マキロイ選手のすごいところって、ぬるっとした、ふわっとしたテーマになるんですけれども、マキロイ選手のショットっていうのは、やっぱりショットメーカーだなと思ってます。
やっぱり飛距離もすごいんですけれども、やはり一番僕の中ではすごいなと思うのはスイングバランスですね。
ビタ止まりフィニッシュ。ビタって止まるじゃないですか。やっぱり皆さんも目指すというか参考にしていただきたいなと思います。
今日はその話を詳しくやっていきたいんですけれども、マキロイ選手のスイングを見ると、やっぱり一番特徴的なのがミスショットをしてもビタッとフィニッシュで止まるというところなんですよ。
あれどういうことかというと、出力ポイントというのがあって、パッと見るとすごい回転スピードが速いとかヘッドスピードが速いとか見たらわかりますよね。もちろん飛距離も一番出てましたし、やっぱりそのあたりはもちろんすごいんですけど、
あのスイングスピードで振っても最後のフィニッシュではエネルギーが余らないからビタッと止まるんですよ。これ皆さんすごい大事なところで、やっぱり皆さんフィニッシュ取れてます?ちょっと自分の胸に手を当ててですね。思い返してみてください。自分のスイングフィニッシュが取れてるかどうか。はい私取れてません。余りまくってます。
これあれだけのスピードで振ってもフィニッシュで止まれるってすごいことなんですよ。車で例えたらわかるじゃないですか。制動距離ってね、僕の昔の放送でも言いましたけれども、100キロで走って危ないと思ってブレーキ踏んでから止まるのに100メートルぐらいかかるっていう車いますよね。50キロで走ってたら50メートル。大体の距離だと思いますけど科学的数字ではないと思いますけどね。ブレーキのかかり具合とかタイヤの状態によって制動距離って変わりますから。
正確ではないと思いますけど、ざっくりそうだよね。いわゆる制動距離って止まるまでの距離ってあると思うんですけど。スピードが出てるほど制動距離って長くなるわけです。
だからあれだけスピードが出てるマキロイ選手のスイングをコントロールする。スピードを出すことよりもコントロールする方が難しいんじゃないかなというか思ってるんですよね。
でなんでできるのっていうところなんですけれどもやっぱり力の入れどころと抜きどころっていうところがあのはっきりできてるかしてるからということだと思います。
まずねあの話の中でやっぱり今そのスピードの話になりましたけれどもやっぱりマキロイ選手のすごいところってやっぱりスピードを出せるっていうところですね。
車で言うとまあえーと例えば軽トラックのエンジンとかではなくてですね。要はねあのもうF1みたいなエンジンを積んでるわけですよ。
ですからねブーンってなるわけですよ。エンジンは出力が出せる。ただですねF1の車もそうですけど、F1じゃなくてもそうですよね。
要はその車の性能がいいね例えばメルセデスベンツとかっていうのはよく言われるのが止まれるってよく言われるわけですよ。
ちゃんと止まれる車やっぱりスピードが出る車っていうのはちゃんと止まれないといけないわけですよね。
スピードが出るのにブレーキが効かない。ブレーキが弱いっていうのはですね一番危ないわけじゃないですか。
止まれる車っていうのがごめんなさい。やっぱりいい車の条件だと思いますけれどもスイングもそうなんですよね。
でもスピードを出すためにはどういうことかって筋力フィジカルもちろんあるんですけれどもやっぱりそのスピード出し方っていうのはやっぱり上半身とか半身の分離ができていて
Xファクターってよくやりますね腰の周りと腰のラインと肩のラインバックスイングするとこれがまっすぐ立った状態で腰のラインと肩のライン揃ってるじゃないですか平行じゃないですか。
これがバックスイングしていくとずれていってXっていう×みたいな形になってくると思うんですけど
マキロイ選手の場合はあまりバックスイングで腰が回らずに上半身の回転のターンの角度が大きい。
だから腰と肩の回転の差が大きい。いわゆるXファクターが大きいわけですよ。
というのもあるのでやっぱりスピードとか出力を出せるというところでもあるわけなんですよね。
このスピードをどうやってコントロールするのかっていうのがやっぱり力の入れどころ抜きどころ最初言った通りこれが皆さん今日ね学習してほしいポイントなんですけれども
力の入れどころというのはやはりこの加速ポイントっていうのはこのレイドでも何度も言っているように切り返しのところです。
