2025-04-17 20:07

EP.566 ミュゼプラチナム社長「皆さんにも責任がある」の言葉に従業員が怒っていることに関して

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=Z6Z0pzasbnI

サマリー

ミュゼプラチナムの高橋秀樹社長が従業員に対して、売上不振の原因は全員にあると発言し、従業員の怒りを引き起こしています。店舗の一時休業や給料未払いの問題が影響し、経営の問題を従業員に転嫁する姿勢が批判されています。高橋社長の言葉が従業員の反発を招いており、その責任は経営者にあると指摘されています。組織の強さはリーダーの有能さに依存し、経営者は従業員の働きに対する理解を深める必要があります。

ミュゼプラチナムの危機
はい、こんにちは。今回なんですけれども、ミュゼプラチナムについてお話しさせていただこうと思うのですが、と言いますのはミュゼプラチナム、ちょっと前にニュースになってて、皆さんね、ご存知の方多いと思うんですけれど
先月、全店舗の一時休業を発表したんですね。 4月20日までの約1ヶ月間、全店舗一時休業。
180店舗以上ありまして、450万人くらいの会員の方がいらっしゃるっていうことなんですよ。
で、先日、高橋秀樹社長が3月31日に従業員向けの説明会を開いて、その時の説明会が結構広かったとか、従業員の方々が怒りを覚えているとかね、そういうことがまたニュースになったってことなんですけれど
会社都合の退職勧奨をしたんですよね。 それはどんな会社でも経営状態が悪くなれば退職勧奨するっていうことはあるわけですよ。
やっぱり良くないことだし、できればない方がいいと思うんですけど、現実的にはそういうことはちょこちょこ起きてますよっていうことなんですけど、給料未払いの従業員さんが結構いらっしゃるってことなんですよ。
2500人くらいの従業員さんが給料未払いっていうことで、3ヶ月くらい前から払われてないっていう人もいるっていうことなんですよね。
その時の高橋社長の言葉、これが結構問題だって言われているわけであって、その時がですね
皆さんにも僕にも少なからず、ミューゼプラチナム全体で売り上げが上がらなかった原因があるんじゃないですか。
給料って公務員じゃないので、売り上げからしか給料って払われないんです。
そこが何かミューゼの方々、従業員の方々ってことなんですけど、ミューゼの方々は理解できていないと。
そういう発言があって、これが結構怒りを覚えている従業員さんが多いってことなんですよね。
経営の問題と従業員の影響
実際にはお客さんもコースを組んで、それが解約できないっていう方が結構いらっしゃるってことなんですよ。
電話しても繋がらないと。ただローンを組んだ人なんかローン払い続けて、このローン払うの本当に意味があるのかって思いながら払ってるってことで
例えば全身脱毛通い放題コースとかそういうのがあって、サブスクですよね。サブスクで高いお金払ってコース組んだんだけど、経営状態が危ないんじゃないか。
いつ破産して全店舗閉店とかなるんじゃないかっていうのがあって、解約したいと思ってても解約できないっていう状態。
いつもの脱毛クリニックや脱毛エステが閉店する時の流れに近いわけなんですけれど、
この社長さんの悪いところは、経営がうまくいっていないと。で売上が下がって赤字なのを従業員さんのせいにしているってことなんですよね。
これ経営者が絶対やってはいけないことだと僕は思います。経営がうまくいっていないのを従業員さんのせいにしてるんですよ。
そういう経営者って世の中いると思うんですけど、僕の考えは経営がうまくいってないのを従業員のせいにする経営者はダメだと思いますね。アウトだと思います。
僕は経営がうまくいってないのは全部経営者のせいだと思ってます。そういうつもりで僕は経営してて、実際プレイヤーとしてもカウンシングして手術してってことをやってるわけで、プレイヤーとしてもこの高須クリニックの中で一番働いてます。
一番働いてます。それは経営者だから当たり前なんです。従業員さんっていうのは基本的に定時の間働いて、時間外はオフなんですよね。
オンとオフがはっきりしてるわけですよ。自分の時間は自分の時間として好きなことをするっていうのが多いですね。役員とかは別なんですけれど、僕は経営者なんでオンとかオフとか関係なくてずっとオンなんですよ。
