秋田県のクマ被害
はい、こんにちは。今回なんですけれども、秋田県内でクマによる人身被害が相次いでいて、秋田県の鈴木健太郎知事が
東京市街の防衛省を訪問して、小泉防衛大臣に対してクマの捕獲を進めるため、自衛隊の派遣を要請したという件について、僕の意見をお話しさせて
いただこうと思うんですが、小泉防衛大臣も危機的な事態と認識を示し、陸上自衛隊の連絡員を
28日の午後にも秋田県庁に派遣して調整を進める方針ということで、今進んでいるわけなんですけれど、
自衛隊派遣ってなると、一部の人は、市街地に現れたクマを自衛隊員が銃で一掃するのか、発砲するのかって思っている人もいるかもわからないですけれど、自衛隊が
派遣要請を受けて、発砲する、武力行使をするっていうのは
実際、ものすごくハードルが高いわけであって、テレビのニュースとかでもやってるけれど、そういうことには
まずはならない可能性が高いわけですよね。
この鈴木知事は、もともと陸上自衛隊にいたわけなので、自衛隊を要請してね、
どのような活動を希望しているかとか、どのような活動までができるかっていうのも十分把握しているわけであって、要は
領友会の人たちだけではマンパワーが足りないわけですよね。
なので自衛隊の派遣を要請して、実際に行う任務は、箱罠の運搬とか設置の支援とか、あるいは
死んだ、あるいは生きた熊を運搬するとか、要するに箱穴ってものすごい重たいわけですよね。
それを運ぶのもマンパワーが必要なので、雪が降って雪が積もると、スノーボービルを使って運ぶとかですね、
さまざまなことができるので、実際にはその広報支援に回って、自衛隊員がね、銃を乱射して熊を打ち殺すとかはですね、
基本ないわけなんですけれど、ただその 正当防衛とか緊急避難で武器が
武器の使用が認められるっていうのはありますよね。例えば熊が自衛隊員を襲ってきて、武器の使用、
場合によって銃剣で刺し殺すとか、発砲するとかっていうこと、それをしないと自分の命が守れないとか、
あるいは他の人ですね、住民に熊が襲いかかって、 その人を守るためには発砲せざるを得ないとか、そういう場合は正当防衛、緊急避難
ということで認められるっていうのはあるんですけど、なかなかそういう場面にね、遭遇する機会っていうのも
そうそうないのではないかって思うんですけど、それは実際にはね、わからないわけなんですけれど、
ただですね、やっぱり町に自衛隊員が来てくれたっていうだけで、
町の人たちはですね、気持ち的にはすごく楽になる、 心強いっていうのはあると思いますね。というのは本当に市街地に熊が突然現れる。
実際に人身被害がですね、秋田県50人を超えているわけですよね。 なので、ちっちゃい子供を外で遊ばせるとか、そういうこともできない状態なわけです。
だけど、自衛隊員が町にいる、常に自分たちのそばにいるわけじゃないんだけど、来てくれたっていうだけで、
不安で不安で辛い人のね、気持ちがちょっと楽になるっていうのはね、あると思います。
見回りとかしてくれたら、よりですね、心強いっていうのはあるわけですよね。 だけど、
陸上自衛隊がですね、過去にその北海道で、
シカやイノシシの駆除で、実際に実弾射撃してシカを駆除したっていう歴史はあるんですよね。 その時はですね、
訓練と地域貢献活動の一環という形で行われたんです。 あとは、また北海道で1960年代に、
都道の漁業被害っていうのが相次いでいて、これも自衛隊員がですね、射撃訓練という名目で、都道を
40mm機関砲で撃つとか、戦闘機による機銃射を行うとかですね、そういう記録もあるんですよね。
いろんなですね、報道があるんですけど、報道の記録があるんですけど、実際には
発砲の音で都道は逃げちゃうから、あんまり撃てなかったとかね、たくさん撃ち殺したとかね、いろんな
報道の記録があるわけなんですけど、過去に自衛隊員が、その銃害に対して発砲したっていう記録はあるわけです。
ただ、これもう昔の話であって、今の時代こういうことをやると、かなり厳しいと批判する人もいるわけだし、
まあ、街中で発砲する訓練ってね、それはまずないと思うんですけど、山の中に入って
実際にですね、その訓練という名目で射撃する、
クマを撃ち殺すっていうのもいかがなものかって、まあ異論があるので、今の時代ではこれは無理なので、
なので、箱穴の運搬とか、そういう広報支援にもあるだろうと言われているわけですよね。
武力行使のハードル
実際に、漁遊会の人たちでも、街中でですね、市街地で発砲するってものすごいハードルが高いわけであって、
そもそも漁遊会の人たちは、狩猟免許を取って、あと、
銃の所持許可を得て、その発砲目的も狩猟とか、有害長寿駆除
という目的でやるわけですよね。何でもかんでも撃てるっていうわけではないわけです。
で、自治体から漁遊会に依頼があって、発砲許可を出した場合、
それで市街地で人身の危害が及ぶ、差し迫った危機がある時に発砲が許可されるっていう状態で、それも
