2023-12-21 18:53

EP.053 大して頑張ってないのに「頑張ってるのを認めてください」と言う部下の正しい対処法。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=9c4iniwUHsY

サマリー

彼らは職場で頑張っていないのに頑張っていると思われる新人に対してどのように対処すれば良いかについて考察しています。彼らは新人の頑張りの基準は人によって異なるため、認識のずれによってトラブルが生じることもあると述べていますが、最終的には結果が重視されるべきだと主張しています。彼らは「頑張っているのを認めてください」と言う部下への正しい対処法について、うつ病やうつ状態の人への理解や温かいサポートの重要性について話しています。

職場で頑張っていないと思われる新人への対処法
はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。
ご質問は、私の職場に入った新しい人で、あまり仕事ができないし、勉強したり予習したり努力もしなくて、周りの人の足を引っ張ってばかりの新人がいます。
私も含めて、周りの人たちはみんな、その人は仕事を頑張っていないと思っているのですが、実際に本当に頑張っていませんと、その人にもっと頑張れよと言うと、その人は頑張ってますよと、こんなに頑張っているのに、なんで私のことを認めてくれないんですか?もっと頑張っているのを認めてくださいと反論してきます。
その人のSNSとかを見ても、今日も一日めっちゃ頑張ったなどと、大して頑張っていないのに、自分は頑張っているとアピールしています。
なんで頑張っていないのに頑張っていると思っているのでしょうか?この人は頭が悪いんでしょうか?こういう困った人にはどのように対処したらいいんですか?というご質問です。
まあこれ、結構ね、どこの職場とかでもあるあるです。
これだと思うんですよね。どっちかというと比較的若い人に多いと思うんですよね。あんまり仕事を頑張っていないと。他の人と比べて仕事の量も少ない、仕事をこなすボリュームも少なくて、結果も出していないんだけど、もっと頑張れよと言うと、私頑張ってます。頑張っているのを認めてくださいと言うと、そうするとね、ちょっと困っちゃうというのはあると思うんです。
まあ若い人に多いかなという印象があるんだけど、決して若い人だけじゃなくて、結構年配の人でも時々こういう人いるんですね。
まあ40代、50代、60代とかでも頑張ってないんだけど、頑張れよと言うと、私頑張ってますよと頑張っているのを認めてくださいと言う人。
だけど、やっぱり20代、30代の人がちょこちょこ多いかなと思います。
だけど、あんまり優秀じゃなくて、頑張ってなくて、仕事をこなしてなくて、結果出てないんだけど、やたら頑張っているというアピールだけはする人っているんですね。
この質問者さんも、この人は全然頑張ってないって言うんですよね。
頭が悪いんでしょうかって言ってるんだけれど、結論から言いますと、この質問者さんの職場にいる、頑張ってないのに頑張っているっていう人は、
本当に頑張ってます。
これはね、間違いないです。
大抵こういう場合ってね、本人は頑張っているんですよ。
だけど、周りの人から見ると、頑張っていないっていうふうに思われるんですね。
それはね、たまにはね、本当に頑張ってて、人の見てないところでいろいろ仕事してるんだけど、そこが見て、見られてないっていうだけもあるんですけど、
多分そうじゃなくて、仕事をこなすボリュームも少ないし、
人の足引っ張ったりとかしてて、予習したりとか努力したりとか勉強もしないと、結果も出していないと思うんですよ。
この質問者さんのおっしゃる通り。
だけど、本人は頑張ってるって言ってて、これ嘘ついてないです。
本人は本当に頑張ってるんですよ。
正確に言うと、この人の中では頑張ってるっていうことです。
頑張る基準は人によって異なる
なので、頑張る、頑張らないって人によって基準が違うんですよね。
めちゃくちゃ頑張れる人、例えば1日10時間とか連続してガーッと仕事をね、集中してやって、
ボリュームをたくさんね、仕事量をこなして、結果もガツンとね、しっかり出す人の頑張るっていうのと、
どっちかっていうと体力がなくて、1日3時間ぐらい集中して働くとバテちゃう人、
あんまり忍耐力がなくて、体力なくてすぐバテちゃう人なんかは、
3時間集中して働いたり、