クラブはバックスイングで上がっていって切り返した時に一番手が速く動いてほしい。
手のスピード。いわゆるハンドスピードっていうのが速くなってほしいわけですよね。
それ以降はそこでマックスをだとしたらどんどんどんどん減速しながら手っていうのはそこからは自分で手を走らせない。
どちらかというともうそこでバッとやったら振り子が後は綺麗に形成されるということを考えてスイングをするということが必要になってくるわけなんです。
そうすることによって要はフィニッシュでピタッとエネルギーが余らない状態でフィニッシュが取れるということです。
フィニッシュでエネルギーが余ってしまう状態何なのっていうと切り返しで十分に加速ができずにインパクトとかフォローで力んでしまう。
インパクトはそこらへんを早く手を早く動かそうとしすぎてしまって要はそこでは本当は手って減速してないといけないです。
手が減速してくることによってヘッドが追い越して今度はヘッドスピードが速くなっていくっていうフェーズに入っていくんですけど
やっぱりボールが飛ばないとか曲がってしまうプレイヤーっていうのはこのインパクト付近の手のスピードってめちゃくちゃ速いんですよね。
まだ加速し続けてたりする。なのでフィニッシュでビタ止まりスイングができない。フィニッシュが取れないスイングになってしまうわけなんですよ。
もう切り返したら後はクラブに任せるぐらいの気持ちのスイングっていうのが非常に重要ということになるわけなんですよね。
皆さんもなんとなくイメージ湧いたらわかるかなと思うんですけど、やり投げやったことは僕もやったことないですね。
やったことないですし、ダーツとかも。ダーツはちょっとやったことあるかもしれないけど。
投げる瞬間ですよね。投げる瞬間あったら後はもう槍に任せます。当然のことながら。
だけどすごいずっと持ってるみたいな話ですよ。ゴルフの場合。
本当はそこでリリースしてあげなきゃいけないのに、要はずっと槍を持っちゃうとかダーツを持っちゃうみたいな話をやってるわけなんですよね。
そうするとやっぱり狙ったところには飛ばない。最大出力を得られないし、もっと言うと出せたスピードをコントロールすることができていないということになるわけなんですよね。
ということで、みなさんも今日の練習でやっていただきたいこと。まずは入れどころということで、切り返しの時にしっかりとグリップエンド方向に引けるということですね。
クラブは引いて使う。何度も言ってますけれども。
それから後はその引っ張ったその先にはクラブのリリースって次の瞬間に入ってきますので、
あとはクラブに任せてフリコだけでボールを振っていくと。スイングをしていくと。でフィニッシュでバランスよく取ると。
だからバランスのいいスイングっていうのをとにかく目指してみてください。
例えばPGAツアーで言ったら300ヤード飛ばされる選手っていうのは5万っているわけですよ。
ただそれをしっかりと制御できている選手っていうのはやっぱり少なくなってくるわけですよね。
やっぱりその制御できる選手がやっぱり上手い。勝てる。
正気なくの上位に行くみたいなことになるわけなんで。
皆さんもですね。まずはいろいろ今日僕言いましたけれども入れるところ抜くポイントなんかね。
切り返しで入れる。それ以降は抜くということなんですけど。
まあなんとなくイメージわからなかったっていう方もいらっしゃると思うんですけど。
もっと簡単に言うと必ずフィニッシュは取りましょう。まずここでいいと思います。
やっぱりフィニッシュで5秒間止まる。1、2、3、4、5。自分で数えて止まる。
練習でもねやるようにしてください。
まずそれだけでもコントロール制御できるようになると思います。
これができなかったら要はスピードをまず上げなければいいわけですよ。
上げないでゆっくりこのぐらいのスピードだったら自分は制御できるがわかるんで。
じゃないとこれがわからないとコースでのスイングができないはずなんですよね。
打って出たとこ勝負みたいなショットしかできないと思うので。
すごい簡単に言うとフィニッシュは5秒止まる。
止まれるようになってきたらちょっとずつ切り返しでスピードっていうか出力を上げていく。
それでちょっとバランスが崩れるようだったらやっぱ力が余っているので
もうちょっとスピード落としてあげるかもうちょっと切り返しだけの。
逆に言うと切り返しでもうちょっとメリハリをつけてスピードで上げて
あとはもう力抜いてあげるとか。
そういうことを練習していただきたいなというふうに思います。