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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、
なんで日本は世界第三位の整形大国になったんですか?というご質問です。 これちょっと前、ネットニュースとかにもなってたんですけれど、
今、日本は世界第三位の整形大国って言われてるんですよね。 これ国際美容外科学会とか、それ以外の団体とかが調査して、
整形している人の人数とか件数とかをデータにしてるんだけど、これね、本当にデータを取るところによって数字が全然違って、
まちまちで、正確なデータって取れないと思うんですよね。 だって、うちのクリニックの方にも何件やってますかとか、特別そういう調査とか来てないんで、
ざっくりデータを出していると思うんですけれど、例えば2018年の 美容整形施術数っていうですね、データがあって、これは国際美容外科学会のデータなんだけど、
1位がアメリカ436万件、2位がブラジル226万件、3位が日本190万件なんですね。
これ人口が多い方が件数も多くなると思うので、当然アメリカが1位になるっていうのはわかるわけなんですけど、日本は3位なんですよね。
これも美容整形ってどこからどこまでが美容整形なのかっていう線引きもですね、非常に曖昧だと思いますんで、
注射、ヒアロン酸、ボトックスなんかは当然入っていると思うんだけど、それ以外に美肌系の治療とか、美容点滴とか、フォトフェイシャルとか、ダーマペンとか、いろんなマイルドなものもあります。
レーザー脱毛とかもあるんで、どこまでが入っているのかっていうのはわからないんだけど、ざっくりしたデータだと、件数で言うと日本は世界第3位になってるんですよね。
ただ人口あたりの美容整形件数だと韓国が1位って言われてるんですね。韓国なんかはソウルの女性なんかは3人に1人は整形してるって言われてるぐらいなので、人口あたりだと韓国が圧倒的に多い。
ただ韓国人口が5000万人ぐらいしかいないので、施術件数だと下の方になるんですけど、人口あたりだと韓国が圧倒的上だと。
2位が人口あたりだとアルゼンチン、3位がブラジル、4位がコロンビア、5位がギリシャ、6位がアメリカっていう感じになってるんですけど、件数で言うと日本は第3位だっていう風に言われてるんです。
これはね、ここ10年ぐらいで急激に上がってるんです。10年前も20年前と比べると急激に上がってたって言われてるわけであって、
戦後、美容整形の黎明期があって、ちょこちょこ二重まぶたとか、鼻を高くしたりとかっていうのが、本当に個人開業医レベルでやってて、
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その後大体的に大手のクリニックとかが出てきて、どんどんどんどん美容整形の患者さんも増えてるし、美容外科医の数も増えてるし、美容クリニックの数も増えてるっていう状態で、
特にここ10年、さらにここ5年ぐらいで急激に患者さんが増えてるっていうのがあります。
患者さんが急激に増えて美容整形クリニック、美容外科医、儲かって上々だろうっていう声もあるかもわかんないんだけど、そんなことはなくて、
美容整形の患者さんが増えるペースよりも、美容クリニックとか美容外科医が増えるペースの方が大きいんで、決してうちは患者さんがすごい増えてめちゃくちゃ儲かってるっていうわけではないです。
本当に堅実にやっておりますんでね、それはわかっていただきたいんですけど、ただ美容整形受ける人の数は増えてるっていうのは確かなんです。
じゃあこれなんで日本、こんな整形大国になるほど、美容整形する人が増えたかっていうと、これねいろんな要因があるんですけど、やっぱりね一番大きな要因はネットの普及ですね。
特にSNS、スマホですね。みんなスマホでね、自撮りするわけです。あるいは集合写真撮ったりとかするわけで、高性能のですね、高画質のカメラがもう写真撮り放題の状態になって、撮ってすぐ確認できて、すぐ世界中にネットに繋がってアップロードできてしまうと。
で、インスタグラムとかTikTokとか、いろんなツールにアップロードできてしまって、他の人たちもいっぱいアップロードするんで、いろんな人たちと自分を比較するようになっちゃったんですよね。