それだけでも、自分の中では頑張ったっていうことになるんです。
なので、この人は嘘ついてないです。
本当にこの人は頑張ってるんですよ。
自分の中の基準で頑張ってるっていうことなんです。
だけど、質問者さんとか他の同僚の人たちは、もっとたくさんの仕事をこなして、もっと結果を出せるっていう人なので、
そういう人から見ると、この困ったちゃんって言われてる人は、
全然頑張ってないんだけど、この人の中では、たぶんめちゃくちゃ頑張ってるんです。
なので、人によって基準が違うので、話が噛み合わなくて、この人頭が悪いんだろうかってね、
困ったちゃんだなっていう扱いになるわけです。
なんでこういう現象が起きるかっていうと、
最近の教育現場とか、あとスポーツの世界とか見るとですね、昔と比べると、
結果を出すことより、
それまでの頑張って努力、プロセスのほうが大事だっていうふうな傾向があるんですよ。
なので、世代間ギャップでもあるんですよね。
例えば、僕らの子供のときとか、あるいは僕よりももっと年上の人たちの子供のときって、
とにかく結果大事だっていうふうに言われてたんですよ。
例えば、昔だったらオリンピックで柔道出るときって、
金メダル取らないといけない。
絶対ダメだって。
銀メダルなんか何の価値もない。
銀メダルも1回戦敗退も全部大投げなんだ。
金メダルしか価値がないんだって。
銀メダルかってけしからんな。
日本男児としてけしからんっていうような風潮があって、
今でもちょっとそういう風潮あるんですけど、柔道に関しては。
だけど、最近は金メダル取れなくても、
銀メダル取った。よく頑張ったじゃないかって、
褒めてもらえるようになったし、他の競技なんかだと、
もう仮に1回戦敗退で全然結果残せなくても、
頑張ったからいいじゃないかって、よくやったってね。
結果が出なくても褒めてもらえるっていうことが、
昔と比べるとすごい増えたんですよね。
例えば僕、中学高校柔道部で、結構厳しいところで、
例えば県大会レベルだったら、優勝して当たり前っていう感じだったんですよ。
部活全体が。
なので、例えば県大会で優勝したらいいんですけど、
仮に決勝で負けて順位を上げて、
準優勝だったら、もうダメだっていう感じだったんですよ。
決してね、準優勝だったけど頑張ったじゃないかっていう空気じゃなかったんですよ。
なので、準優勝とか3位とかでも、
ビジネスにおいては結果が重視されるべき
一応入賞なので表彰されて、表彰状とかもらえるんだけど、
準優勝とかだったら、表彰状破り捨てて、
物質のゴミ箱に捨ててたんですよ、みんな。
で、部活の先生もね、別にそれ見ても、
そう思わないし、何にも言われなかったんですよね。
やっぱりそういう空気だったわけです。
絶対に試合出る以上は優勝しないといけない。
もう準優勝だけど、頑張ったからいいじゃないかなんて空気は絶対なかったわけですよ。
なんだけど、最近は、結果出なくても頑張ったからいいだろう、
一生懸命やったからいいじゃないかっていう空気になってるんですね。
だけど、今回のこのお悩み相談って、仕事の話なんですよね。
ビジネスの話なんで、
本来ビジネスっていうのは、もう結果重視なんですよ。
結果出なかったんだけど、頑張ったからいいじゃないか。
それまでのね、プロセスが大事なんだ、過程が大事なんじゃないかっていう理論は本当は通用しないんですよね。
っていうのは、会社っていうのは、経営してるわけですよね。
やっぱり、結果を出して、成績を良くしないといけないんですよ。
売り上げを上げて、利益を出さないと、
経営って成り立たなくて、全然みんなね、結果出せなくて、
赤字を出してたら、いずれ倒産してしまうので、
仕事、ビジネスっていうのは、頑張ったからいいとか、プロセス重視じゃなくて、
とにかく、結果重視なんですよ。
っていうのは、質問者さんが言ってるね、全然頑張らない人っていうのも、
やっぱり、そこで従業員として働いてるわけ、社員として働いてるわけなので、当然、給料をもらってるわけですよね。
なので、給料もらってる以上は、働いて結果を出して、その労働力の対価として、お金をもらってるっていう立場なんですよ。
なので、結果を出してたいんだけど、頑張ったからいいじゃないかっていうのは、本当は通用しないんですけれど、
まあ、時代の流れっていう感じで、頑張ったからいいじゃないかっていう風潮がね、どんどんどんどん日本で浸透してるっていうのは確かにあるんですよ。
これが、会社とかね、ビジネスとかじゃなくて、
