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2025-06-12 13:53

【第123回】Zoom Revenue Acceleratorが凄そうだ

Web会議システム大手の「Zoom」が、機械学習アルゴリズムを用いて高精度な商談分析などを提供する新機能を発表しました。セールステック業界に大きな動きの予感...あなたが競合サービスの営業責任者だったら、この流れにどう立ち向かいますか?一緒に考えましょう!


40’s Biz talkは毎週木曜に配信している番組です。パーソナリティは⁠⁠⁠⁠⁠杉本浩一⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠柳澤大介⁠⁠⁠⁠⁠です。番組のコメントは ⁠#40ビズトーク⁠ をつけて𝕏でポストしてね!番組へ⁠お便り⁠もお待ちしています。


サマリー

エピソード123では、Zoom Revenue Acceleratorの新機能について探ります。この機能の精度向上や競合との比較、価格設定に関する議論が行われます。また、コンタクトセンターに特化したAIロープレの重要性や、Zoomと連携したマーケティング戦略についても語られています。さらに、ターゲットの明確化が営業方法に与える影響についても議論されています。

Zoom Revenue Acceleratorの紹介
柳澤です。今野です。今回の40’s Biz talkのテーマは、Zoom Revenue Acceleratorが凄そうだ、という話です。
これ私ちょっと全然すみません。追い切れてないんですけど。これはね、結構大きなニュースなんです、実は。ちょっとすみません、教えてもらっていいですか?
いやこれね、最近少しずつ出てきてるんですけども、なんかZoom Revenue Acceleratorっていうプラン、新機能があって、すごいんです。
Zoomの、今回の収録もZoomでやってますけど、それにオプションでZoom Acceleratorっていうのが、まず付けられるようになりました、っていうところ。
で、それを使うとどうなるかっていうと、商談の解析も全部できるようになる。 えっ、できるようになったの?
そう。で、杉野さん使ってるって言ってたじゃないですか、会社で。
はい、フリクシオ。 フリクシオとか、だからミーテルとか、アンプトークで、今まではそれってZoomの上に乗っかってたじゃないですか。
乗っかってた。 それをね、Zoomで完結できるようになるんです。 えっ、じゃあこれはどういうことなんだろう、要約とか会話の比率とかだったりとか、
どういうことが分析できるんだろう、これちょっとやってみたいな。 結構その精度がすごくて、で、Zoomのね、僕Zoomの営業担当からも影響を受けたんですけど、
Zoomレビニューアクセラレーターの、ちょっと商談させてくださいみたいな。 その時は、もともとZoom AI Companionみたいなのあったじゃないですか。
Zoom上で文字起こししてくれるやつ。で、その文字起こしの精度が、去年までは結構精度が悪かったんですけども、なんかZoomのマーケットがアメリカに続いて日本が市場としては次に大きいらしいんですよ。
え、そうなんですか? まあ結構日本が重点攻略エリア、カントリーになってて、要はAIの精度とかも年明けから飛躍的に上がっているっていうんですね。
え、それは日本のところ頑張って上げたんですか? 日本語を上げているらしいです。 おー、なるほど。
で、それとともにこのZoomレビニューアクセラレーターっていうのを、つい先月、ちょっと前から出てたのかな。
だけど、AIの精度が結構上がって、Zoomもかなり力を入れて営業している。金額が定価ベースで1万5千円ぐらい、1ライセンス。
商談分析の進化
うーん。 まあまあするじゃないですか。
まあまあする、うん。 うん、そう。で、うちなんかさ、このZoomのミーティング使ってるメンバーなんて10人ぐらいしかいないから、そんなディスカウントも期待できなかったんですけど、別に値引きしてほしいとも言ってないんですけど、
ライセンスを今稼ぎたいらしくて、もう5千円で提供しますよって感じなんですよ。 えー、全部合わせて?