中には同世代のね、例えば女子高生とか男子高校生とかね、あと20代30代とかでもね、かわいい子、すごい美人とかすごいイケメンとかが自分の顔をアップロードして比較するようになっちゃってる。
それだけじゃなくて、加工までするようになっちゃったんですよね。
加工してアップロードしたものだって、やっぱり他人が見れば本当にかっこいいと思っちゃうんですよ。加工だって分かってても自分は負けてる劣ってるって、なんて自分はブサイクなんだって感じちゃうと。
それによって美意識が上がるわけなんですけど、ルッキズムが助長されて美意識が上がるわけで、言うなればね、不幸になってると思うんですよ。
現代の若者は昔と比べると不幸だと思います。それは可視化されちゃったから、自分と同世代の人間でこんなきらびやかなやつがいる、こんなにかわいい子がいるっていうのが、昔だったら見えなかったものが可視化されるようになって、劣等感を感じるようになってしまってるんで、
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不幸でかわいそうなんだけど、それによってルッキズムが助長されて整形しようって思う人が増えたっていうのはあると思います。
あとは美容整形を受けるっていうことのハードルがどんどん下がってるっていうのがありますよね。美容整形も昔だったらメス入れて二重作るとかね、シリコンプロテーゼ入れるとか顔面コツ切りするとかですね、結構切り物系の大掛かりな手術が多かったわけですよ。
抵抗があったっていうのはあると思うんだけど、ここ20年10年5年とかね、それぐらいの時に、いろいろ新習的な治療っていうのが増えてきたんですよね。ヒアルロン酸注射とかボトックス注射とか美容点的なんかもあるし、あとレーザー系の治療とか美肌系の治療とか、マイルドなものが増えてきて、ハードルが下がったと。
やっぱりマイルドなものの方がガチンコ系の切り物系の手術に比べて料金も安いし、ダウンタイムもそんなに取らなくてもいい。ダウンタイムっていうのは晴れる期間ね。だから学校とか仕事とか休まなくても手術がある程度受けられると。
そんなに晴れないし、劇的な変化とかもないので、美容整形したことを黙って隠して手術を受けるっていうこともできたし、隠さなくてオープンにする人たちも増えたわけです。
なので美容整形する母数が増えると、だんだん今まで美容整形する人って極めてマイノリティだったのが、どんどんマジョリティの方に近づいてくると、美容整形してるっていうことが後ろめたくなくなってきて公表できるようになって、じゃああの子もやってるから私もやろうって。
なので日本人って周りの人がやってるとか、みんなやってるとか、クラスのあの子もやってるって聞くとやりたくなる人が多いんですよね。周りに影響される人が多いから、それで急激に美容整形を受けるっていう人が増えてるっていうのはあると思います。
あとは日本人とか韓国人とか中国人も含めて、東アジア人って顔で美容整形をすると良くなるっていうパーツが多いんですよ。白人とかと比べると。
っていうのは、東アジアとアメリカとか中南米なんかと比べると、どっちも美容整形する人多いんです。美容整形の件数多いんだけど、やってる施術って全然違うんです。
例えば美容整形大国、アメリカとかブラジルとか北アメリカとか中南米とかすごく多いんですけど、どういう施術が多いかっていうと、圧倒的にボディの施術が多いんですよ。顔の施術よりボディの方がメジャーなんですよ。
なんでかって言うと、例えばアメリカの白人とか見てても、結構みんなイケメンだったり美人だったりするんですよ。白人のお兄さんとかお姉さんって結構みんな普通に美人じゃないですか。
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なんでかって言うと、まずみんな二重なんですよ。みんな彫りが深くて、みんな鼻が高くて、みんな立体感のある顔してて、目が大きくて、もともと美人とかイケメンの人が多いんですよ。
それに比べて東アジア人、日本人、韓国人、中国人、台湾人とか見ると顔はのっぺりしてて平たい人が多いですよと。一重まぶたで目が細い人、目が小さい人が多いですよ、鼻が低い人が多いですよ、顎が引っ込んでる人が多いですよっていう感じで、顔のパーツでいじると良くなるところが多いんですよね。