例えば、学校とかね、予備校、塾とか、部活動とか、スポーツクラブとか、スイミングスクールとかだったら、
例えば、学校とかでも、生徒はお金を払って、授業を受けて、勉強したり、スポーツやったりとかするわけなんですよ。
お金を払ってる側なので、どっちかっていうと、お客さん側なんですよね。
お金払ってるお客さん側だから、別に結果出さなくても、頑張ったからいいじゃないかっていうのは、
僕、全然通用すると思うんですけれど、ビジネスって、これがもう完全に真逆になって、お金をもらって、
もらった労働力、対価としてもらってるんで、やっぱりそれだけね、頑張って働いて、結果を出して、給料分の仕事をしないといけないわけですよね。
なので、給料分の仕事してないし、給料分の結果も出してないんだけど、頑張ったから許されるっていう世界では、本当は違うのですけれど、
だからですね、ちょっと昔とは考え方がですね、変わってきてるっていうのは確かにあると思います。
で、やっぱり人間って、個人差あるわけですよ。体力の差もあるし、キャパも違うし、努力できる量っていうのも違うわけです。
例えば、その仕事以外でもね、例えば筋トレとかでも、ぶっ続けで3時間、4時間、ずっと筋トレやってて、やれる人っていうのも世の中いるんだけど、
だけど、体力がなくて30分やらない。
やっただけでバテちゃって、すぐダメになっちゃう。やれなくなっちゃうっていう人もいるんだけど、そういう場合でも、
3、4時間できる人だったら、4時間みっちりやって、今日は4時間しっかりやった、今日は俺頑張ったってなるんですよ。
だけど、30分しかできなくて、30分でバテる人だったら、30分みっちりやって、バテて、ヘロヘロになったら、今日は俺よく頑張った、疲れたってなるわけなので、
30分でも4時間みっちりでも、どっちもその人にとっては、
頑張ったってことなんです。
やったトレーニングのボリュームは全然違うんだけど、どっちも頑張ったっていうのは嘘ではないわけですよね。
なので、仕事だって、ぶっ続けて10時間やって、バンバン仕事で結果出せる人もいれば、3時間集中して働いて、オーバーヒートでヘロヘロになっちゃう人もいるわけですよ。
だけど、例えば勤務時間が7時間だったら、3時間、普通の人だったら3時間でこなせる量を、
伸ばしてゆっくりやるとか、仕事のスピードも遅かったりとかするんで、
結局仕事こなせるボリュームも少なくて、結果もしっかり出してないわけです。
だけど、体力がないとか疲れやすいとか、あるいは能力の差とか、向いてるとか向いてないとかっていうのもあるし、
あとは、うつ状態の人とか、うつ病の人って、すごく疲れやすくて、
2時間とか働いてだけで、ちょっとへばっちゃうっていうこともありますんで、そういうメンタル的なものもあるわけです。
うつ病やうつ状態の人への理解と温かいサポートについて
うつ状態とかうつ病の人で、本人なりに頑張ったんだけれど、だけど、元気な人でバリバリ働けて、体力のある人から見ると、
何だお前、2時間しか働いてなくて、そんなにバテてるのか、全然頑張ってないじゃないか、もっと頑張れなんていうとですね、うつ病の人にもっと頑張れなんていうと、
余計うつが悪化しちゃうんで、
精神疾患を抱えてる人、うつ病とかうつ状態の人なんかは、頑張れ頑張れっていうのは、逆効果になっちゃうんで、温かく見守ってあげないといけないわけですね。
そうすると、たぶんコメント欄で、給料はみんなと同じようにもらってるのに、うつ病だからといって、2時間しか働けないのは、それは不公平だって、給料を減らすべきだとか、
その分、他の人の給料を増やすべきだとかね、そういう意見もあると思うんですけどね。
なかなか日本の会社、社会で、
社会の中でですね、そういうことができないわけですね。
いろいろ開口規制とかも厳しいし、うつ病っていう病気もですね、いろんな要因によってうつになるんだけれど、
よくあるのは、会社が原因でうつになった、で、それ裁判になるとか、家族に訴えられるとか、そういう場合は、会社の職場だけが原因じゃなくても、会社側が不利になるってことがあるので、
最近会社っていうのは、社内でうつ病の人がいると、その人をすごく大事にして、給料分の仕事してないんだけれど、みんなでそれを支えてあげましょうっていう感じで、訴訟リスクを回避してるっていうのは、正直あるっていうのは、あると思いますね。
なので、3時間しか集中して働けない人でも、3時間働いたら、その人の中では、もう限界まで働けない。
