2024-02-24 19:13

EP.127 職場で他人の批判や悪口を言わないほうがいい理由。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=zjbucOTz9k4
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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、
私は20代の会社員です。自分が働いている会社には、全然働かないくせに自分の権利ばかり主張してくる新人の社員がいます。
職場の人たちは多分みんなその人のことをよく思っていないのですが、先日お昼休みにふとした会話の中で私がその新人の社員のことを
全然働かないのに自分の権利ばかり主張してくるという話をしたら、それから数日して職場の中では
私がその新人の社員の批判や悪口を言っているということが広まり、そのことがその新人の社員の耳にも入り、
私とその新人の社員との関係がすごく気まずくなってしまいました。みんなその新人の社員のことはよく思っていないのに、
普通にその新人の社員と仲良く話をしているし、私だけが悪者にされてすごく気分が悪いです。
三木屋先生、このことをどう思いますか?というご質問なんですけれど、現代社会において会社の中、職場の中であるあるですよね。
態度の悪い新人の社員がいたわけですよね。
働かない、全然働かない、サボってばっかなんだけど、だけど自分の権利はやたらと主張してくるっていう人で、おそらく会社の中ではあんまり良い存在じゃないわけですよね。
なんか自分だけ良い思いして、でも仕事しないよって、だから会社の中ではみんなの中ではちょっとマイナスな存在だったんでしょう。
で、みんな心の中ではあいつ良くないよねって感じ悪いよねって態度悪いよねって心の中では思ってるんだけど、本人には言わないわけですよね。
しかも心の中で思ってるんだけど、あんまり口にも出さないよと、多分仲の良い人たちの中では、仲良しグループの中では喋ったりとかするんだけど、
それ以外のいろんな人がいるところでは喋らないっていうこと、そういうパターンなんじゃないかなって思います。
で、この質問者さんはみんながおそらくそう思ってるだろうと、心の中で思ってるだろうってことをお昼休みの時に結構みんながいるところで口に出したわけですね。
新人の社員は全然働かないのに自分の権利ばっかり主張してきて良くないよねってことを言ったんですよ。
で、もちろんその時に党に新人の社員はその場にいなかったわけなんだけど、みんなの前で口に出して言ったら、もうそうした数日して、「だれだれさんはだれだれさんのことをよく思ってないらしいよ。」と。
だれだれさんが言ってたらしいんだけど、だれだれさんは全然仕事しないくせに自分の権利ばっかり主張してきて、なんか感じ悪いなって。
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で、「だれだれさんすごい嫌ってるらしいよ。」ってね。
だれだれさんが新人社員のことを嫌ってるっていうことを切り取って、それをブワーッとみんなが喋るっていうこの現象、そういうことが起きて、
そうすると当然そのことが新人の社員さんの耳にも入って、質問者さんと新人の社員さんの関係だけが悪くなったと、すごい損した気分だと。
会社の人はみんな新人社員のことをよく思ってないのに、私だけがよく思ってないみたいな感じで、ブワーッと広められて、でもみんなはその新人社員と普通に話したり接したりするって、自分だけが騒害されたみたいだって、あるあるなんですよね。
結局、現代社会に多いんですけれど、ちょっと問題がある若手の人がいたとしても、ちゃんと面と向かって本人に直接言えないっていうことですよね。
こういう現象よくあるんですよ。
やっぱりみんな嫌われ者になりたくないっていうのがあります。
あと、注意するっていうことは、やっぱりその注意したことに対して、注意した人が責任を持たないといけないわけですよ。
例えば、下の人間、遅刻するな、仕事中にスマホをいじって遊んでるなとか、ネットサーフィン仕事中にやるなとか、仕事ミスするなとか、仕事サボるなとか、そういう人、やっぱりいった人間もそのことを守らないといけないわけですよ。
自分も遅刻できないし、自分も仕事中にネットサーフィンできないし、仕事サボれないし、ミスもできないと。