なので東アジアは顔のセンスをするってことが多いです。イケメンになりたい、可愛くなりたいっていうセンスが多くて、アメリカとか中南米とかあるいはヨーロッパなんか見るとボディのセンスが多い。
なんでかっていうと超肥満な人が多いんですよ。
例えば日本人って糖尿病になりやすいんですよね。ちょっと過食すると遺伝的なものもあるんだけれど、水蔵からの塩水の分泌が低下していって、体統脳が低下していって糖尿病になっちゃうっていう人が多いんですよ。
だけど、例えばアメリカの人達ってものすごい食べても、そう簡単には糖尿病にならなくて、体統脳が結構強くて、その代わり超肥満になるんですよね。
超肥満になってからようやく糖尿病になるっていう人が多いので、ものすごい太ってる人が多いんですよね。
死亡吸引する人が多いし、あるいは超肥満で生活にも不自由すると。
生きていけないっていう人は、例えば胃の中にバルーン入れたりとか、あるいは回復手術してバイパスして胃をちっちゃくして食べれなくしちゃうんですよね。
そうすると超肥満な人がそれなりに痩せると、そうするとものすごい皮膚が垂るんで余っちゃうので、そうするとタミタックっていって、お腹の垂るんでるエプロンみたいな皮膚を切り取って縫う手術とか、あるいは垂るんだパストを引き上げるとか、
あるいは顔の清潔をしない分、ボディを綺麗にしようとして包協手術したりとか、あと方向手術っていってね、お尻にシリコンプロテーゼ入れてお尻をポーンと大きくしたりとか。
なので、アメリカとか中南米の女性って結構顔がもともと綺麗な人が多いので、ボディの美しさで競うっていう人が多いので、その分ボディのセンスをたくさん受ける人が多いと。
逆に日本人はもちろんスタイルの良さ、ボディでも競うんだけど、女性たちはどっちかっていうと顔が可愛くなりたい、顔が若くなりたい、顔が美人になりたいっていう人が顔で競うっていうことの方が多いんですね。
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あとはね、中南米多いのは日本人とか韓国人みたいに顔のパーツをいじるっていうよりかは若返りの手術が多いですね。
特に白人の方なんかはすごく表情が豊かなんですよね。だから細かいシワとか表情シワができたりとか、あと皮膚が薄いから余計シワが刻まれやすいと。
あとは骨格的にシャープな顔してるし皮膚が薄いからたるみやすいんで、ボトックス注射とかヒアルロン酸注射とか、あとフェイスリフトを切開してたるみを取る手術とかね、バイデン大統領とかも結構みんなやってるんですよね、そういう手術をね。
そういう感じなんですよね。
白人なんかはね、傷跡がすごく綺麗に治るんですよ。あんまりケロイドとかにならないんで、だから切開するフェイスリフトとかタミータックとか、そういう手術に抵抗がないっていう人が多いんですよね。
一方、東アジアの人、多い手術は二重まぶたの手術、あるいは毛こひら張ってるから目頭切開したりとか、あとは鼻を高くする手術、ヒアルロン酸注射なりシリコンプロテーゼなり、鼻の手術が多いですよね。
だけど、白人とか中南米の人、黒人なんかもそうなんだけれど、もともと毛こひらもなくて二重なんで、二重の手術っていうもの自体がないんですよ、ほとんどないんですよね。
あとはやっぱり白人なんかも、もともと鼻高い人が多いんで、鼻を高くする手術ってないんですよね。
むしろ女性で鼻が大きすぎて悩んでて、鼻の骨切りをして鼻を小さくコンパクトにするっていう手術の方が多いぐらいなんですよね。
という感じで、東アジア人は顔のパーツでいじらないといけない、いじらないといけないってわけじゃないんだけど、いじると良くなるパーツがいっぱいあるんです。
特に韓国人なんかは、日本人とかと比べてもね、頬骨とかエラとかすごく張ってて顔がホームベース型で角張ってる人が多いんです。
韓国の人は男性も女性も基本的に顔が角張って大きい人が多い、ホームベース型の人が多いんですよ。
もちろんK-POPアイドルの男性とか女性なんかは顔が丸っこくて綺麗で、顔小さい人多いんですけど、
そういう人たちもすでに骨切りしてる人もいるし、してなくてもともと綺麗な人もいるんだけど、
一般人の韓国人は、ソウルの街とか歩いてみればわかると思うんだけど、みんなホームベース型の角張った輪郭の人で目が細くて目がつり上がってる人、まぶたの人が多いわけなので、
