集団によるいじめのメカニズム
はい、こんにちは。今回なんですけれども、僕が物心ついた時からずっと思っていること、感じていることについてお話しさせていただこうと思うんですけれど、
というのはですね、人間の集団、例えば学校のクラスの中とか、あと家庭の中、親戚の集まりとか、あとクラブ活動とか、あと職場とか、様々なですね、人間の集団ってあるわけなんですけど、
その集団の中ってよくあるのが、常に一人の人間をターゲットにしていじめを行ったりとか、あるいは職場だったら一人の人間、一番仕事ができていない人間とか、あるいは生活態度が悪い人間とかを一人の人間をターゲットにして批判したりとか、
排除しようとしたりとか、っていうことがあるんですよね。僕は物心ついた時からずっと思ってたんですけれど、というのはですね、本当にその人間がですね、例えば態度が悪いとか、いたずらするとか、いじめするとか、物を盗むとかですね、問題行為を行っているのであるならば、その人間を批判するとか、注意するとか、
みんなでですね、ちゃんと注意するとかね、そういう行動をとってもいいんですけれど、僕が言いたいのはですね、人間って集団の中にね、悪い行いをする人間がいたら、注意するのは当然なんですけど、それをぜぜひひでやるのは当然だと思うんですよ。
誰でも人間なので、ちゃんと仕事できてなかったりとか、あるいは仕事サボったりとか、あるいは遅刻ばっかりしたりとかですね、ちょっと態度が悪かったりとかってね、誰でも悪いところあるんですよ。で、いいところもあるわけですよ。なので、みんなで、いいことをしている人はちゃんと褒めてあげて、悪いことをしている時は、その悪いことに対して注意をする、改善を求めるっていうことをする、これはいいと思うんですけれど、
そうじゃなくてね、今回僕が言いたいのは、その集団の中で、常に集団で一人をターゲットにして、悪い人間をずっと攻撃するとか批判するとかっていうこと。で、その一人の人間が例えば仕事を辞めるとかしていなくなったら、今度は次にまた一人の人間をターゲットにして、集団で攻撃すると。
誰でも、いいところ悪いところあるので、ぜひぜひそれぞれに対して注意を求めるんだったらいいんだけれど、そうではなくて、一人の人間をみんなでターゲットにして、わーっといくっていう習性があるっていうことに対して、僕は物心ついた時から気づいていますよと。
で、こういうことを人に話すと、わかってくれる人はわかってくれるんだけど、わからない人は、そうなんですかって言ってね、全然僕の言いたいことを理解してくれないっていう人もいるわけであって、共感してくれる人もいれば共感してくれない人もいるっていう感じなんですね。
例えばですね、子供の頃、小学生の時からそれに気づいてたんですけれど、クラスの中でいじめってあるじゃないですか。で、弱いものいじめって、これ絶対良くないと思うんですよ。弱いものいじめっていうのは、力の弱い人間とか、人間に対して一定の集団がその人をいじめるんですよね。
だけど、そのいじめられる人は何にも悪いことしてないんだけど、ただ単にいじめる人間っていうのは、マウント取って攻撃してドーパミンを出したいと、快楽を感じたいと、優越感味わいたいってだけでいじめると。それは良くないんですけど、で、よくあるのはクラスの中で問題行動を取る子供っているじゃないですか、子供なので。そうやって誰でもあると思うんですよ。
例えば授業中に大声上げて、わーわー叫んで邪魔をするとか、人の悪口ばっかり言う人間とか、あるいはみんなでおしゃべりしてるのでも、一人でずっと喋ってて、つまんなくなっちゃう空気を作る人間とか、あるいは自慢話ばっかりするとか、嘘つくとか、やたら自分に自信満々で人の批判ばっかりするとか、
やっぱり子供の頃ってそういうのに自分が気づかなくて、それが原因で人に嫌われちゃうっていうことってあると思うんですよ。ちょっと問題があるんだけど。だけど人間っていうのはそういうのは注意されて、改善して成長してっていうのを繰り返していって、まともな大人になっていくっていう感じなんですけれど、なのでそうやって人に迷惑かける人間って、子供って集団の中で嫌われてしまって、