なので、自分が下に注意しときながら、もし自分が遅刻しちゃったら、自分はその部下に遅刻するなって言ったくせに、自分が遅刻してるじゃないかって、やっぱり言われちゃうってことなんですよ、下の人間に。
昔は言えなかったことでも、現代の世の中で結構言えるようになってきたんですよ。
これ自体はいいことなんですけどね。
下の人間は絶対上の人間に歯向かえないって、昔はそういう風潮だったんだけど、だんだん言えるようになってきたんで。
もちろん、今の世の中でも下の人間上には全然言えないっていうことで、そういう社会もあると思うんですけど、なので部下を注意する以上は、その注意したことをしっかりと自分が守れる人間じゃないと注意できない。
だけどその自信がないから、だから注意できないって言う人も多いんですよね。
あとは嫌われ者になりたくないと。
最近だと新しく人が入ってきて、本当にちょっと態度が悪かったりとか、ずっと学生さんをやってて、いきなり社会人になれば社会人としてのルールがついていけなかったりとか、挨拶できないとか、ちょっと態度が悪いとか、言葉遣いが悪いとか、仕事をちゃんとできないとか、遅刻が多いとかそういうのってあるんですよ。
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だけどそれを、本当に明らかに悪いから、それを注意しますよと。
注意すると、やめちゃうっていうことがあるんですよ。
明らかにやり方が悪いので、論理的にパワハラとかそういうのじゃなくて、本当に君はここでこうできないから、これちゃんと直さないといけないよって、ちゃんとしっかりやってよって言っても、
それで注意された、叱られたってことに対して自尊心が傷ついて、いいです、やめますって言う人っているんですよ。
いいです、もうやめますって言って、その日のうちにやめちゃうってことで、結構最近の世の中、日本の社会ではちょこちょこあることなんですよね。
だけど今の世の中って人手不足なので、会社の上の人の気持ちとしては、せっかく新入社員が入ったのに、中堅の人が注意してやめられちゃったら困るって思っている人もいると思うんですよ。
本当に全然仕事ができなくて、ただただの問題児だったらやめてもいいとは思っているかもわかんないんだけど、そう簡単にやめさせるなと。
で、やめちゃった人は誰々さんに何々言われたからやめるとかね、そういう風になると、やっぱり注意した人が悪者にされちゃうってことがあるわけですよ。
なのでそういうのもあって、やめちゃう人がいると自分が悪者になった、自分がパワハラしたような空気になるので、だからやめ、注意できないっていう人が多いわけですよね。
なんだけれど、今回相撲者さんの職場では本人に直接注意したわけじゃないんだけれど、批判をしたわけですよね、みんなのいる前で。
そうしたらみんな心の中で思っていたことを相撲の人が発言してくれたから、これをきっかけに、これを理由に言うわけですよ。
誰々さんは出身人の人すごい嫌ってるらしいよ、態度悪いって思ってるらしいよ、全然仕事しないって思ってるらしいよっていう風にみんなが広めちゃうんですよ。
多分心の中で嬉しかったのかもわかんないですよね。自分の心の中で思っていることを口に出してくれたと。
だけど自分が口に出すと自分が損な役回りになっちゃうから、みんなが口には出さなかったんだけど心の中で思ってて、ある人が発言してくれたからこれをきっかけにですね、
わーっとね、誰々さんが言ってたんだけど、自分が思ってるとか自分の発言っていう風にはしなくて、誰々さんが言ってたっていう形でそれをわーっといっぱい発言してストレスを破散するっていう流れになっちゃうと。
そうするとみんな心の中で思ってるんだけど、もう一人の人が発言したのをわーっとみんなでね、誰々さんが言ってたんだけどって広まって、
それが結局その新人の社員の耳に入って、発言した質問者さんだけがその人間関係が悪くなるっていうことなんですよね。
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まあこれね、よくありますよね、今の現代の世の中では。
別に批判とか悪口以外でもこういう現象ってよくあるんだけど、例えばさ、何ですか、意見が割れることを決断しないといけないこととかってあるじゃないですか。
その決断をしたら、その意見が割れてる反対派の人から批判されるような決断。
例えばその会社の中でなんか悪いことをした人がいたとしますよ。
例えばその会社の備品を盗む人がいたと。
ずーっと盗んでた人がいたと。
