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2026-01-07 30:31

にじシバラジオ#077 ✦映画「ブルーボーイ事件」をぜひ観てほしいけど注意して! ✦ゆるクィア用語辞典 第13回「ブルーボーイ」

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映画『ブルーボーイ事件』を見てきた /『ブルーボーイ事件』のキャストが豪華 / 売春防止法の取締対象 / 赤城医師の診療所で性別適合手術は可能か / 映画前半は群像劇、後半は法廷劇 / 後半の法廷劇の描き方は「虎に翼」っぽかった / 今現在の言説を過去の検察官のセリフとして喋らせること / 実際の裁判では実存主義論争が行われていた / 劇中で描かれている裁判はフィクションだけど、メッセージはよく伝わる映画でした / ゆるクィア用語辞典「ブルーボーイ」 / 「日本女装昔話 【第8回】 ブルーボーイの衝撃 - パリ「カルーゼル」一行の来日 - (1960年代)」 / ゲイボーイからホモセクシュアル、ホモからゲイへのアイデンティティの変遷 /

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サマリー

ポッドキャスト「にじシバラジオ」第77回では、映画「ブルーボーイ事件」の魅力と注意点について議論されています。この映画は1960年代の事件を基にした法廷劇で、主演の中川美優さんはトランスジェンダーの役者として重要な役割を果たしています。このエピソードでは、法廷劇としての特徴や、当時の価値観と現在の視点との違いについて深く掘り下げられています。また、「ブルーボーイ」という言葉の由来や、トランスジェンダーに関連する文化的背景についても解説されています。映画「ブルーボーイ事件」は、性的アイデンティティの歴史や言葉の使われ方に関する重要な理解を提供し、ゲイボーイやオカマといった用語の変遷や多様性についても触れられています。

