて建築勉強されて
でもう世界で一流の建築家になられた方がいて
そんな人がいるんだ
彼が唯一教えてるのがハーバード大学だったんですよ
なるほど
で大学の学部自体にハーバードにもう電話したろうと思って
直接電話したんです
そしたらあの学科長が出て
え
あのどうやったら受かるんですかねみたいな
だからなるべく建築以外の専門性を持ってきてくださいみたいに言われたんですよね
そうなんですか
てかそんなどうしたら受かるかとか教えてくれるもんなんですね
意外といけるみたいな
すごい
そしたら数学とかファッションとかで1位の人たちを集めた方が
面白い建築ってできそうじゃないみたいな
あーなるほどね
で僕広告好きなので広告の一番
一番なんて無理だけども広告の人として行ってもいいですかみたいな
ところ行ったら広告はもうど真ん中だからもうウェルカムですよっていうところで
1回広告の就職しようっていう流れで
そうだったんですか
じゃあもうもともとハーバードのそこに行ってその憧れの人に教わりたいというのがあって
その戦略のもとデンツーに入って
すごいそんな計画通りに行くもんなんですね
これはでもラッキーゲーム
すげー
えーでじゃあデンツー辞めてハーバード受けて
そうです
受かったっていう
それもだから受かんなかったら普通にプー太郎なんで
あーじゃあもう辞めちゃってから
3年と数ヶ月ぐらいの夏ぐらいの夏前ぐらいに辞めて
12月がアプライティブで応募フォームというかテストのスコアとか送るんですけど
もう辞めて地元のファミレスで英単語を勉強するところからスタート
もともと別に帰国史上でめっちゃ喋れますとかではなく
帰国史上ではあるんですけど
全然それって点数とか6歳ぐらいで帰ってきちゃってるんで
全然関係なかったっていう
じゃあ英語の勉強から始めて応募して受験して
翌年の3月に合格発表まで人生どうなるか分からないっていう
ただのプー太郎期間っていう
すごいですねめちゃめちゃ面白い
それハーバードにどれくらいいたんですか
ハーバードにどれくらいいたって終始号は2年間なので
2015年の夏から2017年の5、6月ぐらいまで行ってましたね
そこで憧れの方から建築を勉強してどうでしたやっぱりすごい楽しかったです
よかったですし結果的にはその先生に習ったことよりも
世界中の人が集まって建築とかを勉強するっていう機会がなかったので
びっくりしたのは例えばあるオフィスビルを設計する課題があった時に
僕のクラスメイトのイスラムの女の子が
太郎ちゃんの図面にはお祈りの場所はないんだねって言われたんですよ
その視点ないですね
日本で普通に建築設計なんかやってて祈りの場なんて入れないじゃないですか
入れないですよね
でも結局デザインとかの能力ってこの引き出しの多さだから
やっぱりそもそも留学自体がすごい貴重だなっていうそういうのがありましたね
そこで2年間がっつり勉強して
日本に帰ってきて満を持して作ったこの株式会社1000
こちらでは一体その後何をされたんでしょうか
そうですね
そもそも留学してる時に
僕都市計画アーバンデザインっていう学科だったんですけど
ちょっと広い目線で都市を見るみたいな学科だったんですけど
そこでメインで扱われてたのが
香港にしろニューヨークにしろ東京にしろ賃料が上がりすぎちゃっていて
もうちょっと暮らせないとだからみんな郊外に住み始めているみたいな
例えば東京で言うと千葉とか埼玉に住み始めるみたいな
そうすると朝の通勤時間がどんどん長くなったりとか海外だと渋滞も激しくなったりとかで
メンタルヘルスも崩しちゃう人もいてもう大きい問題として取り上げられてたんですね
なるほど
僕以外のみんなは郊外のQOLあげようよって話だったんですけど
僕都会が好きすぎて狭くても安くてもいいから赤坂見つけ住み続けるための提案みたいなものをいっぱいしようと思ったんですね
そこで行き着いたのが狭くても豊かな空間って日本多くないと思って
せっかく留学したのに僕ゴールデン街とか新宿の
あとネットカフェとかの研究してたんですよ
なぜあんなめちゃくちゃ狭いところで幸せなのかっていう
確かにギュッと集まってるけどみんなこぞって広い家に住んでる人もゴールデン街に行きますからね
あそこってなんか1軒目ここでビール飲んで2軒目ここでモツ食べて3軒目みたいな変な活動があるじゃないですか
そうなんですよなんか楽しいんですよね秘密基地っぽいっていうか
狭いからこそできる豊かな体験みたいな人って外国の人なくって日本とかアジア独自だったりするんですよ
それをめっちゃ研究してたらなんで日本人が狭いの好きになったかって言ったら実は千利休に行き着きまして
起きて半丈寝て一丈っていうお茶室とかの言葉があるんですけど
そういう狭ければ狭いほど実は想像力を使うし豊かな空間であるっていう言説を彼が言っていて
そこでそれをクラスメイトに言ってみたんですよ日本の禅の考え方だと狭いほど豊かなんだよみたいなちょっとかまかけて言ってみたら
