EP1121【ダウンタイム症例解説⑦】鴻池紗良・顎下脂肪吸引+中顔面脂肪注入【Kōki】
2026-10-07 29:36

EP1121【ダウンタイム症例解説⑦】鴻池紗良・顎下脂肪吸引+中顔面脂肪注入【Kōki】

元動画:https://www.youtube.com/watch?v=vLyDqEElJQM

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サマリー

Netflixドラマ『ダウンタイム』の登場人物・鴻池紗良について、顎下脂肪吸引と中顔面脂肪注入の手術が両目失明につながったという設定を、医師が解説する。作中では、東山凛医師が過去の医療事故をきっかけにイップスとなり、シャドウドクターに手術を任せていた経緯が語られる。脂肪やヒアルロン酸の注入で失明する仕組みとして、動脈内への注入物が逆行して眼動脈や網膜中心動脈を閉塞させる可能性を説明し、注入針や注入層、速度、皮膚の色を確認するなどの予防策にも触れる。

鴻池紗良の手術と東山医師のイップス
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はい、こんにちは。今回なんですけれども、
ネットフリックスの美容整形のドラマ、ダウンタイム。
このドラマの登場人物である河野池沙羅さん、
広紀さんが演じている河野池家という、大きな富豪のお家の娘さんですよね。
この方について省令解説をさせていただきたいと思います。
最初にこの方が出てきたのは、東山美容クリニックにいらっしゃって、
目が見えてない状態なんですよね。
おそらく全毛なのではないかと思います。
両目が見えていない状態。
だけども、美容整形の患者さんとしていらっしゃって、
東山凛先生に対して、自分の顔飽きちゃった、鼻の形変えたいって言って、
そのまま微線形成手術をするという流れになったと。
おそらく微線形成手術、手術中のデザインとか見ると、
この大尾翼軟骨が横に広がっている部分を形成して、
鼻先を細くして形を整えるという手術をしたのだと思います。
手術が終わった後は、キップス固定をしていましたよと。
その時の手術が、河野池さんを眠らせていたわけですよね、
お薬を使って眠っている状態、おそらく静脈麻酔の状態だと思うんですけれど、
引きた先生と思われる先生が入ってきて手術して出て行ったというような感じの演出だったんですよね。
河野池さらさんは、東山凛先生に手術をお願いしたんだけど、
実際に手術したのはおそらく引きた先生であろうと。
引きた先生というのは、シャドウドクターですよね。
ダークサイドと言っていて、顔と名前を出さなくて、
全身麻酔とか静脈麻酔で寝ている患者さんに対して幽霊手術、シャドウドクターとして手術すると。
だけど患者さんには、院長先生が手術しましたよという風に、そのためのシャドウドクターなんですよね。
だから手術はそれなりにお上手なんでしょうね、ということなんですけど、
なんで東山凛先生がさらちゃんの手術をしなかったかというと、
それはイップスになってしまったと。
イップスというのは、大事な時に手が震えてしまう。
時々いらっしゃいます。こういう人、お医者さんとか看護師さんで。
緊張して手が震えて、採血とか、点滴の針を入れるときに看護師さんが毎回そこで震えちゃう人って時々いるんですよね。
脂肪注入による失明の仕組み
緊張しちゃうんでしょう。おそらく過去に失敗してすごい怒られたとか、
それがトラウマになってしまって、それをやるたんびにドキドキして手が震えてしまうとか。
あるいはスポーツ選手とかでも時々いらっしゃるんですよね。
プロゴルファーの方でもパターンの時に毎回手が震えて入らなくなってしまうとか。
何かをきっかけにイップスになってしまう。
下界の方でも時々いるんですけれど、東山凛先生もイップスになってしまったと。
なんでイップスになってしまったかというと、そのきっかけは、
河野池サラさんの手術を全身麻酔でやった時に、
サラさんがその手術が原因で失明してしまったわけですよね。
両面を失明してしまったと。
その時のトラウマでサラさんの手術をするときとか、
