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Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ、この放送は幕張ゴルフ上達センターの提供でお送り致します。
おはようございます。皆さん、いろんな状況下でこのラジオを聴いてくださっているかと思いますが、今日も元気にやっていきたいと思います。
ということで、今日はですね、メジャー選手は腕がカチカチになっている人はいないぞ、という話をしていきたいと思います。
全英オープンで気づいたシリーズ第3弾ということですけれども、皆さん見ました?全英オープン150回記念大会。
何度も言いますけど、キャメロン・スミス選手優勝しました。
マキロイドのデッドヒートをして、最後の最後、17番でウィニングショット。
パターで打った第3弾を横3mにつけて、それをねじ込んでパーッと。
あれがウィニングショットだったんじゃないかな、という僕的に思っているんですけれども、素晴らしいゴルフをしたということですね。
1回目はイマジネーションが大事だよね、ということと、ヨーロッパ選手はワイドスタンスが多いというね、ここまで話をしてきました。
気になる方は過去の放送を聞いていただければと思うんですけど、今日はメジャー選手に腕がカチカチになっている人いないよ、という話をしたいんですが、
最近はやっぱりゴルフがアスリートスイングになってきて、イメージ的に競技が変わってきたな、感は否めないですよね。
昔は技みたいなのがあって、メジャーリーグとか野球とかだとパワーがないみたいなのがあるけど、
ゴルフだけはパワーがなくてもコースマネジメントとかショットの精度で勝負ができるよね、というゲームだったんですけど、
最近になってくるとやっぱり球飛ばないとある程度土俵に乗れないよね、みたいなのもあるんですよね。
だからすごくゴルファー自体もアスリート化してきたみたいな話で、
ちょっと本題とずれてしまうんですけれども、タイガーツがいろいろ話をしているのですごく勉強になっていて、
僕が研修生だった頃、25年前くらいまではゴルフはトレーニングしちゃいけないって言われてたんですよね。
やっても下半身とか走るとか、どちらかというと上半身に絶対つけちゃいけないみたいなことをずっとやってきたんだけど、
タイガーツが出てきた時に、要はあの時すごい話題になったのが、
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タイガーツって試合の日も朝何十キロも走ってるらしいぞとか、
ベンチプレース120キロぐらい上げてから試合出てるみたいなね、
そんな話を聞いて、あのクラスなんで結構都市伝説みたいなのもあるんだと思うんですけど、
それがリアルな話だったらしいんですよね。
タイガーツも今だからそう言ってるんだけど、
いや、俺はそれを変えたかったみたいな感じで、やっぱり意識的にやってたみたいなんですよね。
タイガーツがやって始めて、あれだけ強い選手になって、
そうすると周りも始めますよね。
トレーニングだってなって、トレーニングやるじゃないですか。
もっと効率のいいやり方をやっていこうみたいな感じであるので、
今の選手っていうのはどんどんどんどんトレーニングするようになったと。
トレーニングってトレーニングをしたからといっても、
いきなり距離が伸びる、全く伸びないってことはないと思うんですね。
筋力があった方がね。
よく1キロ上がると2ヤード伸びるとかって言ったりしますからね。
だから10キロ増えれば20ヤード伸びるみたいなね。
それは単純じゃないんですけど、そう言われたりするんですけど、
トレーニングで距離が出るというよりは、
練習しても怪我をしない体を作ろうみたいなことになるみたいなんですよね。
ですからトレーニングが大事だよねってなってきてるんで、
確かに僕らがそれこそ25年前の時夢見てたプロゴルファーって、
結構みんな肘とか腰とかね、腰痛とかで結構ボロボロになってたイメージがあるんだけど、
最近の選手ってそれないじゃないですか。
あんまり、当然4つあるけど、
昔から比べるとやっぱり減ってるっていうなって思います。
それはやっぱりみんなトレーニングしてるからだと思うんですよね。
トレーニング方法もどんどん良くなってる。
で、タイガーツって膝悪いじゃないですか。膝が。
で、なんで膝悪いかっていうと、
やっぱあの時走ったからだって今言ってるらしいよタイガーツが。
毎日だって何十キロも走ってるわけよ。
で、あれで走んで膝悪いじゃないですか。
で、あれで俺膝悪くなったって言ってるらしい。
でも確かにそうだよね。
だってずっと膝に負担かけた状態でやってるんだからさ。
だからすごい後悔してるみたい。
だから最近の選手って何十キロ走るみたいなことやってないじゃないですか。
多分バイクとかでやってたりすると思うんですよね。
だからやっぱりトレーニング方法とかもどんどん効率が良くなってきてると思うんですよね。
今日そんな話じゃないんだけど。
