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はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、アメリカは今後も世界の覇権国で居続けることができるのか
アメリカドルが基軸通貨で居続けることができるのかっていうテーマでお話しさせていただこうと思うんですけれど
僕の意見を中心にお話しさせていただこうと思います。
なので、僕と違う意見の人とかね、やっぱり世の中たくさんいると思うので、もし僕の言ってること
ここは違うよ、自分はこう考えてるよっていう意見があればですね、いろいろなくコメント欄に書いていただければいいと思います。
僕は真摯に読ませていただきますんで。
で、なんで今回ね、こういうタイトルでお話ししようと思ったかと言いますと、最近ですね、インスタグラムのメッセージとかでですね、こういう質問がね、すごく多いんですよね。
新ニーザーを始めて、アメリカに投資をしていますが、このまま大丈夫ですかとか、多いのがS&P500に一点掛けしているとか、あるいはある程度お年を召した方がアメリカの国債に投資しています。
国債を買って、それのクーポンで生活しようと思いますけど、これは大丈夫なんでしょうかと。
S&P500とか国債以外でもナスダック100とかレバナス買ってますけどとか、あとS&P10っていうそのS&Pの上位10社に賭けてるとかファングプラスに賭けてるとか、あるいはアメリカの社債を買ってその利子で生きていこうと生活していこうと考えていますがとかね、
若い人とか年配の人とかね、いろんな人から質問来てるわけですよ。
っていうのは、その人たちはアメリカが今世界最強の経済大国であってGDPも伸び続けてると、投資でリターンを得るんだったらアメリカが一番いいだろうと思ってね、アメリカに投資してるわけですね。
あるいはオルカンに投資してる人もいると思うんですけど、オルカンもアメリカの比率が60%くらいなんですよね。
なんだけれどもアメリカを信じてアメリカに投資してる人、あるいはその日本の株に投資するよりもアメリカの方がリターンが大きいだろうと考えてる人、いろんな方がいらっしゃるわけであって、やっぱりアメリカに投資してる人っていろいろ心配なこともあると思うんですよね。
世界各国に分散して投資してるんじゃなくてアメリカだけに投資してるからという理由もあるんですけど、僕自身もほとんどアメリカに投資してるんですよね。
だから僕なりの考えをお話しすれば安心するんじゃないかなと。
ただ僕の考えてることが全部正しいとは限らないし、そもそも僕たちが想像しないことが起こり得るってこともあります。
例えばコロナのパンデミックなんて誰も想像してなかったんだけど突然起きてしまったと。
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だから必ず僕が言ってることが100%正しいわけじゃないんですけど、参考程度に聞き流していただければいいと思うんですけれど、
なんでアメリカが世界最強の経済大国であるかっていうと、それは知性学的に圧倒的に有利ですよね。
土地が広いっていうのもあるし、資源が豊かであると、農業に向いてる地域が多いと。
例えばカナダとかロシアとかアメリカよりも圧倒的に面積が広い国ってあるんですけど、
アメリカと比べるとかなり北の方にあって、あんまり役に立たない土地が多いわけですよ。
シベリアとかなかなか国争地帯としてもなかなか有益に活用できないとか、人が住めないとか寒い地域が多いわけであって、
それに比べてアメリカって土地が広くて農業もできますよと。
資源が豊かですよと。石油が天然ガスも取れますよと。
あと知性学的に有利なんですよね。
よくアメリカって大きな島国って言われていて、本当は島国じゃなくて、南はメキシコ、北はカナダと国境があるわけなんですけど、
カナダやメキシコから侵攻されるっていう可能性って極めて低いわけだし、
太平洋と大西洋が両サイドにあるわけであって、広い海だし、その太平洋にもハワイとかグアムとかアメリカの島があるわけであって、
他国から攻め込まれにくいっていう圧倒的な知性学的な有利っていうのがあるわけですよね。
あとは移民を大量に受け入れてると。
移民に関しては治安が悪化するとかいろんな問題はあるんですけれど、移民によって人口が増えていますよと。
