息子の所属チームがサッカーの全国大会出場を決めた柳澤さんと、第三子が生まれたばかりの杉本さん。自分自身に経験があることでも、子供を通して同じ経験をすると二度目の人生を生きているような感覚になると言います。パパ同士のほっこりトーク、お楽しみください!
40’s Biz talkは毎週木曜に配信している番組です。パーソナリティは杉本浩一と柳澤大介です。番組のコメントは #40ビズトーク をつけて𝕏でポストしてね!番組へお便りもお待ちしています。
サマリー
子供の成長を通じて、親は自らの過去を振り返り、挫折や成功の経験がどれほど貴重であるかを再認識しています。また、子供と共に時間が経過する感覚や新しい発見を得ることで、人生が豊かになることを実感しています。子供の成長を見ることで、親自身も成長し、様々な視点を持つ重要性に気づいていることが語られています。親としての経験が、他者への理解や共感を深め、自身の人生観にも影響を与えている様子が伝わります。
全国大会の成功
えなぎさです。杉本です。今回の40s Biz talkのテーマは、子供が成長する中で感じること、というテーマです。
なんかめちゃめちゃほっこりした話題ですね。今日時点で6月21日に収録してるんですけども、実は前々からうちの息子がサッカー選手目指してサッカーやってるみたいな話を何度かさせていただいたんですけども、
今日実は関東大会っていうサッカーの大きな全国大会に続く県大会を勝ち上がってきたチームが、関東とか北新駅とか九州とかそれぞれのカテゴリーエリアの中で勝ち進んで、そこで上位、関東だと16チームかな?が北海道で全国大会行けるんですけど、実は今日うちの息子のチームが勝ち上がって全国大会決めたんですよ。
えーおめでとうございます。ありがとうございます。すごいですね。いや誰も信じてくれないですけど、僕もサッカー部だったんで。言ってましたよね。その大変さはわかるんですよ。誰も信じてくれないんですけど。サッカーっぽくないですもんね。今日もマッサージ屋さん行ったらなんか、スポーツなんですか?野球か柔道ですか?みたいなこと言われて。なんかサッカー体験には見えませんねって言われちゃって。でもすごいですね。全国大会出場、これはすごいですよ。
で、ただなんか今回僕が話したいのは、全国大会行ったぞイエーイっていう話ではなくて、スポーツから学ぶことみたいなのって結構あるなと思って。例えばなんですけども、今回で言うと、うちの息子が中学生になってからいわゆる競合クラブに入って、僕が毎日東京から埼玉まで送迎してるってお話も前したかと思いますけども、50人弱ぐらいいるんですよ。1学年。試合出れるのって11人じゃないですか。
選手交代もするにしても15人だとして、大体3分の3は、4分の3は出れないわけですよね。で、やっぱり競争も熾烈だったり、怪我も多かったりとかっていう中で、今回の例えば全国大会決めたっていう話も、実はうちの息子は怪我してて試合出れてないんですよ。
今回の関東大会の初戦で怪我をしてしまって、もう今月はほぼ3週間ぐらいかな。ずっと治療っていう形。なんかそういう、自分もスポーツやってたからわかるんですけども、スポーツをやる良さみたいなところって、勝って嬉しいとか、うまくいって楽しいみたいなところは、スポーツをやる上で楽しいことだと思うんですけども、
なんか僕がそういう子育てっていうか、子供が成長していく中で感じることって、社会に出てから起こることが子供の日常生活の中でたくさんあるなと思って、例えばなんですけども、今回で言うとチームは勝ったけど自分はなかなかうまくいかなかったみたいなことがあるじゃないですか。
だけど、社会に出てから例えば同期が先に出世しちゃったとか、やりたい仕事ができないとか、あとは営業で言うとチームは達成したけど自分は乱だったみたいなことってあるじゃないですか。思った通りにならないことって社会に出てからたくさんありますよね。
僕そういう経験って一生しなくてしないって人いないと思うんですよ。いわゆるそれが挫折だったりすることもあると思うんですけども、今振り返ると今今日の例えばそういう、一方チームとしてはすごく輝かしい実績なものの個人としてはなかなか思うようにいかなかったみたいなことがあるんですけども、僕もやっぱり中学生の時スポーツやってて、そういうことチームはどんどん勝ち進んでるけど自分は出れないとか。
自分がうまくいかないとか、他のメンバーにスタメン取られちゃったみたいな経験って、なんか子育てをしてると自分もそういえば20年以上前にあったなぁみたいなことを感じることもありますし、そもそも今4,50人いるチームの中でサッカー選手、プロのサッカー選手になれるのって1人か2人いるかいないかのレベルなわけですよ。
でももちろんそのプロになれたら一番いいんでしょうけど、なんかそういううまくいかなかった時の経験がこれぐらい若い時にできること、実はそっちの方がプライスレスっていうか、あのすごくいい経験だなって決してその良い思い出ではないんですけども、30とか40になっていきなりその経験を直面するともう帰って鬱病になっちゃったりとかね、精神に失笑をきたすとかっていう人も実は結構周りにいたりするじゃないですか。