日本人よりもより韓国人の方がいじると良くなるパーツが多いわけですね。
だから韓国の人の方が骨切り手術をする比率は圧倒的高いですよね。
あとは韓国で美容整形が多いのは、またゆっくり話そうと思うんですけど、話すと長くなるんで、
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基本的にお国柄が外見市場主義なんですよね。
あとは国策として美容整形を国内で盛んにさせて、外国人をたくさん韓国内で手術して外貨を稼ごうという、
K-POPアイドルを売り出すのと同じように国策として美容整形を発展させてるっていうのもあると思いますので、
やっぱり日本で美容整形が多いのは二重なんですよね。
二重って例えば女子中学生、女子高校生とかでもまずね、
いきなり手術する人もいるんだけど、まずはアイプチとかアイテープで二重を作るんですよ。
毎朝アイプチとかアイテープ時間かけてやって、
どんどんね、アイプチの糊でまぶたがかぶれて厚ぼったい目になっちゃうんですよ。
厚ぼったくかぶれちゃうともう元に戻らないから、二重整形しようっていう感じで、
まず埋没法からやるんですよね、切開しない方法。
だけどまぶたの厚い一重の人が埋没法をやってもね、糸が緩んで戻っちゃうってことがあるんで、
じゃあ次切開しようっていう感じで、やっぱりまず二重やる子が圧倒的に多いです。
やっぱりルッキズムが助長して世の中に出てる可愛い子ってみんな綺麗な二重なんですよね。
なんだけど日本人って基本的に7割か8割ぐらいの人は生まれつき一重なんですよ。
だから7割か8割の人はやっぱり二重にしたいって思ってる人が多いんですよね。
それだけ潜在的に二重の手術をするといい人っていうのがですね、たくさんいるっていうのが状態なんです。
これ別に整形を皆さんに積極的に進めてるわけじゃないんですけれど、
現状を話すとそういうことですよっていうことを一般論として話してるんですけれど、
という感じでまずは二重の手術をするっていう人が圧倒的に多いですよね。
あとはやっぱり日本人、鼻低い人が多いから鼻高くしたいと思って、まずは気楽にヒアルロン酸でやるっていう人が多いです。
ヒアルロン酸だとだんだん無くなってきちゃうから永久的なものでシリコンプロテストしようとか、
あとはエラが張ってるからエラボトックスしようとかね、
ヒアルロン酸注射だと顎をつんと出したいとか、唇厚くしたいとか、あひる口にしたいとかね、
涙袋を膨らましたいとかね、ヒアルロン酸とかボトックスとかね、
あと二重まぶたの埋没法とかね、切らないプチ整形レベルのもので結構変わるんですよ。
それやるのはハードルが低いんで、それでより増えてるっていうのはありますよね。
あとは若返りの施術に関しては、白人の方は結構せっかいするフェイスリフトをガンガンやるんですよ。
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傷跡あんまり気にしないで、とにかくやりたい、若返りたいんだっていう人も多いし、
フェイスリフトすることも周りに隠さないでやるんだって、腫れるのを覚悟でやる人が多いんですけど、
どっちかっていうと日本人はですね、白人に比べるとふけにくいんですよ。
皮膚が厚くて顔がのっぺりしてて、もともと銅眼なんですよね。
だからせっかいするフェイスリフトの件数って日本人って白人に比べるとやっぱりちょっと少ないんですよ。
でもやる人はやるんですけどね、僕なんかもフェイスリフト結構たくさん毎日させていただいてるんですけれど、
なので日本人はまずはせっかいするフェイスリフトよりも、
イトリフトとか照射系の治療、肺腑とかをまずやるっていう人が多いんですよ。
イトリフトとか肺腑とかだったら、仕事とか休まなくてもそんなに腫れないんでできたりとかするんで、
ハードルが低いんで、よりそういうので日本人ね、まず肺腑やろう、イトリフトやろうっていう感じで、
より美容整形する患者さんが増えてるとかあります。
そういったいろんな理由があるんですけど、いろんなファクターが絡み合って美容整形する人が増えて、
現在では日本は世界第3位の美容整形大国になっているということでございます。
はい、以上です。ご視聴ありがとうございました。