そんな今度はやっぱりトレーニングって良くなってきて、
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結局ゴルファー自体がアスリート化していくと。
だからそうするとサイボーグみたいなスイングをしてるように見えてくるんだけど、
いやいやそんなことないよねって話なんですよ。
必ずやっぱ柔らかい。
関節がガチガチになってる選手なんて一人もいないですよ。
例えばちょっと強そうなスイングで最近で言うと、
多分ジョン・ラーム選手とかいるじゃないですか。
分からない方ちょっとググっていただきたいんですけど、
すごいショートトップで力強いショットを打ってくるんですけど、
彼なんかめちゃくちゃ柔らかいですからね。
だからやっぱりこのバックスイングからダウンスイングに入った時に、
やっぱりしっかりと柔らかさっていうか、
そこだけじゃないけど全体的な柔らかさがあるから、
やっぱり体のしなりとかシャフトをしなわせることもできるし、
あとはインパクトからフォローにかけても、
固まった瞬間にボールって曲がるんですよね。
フェイス開いちゃうんで。
だから開いたものは閉じようとすれば今度は引っ掛けになるじゃないですか。
で、やっぱり上手い人って左サイドの捌きが上手かったりするんですよ。
で、そこが柔らかい。柔らかかったりするんですね。
特にフォローとかね。柔らかいじゃないですか。
例えばマキロインにしても何にしてもさ、
フォローって柔らかかったりするじゃないですか。
あれでやっぱりボールをちょっとカットしたり、
ちょっと捕まえたりとかみたいなのをやってるわけですよね。
だからやっぱりこう、なんていうのかな。
やっぱこう、関節の柔らかさっていうのはめちゃくちゃ重要なんですよね。
でもプレイヤーはみんな難しいと思う。僕も含めてね。
なんかすごいまたチャブ台ひっくり返すような話なんですけど、
やっぱりまっすぐ打とうと思うと、
なんだろうな、フェイスを固めようとするじゃないですか。
手首を固めてできるだけフェイスを変えられないようにしようとかするじゃないですか。
まあするっていうか勝手になっちゃう。勝手になっちゃうんだよね。
そう、勝手になっちゃうからあれなんだけど。
でもやっぱりそうじゃなくて球体のボールを打ってるわけですから。
球体のボールをアイアンディーショットで打ってるわけなんで、
しかも斜めのプレイに打ってるんですから、
できるだけこの球体のものを打とうと思った時に平面をぶつけるっていうよりは、
しっかりそれを包み込むような感じで使ってあげるのが一番効率がいい。
イメージとしての効率がいいんじゃないかなって僕は思っていて、
だからそれってやっぱり柔らかくないといけないよねっていうふうに思うんですよね。
ですからなんかこう飛距離ばっかりこだわって一生懸命振ってる人が見ると、
残念に見えてきちゃったりするんですよ。
当然やっぱりボールが飛んだりね、
ボールが飛ぶっていうことはやっぱりアドバンテージにもなるし、
やっぱりそれはそれで自分に対しての魅力だったりもすると思うからそれはそれでいいんだけど、
あまりにもそこにこだわりすぎて、
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一番大事なスイングのしなやかさみたいなものがなくなってしまっている方が非常に多い感じがするんで、
なんていうのかな、なんかゴルフスイング、
ゴルフスイングをうんぬんやる前にやっぱりまずはグリップとかを、
すぐできるのはグリップを体の正面でくるくる回せるぐらいの力感でグリップを握れて、
スイング中ずっとその感じでできるようになると、
そうするといつも言ってるよね、いつも言ってるようなクラブを引き続ける力で打てるようになってくるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
多分これって言っててもやろうと思っても多分人それぞれ、
例えば脱力してくださいって言っても、人によってはそれが脱力できてたりできなかったりすると思うんですよ。
それってやっぱりこう、なんていうのかな、
よくね、ディズニーランドの話とか、よく会社のマネジメントの話の中でのたとえ話で出てくるんだけど、
要はディズニーランドってさ、綺麗じゃん。
言ったことある人はわかると思うんだけど、めっちゃ綺麗じゃん。
あれだけ広大な土地をさ、あれだけ綺麗な状態保つってどういうことよって思うんだけど、やってる人ってアルバイトなんですよね。
アルバイトの人がやってて、なんで綺麗なんだろう。
プロが、プロ中のプロがやってますって言ったら100歩譲ってわかるんですけれども、
アルバイトの人がやっててあれだけ綺麗なんだけど、どういうことを研修やってんのっていうと、
要は、例えば綺麗にしてください。パーク内を綺麗にしてくださいって言うと、人それぞれその価値観、綺麗っていう価値観が違うじゃないですか。
じゃあ例えばポップコーン落ちてたら拾う。
ポップコーン落ちてるぐらいだったらいいよね。
例えばポップコーンのケースごと押してたらこれ汚いから拾うよね。