それがわかりました、発覚しましたよって時、職場の中でね、この盗んだ人をどういう風に処分するかと。
やっぱり泥棒をしてた、窃盗をしてたわけなので、もうこれは懲戒、解雇だと。
もうクビだという形にするか、その経歴に傷がついてしまうわけですよね。
それかもう許しましょうとか、あるいはもう自主退職を促しましょうとかね。
そうやっていくつかどうしましょうかと。
多分その仲良しグループの人たちはね、その泥棒と仲良しグループの人たちは許してあげたいって思ってると思うんだけど、
その仲良しグループと敵対しているグループの人たちなんかはもう懲戒、解雇すべきだとか、
あと真ん中の中立な人たちは自主退職でいいんじゃないのとかそういう風になるんですけれど、
そんな時にですね、ある人がですね、心の中ではみんな思ってるけど口には出せないじゃないですか、そういうのって。
で、そういう時にある人が、あの人はもう懲戒、解雇にすべきだと。
もう犯罪だからもう警察に突き出してもいいんだって誰かがポロッと口に出すと、
それと同じことを心の中で思ってる人が、誰々さんが言ってたんだけど、
誰々さんはもう懲戒、解雇にして警察に突き出せばいいって言ってるらしいよって。
誰々さんがそう言ってるらしいよって。
自分の心の中を代弁してくれる人を、誰々さんが言ったっていうのを利用してワーッと。
そうすると発言した人が泥棒を守ってあげたいっていう人から批判を送って、
で、敵を作るっていう風ですね。そんな役回りになっちゃうと。
そういうこと、いろんなことであるわけですよね。
なので、職場で他人の悪口とか批判とかを言うと、その発言を利用されたりとか、
場合によっては尾ひれ背びれつけて何倍にも膨らまして、その発言が利用されたりとかするんで、
下手に職場で他人の悪口とか批判とかしない方がいいですよっていう話なんですけれど、
でも結局は今回の質問者さんの場合は、本当に新人の社員が態度が悪いと、
本当に全然働かない、仕事をしないと、でも自分の権利ばっかり主張してくるっていうことは、
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それをちゃんと注意して正してあげないといけないわけなので、
ちゃんとした上司が注意するっていう発言自体にも責任を持てるような、
ちゃんとした上司が注意しましょうっていう話なんですよ。
それで、場合によっては注意された部下が、本当にその部下が悪いのにもかかわらず自尊心が傷ついて、
もういいです、辞めますって言うかもわからないですよ。
でも、場合によっては本当にその部下が悪いんだったら、辞められるのを覚悟で正しいことを教えてあげるべきだと思うし、
一番いいのは辞められないように、自尊心をなるべく傷つけないように、
上手に柔らかく説明してあげるのがいいと思いますね。
多分誰も何も言ってなかったと思うんで、
例えば、君さ、ここの仕事もうちょっとやってほしいんだよね。
でも君さ、すごい頑張ってくれてるのはわかるし、
君はこういう才能もあるんで頑張ってくれてるんだけれど、
でももうちょっとここを頑張ってくれると、もっとみんな喜ぶと思うんだよね。
よろしく頼むね、君には期待してるからねぐらい、
こっちが下手に出て、これぐらいの言い方だったら辞められないだろうって、
辞めますって言わないだろうっていう風に、これからの世の中上手に注意していかないといけないと思うんですよ。
これをやっぱり上から目線に、お前さ、全然仕事できないんだよってみんな迷惑してるんだよねって言って、
でも自分の権利ばっかりしててさ、自分の権利を掌握するんだったら、
まず自分がちゃんと仕事できてからじゃないとダメなんだよって。
で、上から目線になっちゃうとですね、やっぱり今まで学生時代とか、
注意されたりとか、叱られたとかね、そういう経験がない人だと自尊心が傷ついてね、
仮に自分が悪くても、もういいです、辞めますってなっちゃうかもわかんないわけですよ。
やっぱり学校の先生もですね、最近は生徒を怒れなくなってるって、
叱れなくなってる、注意できなくなってるっていうのがあるみたいなんですよね。
あんまり底の悪い生徒だったとしても、きつく注意すると、
それがパワハラだとか、そういう風に言われちゃうとか、
そういうのを恐れて全然注意しなくなっちゃってるっていう先生も一部いるらしいんですよね。
だからあんまり子供の時に親からも、学校の先生からも叱られない、
注意されないで社会人になってきたっていう人もね、やっぱり一部いると思うんですよ。
