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毎週木曜日は科学です。先日、九州電力が原発より安全性を高めた
次世代革新炉の開発と設置を検証する方針というニュースを
お伝えしましたが、次世代革新炉とはどういうものなのか
ズームアップしていきます。
まずは、次世代革新炉は、1995年度までのビジョンを発表して
その中に盛り込まれたものでしたよね。
次世代革新炉って耳新しい言葉ですよね。
これね、結構クセものなんですよ。
定義が決まってないんです。
それはどういうことでしょうか。
発電装置ということだけ。
原発は原発なんですね。
いろんな定義があって、いろいろ言っている人は
自分なりの定義で次世代革新炉って言っているんですけど
これを機会に整理しておこうと思いました。
一番こういう時に頼りになるのが公的な資料なので
市長が去年の秋にまとめている資料をもとに説明しますね。
ここでは次世代革新炉というので、5種類挙げているんですよ。
その1、革新軽水炉。
これは今の原発と仕組みは同じで
安全性を高めているもの。
多分、九州電力さんはこれを念頭に置いているんじゃないかなと思います。
安全性を高めたものっていう。
それも九州電力さんが直接言及していないので想像できない。
この安全性を高めたっていうのを少し説明すると
今三菱重工業が頑張って開発を頑張っているので
その資料を見ました。
今の原発って地上に立ってますよね。
地下の岩盤に穴を掘ってそこに埋め込むと。
地下に埋め込む。
外からのお天気に左右されづらいみたいな感じで
初撒きとか。地下だから。
それから核燃料が溶ける事故が福島で起きましたよね。
あの時に溶け落ちてメルトダウンというのが
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特に起こしたんですけども、この安全性を高めた
次世代核心系水路は溶けた場合でも
下にお皿みたいなコアキャッチャーっていう設備を設けるので
環境を汚しませんという触れ込みです。
それから万一の事故。
福島の時は停電しましたよね。
電気機能が止まったっていうのが特設の原因だったんですけども
万一の緊急冷却の時に電源が不要な工夫をします。
電気を要しないってことですね。
それから福島の時の爆発がありましたね。
容器内の圧力が高まって
高まった末に爆発したっていうのがあったんですけども
核心路はそれを防ぐ。
上手に防いで圧力を逃すために
外に圧力を逃すと放射性物質も外に出ちゃうんですけども
それを別のタンクに貯めます。
だから汚染は敷地内に留まります。
そういう形の安全性を高めた。
まだ実現しておりません。
まだ地球上に一つもない。
これ1個目ね。
2番目は小型計水炉といって
今の原発のミニチュアを小さくしたもの。
だから万一の事故が起きても
大きくなくなる。
それから工場で一貫生産して現地に運んで設置する形で
お家でいうと木組みを立てる本格的な工法じゃなくて
プレハブで作ったものを設置する。
随分コストが抑えられるんですね。
それから小型化するから
設置も簡単にコストも抑えられる。
あと3つは冷却するので
冷やすのに計水炉を使うんですけど
それをナトリウムで冷やすとかヘリウムで冷やすとか
そういう手法は実現していません。
これ全く新しい考え方で
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核融合反応を利用する核融合炉っていうのも
次世代核振動に位置づけられているんですね。
これは今日本なども共同開発している
実験施設がフランスに建設中なんですけど
まだ実用化されていません。
このように5つ今言ったよね。
どれも聞こえはいいけど
本当?って私はするんです。
言っていいのかなってずっと思ってたんですけど
本当なのそれ?できるの?
メルトダウンを起こしても大丈夫?
楽観的すぎないの?
次世代核振動っていう名前だけ聞くと
未来の核心的な原発なんですねって
受け取りますけど
一つ一つ詳しく見れば見るほど
私は首をかしげる角度が深まってしまう。
ただ九州電力さんが将来を見据えて
検討するという段階なので
検討するのは排除するものでもない。
九州電力はまだ何も明らかにしていませんけど
今5つ原子炉を持っているんです。
佐賀県に2つ、鹿児島県に2つ。
鹿児島県3つ目を作ろうとした時に
次世代核振動が発表されてるんですね。
世間ではその凍結中の3つ目の原子炉を
次世代核振動ということで
もう一回進めるつもりなんじゃないの?
世間は見てるんですけど
それでも結局今申し上げたように
安全性がゼロになるわけじゃない。
これを抑えておかないといけない。
さらにこれは九州電力だけじゃなくて
他の電力会社も次世代核振動を口にしてますけれど
その時のロジックに注目しましょう。
脱炭素電源、CO2を運転中に出さない。
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石炭を燃やしますから、もろCO2が出ます。
原発は建設中にCO2が出るけど
運転中はCO2は出さないというのがメリットなんですよね。
日本は2050年に脱炭素を実現しますと約束してるんです。
CO2を見かけ上ゼロにする。
どの電力会社もそれを推し進めるために
2050年にゼロにするための原発なんですというロジックです。
でも今は2025年ですよね。
今日政府が建ててくださいと言ったとしても
早くても今の次世代核振動も
運転開始まで20年かかるんです。
もう2045年じゃないですか。
それ以降の話を脱炭素という振り込みでPRするのは
ちょっと私は誠実じゃないと思うんです。
そうですね。
専門家に聞くとリードタイムと言って
今始めても実現運転までに長くかかりすぎて間に合わない。
それから原子力を使う以上
エネルギーを耕しなければいけなくて
高くつく。
そういうことを専門家は言いながら会議的に見てるんですね。
特に吸収なんて地熱があって
太陽光があって
それこそ再生可能エネルギーを売るほどあるんですよ。
売るときに使うんですね。
売るほどあるんです。
売ってないっていう実態もあるんです。
東京とか四国とかいろいろ足りないところに
いろんな規制があって
止めてたりするんです。
コストも少しつくし
環境に配慮すれば重大な事故のリスクもないような
エネルギーにもどっちくらい情熱を傾けて進めてほしいんですよ。
そちらのほうがサステナブルですよね。
おっしゃる通りです。
検討してくださるのはいいんですが
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自然に騙されないようにきちんとメリット・デメリット
それぞれのメリット・デメリットをちゃんと見極めて
言うときは言ったほうがいいかなと思います。
そうですね。
自然再生可能エネルギーをもったいないことなく発揮してほしいなと思います。
ここまで本村さんありがとうございました。
次回予告
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