あ、その1ライセンスね。 1ライセンス。1ライセンス。1万5千円のところ3分の1ぐらいで、もっとボリュームがあれば全然もっとディスカウントできますよ。
みたいなのが、ちょうど1ヶ月ぐらい前に話があって、ああそうなんだと思って。で、うちは今アンプトーク使ってるんですよ。
そうなんですか? うん、商談のところはね。まあアンプトークも5千円ぐらいだし、まあ一旦アンプトークでいいかなって感じだったんですよ。
僕はね、あのその精度は知ってたけど。でももうやってくれますよと言われたものの、ちょっとまだなんかそこまでスイッチしたくないなと思ってたら、
っていうのが1ヶ月前だったんです。ついね1,2週間で、支援先のスタートアップがこれにリプレイスしだしてきてるんですよ徐々に。
あ、そうなんですか? へー。 そう、例えば営業だけで2,30ライセンス使ってるところが、
あのやっぱトライアルとかやったらしくて、ズームレベルにアクセラレーターの精度がすごいみたいな。しかも訪問した時も使えるみたいなことを言ってて。
へー、ちょっと使ってみたいな。これは機能としては何なんですか?要約とか、例えばトゥードゥーとかみたいな、いわゆる議事録的なこととか、営業とかが必要なことはだいたいできるのかしら?
そうです。あとはCS用途とか営業用途とかでちゃんとそれに最適なネクストアクションとか議事録も用意してくれるみたいな感じですよ確か。
マジっすか?これでなんかズームの一つのそれのビジネス用のIDプラスアルファこのアクセラレーター、
エヴェニューアクセラレーターで一人5,000円今のところ? あーまあディスカウントとか聞いて定価で1万5,000円ですけど、
まあ一人5,000円ぐらいで使えるんじゃないですか。で、あーすごいなぁと思ってたんですけども、ズームってそんなにガンガン営業してなかったんですけど、
あちこちにズームの営業部隊が仕出していて、今一気にメインを取りに行こうとしている。 マジか、すごいな。
いやだから結構AIの議事録とか、セールステック業界結構激進ですね。激進が走りますよね。
競合と市場動向
そうですね。ズームだけで行けるんだったら、じゃあこれにしようかなっちゃいますよね。 そう、オールインワンで行けるから。
すげーな。 で、確かこのズームアクセラレーターに入っているとズームフォンもセットで使えるから、確かね、ちょっと間違ってたら申し訳ないんですけど、
通話料も無料。 へー。 ズームフォンはIP電話なんで通話料かからないんですよ。
あれ、そうすると結構ミニテールさんとかヤバいんじゃないのか。 ヤバいよね、ヤバいですよね。
どうなんだっけ、あれミニテールさんその上に乗っかってるプログラムとかだっけな。 あの自社でもやってますし、もともとは自分たちのプラットフォームだけで完結させたんだけど、
コロナでズームとかGoogle Meet布教したんで、そのプラットフォームの上でも動かせるようにしてる。 なるほどねー。
2、3年前にね、ミニテールが結構シェア取ってた市場アンプトークがどんどんめくっていったじゃないですか。
はいはい。 つい最近聞いたのはアンプトークからリプレイしますっていうのが結構、2社立て続きに聞いたんですよ。
いやすごいっすねー。 いやこれすごいですよ。
でも確かに最近そういえばミニテールを使ってるっていうのがあんまり聞かなくなった気も。 アンプトークは確かに聞いたことあるけど、そうすると徐々にこれはズーム単体でっていうところが出てくる。
でもどうなんだろうね、エンプラーの企業だとTeamsじゃないですかほとんど。 あーまあねそうですね。
エンプラー企業だとまあTeamsの画像がちょっと崩しにくいのかもなー。 でもそれ以外ですよね。
Zoomをメインで使ってるところはいけちゃうんじゃないですか。 そうっすねー。
じゃあ柳瀬さんのところは結局今まだ使ってない? まだ使ってないです。
だけどちょっと迷っちゃう感じですか正直。 いや僕の場合だと、うちの商談の分析っていうよりかは支援先の商談分析が多いんですよ。
あ、そっかそっか。 なのでファイルをもらってそのアンプトークにアップロードして解析するってことは結構多いんで。
あーなるほどね。 その用途だとちょっとZoomのやつだと使いづらいんですよね。
自社の営業組織で使うんだったらいいと思うんですけど僕の場合ちょっと用途が違うんで。 そっかそっか。
なるほどねー。 でもねなんかね今年ちょっと下半期はZoomが結構大きなやりそうな感じはしてますね。
これ例えば壁打ち的に話したいなと思ったんですけど。 じゃあ僕と杉本さんがミニテルとかアンプトークの営業責任者だとするじゃないですか。
この情報をこのタイミングで掴んだとします。 どうしましょうか。
どうしましょうねー。 そうですね。どうすればいいんだろうね確かに。
どっちの会社もそれなり資金調達もね。 多分ミニテルの方はシリーズBぐらい?