あるいは全身麻酔でも手術をするとき、
その時のシチュエーションが思い浮かんでしまって手が震えてしまうということなんだと思います。
サラさんが失明してしまったときの手術が、
全身麻酔で行った顎下の脂肪吸引をして、
おそらく吸引した脂肪を使ったと思うんですけど、
中顔面の脂肪注入手術をしたと。
中顔面というのは、人の顔面を上顔面、中顔面、下顔面と言って、
この部分、真ん中の部分を中顔面と言うと。
中顔面がちょっと痩せてて、やつれて凹んでたり窪んでたりすると、
なんとなく老けた印象、元気じゃない印象があって、
そこのところを脂肪注入、あるいはヒアルロン酸でやることが多いんですけど、
膨らませてあげると張りが出て、バランスが良くなって可愛くなったりとか、
あるいは中顔面が陥没しているティッシュフェイスと言うんですけどね、
陥没しているところを膨らませるとバランスが良くなって、
元気になる、美人になる、イケメンになるっていうことがあるわけで、
その手術をしたときに両目失明してしまったと。
原神麻酔中に脂肪注入して、で、麻酔から覚めて、目が覚めるときに、
サラちゃんが両目が見えないって。
で、そのときに失明したっていうことに気づいたっていう形。
だけど、サラちゃんはおじいさんが大富翁のお家で東山美容クリニックのパトロンだったわけで、
元々幼馴染、仲良しだったわけですよね。
そんな感じでサラさんは内緒にしてたんですよね。
ここの設定も微妙なかもわかんないんですけれど、
若年性の緑内障で両目失明してしまったっていう風に家族の中では解釈されていて、
だけど実際には東山林先生の手術が原因で両目失明してしまったと。
だけどサラさんは東山クリニックで美容整形いろいろしてきたんだと思うけど、
そうしてきたってことも家族には内緒にしていたみたいで。
で、東山林先生もやっぱりこのことがバレて明るみ出て、
ニュースになったりマスコミに流れたりとか、ネットの記事で書かれてしまったりとかするのは良くないし、
おじいさんとかこの生け家の人たちにバレてしまうと揉めてしまうっていうのもあるので、
おそらくサラさんと林先生の間で、林先生も口封じしたいと。
サラさんは林先生に一生面倒を見てもらえるって約束して、
ずっと無料で整形してもらって特別扱いしてもらうっていう微妙な関係だったっていうストーリーなんですけど、
僕はこういうふうに解釈してるんですけど、
いろいろネット上では視聴者さんからの本当は目が見えてるんじゃないかとかいろんな意見がありますけど、
僕はこんなふうに解釈してますけど、
ドラマのストーリー上ではそこまで詳しくは話されていないわけなんですけれど、
なんで失明したのかっていうお話をさせていただこうと思うのですが、
目の周りに脂肪注入なりヒアルロン酸注入するとものすごく低い確率なんですけれど、
主義的にも問題があるとかそういうのもあるんですけれど、
失明してしまうっていう報告はそれなりにあります。
ただ両目失明するっていう報告は僕が知る限りはないです。
僕が知っている報告は全部片目が失明してしまったと。
片目を失明するっていうのでもものすごく低い確率なわけです。
だから両目同時に失明するってなると確率的には極めて起こり得ないんだけど、
絶対起きないとは言えないっていう形ですよね。
という感じでして、なんで失明するかって言いますと、
目の周りにヒアルロン酸なり脂肪注入なりを注入すると、
誤って針先が動脈の中に入って、動脈の中に注入してしまうっていうことがありますよと。
なおかつ思いっきり強い圧力でギューッと注入すると、
動脈が流れているのとは逆行性にスーッと流れちゃうんですよ。
流れに逆らってギューッと圧力加えて急激に押し込むと、
中枢逆行性に行って、中枢の方行って眼動脈の方まで行って、
そこから網膜中心動脈などに行って、そこの動脈を閉塞させてしまうと。
細かいのがブワーッと行って、
真っ正の細かい血管の方にビシビシビシって側線を起こして詰まっちゃうんだと、
僕はそういう風にイメージしているわけなんですけれど、
そうすると網膜の血流がなくなって、
エシして失明してしまいますよということが起こり得ます。