その人が働いたってことになるので、頑張ったってことになるわけです。
で、決して給料分の仕事してないんだけど、だけど、頑張ったっていうのは間違いないわけです。
だけど、周りの人、体力のある人とか、バリバリ働いてる人から見ると、頑張ってない、足を引っ張ってるだけだって、こいつのせいで余分に俺たちは仕事しないといけないと思って、ストレスは溜まるかもわかんないけど、でも、頑張ったっていうのは、嘘ではないわけです。
で、学生のときは、頑張って評価されてたと思うんですよ。自分なりに頑張ったってね。
で、親とかも優しければ、よく頑張ったね、偉かったねって言われたし、学校の先生も、よう頑張ったなって褒めてくれてたと思います。
で、怒られることもなかったんじゃないかなって思います。
これも親とか学校とかにもよるんだけど、最近は結果出なくても、頑張ったからいいじゃないかっていう風潮があるから、
自分なりに頑張っただけでね、褒められて、怒られなかったっていう可能性はありますよね。
なので、その学生気分のまま社会人になっちゃうと、学生気分が抜けなくて、今まではお金払って褒められてたんだけど、
今回、社会人になったらね、お金もらってる以上は、給料分の仕事するのが本来は当然なんだけど、
やっぱり、なかなかしっかりと頭が切り替わらないし、
社会全体がね、結果重視じゃなくて頑張ったからいいじゃないか、プロセス重視になってるわけなので、
時代の流れかなとは思いますけどね。
ということで、だけどもちろんね、若い人でも優秀な人はいっぱいいるんで、
若くて優秀で体力があってバリバリ働いてね、年配の人以上に結果出してる人もいるので、
日本の未来が良くないとか、日本が衰退していくっていうわけではないと思うんだけど、
でもやっぱり今後の日本はですね、結果重視よりもね、プロセス重視、頑張ったからいいじゃないか、
自分なりに頑張ったんだっていうことはあると思います。
なので、この質問者さんはですね、質問者さんから見ると、全然頑張ってない、結果も出してない、努力もしてない、働いてない、
仕事のこなすボリュームが少なくて、
もっと頑張っていく気持ちはわかるんですけど、だけどそう言っても本人的には頑張ってるんで、
そういう人にですね、全然頑張ってねーよ、もっと頑張れって。
お前の中では頑張ってるかもわかんないんだけど、お前はトータルのね、仕事こなしてるボリュームも少ないし、
結果も出してなくて、他の人たちみんな頑張ってるんだってよ。
実際見ろよ、俺なんかお前の3倍は働いて結果出してるし、他の人たちだってみんなお前のこと全然働いてると思ってなくて頑張ってるなんて認めてないんだから、
もっと頑張れって。今の3倍は働けとか、3倍頑張れ、そうしたら頑張ってるっていうのを認めてやるとかですね、
そんな土星論でですね、向かっていってしまうとですね、向こうも怒ると思うんですよ。
やっぱり今までは頑張ってきて、自分なりに頑張ってきて認められてきたのに、認めてもらえないって。
ブラックだここは。もういいです、やめますって、やめちゃう可能性がありますね。
なので、会社の悪評とか広められる可能性とかもあるかもわかんないですよね、その人のキャラクターとかにもよるんだけれど。
なので、今後はですね、やっぱり世の中人手不足になってくと思いますし、労働人口も減っていって高齢化していくわけなので、
なので、AIとかね、ロボットとかが代わりに仕事してくれる世の中になればすごくいいんだけど、
でも本当に変わりがいないと。
全然働かないんだけど、いないよりかはマシだっていう状況だったら、やっぱり本当に頑張ってないんだけど、その人のご機嫌を伺いながらね、
分かった分かった、うん、頑張ってるねって言って、あとはもうみんなで協力して頑張っていくしかないかなって思いますけどね。
仕事の環境と適切なアドバイスについて
この会社の状況にもよると思います。
本当に一流のですね、優秀な人ばっかり集まる企業とかだったら、全然頑張ってないのに頑張ってますっていう人ってそういないと思うんですよね。
本当に優秀で体力のある人しか集まらないから。
だから、ひょっとしたらこの相撲社さんの働いてる仕事の環境自体もあんまりいい環境じゃないのかもわかんないですけどね。
はい、ちょっとわからないです。
というのが僕のアドバイスです。
はい、ご視聴ありがとうございました。
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