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はい、こんにちは。今回なんですけれども、マイケルジャクソンの肌が白くなった本当の理由というタイトルでお話しさせていただこうと思うのですが、というのは
マイケルジャクソンはもともとアフリカ系、黒人の方で、ジャクソン5の時、子供の時から肌の色は黒かったと。
で、スリラーとかバットとかヒット曲を出して、その頃は色が黒かったわけなんですけれど、ある時を境に急に
肌の色が白くなったんですよね。顔が白くなった。で、メディア、マスコミはいろんなことを言っていて、
マイケルジャクソンは白人に憧れていて、自ら自分の肌を白くする整形手術を受けたんだとかね、いろんな報道が出てたわけですよ。
それを信じて、結構いろんな人、日本人でも、自黒で悩んでいる人、美白に憧れている女性なんかが、私、肌を白くしたいんです。
マイケルジャクソンがやった、肌を白くする治療をやりたいですとかね、そういう方ね、時々いらっしゃるんですよ。昔からいらっしゃったんですけれど、
なのでそのことについて、医学的にお話しさせていただこうと思うのですが、まずマイケルジャクソンは
白反症っていう病気を持っていたんですね。 白反症っていうのは
メラニン色素、黒い肌の色の色素が部分的に失われる病気なんですよ。
日本人でも時々白反症の方いらっしゃるんですけど、顔だったら目の周りとか部分的にね、
色が白く抜けちゃうんですよね。黒い髪の毛が入っている部分、白反ができたとこは白髪になったりとか、
体のいろんなところに反転のように白く色素が抜けたのができて、それがだんだんだんだん広がっていって、
それがつながっていって、まだら模様に色が抜けた状態になってしまうわけですよね。
だから徐々に徐々に進行していくということになるんですけれど、
なのでマイケルジャクソンも白反症なので、だんだんだんだん色素が抜けていったということだと思います。
なので部分的に色が白く抜けた場合は、そこをメイク、カバーマークで黒く塗ったりとかして隠すわけなんですけど、
あまりにもその白反が広がりすぎてしまうと、もうカバーしきれなくなってしまうんですよね。
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場合によっては白いところをメインにして、黒いところを白くしたりとかっていうこともあるわけです。
あとはマイケルジャクソン、全身性エリテマトーデス、SLEっていう自己免疫疾患、幸運原病を持っていたとも言われておりまして、
全身性エリテマトーデスだと日光にすごく弱くなっちゃうんですよね。
肌が敏感になったりとかして、あんまり外に出ないっていうのもありましたし、あと白反症も日光に対して弱くなっちゃうわけですね。
そもそも肌のメラニン色素っていうのは皮膚の細胞核を、DNAを守るためにメラニン色素ってあるんですよね。
紫外線をメラニン色素で吸収して細胞のDNAを守る、それによって皮膚がんの発生を抑えるとかそういう作用があるんですけれど、
白反症だとメラニン色素がなくなって、肌が紫外線に対してすごく弱くなってしまう。
それプラス全身性エリテマトーデスもあって、あんまり外に出なくなってしまったと。
外に出るときは日光を避けるために顔を覆ったりとかして、そうすると余計にマスコミ、パパラッチとかがそういうのを写真撮って、
やたら顔を隠している、全然外に出ないとか、また整形した。確かに鼻とか顎とかいろんなところ整形もしてるんですけど、
あんまり外に出ないから怪しいっていうのをマスコミが盛んに報道してたんですけど、白反症とか、
全身性エリテマトーデスなどの病気もあって、あんまり外に出ない、表に出ないっていうのもあったわけです。
白反症があったわけなんですけれど、白反症もあんまりにも白い部分が増えてしまって、黒いところが逆に目立つようになった場合なんかは、
黒くて色素が残っているところを薬の治療で白くするということもやるわけです。
その場合はモノベンゾンという薬を使うことが多いんですけど、マイクロジャクソンもおそらく白反症が進行して、
黒く残った色素を白くするためにモノベンゾンを使っていたのではないかと言われています。
モノベンゾンという薬はですね、すごく強力なお薬で、通常は美容目的、美白目的で出す薬ではないです。
モノベンゾンはメラノサイト、皮膚のメラニン色素を作る細胞に作用して、メラニン色素を減らす、メラノサイトを破壊する作用があるんです。
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そうするとメラノサイトが破壊されて、メラニン色素が酸性されなくなるので、そこの部分の皮膚は白くなるんです。
その代わり、メラノサイトが破壊されてしまうので、元に戻らないんですよ。
なので、メラニン色素がもうない状態、真っ白な皮膚になってしまうわけです。
だけど、我々黄色人種、黄色人種の色白な人でも、あとは白人の人でも、色は白いんですけど、
