2025-07-30 33:42

#60『タコピーの原罪』まさかの展開!不幸ループは誰の責任?

今回も再びアニメ『タコピーの原罪』の3話~5話について海外の視点から深堀り!各話を振り返りながら、子育てや教育の違い、そしてそもそもの登場人物たちの不幸はどこから始まったのかについて親の目線からも考えていきます。3AMオタック!Word of the day!では『タコピーの原罪』より、今から使える英単語をピックアップしてご紹介!最後までお付き合いください!




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※配信エピソードによってはネタバレになる可能性もあるのでご注意ください。


シスコ- アイビー・リーグ大学でアニメ部の部長を経験。「少女革命ウテナ」をテーマにした卒論を制作。アニソンには強いこだわりあり。


杉本- 地元でフリーペーパーを作りながら漫画を執筆。*多忙な為たまに出演!https://www.instagram.com/sugimotoreta/


Mayu-在米歴15年+。マンガ・アニメはほぼ初心者。オタックポッドキャスト企画、編集、PR担当


Opening voice credit: ふなこ


◎Email: ⁠⁠⁠300am.ottack@gmail.com⁠⁠⁠

サマリー

『タコピーの原罪』の最新エピソードでは、登場人物たちの複雑な関係や背景が深く掘り下げられ、アズマくんや静香ちゃんの家族の影響が強調されています。エピソード5では時間の歪みやキャラクターの心理が描かれ、物語の緊張感が増しています。登場人物たちの心理や関係性が深く探求され、不幸のサークルや責任について考えさせられます。特に、虐待の連鎖や親としての役割についての議論が展開されています。このエピソードでは、登場人物たちの不幸がどのように連鎖し、誰の責任なのかが深く考察されています。特に家族内の虐待や人間関係が引き起こす問題に焦点が当てられ、自分自身と他者への責任について思索する内容となっています。

登場人物の背景
誰の責任でもないなのか、それとも誰かを責めたいのならば、誰を責める。
この番組は、地元でフリーペーパーを作りながら漫画を執筆する杉本、
IBリーグ大学でアニメクラブの部長を経験し、漫画アニメ愛好家歴30年以上のしすこ、
そして在米15年目でアニメ漫画初心者のまゆの3人が、各自の独特な視点から漫画、アニメ、映画、そして音楽までを厚く語る番組です。
3Mアタックポッドキャスターのまゆです。
しすこです。
しすこさん、ついにここまで来ました。
エピソード4と5を最近見ましたけれども、あと1つ。
あと1つなのに、なんだかわからなくなってきたっていうのが。
難しくなったな。
ちょっとエピソード5で何が起きてるのかなっていうような気分になりましたけれども。
だな。
今回はそこについても深掘りしていけたらと思います。
今回はまたですね、タコピーの現在についてお話ししていこうと思います。
タコピーの現在のエピソード1と2に関しては、以前エピソードで話したことがありますので、そちらの方を先に聞いていただいて、
こちらの3から5エピソードに関しての、私たちのポッドキャストエピソードを聞いていただけたらと思います。
こちらは多分、ふんだんにネタバレ含むと思うので、ぜひその順番でお願いいたします。
3Mオタクは、日本が誇る漫画・アニメを海外の視点からプラスアルファを添えて解説・考察していくポッドキャストです。
エピソードの流れとタイムライン
Spotify、Apple Podcast、Amazon Music、YouTube、そしてYouTube Musicで絶賛配信中。
ちょっと違ったアングルから漫画やアニメを深く知りたいという方は、ぜひ各種配信サービスでのフォローや登録をお願いいたします。
さらに、エピソードごとに漫画やアニメに関する英単語やフレーズを紹介いたしますので、海外のオタクと話したいというグローバルなオタクにもおすすめです。
こちらもぜひお楽しみください。
ということで、まずはじめにですね、エピソード3から5を振り返っていこうかと思うんですけれども、
エピソード3は、タコピーがマリナちゃんになりすまして、自分の家に帰って、マリナちゃんの視点で、マリナちゃんの生活がどんなだったかというのを見るというような回でした。
それも結構衝撃的だよね。
だったんですけれども、そしてエピソード4では、今度はアズマくんの話。
これはタコピーはアズマくんにはならなかったんだけど、アズマくんが経験してきたこと、主にお母さんとのやりとりというよね。
そしてお兄さんね。
お兄さんね。お父さんは出てきてないまだ。
全然。
全然出てきてない。
お母さんからのプレッシャーというものがすごく大きくて、いい子で頭もできる、勉強もできる、だけど完璧じゃなきゃダメっていうような。
お兄ちゃんを超えていないのは、じゃあお前がダメっていうこと。
それを何とかしようと頑張ってるアズマくんみたいな。
これもね、結構胸に突き刺さるようなエピソードだったんですけれども。
エピソード5になると今度はちょっとタイムラインが変わってきてるなっていう。
最初は同じタイムラインでタコピーと静香が東京に行って、静香のお父さんに会う。
あった。
でもそれがあまりうまくいかないで、静香がタコピーを殺そうとして、それでタイムラインが崩れてしまうね。
それでタイムラインが崩れたのか、それかフラッシュバックじゃないけど。
タコピーが昔の思い出を取り戻してるってこと?