でもポップコーン一粒落ちてたとするじゃないですか。
これぐらいいいよね。箱が落ちてなければ綺麗じゃん。
同じように綺麗にしようとしてても、やっぱり綺麗の基準が違うから、人によってはやってないじゃん。
掃除してないじゃんってなるし、なるわけじゃないですか。人それぞれ違うからね。
ディズニーランドってどういうスタッフ研修みたいなことをしてるかっていうと、赤ちゃんがハイハイしてもいいぐらい綺麗にしておいてくださいねって言ってるらしいんですよ。
そうしたら物が下に起こってたら赤ちゃんが食べちゃうよね。手当たり次第食べちゃうじゃないですか。
だから溶かそうとか思うわけじゃないですか。なるほどなと。
だからその基準を作るのに、やっぱり綺麗にしてくださいとか力抜いてくださいとかだと、ちょっと人それぞれ基準が違っちゃうんで。
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ゴルフのレッスンもね、なるべくそういう風にならないように。
さっきのパーク内の掃除してください、綺麗にしてくださいって、今ので言うとグリップを抜いてくださいっていうだけ言わないようにはしてるんですけどね。
だからグリップのところで言うといろんな言い方があってさ、例えば自分の握力10だとしますって、10で握ってくださいって言ってね。
で、離すのがゼロです。10からずっと緩めてきて、2ぐらいですとかね。
2ぐらいの強さで握ってくださいって言って。
そうするとなんとなくみんな同じぐらい、え?ってなるじゃないですか。ちょっとこれ隙間空いてるしみたいな。そう、隙間空いてていいんですよって言って。
え、なんで?じゃあちょっとさっきの隙間空いてるぐらいのグリップで体の正面に持ってきて、手の近いのにぐるぐるぐるぐるクラブ回してみてくださいって言った時に、
皆さんやっていただいたらわかると思うんですけど、10本指全部持ってたらクラブぐるぐる回せないんですよ。
どっかで指が外れてないと回せないんですよ。そう、だから10本指しっかり握ってたら絶対クラブってのは柔らかい動きにならないんですね。
だからグルグルグルグル回すぐらいの感じなんですよとかね。そのぐらいの感覚になってくると、なんとなくわかってくる人が出てくるんですよね。
だからそれでも、いやこれじゃ打てないとかこれじゃ飛ばないみたいなこと言うんですけど、やってみろっていう話でまずは。
まずやってみろよみたいな。大してそんな変わってないからって思うんだけど、やっぱり今までの固定関連があるから、やっぱりなかなか抜け出せないところではあるんですけどね。
だからでも、どんなパワーヒッターとか一流選手でもカチカチに使ってる人、関節で固く使ってる人いないよっていう話だったんで、
皆さんもこれをきっかけにまずはスイングの形を生むの前にしっかりと脱力したスイング、手元の特にグリップですよ。
脱力したスイングをできるようにまずそこやってみていただければなというふうに思います。
そんなわけで全員オープンシリーズ、今日で終わりにしたいなと思うんですけれども、もっと言いたいこといっぱいあるけど、聞いてる方は飽きちゃうと思うんで。
全員オープンシリーズ、もうこれで4大メジャー終わっちゃうんで今年も寂しいんですけどね。
あとは日本の国内メジャーですけど。
今年はね、行く予定がないとりあえず。国内メジャー行く予定ないんだけど。
いやーでも本当ゴルフおもろい。
まあ皆さんどういうふうにゴルフ見てるのかわかんないけど、僕はやっぱりテレビで4大メジャーテレビで見たときにあの舞台行きたいなと思ってゴルフ始めたから。
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まあ夢は叶わなかったけど、だけどあのやっぱりああいうところでね、活躍している選手とか見たりとか、やっぱりああいう勝負してるねとこ見るとやっぱ面白い。
面白いしやっぱりこう思うところもやっぱあるんでね。
だからなんかまた来年のマスターズまでないのかと思うとなんかちょっと寂しい感じがしますけども。
まあでもね、自分のゴルフに今ねめちゃくちゃ今やり直してるんで。
このレイドでも話していこうかと思いますけど。
とにかく自分を変えたくてですね。
まあ今いろいろギアーズとかね、僕のこと教えてくれる人は今こういう立場になると誰も教えてくれなくなっちゃうんですよ。
誰も教えてくれなくなっちゃうんで、もう自分から門を叩いて、もう自分に教えてくれる人に関しては誰にも話を聞きに行くというようなことをやってるんで。
まあこのレイドでもですね、収録できればするし、僕のマイケルゴルフガイデンの方でもですね、出していってもいいかなと思ってますし。
まあなんかそんな感じで自分のゴルフね、これからきっちり作っていきたいなと思ってますんで、またその感じになっていきたいと思います。
トラスパターとかね、カウンターバランスのウェッジもね、結構その後ラウンドもしたので、そのレビューとかもありますから、またちょっと話をしていきたいなというふうに思います。
そんなわけで、いってらっしゃい。