メガソーラーとその問題点
はい、こんにちは。今回なんですけれども、メガソーラー、日本の再生エネルギーに対する政策、国策について、僕の意見をお話しさせていただきたいと思います。
というのはですね、ちょっと前に北海道のクシロ出現で、メガソーラーを6600枚設置予定で開発工事が進められていたわけなんですけれど
そこで北海道が開発を進めている大阪の事業者に対して工事中止を勧告したと、これが大きなニュースになったわけですよね。
それは許可が必要な面積を大幅に超えていたと、それで工事を進めていたというのが問題になったわけです。
それ以外にも、結構前々から、選挙期間中、選挙前から、日本のメガソーラーの開発工事に関しては賛否があったわけであって、結構否定する人が多いわけですよね。
いろんな問題が起こるわけであって、例えば森戸による土砂崩れとか、あと光害ですよね。太陽光パネルに光が反射してそれが眩しいと、近隣住民の人が迷惑しているとか
あとは2040年頃に今たくさんある太陽光パネルが劣化してそのピークを迎えると
その排気が問題になるのではないかと。有毒な物質が出てくるとか、実際にこれ排気処分場でスムーズに処分できるのか。大量ですからね。
太陽光パネルによる発電ってどっちかっていうと、面積あたりでいうと効率が悪いんですよね。
火力発電所とか原子力発電所に比べると、発電所の面積あたりに生まれる発電量に比べると、ものすごい広い土地に太陽光パネルを敷き詰めないといけないので
それによってたくさんの土地が必要になる。たくさんの太陽光パネルが必要になってしまうと。
あとは一番世の中で言われているのが森林を伐採して環境破壊が行われる。そこに住んでいた生き物たちが住処がなくなる。
再エネ付加金と経済的影響
景観が悪くなるとか、いろんな問題が言われているわけであって、結論から言いますと、僕の意見としては
太陽光パネルはかなり日本で広まってきましたので、ここで一旦ちょっと見直した方がいいって考えています。
それ以外の発電、火力発電、原子力発電などを推進していくという方向性にすべきだと思います。
国策としましては、2040年には総発電量に占める太陽光発電の割合を23から29%まで増やすという見通しなんですよね。
3割近くの発電量を太陽光パネルにしようという方針なんですよ。
今現在は大体10%くらいなんですよね。
その国策もわからなくはないんですよ。日本っていうのは天然資源、エネルギーが乏しいわけですよね。
石油、天然ガスが外国からの輸入に依存していると、なるべく国内でエネルギーを調達できるように、自給自足できる体制を整える方が国策としてはいいわけですよ。
有事の際とか、あるいはエネルギー価格が上昇した時でも、太陽光パネルだったら日本国内で電力を調達できると。
そういう国家に変換していこうという方針はいいと思うわけなんですけれど、
ただ先ほど言った様々な問題、太陽光パネルそのものが、今世界シェアのほとんどが中国製なんですよ。
80%以上が今中国製になっているわけですね。
それも問題でありまして、再エネ付加金というお金を我々国民が払っていて、結果的にそのお金が中国に流れているという構造になっていると。
それ以外にも様々な問題があるわけでありまして、その再エネ付加金なんですけれど、これが2025年度には約3.1兆円なんですよね。
再エネ付加金というと、再生エネルギーのために国民がしょうがなく電気料金に上乗せされていると。
しょうがないよねって。日本のためだよね。クリーンエネルギーのためだよね。CO2排出させないためだよねって思っている人はいると思うんですけど、結局税金なんですよね。
今後の電力政策
なんでこうなっているかというと、やっぱりきっかけは2011年の東日本大震災の時の原発事故ですよね。
あの時に世の中の風潮が、もう原発は絶対良くない、これからは自然エネルギーに転換していかないといけないっていう、日本全体あるいは世界全体がそういう風潮になったんですよ。
その頃に比べると今まただいぶ変わってきたんですけど、国民の考え方が。やっぱり国民っていうのは、大衆っていうのは一時期の状況にガラッと頭の中が変わっちゃうっていうことがあって、また世の中が変わってくるとまた考え方が変わってくるっていうのがあって、
あの時のことを考えると、もう世界全体が原発は良くないっていう空気だったわけですよね。
再生エネルギーに転換していこうと。それプラスCO2、原発はCO2はそんなに排出しないんですけど、火力発電などでCO2排出が良くないから自然エネルギーへって。
太陽光パネルを生産するのにもCO2排出するので、本当にCO2排出を抑制することができるのかとか、いろいろな異論があるわけなんですけどね。
今現在、太陽光発電は2023年度のデータだと965キロワット。これは全体のもう10%なんですよね。
ちなみに石炭による発電が28.5%、天然ガスが32.9%、石油等が7.3%、原子力がちょっと上がってきて8.5%、水力が9%、地熱が0.3%、バイオマスが4.1%