そこら辺がちょっとよく分かりづらかったんですけれども。
そういうようなエピソードでありました。
その今言ったエピソードに関しては、私が思ったのは、静香ちゃんに会う前にもうマリナちゃんに会ってる。
そっちが最初なんじゃないかなと思った。
それでマリナちゃんがすごい不幸で、結局あの時、要するに静香ちゃんを殺してればよかったっていうのを聞いたタコピーが、じゃあそうするねみたいな感じで戻っていった感じなのよね。
このエピソード5のタイトルが2022年の君へというタイトルでした。
一番最初のエピソードのタイトルが2016年の君へだった。
私一番目見た時になんで2016年なのかなって漠然と思った記憶がある。
この番組の中でどういうことが起きていた?
2016年?
16年、そう。
この番組の中で2016年はどんなことが起きていた?
だからこの番組は今は本当に今?2025年?
だったら2016年はこのキャラが生まれた頃?
あ、なにこの話?漫画?
それとも漫画の今は2022年なのか?
いつから漫画が描かれたか分からないけれども、発表期間ね。
発表期間というのは2021年から2022年という風にはなってます。
なぜ2016年の君へっていうタイトルになってるのかは、何かがあったんでしょ?
それはどういうことだかは知らないから難しいっていうこと。
だからまだはっきりしてないのは、2016年に何が起きたのか?
2022年は何が起きたのかははっきりしてない。
大人たちの影響
静香ちゃんたちが4年生だった頃は2022年なのか?
で、中学生になったのは22年?
それとも24年とか?
それがなんか微妙に分からない。
まだまだこの謎が解けないような感じがする。
だから終わり方が、エピソード5の終わり方が、
静香ちゃんがもう手伝ってくれないんだねみたいな、
あずま君も手伝ってくれないし、たこぴんもあれなのねみたいな感じで殺そうとして、
そしたらまた土管に戻ったんだよね。
土管に戻って、小学生のあずま君が出てきた。
で、何やってんだか、たこよみたいな、っていうのは初めてじゃないってこと。
そのたこぴんとあずま君の会ってるシーンが、
別のタイムラインで、あずま君はたこぴんのこと分からないっていうわけじゃないと俺は思う。
多分東京から戻ってきて、またあずま君に。
まだ分からないけど、世界線はないと思うよ。
あと1話でどう終わらせるのか、この話。
一番、盛り上がってるわけじゃないけど、ピークに来てるような感じじゃない?
人を殺してしまって、それがバレて、どうするの?っていう。
そうだな。
しかもチャッピーはどこにいるの?っていう。
チャッピーは死んだよ。
あれはね。
絶対に死んだよ。
殺されたかね。
そうだよ。当たり前でしょ。
お父さんとの関係もちょっと分からないんだよね、静香ちゃんとの。
静香ちゃんのお父さんが静香ちゃんの家を出て、離婚してるかどうかは分からないんだけど、正確にね。
でも東京に引っ越して新しい人生を始めたのは明らかでしょ?