あとは世界中から優秀な人間が集まってきますよと。
何で集まってくるかっていうと、いい大学があって、あと商売がしやすい、アメリカンドリームがあるからと。
優秀な人がアメリカに行くとめちゃくちゃ活躍できるっていう場なんですよね。
なのでイノベーションも起こりやすい、IT産業が活発になるとか、あと企業の侵侵対策が起こりやすいんですよね。
アメリカって日本なんかと違って中小企業の潰れかかってる企業を政府が助けようとか、
あるいは会社の中であんまり役に立ってない人間、できればこの人を辞めてほしいなって思ってても、
日本だと雇用、介護規制が厳しくてクビにできないんだけど、
アメリカだとゾンビ企業みたいな生産性の低い企業なんかはどんどん勝手に潰れてくれるんですよね、助けてくれないから。
会社の中で働いててあんまり役に立ってない人とか、給料分の仕事しない人なんかは簡単に会社がクビにしますよと。
あと会社の経営状態が良くなくなると大量に人を解雇するとかそういうことができてしまうので、
企業の新陳代謝が活発で、なので常に生産性の高い企業が生き残って、そのおかげで経済が活発になると。
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そのせいで失業率が日本と比べると高いとかそういうデメリットもあるんだけれど、経済は発展しますよと。
日本とアメリカどっちが良くてどっちが悪いかじゃなくてそれぞれ一長一短があって、経済が発展しやすいっていうのはアメリカなわけですよね。
あとは最も大きなポイントとしてはやっぱりアメリカドルが起軸通貨であるっていうことなんですよね。
なので起軸通貨であると世界中の国がアメリカドルっていう通貨を必要とするので、ドルの力が強くなると。
アメリカドルが起軸通貨であるっていうことを裏付けるためにはやっぱり強力な経済力が必要っていうことと、あとは強大な軍事力が必要っていうことになるわけです。
アメリカドルが起軸通貨であり続けるため、そのためには派遣国でい続けないといけないと。
そのためには派遣を取るためには強力な経済力と軍事力が必要でありますよと。
なんで起軸通貨っていうのがそれだけ重要なのか、派遣国にとって起軸通貨であるってことが経済的になんで有利なのかっていうと、これいろんな要因があるんですけど、
まず国際的な取引に使われるっていうのがありますよね。今G3通貨って呼ばれてる、世界三大通貨みたいな言われ方もするんですけど、それがアメリカドルとユーロと円なんですけど、
その中でも圧倒的にアメリカのドルが国際的な取引に使われているわけなんですよね。
世界の為替取引の8割がアメリカドルなんです。アメリカのGDPって世界の大体2割ぐらいなんですけど、だけど世界の為替取引の8割がアメリカドルで行われていると。
あと現有の取引なんかも、ペトロダラーっていう言葉もあるんですけど、多くはアメリカドルで取引されていますよと。
あとは世界の国の中央銀行が持っている外貨のうち6割がアメリカドルなんですよね。
世界の輸出品の半分はアメリカドルで価格が付けられているわけですね。
だけど世界の貿易、アメリカが占めるのは1割なんです。
だけど世界中の国がアメリカドルで決済しているっていうのが大部分なんですね。
なんでかっていうと、世界の通貨の中でアメリカドルが最も信用できるからなんですね。
世界中にはいろんな通貨があるわけなんですけど、その中にはあまり信用できない通貨もあるわけですね。
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ブラジルとかトルコとかメキシコとかですね、政治とか経済が不安定な国の通貨、突然悪性のインフレになったりとかして通貨の価値が下がってしまうっていうことがあるので、
信用できない通貨で取引ってどこの国もしたくないので、最も安定していて信頼できるアメリカドルで通貨しましょうと。
そのためにアメリカドルが基礎通貨でいるわけなんですよね。
アメリカの企業にとっては、やっぱり為替リスクが低いから圧倒的有利っていうのはありますよね、ドルで。
自国の通貨で決済ができるから、なので安定して取引ができるので、計画が立てやすいっていうので、そういう点でも自国通貨が基軸通貨であるっていうのは圧倒的有利なわけなんですね。
あとは外交カードとして使えるんですよ、基軸通貨であるっていうことが。