そうですね。 アンプトークシリーズででも2,30億調達してて社員も4,50人はいるでしょ。
投資家との約束もあるし。 そうですね。いや考えたくねーなー。そんな状況。
でもなんかホリゾンタルでマーケットが大きいってことはこういう常にそのガーファム含めた大手と戦う競争になる可能性は秘めてるわけですよね。
うん。 こうなった時ってどうします?
どうするんだろう今。 まあこれって結構過去にもベルフェイスとかもあったりとか
コロナ禍でね。あの今までオンライン商談なんてやらなかった人たちがみんなやり始めてズームとグーグラが一気に力を入れて
ベルフェイスもいくられちゃったみたいな。 だから僕だったらやっぱり王道ですけどバーティカル領域にピボットっていうか絞りますね。
既存の顧客の用途とかズームにできなくて自社プロダクトだったらできるみたいなところをちょっとマッピングしてバリュープロポジションですかね。
を作って絞りますね結構。 そうですねー。そう思った時に僕ちょっとうまいなって思う会社があったんですよ。
先週ちょっとXで紹介したんですけど ロープレをAIがやってくれるってAIロープレ。
コンタクトセンター特化型AIロープレ
これもAIロープレって営業とか電話をする領域だとどこでも使える。 オンライン商談でもそうですよね。
なんで結構マーケットでかいじゃないですか。 なんですけどここの会社がうまいなと思ったのはコンタクトセンターに特化してるんですよ。
あーなるほどね。 なんでかっていうとあのコンタクトセンターって多分あれですよね杉本さんがいたNTTコミでしたっけ。
NTTコミはい。 もう多分ありますよね自社で持ってて。 ありますあります。あの職種って正社員も過電してることあると思いますけど結構あの業務委託とか
非正規の従業員多くてでも仕事からめっちゃ出入り激しいじゃないですか。 特にコンタクトセンターの用途として多いのって受電対応は結構多いと思うんですねサポートセンターみたいな。
ロープレに関する時間が人の出入りが多いもんですからめちゃくちゃ時間かかってるわけですよ。 でこの会社は最初からホリゾンタルに行かずにコンタクトセンターに絞って抱えてる従業員
コンタクトセンター自体は数限られるんですけども ただそこで働いている従業員がめちゃくちゃ多くて
FAQのロープレを人が付き合ってるんで月数十時間かかってる。 場合によっては数百時間。でそこのコンタクトセンターに関する応答のデータをちゃんと蓄積
されてるから コンタクトセンターに特化したロープレ
AIロープレなんですよね。 そうって考えるとなんかこのプロダクトとかね本来だったら投資家向けには
ホリゾンタルでオンラインでやってる法人営業も含めて全部いけますよって ピッチしてもいいところをわざわざコンタクトセンターに絞って
マーケットを限定してるけども使われるライセンス数はめちゃくちゃ多いっていうところ しかもzoomとかに乗っかって使うわけじゃないんですよ
ロープレなんでこのプラットフォームだけだけで完結させる この戦略はねちょうどそのzoomアクセラレーターでどんどんリプレイスしてるって話を聞いた時に
売る相手を絞る営業戦略
すごい秀逸だなって思いましたね なんか私も本当に似たようなやっぱりどうやるかって言ったらそこに特化する
だと思うんですけどなんか私もともとLINEとかにいたじゃないですか LINEのAPIのいわゆるプラットフォームを提供してた側だったんですけど
でもプラットフォーム側の実は弱点ってやっぱりそういったところにあって 個社カスタマイズしないんですよね