警察と連携して安全が確保されているってことが条件なんです。
なので市街地で漁遊会の人が発砲するのでも、ものすごくハードルが高くて、
もし、街中で発砲して人に当たったらとか、そういうことを考えると、やっぱり怖いわけなのでハードル高いわけであって、
自衛隊員になれば、よりそのハードルは高くなるわけであって、例えば僕、シンゴジラっていう映画大好きなんですけど、ゴジラみたいな
怪獣が日本の本土に上陸してですね、それで危害が加えられているっていう状態。あの映画を見てもですね、
ゴジラに自衛隊が出動して武力行使するまでのその流れっていうのは、ものすごく複雑でハードルが高いっていうのはありまして、
まず最初ゴジラが上陸して、最初は災害派遣なんですよ。知事からの要請があって、防衛大臣の判断で
自衛隊が派遣されて、武器の使用は警察権の範囲内なので、人の生命に危害が加わる場合に必要、
最小限の武器使用が認まれるっていう、その程度なんですよね。 その次のレベルが治安出動で、それは公共の秩序を維持できない状態になった場合、
破壊して、もう維持できない、秩序を維持できないっていう場合に、内閣総理大臣の命令で自衛隊が治安出動して、警察との連携というのが前提で武器使用が拡大されて、
その上の段階が防衛出動、または武力攻撃事態っていう状態。 これは外国からの武力攻撃の一環、あるいはそれに準ずる外部からの組織的計画的な武力行使とみなされる場合、
国家の損立を脅かす場合に、内閣総理大臣の承認を得て防衛出動っていう流れになるわけなんですけれど、
ゴジラにしても、ゴジラとクマを比べるのは違うんですけど、国家とか
クマによる人身被害とその対策
そういう組織ではないんですよね。 組織的な武力行使とか外部からの計画的な武力行使というものではないわけなので、
超法規的措置という形で本格的な攻撃をするっていう流れになるわけであって、 自国を防衛するための抗戦権を行使する、個別的自衛権を発動するとか、そういう流れになるわけであって、
ゴジラに対して武力行使するでもこれだけのプロセスがあるわけですよ。 なのでクマが街に現れて、人が危害加えられているという状態で、すぐ銃で撃てるっていうわけではないし、
むしろそういうハードルを設けるべきだと思うんですよね。 まずは広報支援に回るわけなんですけど、今後は
またね、あまりにも被害が大きい場合はレベルアップしてっていうこともあるかもわからないんですけれど、
なんとかね、クマ被害を抑えてくれたらいいなと思います。 神泉防衛大臣もしっかり指揮していただいて、頑張っていただきたいと思いますね。
そもそもね、やっぱりクマもかわいそうなんですよ。 クマも生きるために人里に降りざるを得ないっていう
クマたちもいるわけですよね。山に食べ物がなくて、
人里に降りたら牡蠣の実が鳴ってて、それ味を占めてって、 アーバンベアーっていう形になってしまうわけであって、
別にクマが人を襲おうとして降りてきているわけじゃないんですよね。 本当に罪がなくて自分たちが生きていくために
たまたま人里に降りてきて、人と遭遇して、恐れられて、駆除されてっていう流れ。 療養会の人に発砲して死んでしまってっていう流れなんですよね。
なんだけれど、ただ本当に人に危害加えられていて、 可哀想なんだけど、そうせざるを得ないわけです。
だからクマが可哀想とか、クマを殺すなって苦情の電話とかあるみたいなんだけど、 ここは仕方がないかなっていうのがありますね。
あとはクマって、 撲滅とか絶滅させてはいけないわけですよね。
クマっていうのは山に生息していて、 鹿とかイノシシと共存している状態であって、
鹿とかイノシシと食べるものが被るわけですよね。 月のワグマと食べるものが
木の実とか、果物とか。 なのでクマが
絶滅してしまうと、 やっぱり
その分ですね、鹿とかイノシシが増えてしまって、 農作物の被害が増えてしまうわけです。
そもそも農作物の被害って、クマよりも鹿とかイノシシの方が圧倒的に多いわけなので、 生態系が崩れてしまうわけですよね。
鹿イノシシが増えすぎるっていうのと合わせて、 他にもいろいろ生態系が崩れるっていうのがあるわけであって、
クマが森の中、山の中に存在することによって、巨体で歩いて道を作って、 その森の中に日当たりが良くなって、
それで生態系が保たれるとかですね、生物が生きられるとか、様々なものがあるわけなので、 絶滅させてはいけない。
ほどほどにいてくれないと困るわけであって、 なので町に降りてきたクマ、本当にかわいそうなんだけれど、
人を襲うっていうことがあるので、殺されてしまうのはかわいそうなんだけど、しょうがないかなって僕は思っております。
ということで、自衛隊の方、療養会の方、警察の方にはですね、 なんとか市民を守って頑張っていただきたいなと思っております。
というのが僕の意見です。 ご視聴ありがとうございました。