注入時のリスク低減と治療対応
タカスクリニックでは幸い一例も失明ということは起きたことはないです。
今までに延べ、50年以上の歴史で延べ、
何十万件という形でヒアルロン酸注射とか脂肪注入とかこの辺りやってるんですけど、
幸い一例もないです。
そういう事故が起こらないように最善のことをしているわけでして、
まず僕に関しては鈍芯は使わないですね。
永芯を使いますね。
注入する針って先が丸い針と先が尖ってる針がありまして、
僕は尖ってる針永芯を注入する時は使うようにしています。
ただ鈍芯を使う先生も世の中いっぱいいるし、
タカスクリニックの先生でもそれぞれの医者の好みとかやり方ってありますんで、
鈍芯を使う先生がいるわけでして、
いろんな報告を見ると鈍芯の時に失明が起きるという報告が多いわけですよね。
普通に考えると鈍芯だと血管を貫かないから、
血管の中に針先が入って、
動脈の中に注入してしまうってことはないんじゃないかって思う人多いと思いますけど、
実際にはそんなことはないみたいで、
鈍芯を刺す時に最初に永芯で小さい穴を開けてそこから針を刺すわけであって、
理論上は鈍芯が動脈の中にそのままスルスルとカニュレーションという形で入っちゃうという可能性はあるわけですよね。
鈍芯の針がそのまま動脈を貫いているのか、
最初に永芯で針をついた時に動脈も一緒に貫いて、
そのまま鈍芯が動脈の中に入ってカニュレーションするのかっていうのははっきりわからないんですけど、
報告を見ると鈍芯で血流障害、側線、あとは失明という報告が多いです。
もちろん永芯でも皮膚がエシするとかそういう報告はあるんですけど、
失明に関してはやっぱり鈍芯が多いなという印象があります。
確率的に考えると永芯の方が動脈を刺したり動脈の中に入りそうなんですけど、
ただ重篤な合併症、失明などに関しては鈍芯の報告が多いですよ。
これ何でかというと、鈍芯は針先が尖っていないから、
その鈍芯の針がそのまま動脈の中にスーッと入ってしまうということが起こり得る可能性が高いということだと思います。
そのまま動脈の中に入った状態でビューッと注入すると、そのまま逆行性にギューッといっちゃうわけですよね。
注入したものがすべて動脈の中に入ってしまう。
圧力が強ければすべて、ほぼすべてが逆行性にがん動脈の方までいってしまうわけですよね。
普通に流れるときにワーッと膜通信動脈まで注入したものが全部いってしまうので、
大量に側線になってしまって失明するというメカニズムではないかと僕は思っておりますし、
僕と同じ意見のドクターもたくさんいるわけですよね。
これが鋭芯だと、針先は多少動くわけですよ。
なので注入したものが全部そのまま動脈の中に入っちゃうということよりかは、
僅かにちょっと入るということになるので、
なので大量に逆行性にピューっとがん動脈の方までいくというのは、
鋭芯では考えられないのではないかなと思うわけですよね。
なのでそういうことを懸念して僕は鋭芯を使うようにしているというのと、
あと大事なのは解剖学的に動脈を刺さないようにすると。
例えば鼻だったら、成虫腺上はアノマリーの場合とか除いて、
動脈ってないところが多いわけで、
なるべく鼻の場合は成虫腺上を刺すとか、
あとは注入する層ですよね。
鼻の場合なんかは骨膜の上で血管がそこにはないだろうと、
なるべく動脈の層よりも深いところで注入するように、
感覚でやっているという形で、
それでも皮膚の薄い人だとそのまま動脈に入っちゃうというリスクも絶対ないわけではない。
あと注入するときはなるべく僕はゆっくり注入していますね。
鼻でも目の周り、おでこ、みけんとか、
そういうところが失明の可能性があるという報告があるわけなんですけど、
ゆっくり注入するようにしますね。
やっぱりゆっくり注入すればそれだけ逆光性に眼動脈の方まで行くという可能性は低くなるし、
あとは皮膚の色とかを見ながらやると、
動脈に入って即戦する場合は一気にその量比がサーッと、
血流がなくなって白くなるということが起こり得るわけなので、
皮膚の色を見ながらゆっくり注入して、
解剖学的に動脈に当たらないところをレイヤーも含めて、