僕この3年間スポーツを子供のスポーツを通して学んだことって、うまくいったことよりうまくいかないことから、これ経験ってすごく本人も家族も苦しいし切ないけども、これ社会になってからすごく役に立つ経験できてるなって思うんですよね。
スポーツから学ぶこと
うん、わかるわかる。
だから、多分澄本さんもスポーツやってたんで、そういう経験あったと思うんですけども。
ありましたよ。全然全国に行くようなチームではない、ま開成中高なんですけど、万年二軍だったわけですよ。ずっと二軍で出れない。だけど、あの時の経験ちょっとその中学大学ぐらいの時だと、あの時結局なんか出れなくて、無駄な経験だったなと思ってるわけです。若い時って。
だけど40歳超えた時に今になってみると、まさにその実は出れなかった時に、なんで自分が出れなかったのか、技術があれだったっていうのもそうなんですけど、その向き合い方も良くなかったなだったりとか、だけどその時一瞬だけ出れた瞬間とかあるんです、実は一軍になって。
出れた瞬間があった時にやってたことは、ちゃんと復習してノートにまとめて繰り返しやっていた時だったなとか。
あとから振り返ってみると決してなんか無駄な経験でもなんでもなかったんですよね。むしろその時溜まっていたというか、なんかその出来なかったからこそ、今裏方出れない人の気持ちとかが分かったりとか。野球でも野村監督と長島監督とかがよく対比されて、長島さんはすごいスターだったけれども、野村監督も3冠を取ったぐらいの超有名スターなんですけど、長島が対応だけど、俺はもう月見そうなもんやみたいなこと言ってて。
だけどそういう人ってスーパースターがいる中でちょっと影に甘んじていた人って、その人の気持ちとか出れない人の気持ちとかめっちゃ分かる。
だからチームで一人見た時に、わーってみんな達成して喜んでいる時に、そういう人は喜んでいる人じゃなくて喜んでない、そこに隠れている人に焦点が当てられるっていうのはあるよね。
だからすごいめっちゃいい体験なんだろうなっていうのは思いますよね、こういうのって。
もう一つ僕思うことで、今柳澤さんがまさにこの子供の体験を通じて自分はこうだったなって思い返してるんじゃないですか。
僕子供の成長する中で感じることで思っているのって、子供がいることって自分と人生とは別なんだけれども、2倍の人生、自分の人生と子供の人生で、もう1回人生を追体験してるような感じがありますよね。
それある、分かる。
今の話、柳澤さんも多分過去を振り返って、自分に当てはめて、自分の今生きている人生と子供の人生を少しオーバーラップしているような体験で、
なんで今それを思ったかっていうと、僕ちょっとその育児ハックっていう、最近あのヨッピーさんっていうね、有名なライターさんが書いたあの本読んでて、
ちょっと心に残った文章があるんですけど、子供が生まれてから年減るごとに時間が過ぎるのを早く感じるっていう。
よくあるじゃないですか。だけど子供生まれた後って、ヨッピーさんも確かね、40代超えてから子供生まれた。僕と同い年なんですけど。
だけど、そうしたら子供が生まれてから時間が経つのが遅くなったっていうって書いてあったんですよ。
それってなんかその自分の生きてる人生と子供のね、何ができた。ヨッピーさんとかまだ子供小さいんで、私もそうなんですけど、子供が何ができた。
パパって呼んでくれた、こういう仕草をしたみたいな可愛いシーンが一個一個が新しい発見になってる。
で、それとちょっと違く、そういう発見で、今時間が過ぎるのが早いって、多分自分がもうある程度も新しい体験なんてしないんですよ。
だけど子供がいると、その新しい体験をどんどん与えてくれるし、今の柳澤さんみたいにどの子供が体験したことを自分にまた置き換えて、文章みたいなもんじゃないですか、自分の子供って。
だから、その時に考えるから多分ね、なんか人生がいい意味で豊かになってるし、倍生きてるような感じになるんじゃないかなっていうのを、子供が成長する中で感じるんですよね、私って。
そうそう。それと共に、なんかそういう上手くいった時とか上手くいかない時って、もう一個気づきがあって、自分の親もこういう気持ちだったんだなって思うんですよね。
わかる。そうなんですよ。
それわかるよね。
子供の成長と親の視点
多分、そう。で、その時子供である自分たちは気がつかないんだよね。
そうそう、気づかないの。
だけど、うちの親父も、俺が例えばサッカーで二軍でずっと出れないっていうことを知ってたんだと思うんですよ。
今となってはもう亡くなっちゃったのでどう思ってたかわからないですけど。
だけど、その時にその後に僕、クラスまとめになんか応援団体に推薦されていって、トップになったんですよ、その中高のところの応援団体のトップとかになった時に。
でも、親父がすごい喜んでたんですけど、なんで喜んでたのかなだったりとか、その時の気持ちって子供の自分からすると押し量れなかったんだけど、
多分今となってはこんな気持ちで見てたんだなとか、大学二浪してですよ、2年同分して受かった後に寿司を送ってくれた時の親父はどう考えていたのかなとかだったりとか、
めちゃめちゃね、まさにそういう意味だとあれですよね、自分は子供に対する目線と今度子供であった自分が今はもう親の目線になった時にどう考えているかって考え続けますよね。
そう、そうなんですよ。
なんか最近第三子が生まれてから特に変わったことがなんかあるんですけど、
何ですか?