例えばアメリカに歯向かう国、反アメリカの国って世界にいくつかあるじゃないですか、そういった国に対して経済制裁を行うっていうことができるわけです。
圧倒的に自国の通貨が強いことによって、自分の嫌いな国に制裁を加えるっていうことができるっていう最大の強力な権限を持ってるんですね。
例えば最近だとロシアがウクライナに侵攻しましたと、そうしたらアメリカは直ちにロシアの中央銀行が持っているドル資産を凍結して、あとスイフトから排除すると。
ドルでの決済っていうのが世界から排除するとか、あるいは北朝鮮とかイランにも同じような経済制裁をしているわけですよね。
なので、アメリカと敵対している国にとっては、やっぱりこのドルが起軸通貨であるっていうのが本当に脅威です。
世界の経済から排除されてしまうっていう脅威があるわけです。
ということは常にアメリカのご機嫌を伺って、アメリカと敵対しないようにしないといけないっていう空気になってるわけですけれど、
ただ、やっぱりさすがにこれは不公平すぎると。
アメリカがジャイアンすぎるっていうことで、ロシアとか中国とかが中心になって、ブリックスとかグローバルサウスの共通の通貨を作ろうと。
それによって、でもその通貨の裏付けが必要なわけですね。
アメリカのような強力な経済力もないわけなので。
ということで、ロシアも中国も世界中から金を買い集めていると。
金本位制までは行くことはなかなか難しいかもわからないんですけれど、
金によって裏付けされている、自国が金を大量に保有しているからこの通貨は信用できますよっていう体制を築こうとして金を買い漁って、
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そのせいで今世界の金の需要が高まって金の値段が上がっているっていうのもあるわけですよね。
で、基軸通貨の歴史を簡単にお話しさせていただきますと、
アメリカドルの前の基軸通貨っていうのは皆さんご存知だと思うんですけれど、
イギリスのポンドなわけですね。
第一次世界大戦の前なんかは大英帝国が経済大国であって、
イギリスのポンドが今のアメリカのドルと同じように基軸通貨で世界中の貿易の取引を多くがイギリスのポンドで行われてたっていう時があったわけなんですけど、
その後第一次世界大戦があって、
その直後に、直後というかあまり感覚がなくすぐに第二次世界大戦があって、
立て続けに二つの世界大戦があって、
二つともヨーロッパが舞台になったと。
イギリスは戦場になってしまった。
工場とかインフラも破壊されてしまったわけですよね。
だけどアメリカは資生学的に有利っていうのもあって、
戦争には参戦したんだけれど、
アメリカポンドはですね、ほぼ無傷なんですね。
多少は攻撃されましたけど、ほぼ無傷な状態であったと。
なおかつヨーロッパの国々にですね、
武器を輸出するとか、あるいはお金を貸すっていうことをして、
戦争が終わってアメリカが最大の経済大国になったんですね。
大量の金が流入してきたわけですね。
輸出したりお金を貸して、
大金が金で入ってきたっていうのがあって、
第二次世界大戦が終わった頃には、
世界の3分の2の金がアメリカに集中していたっていう状態だったんです。
なおかつアメリカが最大の経済大国であって、
アメリカポンドがほぼ無傷だったので、
その流れでイギリスのポンドからアメリカのドルに寄附通貨が変わっていったっていう流れで、
それがブレトン・ウッズ協定というのが結ばれて、
アメリカのドルが寄附通貨になったと。
アメリカのドルが寄附通貨になるっていうことは、
アメリカにとって圧倒的有利な権限を持つっていうことができてしまうわけですよね。
というのは、アメリカドルっていうのはアメリカっていう国の通貨なので、
アメリカがFRBの主導のもとに、
自国通貨を発行するっていう権限があるわけです。
となると、アメリカがFRBのもとに大量のドルを発行すれば、
それが寄附通貨なので、
アメリカっていう国は世界中からいろんなものが、
理屈上は無限に変えてしまうっていう状態になるんです。
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自国通貨を大量に発行して、そのお金を世界中にばらまいて、
それで大量にものを輸入できるっていう、
強力な権限を持ってしまうっていうことができるわけなので、