部位も含めてやってますよと。
そういうふうに最善のことをやっておりますよということですね。
もし眼動脈から網膜中心動脈の方まで行ってしまったら、
大抵は即戦になった瞬間にブワッと目がピカッと光るような状態になったとか、
そういう報告もあって突然症状が出ますよと。
急激に視力を失うとか視野欠損になると。
そういう場合はヒアルロインダーゼを注入するとかという処置をしたりとか、
プロスタングランディンの点滴をしてなるべく血管を広げるとか、
そういう処置も行うわけだし、
場合によっては眼科の専門のドクターに依頼するとか、
そういう流れになるというのが普通の流れだと思うんですけど、
それでも回復しないというそういう報告もあるわけで、
だから非常に恐ろしい合併症ですね。
ということでございます。
なので僕に関しては最善の注意をしていて、
失明したこともないし、高須クリニックのドクターも失明するとか、
そういうことは起きたことはないですね。
もちろん死亡事故とかそういう重篤な合併症事故というのも、
もちろん僕は起こしたことはないわけです。
ということなんですけれど、運も悪かったと思うし、
あと主義的な問題もあったのかもわかりません。
盲目の患者が美容整形を受ける理由
河野池沢さんは両目を失明してしまいましたよと。
それで最初に出てきた時は微線形成で鼻の形が飽きちゃった、
鼻の手術をしたということなんですけれど、
ここで皆さん引っかかると思うんですけれど、
盲目で両目が見えないと、自分の顔も見えない、
それなのに何で鼻の整形するのって思うじゃないですか。
だけど結構盲目の患者さんで美容整形しにいらっしゃる方ね、
いらっしゃるんですね。
僕の患者さんでも何人かいらっしゃるわけなんですけど、
これ何でかっていうと、もともと目が見えてたんだけれど、
後から病気になって目が見えなくなったっていう人が
そういうケース多いんですけれど、
やる治療としては二重の手術、
マイボス法とか石灰法とか、あと鼻を多角する、
それこそヒアルロン酸注射とか、
プロテーゼとか次回軟骨移植とかね、
そういうことをやるんですけれど、
何で目が見えなくて自分の顔見えないのに目とか鼻の整形とか、
あるいは輪郭の整形とか美肌治療とかすることもあるんですけど、
何でやるのかっていうと、
それはやっぱり手で自分の顔を触って、
何となく自分の顔のイメージがつくっていうのがあるみたいですね。
なので一重まぶた何で二重にしたい?
二重にして可愛くなりたいですって
おっしゃる方が多いのと、
あとは結婚されてて旦那さんと一緒にいらっしゃるってことが多いですね。
旦那さんは別に今の顔でいいよって大抵言うんですけど、
患者さん、女性の方がどうしても二重にしたい、
どうしても鼻を高くしたいとかおっしゃって、
君がそんなにやりたいならいいよって優しい旦那さんが賛成してくれるってことが多いわけなんですけれど、
実際ね、前歩走とか石灰法で二重作ったりとか鼻高くしたりとかね、
僕はやるんですよ。
そうするとね、患者さんすごい喜んでくれるんですよね。
ありがとうございます、すごい綺麗になりましたって。
大満足ですって言ってくれるんですよ。
自分の顔鏡で見れないと思うんだけど、
すごく喜んでくれるんですよね。
手で触ってある程度わかるっていうのもあるのと、
あと、旦那さんがすごく優しくて、
可愛くなったよとか美人になったよとかすごい素敵だよってね、
言ってくださるんですよ。
旦那さんに言われるとすごく喜ぶから、
旦那さんの協力もあってっていうか、
本当に旦那さんが可愛くなったとか綺麗になって、
旦那さんも喜んでくれてるっていうケースも多いんですけれど、
それで満足される患者さんが多いのが現実なんですよね。
なので盲目の方でも美容整形される方は一定数いらっしゃいますよという話で、
河野池沙原さんもそういう流れだったわけですよね。
河野池沙原さんがネット上では本当は目見えてるんじゃないかとか、
あるいは手術のせいで失明したんじゃなくて、
本当に若年性の抑耐症があって目が見えなくなったんじゃないかとか、
林先生を騙してるんじゃないかとか、
