2022-02-07 07:01

オーバーザトップ

TPIシリーズ
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Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ、この放送は日本ゴルフ上達センター&ゴルフの提供でお送りいたします。
こちらの放送はですね、毎朝6時から5分から10分、私、Michael Hasegawaがですね、ゴルフ上達のヒントを話しております。
よろしければ是非フォローの方よろしくお願い致します。
そんなわけでですね、今はTPIシリーズということで、TPIにビッグトゥエルブと言って、スイングの12個のエラーをね、紹介しているわけなんですけれども、今日はですね、その第6回目、昨日はアリクエ選手の第6回目と言っちゃったかもしれないけど、昨日は第5回目ですね。
今回第6回目ですね、オーバーザトップというエラーの話をしていきたいと思います。
このオーバーザトップなんですけれども、どういう動きかというと、切り返しでですね、クラブが外から降りてきてしまうパターンですよね。
このトップの位置から手が前に出てくる、この動きですね。
いわゆるクラブが立ってきてしまう、この最悪なケースですね。
僕、スイングをするのにおいて、最も曲がるスイングというのが、クラブが高い位置からクラブが立って降りてくるという状態が、スイング的に一番曲がるスイングになるわけなんですよね。
基本的にはそうやって降りてくると、クラブフェイスがまず開きやすい。開くのが自然です。
開いたまま当たれば、もうプッシュスライス、もう酷いドスライスです。
そこからフェイスを無理やり閉じれば、手を使ったり、体の回転を止めたりすると、クラブが返ってくるので、スライサーは止まるんですけど、今度は引っ掛けになるということになるので、左右のミスがめちゃくちゃ大きく出ちゃうんですよね。
だからもう少しスイングというのは、右回りにしようとか、もうちょっとシャローに入れてこようということを、僕はいつもYouTubeとかラジオで言っているわけなんですけれども、
これがオーバーザトップというのがその動きなんですよね。これというのはいくつかあって、2つ大きく理由があるかと思うんですけれども、
一つにグリップが硬い。切り返したときに、手元というのは後ろに回り込むというのは良くないので、
この手元というのはやっぱり体の回転に引っ張られてくると、手元って若干前の方に動いてくるというのは正しい動きだと思うんですよね。
手が前に行ってもいいんですけど、クラブヘッドというのは力が抜けていれば、クラブヘッドは後ろ側に倒れて、背中側に倒れてくるのが完成力で、そうやって動くと思うんですよ。
手首の力が抜けていて、手元が体の回転に伴って少し前に出るのはクラブの動きとしては正しいと思うんですけれども、
これがオーバーザトップってまずいのは、グリップがカチカチになってした状態で体が回ってくると、クラブがかなり高い力が入ってくるということなんですよね。
まずグリップが脱力できているということが一つポイントになるんですね。
あともう一つは側屈ですね。この切り返しというかバックスイングでは、
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スイング中というのはよく背骨が軸だとか言ったりしますけれども、軸を中心にただコマみたいにクルクルクルクル回っているからというとそういうことでもなくて、
バックスイングでは左の脇が縮まりながら体の回転をしているので、トップの位置では前傾が保たれているし、
これがダウンスイングではこの右の側屈って言って右の脇腹が縮んでくる動きがあるわけなんですよね。
この縮んでくる動きと体の回転がシンクロして正しいスイング軌道になってくるわけなんですけど、
皆さんこうやっていただくとわかると思うんですけど、右の脇をギュッと締めていくと、要は背骨が右に曲がって手っていうのが自然的に下に降りてくるじゃないですか。
こうやって縦の動きっていうのはゴルフスイングにはあるんですよね。だから腰の横回転と肩の縦回転っていうのが合わさってスイングって成り立っているんですけど、
このオーバーザトップになってしまっている方っていうのはこの側屈が足りてないんですよね。ですからしっかりこの側屈を入れましょうと。
TPI的にはこの側屈ができないっていう方とかもいらっしゃるよねとかね、ということでこれを体を改善してそれができるようにしていこうねみたいな話なんですけど、
これはTPIのプログラムで詳しく受けたい方はTPIのインスタラクターを探していただくといいと思います。
そういう動きになってしまうと結局僕の一番嫌いなスティープダウンになるよねっていうことなんですよ。
ですから皆さん絶対的に認識が難しい。だから手は前に出ちゃいけないと思うと手を後ろに回り込み出したくなるんですけど、
これはダメですからね。感性が働いて手を後ろに引くってことはクラブが前に倒れてくるっていう動きになるわけじゃないですか。
動きになるわけなんで、これはだから絶対的にやっちゃいけないので、手は後ろに回り込ませない。
手は多少曲がっていった軌道と同じところに降りてくるぐらい、それかちょっとそれより前に降りてくるような感じになると思いますけれども、
これはグリップを固めて手元とクラブを外回り逆回りにならないようにしていこうねっていうことだけ注意していただければいいのかなというふうに思います。
ここがポイントとしては手元の脱力、グリップの脱力と、あとは側屈ですね。側屈が入ることによってオーバーザトップっていうのは改善されてくるよという話でした。
皆さんいかがでしょうか。わかりますかね。だからこのオーバーザトップはね、まあでも減ってきたように感じますね。
ここはでも割と直しやすいというか、基本的に側屈がうまく入れられない方っていうのは側屈意識すればすぐできるようになるんで、そんなに難しいところではないのかなというふうに思いました。
ただね、グリップのところね、グリップの力抜く、その切り返しでは最もグリップに力抜けてないといけないんですよね。
釘を打つタイミングをイメージしていただくとわかるんですけど、振り上げるときはちょっと力使いますけど、切り返しでちょっとスナップ使っているところ、切り返しのところですね、上がって降りているところっていうのはもう基本的にはあまりガチガチに手首固めてないと思うんですよね。
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手首が柔らかくしていると思うんですけど、そこと切り返しと同じなんで、そのくらい手首が柔らかくなっているというのがポイントになってきますんで、そこ注意していただければなというふうに思います。
はい、そんなわけで今日はですね、第6回目のオーバーザートップということでした。切り返しですね、クラブが外から降りてくる、手じゃないですね、クラブが外から降りてくる動きのところですね。
これを話してきました。明日はですね、第7回ということでテイクバックで腰が右に流れるスウェイ。有名ですよね。これも皆さんわかっているよっていう話ですけれども、正しくその辺りイメージしておくと大事です。
これもレッスンしているとめちゃくちゃ多い。このスウェイをしているとうまく体を使えない一番大きい原因になってしまうので、明日も楽しみに聴いていただければ嬉しいです。
そんなわけで、今日も練習に行ってらっしゃい。
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