アメリカだけがそんな強力な特権を持つっていうのも、
世界の秩序を保つためにはおかしいわけですよね。
なので、ベイドル金本位制っていうものがその時にできたわけです。
ブレトン打つ協定で。
その時は金1オンスを35ドルっていう固定レートができたわけですね。
同時に固定買わせ相場制になって、
日本の円だったら1ドル360円に固定されたわけなんですけれど、
となるとアメリカが大量にドルを発行して、
それで世界のものを輸入して買ったとして、
世界各国にドルが行き渡るんですけれど、
だけどその発行されたドルをアメリカに持っていけば、
1ドルじゃない、35ドルで金1オンスと交換してくれるっていう、
これベイドル金本位制によって裏付けされているので、
なので、基軸通貨として世界各国が安心して認めるっていうことができたわけなんですよね。
その後、戦後日本とか西ドイツが経済発展していって、
大量にものを輸出する国になったわけで、
その後はベトナム戦争が起きて、
アメリカは大量の戦費が必要であったと、
そしてまた大量のドルを発行したっていう流れで、
世界中にドルを撒き散らしてしまった状態なんです。
となると、あまりにも世界中にドルが溢れてしまって、
もう金1オンスと35ドルを交換することができなくなってしまったんです。
圧倒的にドルの方が多くなってしまって、
アメリカが保有する金の量も減っていってしまうので、
それで1971年にニクソン大統領、これニクソンショックって言うんですけど、
一方的に金とドルの交換を停止したと、そういう状態なんです。
なので今のアメリカドルっていうのは金の裏付けはないんですね。
金と交換することができない。
金も川瀬相馬と同じようにですね、
需要と供給によって値段が上がったり下がったりっていう状態になっている。
それが今の現代なんですけれど、
となるとアメリカドルっていうのは金の裏付けがなくなってしまったと。
だけどアメリカが境外大国として栄えるためには、
アメリカドルが寄宿通貨であり続けないといけないわけです。
となるとアメリカっていう国は寄宿通貨を維持するために、
いろんなことをし続けないといけないわけですね。
世界の国にドルを使わせ続けないと、
アメリカの特権がなくなってしまうからですね。
そのためにアメリカっていう国は何でもやるんですよ。
そうしないとアメリカっていう国家が破綻してしまう可能性があるわけですよね。
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例えば今アメリカが大量の米国債を発行しているわけですね。
それは大量のアメリカドルを発行して、
アメリカっていう国は輸入大国でもあるわけですね。
経常収支もずっと赤字を垂れ流しているわけです。
アメリカっていう国は輸出も多いんですけど、
それをはるかに超える輸入が多いわけで、
経常収支マイナスがずっと続いていると。
それプラス、アメリカ政府も国債を発行し続けているという状態なんですよね。
世界中にアメリカドルが行き渡ってしまったので、
そうすると世界中の国がアメリカのドルで、
アメリカ本土の資産を買えてしまうという状態になるので、
土地とか建物とか買われないように、
そのために大量のアメリカの国債を発行して、
国に国債を買わせているという状態です。
どんどん貿易収支、経常収支も赤字を垂れ流している状態なので、
大量に国債を発行し続けて、買わせ続けていると。
それがずっと続いているわけなので、
その状態を維持してアメリカの豊かさを保つためには、
ずっと国債を発行し続けて、世界各国に買わせ続けないといけない。
そのためにはドルの価値が下がらないように、
アメリカのドルが起軸続けないといけないと。
なのでこういう状態がずっと続いているので、
最近アメリカのドルは破綻してしまうと、暴落してしまうと。
なのでアメリカに投資するのは危険だっておっしゃる方が多いんですけど、
その可能性はあるんですけど、
それがあと10年、20年とかで起きるってことはないと僕は信じていて、
アメリカに投資しているっていうのはありますよね。
人によって意見違うと思うんですけど、
あと10年、20年、30年、40年ぐらいは大丈夫かなと思って、
アメリカに投資しているわけなんですけれど。
やっぱりアメリカドルが起軸通貨でい続けるためには、
やっぱり世界一の軍事力が必要になるわけですよね。