メラノサイトとかメラニン色素がゼロっていうわけじゃないです。
それがゼロになってしまうので、本当に真っ白になってしまうわけですよね。
ある意味、白人よりも白いぐらいになってしまう。そして元に戻らない。
モノベンゾンは白反症の治療に使われるものなんですよね。
健康な人が美容目的で使うものではないし、ものすごく刺激が強いわけです。
そもそもメラノサイトを破壊してしまうわけなので、相当強い炎症が起きてしまうし、
メラノサイトがなくなってメラニン色素がなくなると、より紫外線に対して弱くなってしまいますので、
普通は一般人に使うものではないわけですね。
そういう経過で肌が白くなったっていうのがあります。
なので、マスコミがよく言っていたマイケル・ジャクソンは白人に憧れていたから、美容整形で白人のように肌を白くしたんだっていうのは間違いであって、
白反症があって、真鱈に黒いところを取るためにモノベンゾンで色素を破壊なくして真っ白にしたっていう治療の一環でお薬を使ったっていうわけであって、
そういう経過でございます。
なので、一般の方がよくマイケル・ジャクソンが使った肌を白くする薬が欲しいです。
どこに売ってるんですか?とかね、タカツクイニックで出してくれますか?とかね、そういうことを聞かれるんですけど、
タカツクイニックでも取り扱ってないですし、一般の方が使うお薬ではありません。
なので、一般の方がジグロウとかで肌を白くしたい、美白にしたいとか、あとシミを薄くしたいとか、色素沈着を薄くしたいっていう場合は、
通常のハイドロキノンとかレチノールとか、強力なトレチノインとかビタミンCの内服とかを使うわけであって、
それはモノベンゾンのように完全にメラノサイトを破壊して真っ白にするわけではないです。
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ハイドロキノンは使ったことがある人はご存知だと思いますけど、それを塗ることによってメラニン色素の酸性を抑制するわけですよね。
そうすると塗ったところの色素沈着とかシミが薄くなっていくと。
通常、医者が処方するお薬で、それはタカツクイニックでも扱ってまして、
あとはレチノールとかトレチノイン、タカツクイニックでもトレチノイン治療ってやってるんですけれど、
まずレチノールっていうのはビタミンAの一種で、市販薬の中にも含まれていることが多いんですけれど、あるんですけれど、
メラニンを外に追い出す作用がある。
皮膚を剥がして入れ替えるっていう形、その弱いもので、もっと強いのがトレチノインで、ビタミンAの誘導体、活性型なんですよね。
通常の市販のレチノールよりももっと強力で、肌のターンオーバーを促進して、
表皮の再生を促して、それと共にメラニン色素を排出させると、色素沈着とかシミを排出させて綺麗にすると。
その代わり結構強力なので、皮膚が赤くむけたりとかヒリヒリしたりとかするわけです。
なので通常トレチノインは個人で使うものでは、すごくハードルが高いので、
美容皮膚科とか美容クリニックとかで処方されて、その医師の指導のもとに肌の状態を見ながら薬の量を変えていったりとか、
休薬したりとかして、ゆっくり使っていくっていうものですよね。
マイケルジャクソンが使ったお薬とは全然違うものです。
なので、有色人種、黒人の方とか、あとはアジア系の方とか、
白人のように色を白くしたいっていう場合は基本無理です。
有色人種は基本的にメラニン色素の量で決まるんですよ。
メラのサイトの数はだいたいどの人種もほぼ同じって言われていて、
肌の色の違いはメラニン色素の酸性量の違いなんです。
なので、色黒、日本人でも地黒の方とか、あと黒人の方とか、インドの南部の肌の黒い人なんかは、
メラニン色素の酸性量が生まれつき、遺伝子レベルで多いので、
それを白人のように真っ白くするっていうのは理論上は無理ですね。
白人の方は遺伝的に人類の進化の過程で、
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日光の弱い地域で暮らしていたわけなので、そうするとビタミンDを活性化させるのに、
色が黒いよりかはメラニン色素が少ない方が、よりビタミンDを酸性することができるので、
色が徐々に白くなって、そっちの方が生存に有利だから。
黒人の方なんかは紫外線の強い地域でずっと暮らしていて、
紫外線は細胞の核のDNAを破壊するので、それを守るためにメラニン色素の酸性量が増えていって、色が黒くなったと。
そして、そもそも紫外線の量が多いので、ビタミンDは十分に酸性できるから黒いままでいいと。
そういう進化の過程で色が黒いか白いかというのが決まっているわけなので、
それを安易に美容医療によって白くするというのは基本できないです。
モノベンゾンは非常にリスクが高いものであって、完全にメラのサイトを破壊してしまう治療です。
紫外線に対してすごく弱くなってしまいますので、一般の方が使う治療ではありません。
というのが今回の僕の解説です。
ご視聴ありがとうございました。