今の家族とうまくいってるらしい。
かわいそうだなって思った、あそこのシーンは。
かわいそうよ。
お父さんの他の子供っていうか、小さい子供たちが、どうしてお父さんのこと、お父さんって静香ちゃんってこの女の子を呼んでるの?って言ったとき、お父さんが分かんないなみたいなことってさ、分かんないじゃねえだろって私は思ったけど。
うん、だね。
小さい子には説明できないからそういう対応したのかな。
いや、説明できるんだよ。簡単なことだよ。
実はお姉ちゃんだよ、パパは前に別の人と結婚したんだからみたいなことを簡単に言えるんだけど、彼は言わなかったっていうのは、たぶん今の家族に前の家族の話はしてないということで。
そういうことなのかな。
全部内緒にしてる。
ああ、っていう感じだね。
で、今お父さんの話したけれども、子供がメインっていうか、主な登場人物たちは子供なんだけれども、大人も出てくる。いろんな大人がいて、いい大人が一人もいない。
いませんね。
そういうことなんだよね。その一人一人の親が持つ影響が、その各々の子供にどんな影響を与えてるかっていうのがすごくわかる。
例えば静香ちゃんだったら、静香ちゃんのお母さんは女で一人で育ててる。
育ててない。無視してる。
ネグレクトってやつかな。
食べ物も服も何も用意しないで、私は忙しいから、君は自分で何とかやりなさいっていうタイプですね。
面倒なこと起こすんじゃないっていうようなことを言ってたもんね、チャピの時も。
でも大変だと思うけれども、自分一人で稼いでね。
でもあんまり全然干渉はしてないよね。娘に何が起こってるか、学校で何が起きてるかとか。
そういう大人でいたりとか、あとはマリナちゃんの両親はやっぱりね。
2人ともひどいんだよな。
お父さんもひどいし、お父さんはマリナちゃんに手を挙げないような感じはするよね。
お母さんには手を挙げてるけど。
やっぱり手を挙げられたお母さんは、その怒りとか憎しみの矛先が子供に行ってしまって、
マリナちゃんがああいう風になって、さらにマリナちゃんも同じようにだよね。
いじめに走ってしまうっていう。
そうそう、お母さんにね。
あずま君のお母さんがさ、あれはフィジカルな虐待ではないんだけど。
言葉も多分ね、お前がクズだとか。
そこまでは言ってない。
そういう言い方はしてないけど、精神的にね。
周りくどく言ってるよね。
お兄ちゃんとずっと比べて。
なんかあれを見てたら、私大丈夫かな、自分って思った。
大丈夫だよ。
あんなにきついことは言わないけど、目の前に作ったホットケーキ出してさ、
これ無駄だったわね、みたいな。
あれはしないよ。あれは言うのはしないよ。
だからよ。
子供を行きたいするのは悪いことではないと俺は思うけど、
子供はそのままで愛しなきゃいけないっていうことがあって、
あのお母さんのダメなところは、子供に愛を示さない。
君が私の思う通りにならないと愛をあげない。
そこが一番つらいところなんだと思うけど。
そうだね。
だから、あずま君みたいにああいう真面目な子だと真面目に受け取っちゃって、
本当に鵜呑みにしてしまう。
お父さんいないけど、親の言ってることを、
僕は何やってもダメなんだ、みたいな。
あれでね、性格的に別に気にしないっていうタイプだったら、そこまで落ち込まないかもしれないけど。
そう。お兄ちゃんもすでにそれを握ってるんだよね。
お母さんが言うことは全部正しいとは限らないし、
自分の人生は自分で送らなきゃいけないとか、
そういう考え方してるから、たぶん弟にも同じことを言いたいんだけど、
弟は逆にお母さんの愛が欲しがってるから、
もしお兄ちゃんが失敗になったら、お母さんは俺のことを愛してくれないんじゃないかって考えてるからな。
で、その他にも大人がいるんですよ。
それは先生ね。
学校の先生、何もしてなくない?
全然ダメだよな。
なんかちょっとだけ、最初の1話か2話あたりで、女の先生が出てきて、
でも教え方っていうか話し方とかがすごいブキラボーで、
この仕事嫌だみたいな雰囲気を出してるような先生で、
あんなに机に死ねとか書かれてたり、ランドセルフがボロボロになってるの気づかないわけないよね。
しかもホームルームティーチャーってなんだっけ?