アメリカ、世界の警察をやめるっていう方向性になっているわけなんですけれど、
それは世界の警察でい続けるためには、
大量の米軍を世界各地に駐留させて、
出費も加算でしまうわけですよね。
経済状態も悪化してしまうので、
警察をやめるっていうのはわかるんですけれど、
ただアメリカファーストであり続けるためには、
やっぱり最強の軍事力を持っているっていう必要があるわけです。
それは世界各国に軍事的な圧力を加えないと、
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アメリカのドルを起軸通貨として保つことができないからなんですよね。
例えばわかりやすいのは、
日本に対して、これすごくやってますよね。
日本の政府って大量にアメリカの国債を買っているわけです。
日本という国はアメリカの同盟国であって、
西側の国であると、中国とかロシアよりも
アメリカとがっちり手を結んでいるわけですよね。
なので、日本がアメリカの国債を売ってしまうとですね、
アメリカにとってはすごく都合が悪いわけですよね。
ドルの価値が下がってしまうわけだし、
やっぱり世界各国が国債を持ち続けてくれないと困るわけなので、
そのために、そのためにというわけじゃないんですけど、
日本とアメリカの関係というのは戦後ずっと同盟国であって、
日本は独自の軍隊を持つことができない憲法を作らされてしまって、
自衛隊という力はあるわけなんですけど、
一応軍隊を持つことはできないということになっていると。
ロシアあるいは中国、北朝鮮という核兵器を持っている国に
囲まれている状態で、それに対抗するためには
アメリカの軍事力が必要だと。
在日米軍が駐留しているという状態。
核兵器もアメリカの核の傘の中に入っているという状態なんですね。
なので日本が独立国であり続けるためには、
アメリカの軍事力って絶対的に必要なんです。
アメリカから完全に独立してですね、
日本独自の軍隊で戦うためには必ず核兵器というのは必要になるわけだし、
あるいは今の自衛隊の戦力を遥かに上回る軍事力を持っていないと
独立を維持することができないという可能性が非常に高いわけですよね。
なので日本が大量にアメリカの国債を売ってしまうと、
場合によっては外交カードとして使われてしまって、
だったら在日米軍を引き上げるぞと、
勝手に日本は自分たちの軍隊で守ってくれって言われてもですね、
突然そんなこと言われても守れないわけですよ。
完全に日本人というのはGHQの戦後の占領政策によってですね、
ちょっと洗脳されているというところがあって、
憲法9条が日本を守ってくれるとか、
核兵器は必要ないって思っている日本人が大多数なんですね。
もちろんその意見はすごく大事だと思います。
憲法を改正する必要がないって考えている国民の気持ちもわかるんですけど、
現実的にはですね、そんな甘いお花畑の考えを持っているのは、
本当に世界中で日本だけであって、
世界中の国というのはいかに自国を、
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世界を侵略から守るためにということを常に考えているわけなんですけれど、
という状態であって、憲法改正もなかなかすることができない、
核兵器も持つことができないわけですよね。
国際的に核兵器を持つと認められている国は、
国連の常任理事国の5カ国だけなので、
なかなか核兵器を日本独自で持つと、
世界各国から非難されてしまう、
経済的な制裁を加えられてしまうという可能性もあるわけであって、
外交カードとして完全に使われてますよと。
あとは例えばサウジアラビアなんかもすごくわかりやすくて、
サウジアラビアという国は石油の取引を米ドルで行うという、
ペトロダラーの体制の中心になっていて、
そういう約束をしているんですね、過去に。
その見返りにアメリカから軍事支援をしてもらうと、
武器の支援をしてもらうという密月関係にあるわけです。
最近はまたサウジアラビアは少しドル離れして、
中国寄りになってきたりとか、そういう流れもあるわけなんですけど、
過去にそういう密月関係を結んでいるというのは確かであって、
サウジアラビアという国も石油は大量に産出されるんだけれど、
やっぱり独自の強力な軍隊があるわけではなくて、
石油以外の産業というのもなかなか発展しないというのがあるわけであって、
どうしてもアメリカの軍事力に頼らざるを得ないと。