風力が1.1%とか、だいたいそんな感じの数字になっているわけであって、既に日本の太陽光発電が10%まで上がってきて、今後は3割近くまで国策で上げていこうということなんですけど、ここら辺で一旦ちょっと政策をストップさせた方がいいのではないかと。
日本中に太陽光パネルの量を増やすのはやめた。ちょっと見直した方がいいんじゃないかというふうに考えています。
結局これだけ太陽光パネルが日本中で広がったのは、フィット固定価格買取制度ですよね。
これは太陽光パネルで発電したエネルギーを電力会社が買取る。その買取費用は再エネ付加金によってある程度賄われているという制度なわけですよね。
その再エネ付加金は皆さんご存知の通り、我々の電気料金に上乗せされている。国民負担なんですよ。税金みたいなもんなんですよね。
これが一家庭あたり年間で1万9000円くらい再エネ付加金を我々が払っているという形になっているわけなんですよね。
問題点としましては、中国企業が世界シェアを占めているわけですよ。太陽光パネルを日本の企業がお金を出して買って日本中に敷き詰めているというのがどんどん進んでいるわけですよね。
なぜ世界シェアは中国の太陽光パネルがこれだけ広がっているかというと、これも中国の国策なんですよね。
今中国は経済的に厳しいと、不動産バブルが弾けて厳しい経済状況になっているので、必死に世界中に太陽光パネルを生産したものを輸出しようという国策で、
なおかつ中国当局は人民元を実質買わせコントロールしているわけですよね。安くして安い値段で優先的に売れるので、世界中の企業としては安いものを買おうという流れになってしまうわけですよね、資本主義のシステムからすると。
企業がお金儲けするために安い代金で調達したいというふうになってしまうわけなので、という感じで。
我々日本国民が電気代に上乗せして払っている再エネ付加金が日本の電力会社の方にも流れて、この会社が中国から太陽光パネルを大量に購入しているので、結果的に我々国民の再エネ付加金が中国に流れているという流れになっているわけですよね。
だから本来であれば日本企業が太陽光パネルを生産してそれを国内で使えたらいいと思うんですけれど、なかなかそこが中国製品が安いので立ち打ちできないというのがあるわけですよね。
なので一旦ここで見直したほうがいいんじゃないかと考えております。
あとは問題なのは外国企業が日本で発電事業展開するとかメガソーラー事業展開するとか、そういう流れになっては絶対に良くないですよというのがありますよね。
それは日本のインフラが外国によって握られてしまうと、有事の際には大規模な停電を起こされてしまうとかそういうこともありますので、そういう流れになるという懸念もあるわけですよね。
あとはちょっと前にもロイター通信でも報道されていたわけなんですけれど、中国から買った太陽光パネルに通信機器がつけられていたと。
これは大丈夫なのかと。場合によってはそれを元に大規模な停電を起こされてしまうとか、そういうのも懸念されるというのもある。
国策として、なるべく日本国内で発電できる環境を作ろうというのは良いことだとは思うんですけれど、太陽光パネルだけではなくて、まず原発をもっと推進すべきだと思います。
というのは、小型原発とか日本の優れた原発の技術を使って、最新式のかつての原発よりも安全な原発を作るということが実際には可能なわけですよね。
というのは、例えば東日本大震災の時、福島第一原発が露心溶解してしまったと。メルトダウンしてしまったと。
あれは地震そのものの影響ではなくて、津波による影響なんですよね。津波によって非常用電源が水没して、冷却が不能になって露心溶解したという流れなんですよね。
それが日本国民、マスコミもあまり知らないというのがあるわけであって、津波に対する対策をしっかりして原発を開発するというのが大事なので、津波にも強い小型原発などを今後推進していくべきだと僕は思っております。
あとは日本の優れた火力発電の技術ですよね。どうしても石炭とか天然ガスとか石油を使った火力発電というのは、今世界の流れからするとバッシングされてしまうわけですよね。CO2排出は良くないカーボンニュートラルって。
また今、アメリカではトランプ政権になって流れが変わってきているわけなんですけれど、それ以外の国からは叩かれてしまうというのがあるんですけど、ただ日本の石炭とか天然ガスを使った火力発電の技術って世界トップレベルなんですよね。
CO2の排出量、石炭エネルギーの火力発電って世界で一番少ないんですね。なおかつ石炭って世界の埋蔵量まだ140年ぐらいあるわけですし、コストパフォーマンスも石炭が良いわけですよね。
なおかつ日本の優れた技術でエネルギー効率も良いわけなので、火力発電日本をもっと推進すべきだと自分は考えております。というのが僕の意見です。
もしよかったら皆さんのご意見もコメント欄でお聞かせください。ご視聴ありがとうございました。