じゃあ狭いほどなんかあの高級なんだねみたいなちょっと勘違いしてくれて
これをハーバードレベルのクラスメイトが勘違いするってことは禅とかお茶室ってコンセプトでホテルをやれば
狭ければ狭くなるほどお金をあげられる謎のホテルが作れるんじゃないかっていうのを
確かにそれはすごい逆張りですね
その留学中に思いつき泊まれる茶室ってコンセプトのカプセルホテルを作ろうっていうのが留学中に出てきたアイデアで
戻ってすぐ半年ぐらい友達と創業メンバー準備してで2018年の1月に創業するという
そうだったんですね
14ヶ月かけて資金調達2億円ぐらいエクイティ調達しそこから初めて物件を選ぶところから始まって
翌年の2019年の3月に日本橋の人形町っていう駅の駅前で無事にオープンすることができた
そうだったんですねなんかこれでもあれですね私いわゆるスタートアップ界隈に10年ぐらいいますけど
なかなかその2億円の調達をある意味そのプランだけの状態でやるって結構珍しいなと思って
2つまあラッキーというかまあそもそもホテルってスタートアップであんまやっちゃいけないっぽくて
あんま見ないですよね
キャップヘビーっていうか最初に一気にお金かかっちゃうんで
確かに
なんか今ある僕らの界隈の友人たちがやってるようなホテルは
例えば一部屋とかだけでどっかのマンションとか民泊的にプロトタイプをやったりとか
あるいは不動産会社さんとかデベロッパーさんが大きく協力してくれて
家賃を大幅に下げて実験的な若者向けのビルとしてやるみたいなところでやる事例はあるんですけど
がっつりゼロからはあんまないっていうのと
あんまないですよねあんま聞いたことないですね
そうですよねであとは株主の方がもうめちゃくちゃ寛大というかこの創業メンバーの感じだけで
じゃあいいよって言っていただいた
そうなんですかまあ経歴もねあんまり他にない経歴だし
まあ任せてみるかみたいな面白いしみたいな感じか
いやーにしてもありがたいですよね
にしてもね珍しいですね
じゃあそこからオープンして実はね私ちょっと検索させてもらって
そのホテル見たんですけどめちゃめちゃかっこいい
良かったんですよ
めちゃめちゃかっこいい
その後どうなったんでしょうか
あれはですね2019年3月にオープンしてめちゃくちゃメディア出れたんですよ
なんかいろんな
結構いろんな記事出てきましたよ検索したら
各局テレビ局も2回ずつくらい来てくれたりとか
すごい
いろんなタレントさんとかも来てくれてみたいな
売り上げもそこそこ立ち始めちゃって
その域分岐も超えてみたいなタイミングだったんですよ
すごい
じゃあいよいよ京都とか金沢にも作ってみようかなっていう話もありながら
うわー
感じでございましたけども
このダメージがでかい
すごいなんか怒涛のあれですね出来事が続いて
調達結構大きくね初期にして大きく調達して
作ってめっちゃメディアの取材とかでうまくいって
コロナが来てピボットちょっと一瞬した後に取り壊すっていう
その間トータルその初めてから取り壊しまでどんぐらいだったんですか結構
初めてから取り壊した2019年の3月からで言うと
1年9ヶ月ぐらいしかないのでホテルが実在したのは
いやー本当にあれですね打ち上げ花火のような
打ち上げ花火のような感じですよ
うわーいろいろこれって思うのがまず最初コロナが来る前は
結構うまくいってたわけですもんね
そうですね
本当にコロナのせいでって感じですねマジで
コロナのせいでただまあこれ結局だからそのリスクを
企業家としてのリスクが甘々だった
今から振り返るとっていう感じなんですけど
あの時にコロナが3年続くって誰が思えたか説あるんだけども
ピボットもうちょっと早くした方が良かったかなとか
まあいろいろ思うところはありますよね
そうか私結構やっぱスタートアップ業界にいて
皆さんがサービスをその終了するよく最終とか言いますけど
大抵の場合ウェブサービスなわけですよ
なのでその静かになんて言うんですかね
まあパソコン上の操作で静かに閉じることができるっちゃできる
もちろんユーザーの皆さんにごめんなさいみたいなプレスリリース売ったりとかはありますけど
なんかやっぱりそのそれもそれで大変ですけど
なんかその物理的なホテルを取り壊すとか
物理的終了ってなんかすっごい想像するとダメージでかそうだなと思って
そうですねしかも僕人生で最初に自分が作って実現させた建築だったりもしたので
まあ悲しみも等しいよというかですね
本当ですよねしかもあれか単に経営者として資金調達だとか経営戦略やっただけじゃなくて
鏡さんが建築学科だったので設計してっていう
設計してその図面っていうか
すごいなんか内装の写真見たんですけどああいうデザインとかもってことですか
そうですそうです最初はホテル全東京っていう英語で調べると出てくるんですけど
最初は cg とかをちゃんと写真みたいに作って