その代わりに石油の取引をアメリカドルで行っているという状態、
最近ちょっと流れが変わってきてはいるんですけど、
あとは過去の歴史を見ても、
例えばフセイン大統領なんかはずっと反アメリカの姿勢でいたわけであって、
石油の販売をドルで行っていたのをユーロで行おうとしたと。
それがアメリカ気に入らなくて、
それだけが原因じゃないんですけど、
大量破壊兵器を保有しているという疑いのもとに、
ずっと悪の数字空国だってアメリカはイラクのことを流しで言っていたわけなので、
イラクに侵攻されてしまったと。
フセイン政権が崩壊してしまって、
一応それは独裁政権から国民を解放するためという大義名分もあったわけなんですけど、
結果的には皆さんご存知の通り、
今のイラクというのはフセイン大統領が統治していた時代よりも、
はるかに治安が悪くなって、
イスラム国が台頭してきたりとか、
あるいは戦争によって大量の一般市民が殺されたりとかして、
はるかにひどい状態になっているんだけれど、
だけどアメリカは正義という大義名分のもとにこういうことをするわけですよね。
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あとはカダフィ大佐も反アメリカの姿勢をずっととっていて、
石油のドル決済を新しい通貨を作って、
金の裏付けの元の通貨で取引をしようという流れになろうとしたところに、
やっぱりアメリカが中心になってカダフィ政権が倒されてしまったと。
その時はちょうどアラブの春の流れで、
反体制派の人間たちとカダフィ政権が内戦をしていたので、
その支援のため解放するという大義名分のもとに軍事進行したわけなんですけれど、
軍事進行と言っていいのかわからないんですけれど、
だけど結果的に今のリビアも見ても、
カダフィ大佐の時の方が独裁体制の方がまだマシだったという意見が非常に多いわけですよね。
あとチャベス大統領なんかもアメリカの体制をずっととっていて、
石油の取引を有料で行おうという流れになった時に、
アメリカがクーデターを支援して、
政治を不安定になってという流れがあって、
常にペトロダラーとかアメリカの寄陸通貨の体制を揺るがすという国が出てきたら、
軍事的に介入をするということを行うわけであって、
という感じでアメリカという国は、
寄陸通貨、ペトロダラーの体制を守るためには何でもするという国なんですよね。
なので今の世界情勢を見ていると、
まだまだアメリカの覇権は続くのではないかなと思います。
もちろん中国とかロシアがアメリカのジャイアンみたいな体制に対して、
よく思わないというのは分かると思います。
それに対抗していって、新たな覇権を築こうという流れはあるんですけど、
今のロシアや中国を見ていても、ちょっと無理かなというのは分かるという風に僕は予想していますね。
なのでアメリカに代わる覇権国家、覇権の体制ができるというのは、
今のところ僕の中では想像できないですね。
なので日本人みんな、結構多くの人間はアメリカは正義だと、
西側諸国は正義であると、ロシア、中国は悪であると考えている人が多いと思います。
もちろん僕も中国という国がチベットの民族とか、
あとはウイグルの人たちを弾圧するとか、あるいはロシアがウクライナに侵攻するとかですね、
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それはもう絶対良くないことだと思います。
西側諸国もそれを受け入れて、アメリカが正義だというもとに思想を持って活動しているわけなんですけど、
実際には西側の国の人口という、本当にごくわずかで、
世界中の人口の大部分は別にアメリカ側に寄っているわけじゃなくて、
ロシアや中国、アメリカを見ても中立的な立場をとっていたりとかですね、
そういう国が多いんですけど、やっぱり我々日本人は西側諸国の一員なので、
アメリカが正義だというもとに活動するというのは、別にこれは正しいことだと思うわけですよね。
という感じで、これが私の意見なんですけれど、ちょっと逃げ切らない結論になったかもわからないんですけど、
あと10年、20年、30年、40年くらいはアメリカ派遣国家であり続けて、
起軸通貨であり続けるんじゃないかなって僕は考えています。
もし僕と違う意見の人がいましたら、遠慮なくコメント欄にお書きください。
ご視聴ありがとうございました。