麻酔の影響で目が見えなくなったんじゃないかとかね、
いろんなことが言われてるわけです。
お医者さんでもね、眼科のお医者さんとかでもそういうことをおっしゃる方多いんだけど、
これはもうわかりません。
はっきりしてないからね、ストーリー上ではね。
ただドラマをしっかり見ると、
沙原さんがテレビを見て笑っていたりとか、
沙原さんがお食事をしている時に箸で上手につまんでいたりとかっていうシーンがあって、
ただこれ別に全毛でも別にありかなと。
箸でつまむってこともケースバイケースでできるってことはあるわけですし、
これだけで本当は目が見えてるんじゃないかってね、
詮索するのは違うかな。
だから完全に見えてないんじゃなくて、
ちょっとうっすら見えてるっていう可能性もなくはないかなっていうのはあるかもわかんないですけど、
それはね、わかりません。
ということでございます。
若年性力内障だったら眼科に行って検査すれば普通にわかるわけですよ。
何が原因で盲目なのかっていうのはわかるわけなんですけど、
それも含めて本人は眼科とかにも行ったんだけれど、
手術が原因で、死亡の促進が原因で失明したんだけれど、
それも含めて家族には力内障ですって言ってるっていう可能性もあってね、
これもね、はっきりわかりませんということです。
一応ストーリー上では医療事故だったんだけど、
この子の家族に黙っていて、
その代償で、目の代償で林先生に一生死ぬまで面倒を見てって言ってるっていうことになっていて、
僕はこれを信じてますよっていうことでございます。
ドラマの外傷処置と訴訟リスク
あとは、このドラマの最終回で、
サラさんが怪我して、
おでこの皮膚バーッと効いてる、パカッと傷が開いた状態で
富山美容クリニックに来院されてっていうことがありましたよね。
その時に林先生は、ここは美容クリニックで救急病院ではない、
レントゲンもここにはないから救急の病院に行ってくれって言ったんだけど、
嫌だってサラさんは言うわけですよね。
結果的に林先生が、ドラマでは手術って言ってたんだけど、
丁寧に処置して報告したんだと思いますけど、
これは何が痛かったかっていうと、
通常は外傷の場合は美容クリニックに行くのではなくて、
普通の病院に行くわけですよ。救急やってる病院に行って、
必要に応じてレントゲン取ったり、
本当に必要に応じてCT取ったりするわけですよね。
骨とか脳に問題がないっていうのを確認してから、
問題があったらそっちの処置をして、問題がなくて表面的、
軟骨組織だけ、皮膚だけだったら、
その処置をするっていう流れになるわけですよね。
なので、うちじゃなくて病院に行ってくれって言ったんだけど、
サラさんが嫌だって言って治療することになったわけで、
実際には診察してよく見て、
骨に影響なくて意識もはっきりしていて、
脳の損傷とか頭蓋骨の損傷とかなければ、
そのまま洗浄して、きれいにして、
方法処置してもいいわけなんですけれど、
今は訴訟リスクのために、
必要ないだろうなって思ってもレントゲン取ったりとか、
場合によってはCT取ったりっていうことが多いですね。
特に日本の病院はCTすごく多いんで海外と比べて、
せっかくだからCT取りましょうっていうことにもなって、
実際レントゲン取ったりCTとか取って、問題がなくても
患者さんはちゃんと検査してくれたって喜んでくれるんですよ。
それでお金請求されたりとかするんですけれど、
それが現実でありまして、
レントゲン取れなくてもいいなって診察して判断されても取っておきましょう。
これ訴訟リスクなんですよね。
万が一何かあった時にちゃんと検査しましたよっていうのがあると、
仮に訴訟を起こされた時でもちゃんと処置してましたねっていう風になるんですよ。
実際に脳とか骨に影響なくても、
塗った傷跡が汚いから訴えてやるとかね、
絶対ないとは言い切れないんですよ。
本来はそういうの、ちゃんと処置して訴えるっていうのはあんまりないんですけど、
絶対ないとは言い切れないわけでやって、
とにかく今の医療機関とか医者って訴訟リスクを恐れて過剰なまでに検査するっていうのがあるんで、