他人の先生が気づかなくても、他の先生が気づいてるべき。
教頭先生とか校長先生とか教科の先生とか、誰かが気づいてるはず。
でも誰もみんな何も手を出してないっていうところがダメなんです。
ああいうところ、誰かが気づかなきゃいけないはず。
まあそういう点でも東くんはちょっと気づいてたのよね。
気づいてこうやって話しかけたりとかしたけど。
やっぱりね、子供だけの力じゃ何ともならないっていうのはやっぱり思ったね。
やっぱり大人が介入、ちょっと介入してこないと。
東くんだっていろいろできると思うよ。
東くんの葛藤
だけど彼も完璧な人でいなきゃいけないから、いろんな方法を試そうともしない。
マリナちゃんに直接もう手を出させないとか、
先生にこういうことがあるんだから何とかしなさいとか、
自分のお母さんに実は学校でこういう事情になってるんですけどとか。
いろんな方法はあるんだけど、
東くんは何でもかんでも自分で解決したいから他の人には言ったりはしないし、
多分マリナが怖いんじゃないの。
マリナがやってるうちにあんまり突っ込んではいないけど、
後で大丈夫ですかみたいなことで、
それだけでも多分彼が思ってることは正しいんだけど、
全力をあげてるとは言えないな。
静香ちゃんが1話目出てきた時から5話目までだいぶ性格が変わったと思うんだよね。
マリナちゃんが死んでからね。
あれからなんか性格が変わり始まる。
特に東くんが出てきてから。
何?東くんの利用しようとしてるところ?
東くんが助ける、助けるというか手伝ってくれるって言った後に、
東くんならやってくれるよねみたいな。
手伝ってくれるよねって自主してくれないみたいな。
あれはびっくりだよね。
それがどういうことなのかを静香ちゃんはどれくらい認識してるんだろうっていう。
多分静香ちゃんだって周りからそういうパターンを見てるんじゃないの?
静香ちゃんのお母さんとかが手伝ってあげる男性がいるうちにできるだけ取って、その人はいずれもう去るから。
いる間に上手く利用して、必ずいつか消えるから。
深く信用しちゃいけないんだけど、利益が取れるところに取ってっていう気持ち?
あれかね、自分の親を見たからかな?
周りの人たちだって誰も本気で助けてあげないんでしょ。
だから今は助けてるんだけど、ずっと私のそばでいられないんだろうとか。
そういう考え方。
たこぴーに対しての態度もちょっと変わってると思うよ。
真面目に君は友達とか全然思ってないんでしょ。
どうやってたこぴーの思ってることをうまく利用できるのか。
それしか興味がない。
それがアビュース受けてるから、そういう考え方になってるんじゃないかって俺は思うけど。
これは前にもちょっと話したけど、過去にトラウマがある人とかはやっぱり見ない方がいいとは思うんだけれども、
そういう経験がない人であればやっぱり見た方がいいと思うし、
やっぱり自分も親だから、親目線で見ると、
なんだろうな、さっき言ったように自分大丈夫かなってちょっと思った。
ちょっと私いいのかな、大丈夫な親かな、いい親になれてるかなってそういうのをすごい思ったし、
それから自分が受けてきた教育とか育てられ方みたいなのもやっぱりちょっと思ったよね。
自分が親になって、それまでは自分が子供の時はやっぱりうちの親は違うなとかかっこいいなとかって結構思ってたんだ。
思ってたんだけど、自分が親になってから他の親を見たりとか、他の親の子育ての仕方とか見てると、
あれ、うちちょっと何か足りなかったかもとか、そういう時に思う時はあったん、実は。
だし、シスコさんの親を見てても、やっぱりこういう育て方してるからこういう人になったんだなっていうのがすごいわかる。
いいことなの?
いいことでしょ。
こういう言葉の接し方だから、こういう優しい人に育ったんだなとかわかる。
逆に自分も、ああいう、人のせいにするわけじゃないけどね。
人のせいにするわけじゃないんだけれども、やっぱりああいう言われ方とか、何か失敗したりとかするとやっぱり避難されるっていうかさ、またやってみたいなさ。
そういう言われ方で育てられてるから、自信が持てないわけよ。
自分に対して結構常に自分のせい、自分のせいって結構思ってきたところあるし、
静香ちゃんの心理
何かやらかしてもやっぱりそういうふうに思っちゃうんで。
まあアメリカの人はこういう人って多いかもしれないけど、もし子供がなんかこぼしたとかお皿割ったとかって言われたら、はぁーとかって言わないでしょ、みんな。
あ、そう?