そうするとその集団の中で排除されるんですよね。あいつって感じ悪いよなって。うんそうだよ。だって嫌味ばっかり言ってくるし、悪口言ってくるしっていう感じで、クラスの中で一人の人間をターゲットにして排除しようっていう、批判して攻撃するっていう行動って起こるんですよね。
それもですね、ぜぜひひじゃなくて、一人の人間をターゲットにしてっていうのをよく見てきたんですよね。人間って誰でも悪い要素ってあるじゃないですか。誰でも自慢話ばっかりしたりとか、悪口言ったりとか、人の邪魔したりとかって多少なりともそういう要素があるんで、それもぜぜひひで、悪いことしたらそれ良くないよってみんな注意して、改善したら良くなって、また仲直りしてって、
良いことしたら褒めてあげてっていう、常にぜぜひひで個別で注意すればいいのに、一人の人間を大勢の集団で標的にして批判し続ける、攻撃し続ける、排除しようとするっていう傾向って、人間の本能だと思うんですよね。
よく小学校の時って、クラスのホームルームって言うんでしたっけ、一コマぐらいクラスのみんなで問題行動のある子をみんなで吊るし上げにして、この子は問題ですって誰かが問題提起して、わーっとみんなで攻撃するっていう時間があったんですよ。今はないと思うんですけど、僕らの時はあったんですよね。
それが良いか悪いかは別にして、今の世の中では許されないし、それで傷ついた子もいるかもわかんないし、だけどそれで実際みんな改善していったんですけど、誰々君良くないよってね、そういうのも先生も含めてやるんですよ。
先生も含めて誰々君は最近誰々さんに評判が悪い、意地悪ばっかりしたりとか、意地悪させたりしてとかってね、そういうのがあったんですよね。まあ良くないかも、良くないですけどね、そういうのもね。僕らの時代はそういうのがあってっていうのがあって。
で、それもですね、やっぱりね、一人の人間をターゲットにしてみんなで叩くっていう風潮があってね、だからね、僕はそういうの嫌いだったんですよね。実際それで攻勢する子どももほとんどだったんですけど、みんなで注意されて。
だけど僕が嫌だったのは、常に一人の人間をターゲットにしてみんなで集中攻撃するっていうのが嫌で、やっぱりそれもね、誰でも悪い要素ってあるんで、税税比々であなたこれ良くないよ、あなたもこう良くないよっていう風にやっていけばいいのに、一人を立たせて吊るし上げてみんなで攻撃するっていうのがあって。
僕、ずっとそれに対して疑問を持っていて、ある時に先生に、みんなの前でね、僕いつも思うんですけど、何でいつも一人を集中攻撃みんなでするんですかって言って、誰でも良いところ悪いところあって、いつも一人の人間をみんなで集中攻撃するんだけど、だけど一人を集中攻撃しなくて、それぞれの子どもの悪いところを指摘して改善してもらうっていう感じでいいと思うんですけど。
社会におけるターゲット攻撃
だっていつもみんな一人で誰か問題児って言われてる人を集中攻撃して、で、それが解決したりとか改善したりとかすると、今度はまた一人をみんなで集中攻撃してって、常に一人をみんなで集中攻撃してるんですよって、こうやって変じゃないですかって言って、どうせ今集中攻撃してる子が今度変わったらまた今度一人のターゲットを見つけてみんなで集中攻撃してって。
いつ誰が標的にされるか分かんないじゃないですかとかね、そう言ったらミキヤ君は分かってないねとかね、なんかそういう風に怒られて、僕が変人扱いされたっていう記憶があるんですけれど、っていう感じで常に一人をターゲットにするんですよね。
その必要ってないんじゃないかなってずっと思ってて、で、中学校、高校、大学とかに上がってクラブ活動とかもやってて、いろんな集団の中に所属していても、やっぱりクラブ活動とか見ても常に集団の中であいつ感じ悪いよなって感じの雰囲気になって、みんなで一人をターゲットにしてみんなで攻撃するんですよねって。
あいつ調子に乗ってるぞみたいな、あいつなんか感じ悪いんだよ、面白くないんだよとかいう感じでね。
で、しばらくするとまたそれとは別の一人をターゲットにしてみんなで集中攻撃して批判してっていう感じで、常に標的が一人なんですよね。
場合によってはそれが二人とかになったりとかすることもあるんですけれど、やっぱりぜぜひひでそれぞれの人たちに悪いところ注意してってじゃなくて、みんなで一人をターゲットにする。