一子二子でまだ気が付かなかったのかもしれないですけど、よく第三子になると子供に向き合うというか、時間というよりも子供のことを考える時間が増えたんですよね、マインドシェアが。
いつも僕は仕事のことを基本的に考えているタイプなんですけど、やっぱり仕事のことがだいぶ少なくなって子供目線になった時に、
子供とは?とかまさにそういう子供の成長を見るんですけど、なんかさらにそこから拡大して考えて、あらゆる人間が目の前にいろいろ歩いている人、顧客で向き合っている人たちが全て誰かの子供なんだなっていうことを考えるようになってます。
で、この人もだから自分の今3歳とか、定期2週間でホヤホヤホヤホヤイモムシみたいな感じで動いている。この目の前にいる60歳のおっさんもこの時期があったんだなっていうのを思ってしまうと、なんか逆感したんですよね。
この人に何言われてもこの時はこんな時代があったんだな、だけどこの人途中でこのイモムシだったような2週間後の状態から今60の間に何があったからこんな風に性格ねじ曲がっちゃったんだろうみたいなところからね。
性格ねじ曲がっちゃった人の目線を考えるだけじゃなくて、その人を別にもうそれで認めて嫌な人だなとか苦手な人だなっていう人がいたとしても、なんかその人のことをなんかちょっと客観してみれるようになっちゃったんですよね。
より一層なんかどんな人でも誰かの子供であって誰か赤ちゃんだった時代があっていずれ死んでいくんだろうなみたいなことを考えていくと、なんかあらゆる事象がどうにでもよくなるっていうか、その人が何言ってこようと意地悪な人だろうとどういう人だろうとなんかそういうことを感じるようになったんで。
子供の成長する中でこそ自分がやっぱりなんか成長するというか悟りを開く場だなあっていうのをすごい実感しますよね。
時間の感覚の変化
さっき杉本さんが言ってた年取ると時間が経つのが早く感じる。だけど子供ができると新しい気づきがあるから時間が経つのがまたゆっくりに感じるみたいな。その例えすごくしっくりくるなと思って。
例えばなんですけど旅行行く時の往復、行きはめっちゃ長く感じるんだけど帰りは早く感じるっていうね。
それはやっぱり行きって知らない土地に行く時って初めて通る道だから知らない情報がたくさん入ってくるからすごく長く感じるんですよ。
だけど帰りは来た道を帰っていくから一度見たことのある景色だから時間が短く感じるんですよね。
なるほどね。
そうだからそれ確かに子供で言うとね同じ経験を自分をしたかもしれないけど子供のフィルターを通して自分が見る世界ってまた違ってくるから時間の長さがそう感じるんだろうなと思いました。
そうだね確かにでも俺子供ができてからなんかあっという間だとも感じるんですけどすごい濃密な感じはするんですよ確かに。
でもやっぱり遅くなってますかね。やっぱなんか濃くなった時間がすごく。
うんいいことですねなんか皆さん結婚して子供した方がいいよねやっぱりこういう観点からね。
まあそれがね例えばペットだったりする人もいるかもしれないしなんか誰かと一緒に過ごすことによってなんか時間の過ごし方というか濃度が変わってくるんですね。
そうですね。
13:26
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