なので普通の病院だったらレントゲン取ったりとかして、
異常はないのを確認してからやるわけ、処置するわけですよね。
ということなんですけれど、
じゃあ普通だったら洗浄して骨に異常なかったら、
細いナイロンの糸でちょっと粗く、
丁寧に縫合して、6ヶ月以上経って修正・手術する必要がある。
だったらハンコム形成するとかね。
それが正しい流れなんですけど、
ドラマの中ではメスを使って手術するって言ったんで、
汚い僧縁の部分をメスで清掃して、
僧縁をきれいにしてデプリメントして、
丁寧に縫合したんだろうって思いますけどね。
ケースバイケースでございます。
医師のイップスと医療現場の現実
リン先生がイップスになったっていうことなんですけど、
リン先生がイップスだからこのドラマのストーリーが成立するわけですよね。
シャドウドクターとか、シャドウドクターを隠すためにとかね。
沼田先生に手術させたりとか。
リン先生がイップスじゃないといけないんですよ。
リン先生がサラさんの手術が原因でイップスになったの、
これありかどうかっていうと、
僕に言わせると下界としてはちょっとメンタル弱いな、
下界向いてないなって僕は思っちゃいますね。
もちろん患者さんかわいそうなんですけど、
美容下科って他の下科とか産婦人科とか小児科に比べると、
比較的医療事故とか死亡事故とか重篤な合併症が残るっていうのは少ないんですよ。
っていうのは美容下科って訴訟がいっぱいあるとか事故が多いっていうイメージがあるかもわかんないんだけど、
基本は健康な体の人を手術したりとかするわけなんで、
術後の大きな合併症事故って比較的少なくて、
むしろ心臓下科とか脳下科とか腹部下科とか産婦人科とか麻酔科とか救急とかの方が
よっぽどリスクが高くて、医療事故、死亡事故を含めて、
大きな後遺症残る合併症とかも含めて、そういうことが起こる確率が圧倒的に多いんですよ。
だからそういう下科の方がたくさんの事故も起きて、訴訟も抱えてるんですよ。
大きな病院、僕が昔いろんな病院てんてんとしてたんだけど、
大きな病院の下科の先生とか麻酔科の先生でも、
すごいたくさん訴訟を抱えてる先生いっぱいいましたね。
すごい真面目に働いてるんだけど、
だけどやっぱり一定の確率でそういう医療事故っていうのは起きて、
全力を尽くして間違ったことをしてなくても、
やっぱり患者さんとか患者さんの遺族が訴訟を起こすっていうことがあるわけですよね。
ちょうどケースバイケースなんですけど、
怒りをどっかにぶつけたいからとか、
あるいはもう訴えればお金取れるかもねっていう感じで、
誰かがいれいれして訴えるとかそういうのもあるかもわかんないし、
中には本当に医療ミスとかそういうものもあるわけで、
医療訴訟っていろんなものがあるわけなんですけど、
すごい真面目でいい先生で腕のある先生でも、
すごいたくさんの訴訟を抱えて、
それでも忙しくて毎日手術したりとか、
麻酔かけてる偉い先生っていっぱいいたわけですよね。
そうなんですよ。
だから美容外科よりもよっぽどそういうハイリスクな手術をする
一般の外科の一般診療の先生の方がたくさん抱えてるわけなんですよね。
それでも自分が働いて手術しないといけない、
麻酔かけないといけない。
そうしないと病院が回らないし、
それでたくさんの人の命を救ってるわけなんで、
訴訟を抱えて大変だけど、
毎日頑張って手術して手震えないんですよね。
っていうのが現実なわけですよね。
なのでそういう先生と比べると、
もちろん患者さんかわいそうですよ。
失明させてしまって、
医療事故としてかわいそうなんだけれど、
外科で訴訟を抱えながらバリバリ患者さんの命を救うため、
患者さんのために手術をしている先生に比べればメンタル弱いなっていうふうに僕は思っちゃいますけど、
でも患者さんは本当にかわいそうですよって。
河野池さんはかわいそうですよっていう話でございました。
今回が私の解説・考察でございます。
よかったらコメントにご意見お書きください。
ご視聴ありがとうございました。
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