365日24時間仕事のことを考えててずっと仕事をしてるっていう状態で、経営者はそういうのが当たり前で、まず経営者と従業員っていうのは全く立場が違うんですよ。
業界の競争と未来
従業員さんっていうのは自分を労働してその対価としてお金を得てるっていう形で、経営者っていうのはもう経営して従業員さんにはちゃんと給料を払いますよと黒字経営をするようにって、もう血まなこになってでも努力して黒字を出さないっていうその覚悟が必要で、それができてないのは従業員さんのせいにしちゃダメなんですよね。
全部自分が悪いと思って経営しないとダメになるんですよ。
というのはですね、まず脱毛業界って医療脱毛にせよ、サロンの脱毛にせよ、ちょっと前はバブルだったんですよ。
ブルーオーシャンで美容ブームっていうのがガーッとね、出てきて男性でも脱毛するようになったと、女性でも脱毛する人がすごく増えたわけであって、お客さん患者さんが増えたと。
その割にはクリニックとか脱毛サロンが少ない状態だったんで、結構楽して稼ぐことができたと思うんですよね。
だけど今はもう過等競争でレッドオーシャンなんですよ。
倒産する脱毛サロンやクリニックも続出しているわけであって、というのは過等競争になればですね、結局サロンの脱毛も医療脱毛も機械で行うわけですよ。
だけど医療脱毛って本当は同じ機械でもやってる看護師さんの腕によって全然結果が違ったりとかあるんですよ。
上手な看護さんは痛みも少なくてトラブルも少なくて、火傷とかもしなくて、うちもらしもなくて短時間で終わってってなんですけど、
上手じゃない看護師さんがやりますと、うちもらしがあって、その分回数通わないといけなかったりとか、
見極めが肌の状態、日焼けしている状態で強いエネルギー照射してちょうど火傷になっちゃったりとか、そういうトラブルもあるし時間もかかったりとか痛みが強かったりっていうのがあるわけであって、
本当はやる看護師さんによって医療脱毛って結果違うんですけど、多くの世の中の人たちはどこでやっても同じだって考えてると思うんですよ。
最初は知識が全くなくて、サロン脱毛と医療脱毛の違いもわからないと。
あとはセルフでやるサロン脱毛みたいなのもあるし、あるいは家庭用脱毛器とかもあって、どれでも同じだろうとかね、よくわかんないとか、
とりあえず有名なとこ行っとけばいいだろうってサロン脱毛で契約して、その時の時間がかかると、一応多少なりとも永久脱毛の効果、
もう何十回と通えば多少あるんですけれど、時間がかかると。
医療脱毛の方がいいっていうことを後から人に聞いたりとかネットで調べて知って、医療脱毛に変えたりとかね、そういうことをするわけなんですけれど、
結局下等競争だと値段の値下げ合戦になっちゃうんですよね。
結局同じ結果だったら安い方がいいってお客さん、患者さんはみんな考えるわけですよ。
そうするともういかに囲い込んでコース組ませるかとか、サブスク組ませるかっていうことになってしまって、そのコースとかサブスクもですね、正しい手順を踏めば途中で解約することもできるわけですよね。
解約して、やっぱりこっちの方が安いわって。
都度払いだとちょっと割高、コース組むと割安とかね、そういう値段のシステムを複雑にして、それでいかに集客するかと。
場合によっては脇脱毛500円でできますよって、もう赤字になる料金で広告打つんですよ。
500円でいいんだって言って、だけど500円でみんな回してたらですね、赤字になるんですよ。
脇脱毛だけとはいえね。
なので全身脱毛のコースを組ませるように必死でクロージングしてくどいたりとかですね、そういうことすごいみんな頑張ってるみたいなんですよ。
脱毛専門のサロンとか脱毛専門のクリニックっていうのは、もうそれでも過等競争で利益が出なくなっちゃって、
でも今はその美容クリニックで脱毛をやってると、そういうところがとりあえず脱毛で安い料金で来させて、もう赤字覚悟で脱毛して、
それ通ってる患者さんに美容皮膚科的な治療とか美容外科的な手術に持って行ったりとか、そのアイテムとして赤字覚悟で医療脱毛をやってるってところができちゃったんで、
となると、医療脱毛だけとか脱毛サロンだけとかだともう立ち打ちできないんですよね。
だからもうこれからの時代は脱毛だけで商売するのはどんどん無理になっていきます。
もう今でも倒産しているところがたくさんあるんだけど、これどんどん苦しくなりますよね。
ということで、もうこれからの日本では脱毛サロンや脱毛クリニックだけで利益を出すのはほぼ不可能になっています。