言わないよ。
俺言うんじゃない?
俺なんかこぼしたら何か割ったら、えーなんでこういうことすんのよって。
言わないよ。
後でちゃんと謝るんだけど、すみません、子供さんが一瞬リアクションが大きかったすみませんって言うんだけど、リアクションはコントロールできないんだよ。
でも結構、なんだろう、わからない、私が見てきたアメリカ人とか日本人じゃない親のリアクションっていうのは、あーしょうがないねーみたいな、今度気をつけようねーみたいな。
そう?日本人の両親もそういうことすんじゃないの?今これ。
分かった、それが公共の場か家の中とかで違うかもしれない。
公共の場で他の人がいるんだったら、あー気をつけようねーとか家の中でさ、何やってんだよみたいな。
分かんないけど。
いや、分かんないんだよ。
でもその言葉のかけ方ってやっぱりすごい重要だなって思った。
自分が一番最初の子を育て始めたときに、やっぱりね、言ってることが自分が親に言われたことをそのままオウム返しのように自分の子供に言ってるっていうのは気づいたね。
みんなはそうだと思うよ。
それが嫌だと思った、私は。
いやー自分で言ってて嫌だなって本当に思った。
だからそれはちょっと変えたいなって思いながら子育てしてたな、途中から。
これは日本語で何て言うのか分かんないんだけど、cycle of abuseっていうのがあって、子供の頃にアビュースを受けた人たちは、
虐待ね。
虐待を受けた人たちは、一般人よりも虐待する親になる確率が高い。
それを分かって、自分が虐待を受けたっていうことを分かって、セラピーとかでそういうことを気づいて、
自分はどうすればいいのかちゃんと考えて、それで、もちろん自分が虐待する人になるとは限らないし、
ちゃんと考えればそういうことはないでしょうけど、そうしないほうが虐待する人になる確率が高いから、
みんながそう、自分の子供に対してどう反応するべきかっていうのは、
たぶん自分の経験からとって、こうすればいいんだとか、真面目に考えてる人たちはそれを避けようとはできるんだと思うし、
あと、DNAのもあると思うよ。自分でコントロールしたいのに、自分の感情とかをうまくコントロールできない場合もあると思うよ。
俺だって、実は自分のお父さんに似てたいんだけど、たぶんDNAがお母さんの方が強くて、
お母さんみたいなリアクションしてしまう。
似てるね。
それはめっちゃ変えたいんだけど、どこまで変えるのかはわからない。ジンに入ってるんだよ、それは。
私は生まれたけど、やっぱりその頃ってまだ普通に子供叩いたりとかしてたし、ましてうちの両親なんかはね、もっと叩かれてたと思う。
そうですよね。
うちの母親も亡くなってるけど、やっぱ父親にベルトでバシバシやられたとか、
暑いお風呂に。
拷問だよ。
ちょっと拷問ぽいよね。今じゃほんとありえないよ。
しかも、お母さんのお父さんは言葉じゃなくて拳でっていうこともあったんだよな。
拳もあっただろうね、たぶんね。しかも女の子に対してね。
今じゃちょっとありえない。
ありえないよね。だから私もそういう経験はあるよ。やっぱり頭ピチッみたいなさ、結構あったんだけれども、自分の子供はしなかったね。
しなかったね。
しなかった。だってよくないもん。
当たり前だろ。そうすると捕まえる。
アメリカだとそうだね、捕まえるね。
それとも子供たちが別の家で育ててもらうしかないんだよ。
そうだね。でもやっぱりさ、子供がちっちゃい時に、まだ何もあまりわからない時に、他の子を叩いたりする時とかあるじゃない。
そういう時にどうやって教えればいいか。
叩かちゃいけない。
叩いちゃいけないって口でもちろん言うけど、一人目の時に、なんか悪いことした時にちょっと手をこうやってペッてやった時があって、一人目はそれでわかったわけ。
ダメなんだって。そして二人目の時に同じことやったら、うまくいかなかったの、それは。
逆にペッてやられた。
そう。
それが普通でしょ。
それで気づいた。そうだよね、私が手をペッてやってるから、子供もやる、そりゃそうだよ。
だって一人目の時はうまくいったから、それで二人目もうまくいくと思ったら、二人目違う人間だから。
そうですよね。
やり返してきてさ。
それでそうだよね、私がやってるってことは、うちの子供もやってもいいって思ってるよねって思って。
そうそうそうそう。
だからそうやって子育てってほんと難しいなって思ったね。
まあみんな違う人だもんな。
まあそれはね、ちっちゃいところの話で、今はもちろんそういうことはしないけれども、だからほんと人一人育てるってすごいことだよ。
そうだよ。
ほんとに。だから世の中のお父さんお母さん、お疲れ様です。
その通り。
そうね。あとまあ、自分の親とかも考えるよね。どっちも考える。自分が子供の時も考えるし、自分の親のことも考えるし。
まあそういう意味では、いろんなことを反映させて見せてくれるアニメだったかなって私には思います。
親としての自覚
まあ残り1エピソード余ってるけど。
どうなるんだろうな。
っていうのがね、気になるところです。
それではですね、このコーナーに参りましょう。
このコーナーでは、オタクの世界進出をコンセプトに、今回深掘りしたアニメや漫画から私たちが選出した重要キーワードを英語で紹介するコーナーです。
えー、今回は、
どういった意味ですか?