でそれをちょっと投資家の方々とかにも見せながら工事の方に見せながらイメージを伝えていくっていう感じにしましたね
そうだったんですね
いやーもったいないなんか辛かったですよねそれは
そうですねただ実際は辛くなり始めるのってそこから時間を経てで
その過虫にいた時は結構意思決定を日々迫られ続けているというか
なんかその夏とかの緊急事態宣言中みたいな時って結構恐怖で
従業員の給与分で400万と家賃の400万の800万が何もせずとも毎月 atm から溶けていくんですよね
うわぁバーンレート結構高いですね
そうなんですよあれ結構人生で初めての経験800万ずつ溶けていくってあんまりいなくないですか
ほんとですよねせいぜい8万ならわかる人とさみたいな
800は
800はちょっといきなりですもんねしかもそれこの間までは普通の会社員やってたり学生やってたりしたわけで
そこから急に月々800万出していくって
そうなんですよしかもなんかここまでの話資金調達も含めたんでそこスルッといきましたけど
僕そもそも株式会社の仕組み知らなかったんで
まあ普通に生きてたらあんまりそこで詳しく勉強することないですよね
調達なんか知らないし融資と投資の区別もつかないしみたいなそのぐらいの知識で始め
まあ創業メンバーはそこ詳しかったのにちょっと教えてもらいながらも
ていうね
いやでも最初ってわかんないですよね
わかんないあれはきつい
最初じゃないのにいまだに私ちょっとめっちゃ詳しいですとは言えないって
それはずっと僕疑問というかあんまりまだスタートアップ業界が今良くなってきてるとはいえ
まだあんまりないなと思うのがこの資金調達みたいな資本政策の知識と
あと創業メンバー選びみたいな誰と始めるかみたいなと株をどう分けるかみたいな
一番難しくて後戻りできないやばめの意思決定が一番知識がない最初に来るのって
やばくないですかっていう
いや本当そうですよね不可逆なのに最初にやらないといけないし
しかもなんかねよっぽどのそのシリアルアントレプレナーとかじゃない限り
ほとんどの人が初めてなわけですからね
確かになんかちょっとずつ難易度の高いテーマが降ってくるならいいけど
だんだん段階上げるならいいけど一番最初に一番その後戻りできないことを決めないといけない
なんかそれを超える意思決定でその後出てくるっけみたいなところもあって
これって結構大きな課題ですよね
課題本当に何とかしないとやばいです
やばい結構やっぱ苦労ありましたかそこでそれをあんまりその最初にそれがあったせいで大変だったみたいな
僕はだからあのシンプルにこのスタートアップあるあるを全部こうちゃんと踏んでるような感じなので
創業メンバーとも激揉めしみたいなのもありましたし
株もですね3人で始めたんですけどなんかなんか当分にしちゃったりとかしたんで
まあ結構あるパターンですよね
なんかそれでうまくいっているっていうケースの方があんまり見ないというか
そうなんすよね
なんか業界的にこれぐらいが普通ですみたいのも知らないじゃないですか最初って
っていうので前ミスですね前ミスをしましたあそこで
踏み抜いて
踏み抜いて
そうなのか
その一番むずいと前踏みのからのコロナみたいなので
泣きつらに初というのが最初の12年3年ぐらいの感じですね2年か
つらそうだったんですね
いやーでもなんかこうしてみると逆に励まされるなと思ったのが
私起業したのって大学出て割とすぐだったんですけど
学生時代に起業してる人もいるじゃないですか
で割とこうそれでいろいろな失敗をして
やっぱり社会人経験もなかったしみたいな話ってよく聞きますけど
逆に言えば社会人経験があろうがハーバード出てようがやる人やるときはやるというか
起業はみんなが1年生っていうかね最初は
もう1年生どこじゃなくて普通にもう経歴は本当に関係ないですね
まあそうですよね最初はだってわからない
何の能力かって言ったらもっと人に聞くっていう能力な気がしますね
だからなんか経歴いい人ほどなんかちょっとプライド高くて聞かなくても
ググればいいっしょの人は本当にやばいと思う
次回の例を込めてですけど
まあ逆に自分全然わかんないから教えてくださいって言って
詳しい人に聞けた方がリスクヘッジなのかな
の方が一番いいですね
なるほど
僕なんか友達とかでこれから起業するとかっていう人には
もう本当に株を分けないでくれと言ってますね
なんかどんどんどんどんあの人にもすごいお世話になってるから
株のアンパン上げてやりたくてみたいな
友達とかがいると死ぬ気で止めてます
いやーここばっかりはね本当にそういうあの
最初ね最初ねっていうかでも最初じゃなくても
これって永遠のテーマですよね
永遠のテーマ
そうなんだ確かに頭が良くてなんか経歴があると余計そうなのか
途中からさすがに自分ができなすぎて
どんどん聞いた方がいいなになってちょっと良くなったのと
株主の方が寛大すぎて持ち直したっていうのはあるんですけど