よっぽど悪のいぽったくりとか、あとはインフルエンサープロデュースの脱毛サロンとかにすれば、
そのインフルエンサーのファンの人たちは、よそと比較して多少高くてもこの人が好きだからって言う人はいるんですよ。
僕はそれってちょっと上脚ビジネスなんじゃないかなって思うんですけど、そういうのでまだ生き残っているところはありますわね。
ということなんですよね。
あとは、あれですよ、セルフの脱毛とか、すごく力が弱いんで極めて脱毛効果が弱いんですけれど、
あとは家庭用脱毛機、あれも極めてエネルギーが弱いんで、ローリスク、ローリターンなんで、
脱毛効果極めて薄いんですけれど、そういうのもやってるっていう人もいて、結局それが効果なくて医療脱毛するっていう人が多いんですけれどね。
ということなんですよ。なので、脱毛のサロンとか経営してる人も最初は楽して稼げると思って、
それで拡大したんだけど、稼げなくなってるわけですよ。だったらもう稼げなくなったな、この業界無理だなっていうのを早く察知して、
いかに被害者を減らすかっていうことを経営者として頑張らないといけないわけですよね。
従業員さんとお客さんですよ。
だって赤字経営ずるずる続けていって、コース組ませて、突然閉店するじゃないですか、いつも脱毛クリニック、脱毛サロン、
そうするとお金返ってこないんですよね。そういう被害者を出しちゃいけないんですよ。
あとは従業員さんにも途中で給料が払えなくなって、3ヶ月、4ヶ月未払いの状態でいつ払ってくれるんだろうって従業員さん待ってる段階で突然出勤したら閉店ってなってて、
従業員さんたちも聞いてないと。それって被害者を出してることなんで、そういう被害者を出さないように。
もうこの業界無理だなって思ったら、早い段階で徐々に徐々に縮小していかないといけないんですよ。
突然全部閉店にすると通っているお客さんとかも行く場所がなくなっちゃうんで、利益が出てないところからそういう店舗から徐々に徐々に閉めていって、
従業員さんには本当にごめんなさい、もう雇う場所がないからって言って、何ヶ月分かの給料を払って、会社都合で辞めていただくということをやっていかないといけないんですよね。
お客さんにもこの店舗は閉店になっちゃうんですけど、ここは空いてますんで引き続きここで通ってくださいって案内して、もう無理かなって思ったら
返金してごめんなさい、もう店畳みますんでやっていくことできませんって、残りのコースの分を返金しますって、ちょっとずつ縮小していかないといけないんですよ。
それが突然経営がうまくいかなくなって、それを従業員のせいにするって、僕はありえないですよね。
ということで、どんな組織でも、それはすごい働く人もいれば、人並みに給料分だけ働く人もいるし、
あとは給料分の仕事をしない、ダラダラしていかに楽して稼ぐことか、ことだけ考えてるって人もいるんですよ。
人の見てないとこでボケーってサボってたりとかゲームやってたりとか、そういう人だって必ず一定数いるわけですよね。
経営者の責任
全くほとんど働かない、役に立たないとか給料分の仕事しない人が、組織によっては2割ぐらいのこともいれば、3割ぐらいとか4割5割いるっていう組織もあるでしょうね。
そういう人はいると思いますよ。あるいは体力がないから、あるいは精神的な病を抱えてて無理して働かせると鬱病になっちゃうとか、メンタルが悪化しちゃうとかそういう方だっているわけですけど、
だけど雇った以上は、正社員としてもし雇ったんだったらやっぱりそういう人がいるっていうことも、想定内で経営を回していかないといけないわけですよね。
なので、優秀な人が集まる組織って大抵上に立つ人間、経営者が優秀で立派な人なんですよ。
そうすると、ちゃんとしたよく働く人が集まってくるんですよね。逆に組織でも、上に立つ人間が堕落している、ろくでもない人間だったら、やっぱり同じような堕落した人間たちが集まっちゃうわけですよね。
これ、ミューゼプラチナムのことを言ってるわけじゃなくて、あくまで一般論を言ってるわけですよ。
だから経営がうまくいかない、組織がうまく回らないっていうのは、やっぱり一番上に立っている経営者が悪いっていうことが多いんですよ。
それがうまくいってないのを従業員にする経営者は絶対うまくいかないと思うんですよね。
本当にうまく回している有能な経営者っていうのは、経営状態がうまくいってないのを絶対に従業員のせいにしないんですよ。
自分のせいにするんですよ。何が問題なのかと。