で、みんなでターゲットにしてて、ずっと攻撃してる側の人でも場面が変わったりとかフェーズが変わったりとかすると、また今まで攻撃してた側の一人がターゲットにされて、またその人をみんなでターゲットにして攻撃したりとかね。
で、それはやっぱりね、社会に出ても同じ現象が起こるんですよね。
例えば、僕は医者の世界、例えば医局ってありますよね、大学の医局。
医局の中でも医局員って10人とか20人とか多いと30人とかそういう医局なんだけど、その中でもやっぱり一人をみんなでターゲットにして、場合によっては教授も含めて、教授もその人をターゲットにしてって感じでみんなで一人の医局員をあいつは全然仕事できないし、やることやってないとかダメなやつだって一人をターゲットにする。
だけど医局員一人一人見るとみんなできてたりできてなかったりとかするんで、やっぱりそれもゼベ引きでお前はここができてない、お前はここができてる、ここを改善しなさい、お前はこうやりなさいって上の人間が指示をすればいいのに、そうじゃなくてみんなで一人の人間を集中攻撃して。
例えばその医局員が外病院とかに行っていなくなると、今度はまた一人のターゲットを作ってみんなで集中攻撃って延々とそれを繰り返すのを見てきて。
医者の世界以外でも看護師さんの世界とかでも常に一人の人間をターゲットにして。
看護師さんとか女性の集団だとずっと僕が主張しているモンスターベテラン女性従業員っていう人がいて、その人が女性の集団の中での暗黙のルールっていうのを作ったりとか厳しく監視して、その人は常に一人のターゲットを標的にして、
そうすると周りの人間もそれに同調して集中攻撃したりとか、あるいはモンスターベテラン女性従業員とか関係なしにその女性の集団の中で一人の女性従業員をターゲットにして、あれとか全然ダメだって。
その子がいなくなるとまた別の攻撃目標を作ってとかしたりとか、あるいはちっちゃな診療所とかクリニックの中だと、例えば医者もいて看護師さんもいて受付ジムもいてっていろんな人がいて、その集団の中でやっぱり一人誰かターゲットを作って、最近誰々様が良くないって、一人の人間を集中攻撃すると。
場合によってはクリニックの中だとそれが医者がターゲットになるってこともあるんですよね。
他の医者とか看護師さんとか受付とかみんなが集団になって、一人の医者を誰々先生は最近ダメだって態度が悪いって、うわーって攻撃してって、その先生がいなくなったりとかするとまた一人誰かターゲットを作って、一人の人間を集中攻撃と。
人間の本能と集団行動
やっぱりそういうクリニックの中でも、誰でも医者でも看護師でも受付でも良いところもあれば悪いところもあって、やっぱり悪いところは改善してもらう必要があって、それはみんなで指摘して改善してもらうっていうのをやれば良くて、ぜぜひひで一人一人やっていけばいいのに、できる人もできない人もみんな一緒になって、一人の人間をターゲットにしてわーってなって。
だからそういうことしてると、攻撃してる側の人間でも悪いところはあるのに、その悪いところ改善しないんですよね。
だから一人の人間ばっかりそっちの方に意識が集中してるから、もう一人一人が改善しないって、ずーっと僕ね、これね、おかしな仕組みだなーって思ってて。
で、こういうことを話すとね、分かってくれる人は分かってくるんですよね。もう先生の言う通りですよって。今度は誰々さんが標的ですよとか言って、変な集団ですねとかね、そういうことあるんですけど、でも分かんない人はね、分かんないんですよね。
いつも一人を集中攻撃して、こういうのよくないよって言っても、そんなことないですよーって言ってね、反発する人もいて、やっぱり分からない人は分かんないんで、分かっててやってる人もいるかも分かんないけど、やっぱり無意識でね、人間って本能でね、やっちゃってると思うんですよね、そういうことをね。
なのでこれってね、やっぱり本能、習性。人間って太古の昔から群れを成して、集団で生きてきたわけじゃないですか。なので、集団の中でね、その秩序を保つためには、やっぱり悪い人間を排除するっていうことを繰り返すと、秩序が保たれるんですよね。
