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Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ、この放送はゴルフ上達センター&ゴルフの提供でお送りいたします。
この放送は毎朝6時から5分から10分、ゴルフ上達のちょこっとした頻度を皆さんにお伝えしているというラジオ放送になります。
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さて、今日はですね、みんなのゴルフダイジョストでも取り上げられましたね。
ドライバーのティーの高さについてお話ししていきたいと思います。
その記事の中身はですね、ごく基本的なことを言っていて、どこにでも書いてあるようなことをちょっと恥ずかしいんですけど、載せていただいたんですけれども、
通常ね、紙面とかだと取り上げていただけないような内容ですね。
でもね、めちゃめちゃ大事というか、結構ざっくりやられている方がいらっしゃると思うんですよね。
その内容というのは、ティーの高さというのは、ボールの赤道とドライバーの一番上の部分ですね。
上の部分、フェースの一番上の部分が揃うように高さをセットしましょう。
ですから、例えばフェース圧が結構厚めのドライバーの方は実際ティーが高くなりますし、
シャローな、薄めのフェースのヘッドの方はティーがやや低めになってくるということなんですよね。
だから、この高さを基準にしてやっていただければなと思うんですけれども、
傾向としてね、ちょっとカット打ちの人はそれよりもちょっと低くなるし、
クラブが寝やすい人というのは少し高めにしてあげた方がよくなるということもありますけれども、
基本この基準を守っていただいた方がいいんじゃないかなと、僕自身では思っております。
今日はそこから一つ話を展開させて、風が強い日に低い球を打とうと。
例えばアゲンストが強い時に低い球を打とうと思った時に、ティーを低くするというのが昔の定説としてあったんですよ。
僕らは研修生の時もやってまして、めちゃくちゃティーを低くしてローボールを打っていくというような打ち方なんですけれども、
低くして、ドライバーってアッパーブローなんですけれども、
ダウンブローでロフトを立てて打つことによって低い球を打っていくということなんですが、
技術的にそういうことができる方はやってもいいと思うんですけれども、
基本的に今のドライバーってボールが上がりやすく設計されているので、
あまりそれをやると逆に難しくなってしまうということはあると思いますね。
特にティーを低くしただけだとヘッドの下の方に当たりますよね。
下の方に当たると基本的にどういうことになるかというと、ボールのスピン量が増えてしまいます。
飛びの三原則の一つであるスピン量のコントロールというところが、
やっぱりスピン量が多くなることによって風に弱い球になってしまうということがありますよね。
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じゃあどうすればいいのかというと、最近のクラブとボールを使っている方はもう変えない。
先ほど一番最初に言った赤道でしっかり構えるということをやっていけばいいと思います。
昔のボールとかクラブというのは本当にスピンコントロールが難しかったんですね。
ですからそうやって少しいろいろなテクニックを使ってスピン量を落としていかなきゃいけなかったんですけれども、
今のクラブというのはもうこう打ち出して低スピンというこれを軸にクラブもボールも設計されてきているので、
昔ほど風の影響を受けなくなってきているんですよね。
なので今はそうやってスイングを変えたり構えを変えて低いボールを打とうとかロースピンのボールを打とうと思うよりも、
いつも通り構えていつも通りスイングした方が平均的な結果が良くなるんじゃないかというふうに思いますので、
ぜひ皆さんも特に上級者の方とか中上級者の方は少し風強くなるとそういうふうにしたくなる気持ちは僕も分かるんですけれども、
そこはグッと堪えて通常通り打っていってあげる。
意識することとすれば通常の振りよりも少し振りのスピードをゆっくりにしてあげる。
優しくインパクトをしてあげるイメージにするとスピン量が落ちてきますので、
そういうような対応の仕方もあると思いますから、そういうような形で対応するぐらいの感じでいいと思います。
というわけで、今日はドライバーのティーノ・タッカスさんから風の日にどういう対応をしたらいいか、風の日も普段と同じでいいんじゃないかというお話でした。
このような感じで毎日少しずつちょっとしたゴルフの話をしていますので、
初めてお聞きになった方はまた来ていただければなと思います。
それではまた明日のこのラジオでお会いしましょう。
それでは行ってらっしゃい。