確かに働かない人間はいるんだけど、それはこの組織の何かが問題があるんだろうって問題解決をするんですよ。
例えばモチベーションが上がらないとか、このシステムだと人間関係が悪くなるからとか、そういう場合はこの場合によってはインセンティブをつけるとか、
そうすると働いても働かなくても給料が同じだと働かなくなっちゃうんだけど、インセンティブつけるとその分だけは働くようになるんですよ、やっぱり人間っていうのはそういうもんなんで。
そういうモチベーションを分かせるシステムができていないとか、あるいはインセンティブでも何でもかんでもつければいいわけじゃなくて、
インセンティブ狙いでそればっかり働く人って必ず出てくるんですよね。そうするとインセンティブがつかない仕事、つく仕事だとみんなインセンティブのつく仕事ばっかりやって、インセンティブのつかない仕事をやらなくなって押し付け合いになるんですよね。
それは良くないのでそれをフィードバックするシステムを作るとか、あるいは過度なインセンティブ狙いで無理な契約をするとか、
嘘つくとか膨らまして軟禁して脅すとか、そういうことに出る人も出ちゃうんで、そういうのはちゃんとフィードバックして、それなりのことを注意をするとか、それも全部経営者の仕事なわけですよ。
なので本当に従業員さんがもし働きが悪いんだったらそれも全部経営者のせいだと思います。ミゼさんがそうではないと思うんです。
ミゼさんの従業員さんのインタビューを見てもお客さんのために本当に必死で働いていたと、お客さんに脱毛してあげられないのが本当に辛いっておっしゃってるんで、
ミゼの従業員さんも大部分の人は本当に一生懸命働いてたんだけど、それでも経営がうまくいかないのはやっぱり経営者のせいです。そもそも従業員さんのせいにしてはいけません。
組織の強さ
ということで、有能な経営者が上に立っていると従業員さんも有能な人が集まってくるし、みんな有能になってくるんですよね。
働きがいのある職場を作れば従業員さんもやりがいが出て、より一生懸命働くようになると。
なので経営者、上に立つ人間がちゃんと現場に出て、ちゃんと仕事が回ってるかと、良くないシステムがないかっていうのを常に見張ってないといけないわけですよね。
ミゼの社長さんがどういう人かわかんないんですけれど、現場に出てないかわかんないんですけど、大抵うまくいかないのは、上に立つ人間が現場に出ないで数字ばっかり見てるっていう場合ですよね。
現場に出ないとお客さんや患者さんの気持ちもわからないし、ちゃんと接客できてるかとか、従業員さんたちは不満なく働いてるかっていうのがわからないからですよね。
なので経営がうまくいかないのは、全部経営者が悪いっていうふうに思うべきだと僕は思いますよ。
それはね、例えば本当にとんでもない人が1人とか2人とかいたら、それはまた例外なんですけど、例えばね、従業員さんが1億円応料していたとかだったら、さすがにそれはまずいよねってこと思うんだけど、
でも僕の中では、それもやっぱり経営者が悪いと思うんですよ。
その従業員が1億円応料するような人間だったとか、そういうのを見抜けなかったっていうこと。
あとは、そういう応料だってね、一発でやる人もいれば、ちょこっとずつやってる人もいるわけで、何年間に分けてちょこっとずつやってるんだったら、その間にそれを見抜けなかった。
それもね、経営者のせいだとね、僕は悪い思うんですよね。
ということで、それがね、今回のね、この報道に対する私の考え方ですよね。
なので、やっぱりね、ミューゼの場合は分かんないんだけど、上に立つ人間が有能ではない、無能な人間だと、やっぱり有能なね、従業員さんね、やめちゃうんですよね。
で、あんまり能力がない人ばっかりに残っちゃうし、で、上がしっかりしてないと、その人たちも、
ああ、ここの職場はこういうとこなんで、適当に働けばいいやって、いかに楽して給料をもらうのだけ考えようと、省エネ労働で行こうってなっちゃうんですよね。
やっぱり優秀な人間が上にいると、優秀な人間が集まってくれるし、優秀な人間は辞めないでいてくれるんでね、やっぱりね、組織っていうのは上に立つ人間でほぼ決まるなと、9割は上に立つ人間で決まるなって、
僕は常日頃思っております。
はい、というのが私の意見です。
ご視聴ありがとうございました。
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