責任って思ったけど、責任とは違うね。
責める。
じゃあお前のせいだっていうこと。誰かのせいにすること。
どうやって使うかな。
すいません、ちょっと。
私たちの子供の人生を狂わせて責める。
そうそう。
自然な翻訳じゃないけど。
うちの子供たちの人生が狂ったのはお前のせいだ。
そうだそうだ。すごい例文だな、それ。他には。
自分の人生がこうなってしまったのは、誰のせいかわからない。
すごい文章だな。
タコピーに合わせて。
タコピーに合わせて。
っていう風に、ブレイム、責めるですね。
よく使うんじゃない?結構。
うん、結構使うと思うよ。
結構意外と使うよね。
思いだけの意味じゃなくて、軽くね、冗談とかでも。
そう。
I blame you みたいな。お前のせいだ、みたいな。
I don't know who farted, but somebody's gotta take the blame.
誰がおなかしたかわかんないけど、誰かの責任だ、みたいな。
誰かの責任を持ちなさい。
そういう感じで、ブレイムはカジュアルでも使えるし、シリアスな場面でも使える。
政治家とかも使うんじゃん。
使うと思うよ。
Trump blamed everyone for everything.
まあね、そうだね。あえて訳さないでおく、それは。
わかった。
はい、ということでした。
このブレイムからちょっと派生して、エンディングに入る前に話したいんですけれども、
シェスコさんが2Mの方で言ったのは、フルブレイムだよね。
誰のせいなんだ、これは。
このサイクルとか、このアニメの中で起こっていることは、誰のせいなんだって。
答えはどう?
いや、だから1話では、もうマリナさんのせいでしょ。
マリナさんがいじめをかけているから、マリナさんが悪いとは思うんだけど、
不幸の連鎖
実はマリナも自分のお母さんにいろいろいじめられているから、
じゃあマリナのお母さんが悪いんだって考えるんだけど、
マリナのお母さんは自分の夫に虐待されて、ひどいことを言われて、
じゃあマリナのお父さんが悪いんだって思うんだけど、
でもマリナさんのお父さんがなぜお母さんがもう好きじゃなくなったのかっていうと、
キャバレークラブとかに行って、静かのお母さんと付き合っているから、
じゃあ静かのお母さんの方が悪いんだって。
静かのお母さんはなぜキャバクラに働いているのかっていうと、
それは静かのお父さんが家族から抜けた。
じゃあ静かのお父さんのせいだとか。
そういう考え方をすれば、いつか他の人のせいだって言えるんだけど、
同時にマリナちゃんは虐待を受けているから他の人をいじめるのではない。
じゃあマリナちゃんの責任だ。
自分のことを管理していじめをしないようにとか、
じゃあ彼女にも責任があって、静かはそれに対してあまり何もしないから、
じゃあ静かの責任でもあるとか。
だから誰のせいなのか。
唯一許せないのは5話の中で、
アズマ君がマリナちゃんと付き合っている感じでしょ。
付き合い始めた感じだったよね。
晩御飯はあなたとあなたのお母さんと一緒に食べるねみたいな話になって、
でも後日やっと静かちゃんと再会して、
約束は破ってなぜか静かちゃんと一緒に。
振られたんでしょ。
何?マリナちゃんが?