みんながみんな、そうじゃなくてね、やっぱり親とか学校の先生もね、
正しく愛情込めてね、ちゃんとしっかり注意してくれてる先生もいると思うんですけど、
全然注意されないでのびのびと育ってきたっていう人はいると思うんですよ。
やっぱり今っていうか最近、ちょっと前ぐらいから、
なんか褒めて育てるっていうのが日本で流行ってるじゃないですか。
褒めて育てるってちょっと解釈間違えてる人が多くて、
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海外で言われてる褒めて育てるっていうのは、
今までは褒めないで叱ってばっかりっていう人がいたんですよ。
悪いところを叱って注意するばっかりだと。
それだとどんどん卑屈になりますよと。
だから、いいことをした場合とか、ちゃんとテストでいい点を取れたと、
スポーツでいい成績を残した場合は、ちゃんと褒めてあげましょうと。
褒めるときは褒めて、褒めて育ててあげましょうと。
っていう意味なんですよね。
なので褒めて育てるっていうのは、叱らない、注意しないで、
ただ褒めるだけじゃないんですよ。
そういうふうに解釈してる人がいるんですよね。
褒めて育てるっていうのをモットーに、それが正しいんだみたいな感じ、
それを大義名分にして、叱らない、注意しないっていう人が多いんですよ。
褒めるのは相手からつかれるけど、注意するとか叱るって、
絶対ね、正しいことを注意したり叱ったりとかしても、
必ず相手の自尊心は傷ついたりとかして、
反発されたりとか嫌われたりとかするので、
嫌われるのが怖くて、子供を注意できない親とか先生がね、
ちょっとだけ増えてるっていう話も聞きますんで、
そうなんですよ。
褒めて育てるっていうのは、褒めるときはちゃんと褒めましょうと。
叱るときはちゃんと叱りましょう。
悪いことしたらちゃんと注意しましょうっていうのが、
褒めて育てるっていう正しい意味なんですけど、
それをですね、ただ褒めるだけっていうふうに解釈してて、
悪いことしてても全然叱らないし注意しないっていう人も多いんですよね。
余計その人、子供とか部下を注意できないっていう調子も増えてるんで、
やっぱり大人も悪いと思うんですよね。
大人が悪いから、叱られないで育ってきて、叱られる免疫がなくて、
社会人になって叱られたら自尊心が傷ついて、
辞めちゃったりとか反発しちゃったりとかっていうことありますんでね。
なのでバランス取りながら、あんまりきつく自尊心傷つけるようにですね、
叱ると辞められちゃったりとか反発されたりとかするんで、
そうならない程度にバランス取りながら上手に褒めるときは褒めて、
叱るときは叱るっていうふうにやった方がいいし、
あとは今回結局職場で人の批判したり悪口を言わない方がいい理由って意味なんだけど、
やっぱり他人の悪口を喋るってこと自体もよくないんですよ。
結局本人のいないところで悪口言うのってやっぱり駆け口なわけですよ。
駆け口を言うとですね、やっぱり駆け口聞いた人たちも、
自分たちも実は自分のいないときにこの人に自分の悪口言われてるんじゃないか、
駆け口言われてるんじゃないかって思われて、やっぱり信頼されなくなっちゃうんですよ。
なのでそういう意味でも悪口、駆け口っていうのは言わない方がいいし、
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あと結局人の悪口を言うっていうこと自体が自分自身を呪うってことになるんですよ。
結局人間の脳っていうのは、誰々さんは良くない、頭が悪い、バカだとかね、
もういなくなってほしい、やめてほしいって思っててもですね、
自分の脳、人間の脳って主語と述語をしっかりと判別することができなくて、
主語を自分に置き換えて、自分に言いかけてしまうってことになっちゃうんですよ。
誰々さんはもう消えてほしい、感じが悪いって、やめてほしいって思ってても、
自分に対して自分は頭が悪いとか消えてほしいとか性格悪いって言ってて、
自分自身を呪うことになってね、そうすると自分の性格が暗くなるし落ち込んだりとかするので、
そもそも他人の悪口を言うってこと自体が精神衛生上も良くないですので、
そういう意味でも職場で人の悪口を言うのはやめましょうと、そういう話でございます。
ご視聴ありがとうございました。
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