だから本能的にずっとやり続けてきて、そういうことをやる人間の遺伝子が強くね、濃くなって残ってきたから、やっぱり現代の世の中でも、本能的に集団の中で一人の人間を常にターゲットにして攻撃し続けてっていうのね。
で、その人がいなくなったらまた次の標的を見つけてっていうことを、常に一人の人間を排除しよう、排除しようっていうことをやってきて、だから昔のね、石器時代とかだったら、群れの中で暴力を振るうとか、傍若無人な振る舞いをするとかね、自分だけ食料をね、独り占めするとか、泥棒をするとか、そういう輪を乱す人間を集団になって排除するってことをやり続けてきてね。
その本能がずっと今の世の中でも残ってるっていうことだと思うんですよね。
なので、この人間の本能をね、やっぱり分かってる人は分かってるんですよ。
なので、世の中で上に立つ人間で、この人間の本能を悪用する人って一定数いるわけであって、人間のね、歴史を見たらそういうことを利用してる人いるんですよね。
例えばね、ヒトラーとかでもそうだと思うんですよ。ヒトラーの場合は一人の人間をターゲットっていうよりかは、ユダヤ人っていうですね、共通の敵を作ることによってみんなで、みんなが生活苦しいのはユダヤ人のせいだ、ユダヤ人を迫害せよとかね、そういう方法に持っていって、集団を団結させて、自分の支持をアップさせるっていう行動。
やっぱりヒトラーはね、人間の真理、本能っていうのを分かっててそれを利用したと思うんですよ。
あとは歴代の韓国の大統領とか、自分の支持率が下がると、日本人を敵にして攻撃するようにし向けて、国民の団結をですね、強くして自分の支持をまた上げようっていう行動を取るっていう人も時々いますよね。
今の世の中その行動がプラスに出るかマイナスに出るかっていうのもまたいろいろ議論になるんですけど、やっぱり過去の歴史見るとそういうことをやってきた大統領っていうのは多いわけだし、あとはテレビとかのマスコミも常に一人の人間をターゲットにして、
政治家とか芸能人とかでね、スキャンダルとか汚職とかね、本当に悪いことをしてる人をターゲットにしてるっていうのはあると思うんですけど、そうするとしばらくの間、その人のニュースばっかりやるってあるじゃないですか。
ワイドショーとかでも芸能人の代々さん不倫してとんでもないことをしましたってね、その人の報道ばっかりして、そうすると国民みんなはね、みんなじゃないんですけど、結構多くの視聴者、国民がみんなでわーって集中攻撃してとかね、で、しばらくしてまた他のスキャンダルが他の人のネタができると今度はね、今まで攻撃してた人をコロッと忘れて、
みんなテレビもマスコミも国民も一斉集中攻撃ってコロコロコロコロターゲットが変わるわけで、大抵一人に絞られるんですよね。たまに複数ターゲットができるってことはあるんだけど、大抵一人を集中攻撃するっていう流れになりますよね。
一人っていうか集団とかね、グループとか企業とかね、フジテレビとかね、そういうグループ単位で標的が変わるってこともあると思うんですけど、それ以外でもフランス革命とかもそういうのだったと思うんですけどね、結局国王を処刑してね、公開処刑するわけですよね、ギロチンで、この人が悪いんだ、この人のせいで自分たちの生活が苦しいんだってね、わーっと団結させて、
集中攻撃して、公開処刑と。イギリスでもね、チャールズ一世を処刑した時もそういう感じだったりとか、魔女狩り、過去の世界史見ても魔女狩りとかね、誰かをターゲットにして、みんなで攻撃して、団結して、上の人間ね、誰か支持を集めてってね、そういうのを政治利用したりとかね、そんなのばっかりだと思うんで、
分かってる人は分かってるんですよね、人間っていうのは集団の中で常に誰か一人をターゲットにして集中攻撃すると、ぜぜひひでその都度悪いところを指摘して加減するのが本当は一番合理的で効率的なんだけど、そうじゃなくて、いい人も悪い人もね、みんな含めて集団で一人の人を集中攻撃。
で、その人が悪いとまた今度は別の人集中攻撃っていう習性があるなって思っておりますっていうふうに僕は物心ついた時から感じてますんで、もしよかったら僕に共感できる人、コメントをお書きください。ご視聴ありがとうございました。