振られたか彼が行かなかっただけなのか。
でも説明してたじゃん。
振られたって。
静かちゃんを見て、静かちゃんのことが。
まだ好き?
そういう感じのことを言ってたじゃん。
別に正直で言うのはあれかもしれないんだけど、
ちょっと過程すぎるんじゃないの?
一瞬でそうやって自分の気持ちを変えるのは。
ちょっとひどいな。
男が問題なんじゃないかってシリーズが言ってるんじゃないかってちょっと思うんだけど、
女性はいいとは言ってないと思うけど、
お父さんたちが勝手に家族から抜け出して、
男性が急に自分の気持ちを変えたりするのがルートになってるんじゃないかってちょっと感じた。
それはやっぱり共通はしてるよね。
静かちゃんのお父さん、マリナちゃんのお父さん、
あずまくんは分からない。
だってマリナちゃんのお父さんが静かちゃんのお母さんを好きになって、
マリナちゃんのお母さんを捨てたように、
あずまくんもマリナちゃんが好きだったのに、
静かちゃんが戻ってきたらすぐ静かちゃんの方に行ったんでしょう。
あずまくんが分からないってお父さんがいないから分からないっていう意味だった。
でもあずまくんはそういうの同じだよね。
同じように他の女の人、別に結婚したりとかしてないから、
でも同じパターンよね。
男が招く問題。
静かちゃんはわざとそういうふうにしてないんだろう?
してないと思う。してはいないと思うよ。
すれ違っただけだからね。
でもちょっとマニュピュレイティブな雰囲気は出してなかった。
それは別のタイムラインじゃないの?
小学生のタイムラインでもそうだけど、チューとかしてさ。
そうだな。
でも高校生?中学生?大人になってからの静かちゃんも目つきがちょっと怖くなかった?
怖かったかも。
なんか潜んでるものは?
彼女だって、じゃあ静かちゃんが悪いっていうことになるの?
だから誰の責任でもないなのか、
それとも誰かを責めたいのならば誰を責めるっていうのが面白いところだと思う。
そうだね。
責任の所在
家族を軽く捨てたり、他の人の気持ちを考えないで人を傷つけたりするのもあると思うし、
あとキャラそれぞれにみんなの責任があるって俺は思う。
それもあるね。それはもちろんある。
全部男性のせいだっていう、
男性はかなり悪い人なんだけど、
みんなに自分が虐待を受けてもそれを気づいて他の人にしないっていう責任があるとは俺は思う。
そのサイクルを破るのは相当難しいと思う。
できないわけじゃないけど、やっぱりそれを意識してこれじゃダメだって反面教師でやっていければいいけどね。
みんながみんなそうできるとは限らない。
そういう時はやっぱり、セラピーとか、カウンセリングとか、誰かに相談する、話す。
日本にあんまりないこと。
増えては来てるんじゃないかね。
そうか。
分かんないけど、なんかこう、漠然と。
だったらいいけど。
でもアメリカの方がそれはやっぱり進んでるな。
アメリカがそれを進んでるからみんながそうなってないとは限らないね。
そうだね。確かに。
でも一人一人には多分いいことだと思う。
そうだね。
割合に見てもやっぱり自分の命を断つレーティングはやっぱり日本の方が多いんじゃない?アメリカより。
ダントツに高いと思う。
アメリカで高いわけはみんな銃を持ってるから簡単に成功する。
確かに、確かに。
だから、いろんな面で考えさせられるアニメだったと思います。
ですね。
ということで、そろそろお時間なのでちょっとここで終わりにしたいと思います。
3Mオタクでは皆さんから質問や感想、さらには提案なども何でもお待ちしております。
エピソードに関するコメントやこんな漫画やアニメについて話してほしいなどリクエストがありましたら、概要欄に記載してあるメールアドレス300am.otaku.gmail.comまでお願いいたします。
またYouTubeとSpotifyのコメント欄もご活用ください。
そして私たちは姉妹番組2Mオタクも配信しております。
今回お話ししたタコピーの現在も英語でお話ししておりますので、そちらも併せてお聞きください。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
お相手はマユとシスコでした。
それでは次回も3Mオタクでお会いしましょう。さようなら。
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