個社カスタマイズしないっていう弱点が実はプラットフォームはそういうのはもう受けない ビジネス的にそういうのって受けてられないんですよ
なんでかっていうとプラットフォームとしてのところを注力しないといわゆる投資対効果に合わないからもう絶対そういうことしないので
逆に言うとプラットフォーマーと勝負するときはそのカスタマイズ領域をやってこないっていうのがもう常識なんですよ
それやってくるとしたらZoomがあった子会社か関連会社がやってくるんですけど
どっちかっていうと私だったらやっぱりそのZoomに乗っかったものを開発する側に特化していって
結果的にやる方向としては同じですね どこかに特化するっていうバーティカル領域で特化するで
かつ多分Zoomの基本のコミュニケーションはこれだけれども この領域のツールは我々ですっていうところに持っていって
でなんか先日誰だっけ ノートで私がこれは素晴らしいノートだなって思った人にスタメンっていう
あースタメン あのノート良かったですよね
そうそう 私ちょっとシェアさせていただいたんですけれども
大西さんですよね きっと
そうそうそう 大西さん スタメンの資料の大西さんが書かれていたところで
やっぱりこの営業のなんか あれは売り方の話だったんですけれども
結局その書いてある内容って一番最初 先者に 確かスタメンって僕もあまり知らないかしら組織文化とか
組織の運営とかを改善していくみたいな 確か商品だったんですけど
簡単に言うとすごい難しい商品だったけれども 先者に到達するまでは地道に売っていくっていうことと
それに対してやっぱり売る相手をめちゃめちゃ絞るっていうことなんですよね
だからなんかこれは普通のベンチャーにちょっと一回立ち返って 結果的に売る相手を絞ること
で 売るところに対して地道に営業していくことで 顧客の声を拾うことだと思うんですよ
拾って開発する もうここだけだと思うので
ベルフェイスもそうですよね ベルフェイスも確かどんどんまくられていった時に 最後金融業界のところ
金融業界のところに特化して入り込んでいったから 今金融業界の中ではかなりベルフェイスを使ってるのが多いという状況ですよね
だからやっぱりそうなるしかないんじゃないかなって思いますよね
プラットフォームと相対する時ってもうそういう勝ち方しかないんじゃないかしら
だからセールソースの上で動くアプリベンダーとかもすごく多いから 場合によってはそこに乗っかっちゃうとかね
そうですね むしろ乗っかっちゃって 乗っかった上で彼らと一緒にそのビッグウェーブの力を利用して
ちょっとここから半年間は今徐々に多分本当にアーリーアダプターがリプレイし始めてきてるんで ここ夏までで結構大きく動く気がしてます
わかんないですけど多分ちょっと足りないなみたいなところがずっとあり続けるんじゃないかなと まあそうでしょうね
でもそこの上に例えばなんかセールスフォースとかでも結局あのままでなんか入力が面倒とか そういうのはあるじゃないですか
そこのところは他の何でしたっけセールススコアさんとかでしたっけ 入力が簡単になるみたいなやつとかでずっとあるとか
でもそういう用途ってすごいずっとあり続けるような気もするので そっちに特化していくっていうのがいいんじゃないかな
いやなんかここはあれですよ挑戦しがいがあるっていうか 確かにね
よくあることなんで楽しみですね
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