00:00
こんにちは、にじシバラジオ第77回です。MCのともぞーです。
小倉です。
にじシバラジオは、LGBTQ系サブカル・社会ネタを主に取り上げるポッドキャストです。
明けましておめでとうございます。
おめでとうございます。
2025年も終わって、もう2026年ということなんですが、
はい。
新年早々何を取り上げるかというと、
新年早々。
映画「ブルーボーイ事件」の紹介
11月からですね、ブルーボーイ事件という映画が公開されておりまして、
11月半ばからか。
それがもう結構1ヶ月以上経つんですけども、
私も12月に見てきたので、ちょっとその話題を取り上げたいかなと思います。
分かりました。
ブルーボーイ事件は東方シネマス系列で上映してるんですが、
それでもそこまで上映感は多くなくて。
まあマニアックな映画ですもんね。
そうですね。
だからそれが一番どうした、どうしてこれをやろうと思った東方っていうところがすごい不思議なんですけど。
そうなんですよ。
っていう部分がありまして、で、意外と出演者が豪華といった。
豪華。超豪華。
こういうね、普通なんか本当にちっちゃなミニシアター系でやりそうな内容ですよね。
内容的にはね。
で、どういう映画なのかというと、1960年代にですね、
もともとブルーボーイ事件という事件がありまして、刑事事件がありまして、
で、まあそれは静天間手術を巡る刑事事件だった。
要するにその静天間手術を当時行った医者が流星保護法違反で逮捕され、実験判定続けたという。
そういう裁判なんですけども、
それをベースにしたフィクションだというのが今回のブルーボーイ事件という映画。
登場人物とキャスティング
で、監督を務めているのが飯塚和尚監督というですね、
で、この方はFCMのプラスジェンダーの当事者の方で、
で、1990年生まれたということで、今30代半ばくらいですね。
で、主演を務めているのが幸さんっていうのが主人公というかペンキャストで、
で、その幸を演じているのが中川美優さんという、
で、こちらもプラスジェンダーの役者さんだと。
当事者というね。
当事者キャスティングっていうのは最近ずいぶん定着してきてますね。
中川さんは1995年生まれ、
2017年に21歳で性別適合手術を受けたと。
そういう役なの。
で、弁護士がいるんですけども、
幸側の弁護士。
逆側はだって警察になっちゃうもんね。
そうなんです。
要するに幸側の弁護士というのはおかしくて、幸はあくまでも承認の一人として出てくる。
出てくるだけだから、医者の弁護士ね。
被告人である幸側の弁護士。
それが西木戸梁がやっているという。
豪華ですよね。
お金かかってる。
メジャーになんとか食い込もうとしているというか。
そうそう。西木戸梁もよくこの映画のキャストを受けたなという。
そういう内容でした?
すごい。
いい役でした。
いい役でした。
やっぱ正義の弁護士っていうような感じの立ち位置。
という感じの豪華キャスティングで。
基本的に法定劇なんですよね。
法廷劇の展開
最初映されるのが、当時はまだ赤線か青線か、赤線地帯みたいなところがあって、
そこに警察が検挙しに来る画面から始まると。
風俗街にね、簡単に言うとね。
警察が検挙しに来て、そこで買収行為を行っていた人たちを揮発するみたいな。
そういうシーンから始まり。
時代としては昭和30年代?
30年代くらいです。ちょうどオリンピックが。
30年の夕日の頃。
1965年くらい。
そうですね。
じゃあまさに30年の夕日頃ですよ。
そんな感じの。
あの時の昭和の話をやりますよと。
実際劇場パーフレットがありまして、そこで年風が三沢市春子先生が作った年風がくっついていて、
史実上だと1965年の10月に、その3人の男性にSRS、性別適合手術を行った医師が、
有性保護法28条違反で起訴されるという、ブルボイ事件というのが。
オリンピックは1年後ですね。
というのが実際がありますけど。
そういう意味ではあれでしょうね。
やっぱりその政風俗界のある程度取り締まりみたいなのは、それこそオリンピック前でよくやる、
新しいオリンピックやりますよと。
そうすると街きれいにしますよってやつの一環でもあったわけですね。
浄化作戦みたいなね。
やつですけど、ただここのシーンに関しては畑のトマトさんとかが、
割とちょっとそれは違うんじゃないかということは書いていた。
そうですね。
何が違うかというと、
売春防止法というのは、管理売春を取り締まるための法律なので、
売春行為をしている勝負というか、
男償の方。
男償自体は取り締まりの代償にはならないですけど、
勝負を取り締まるものではないので、
警察が赤線とか青線に入っていって、
道端にいる立ちん坊の人をいきなりと捕まえたりはしない。
そりゃそうだ。
その人たちは直接捕まえるということにはならないですよね。
ならない。
基本は未選を取り締まる形になるので、
経営者とか、
街を迷ってる主人とか、
そういうのを取り締まるんだと。
映画の描き方だと、
そういう赤線、青線自体に入っていって、
そこに男償を巻いて、
男償を警察側に移動。
ショッピングみたいな感じで描かれている。
よく歩道みたいな感じの雰囲気で近いやつですよね。
そこで警察に連れて行って、
事情聴取を行うという場面から始まるという感じになっていて、
そうすると、
男償の一人が、
私たちは女じゃないから取り締まり対象じゃないのよ、
みたいな感じで主張をするみたいな。
そういう場面があるから。
それで、
映画の中の展開だと、
警察側としても、
とはいえ、
賠償防止法で、
ショープは取り締まれても、
男償は取り締まれないということでの話にしていると、
雰囲気が乱れる。
雰囲気が乱れちゃうから、
なんとか、
男償を少なくしなければならない。
そういう風に、
警察、警察側が考えて、
その結果として、
あくまで、
映画の中の描かれ方だと、
ある意味、
ブルーボーイ事件が発生した、
みたいな感じの、
描かれ方をしていて、
それはそれでまた畑野さんが、
育ち上がるんじゃないかと。
難しいよね。
だって、
歴史的経緯が全然違うもんね。
それを完全に、
物語として、
例えば、
どんなファンタジーな、
例えば、
織田信長が出てきても、
私たちは織田信長の時代を知らないから、
見れるけど、
逆に知っている人たちがいるから、
知っている人たちが悶々として、
しまうっていうことがあるので、
多分そこに対する反発って、
年齢。
年齢っていうのもあるし、
やっぱり年長世代になれば、
記憶にまだ新しいっていうのもあるだろうし、
っていうところがありまして、
そういうところをきっかけにして、
ただね、
映画の前半部分は、
主人公というか、
起軸がどこにあるのか、
いまいち分かりづらい部分があるんですよ。
その警察検察側がいて、
それが町医者である赤城医師というのがいて、
赤城医師。
そういう人が摘発されるんだね。
そうですね。摘発される。
町医者をやっていて、
町医者として、
性別適合手術というか、
性転換手術を何件か手掛けて。
町医者でってのはすごいですね。
今のときね、逆にね、
私たちは採手もいかないが、
洞庫の時代以降だから、
そういうことだったんだね、みたいな。
だからなんかね、
抗がん摘出、
隕形摂除、
増質手術とか、
ここも結構ツッコミどころらしくて。
そうですね。
要するに隕形摂除とかって、
海面体をこう切るんだ。
そうするとすごい多量の出血だね。
そうですね。
伴う手術なので、
ちゃんと輸血しないといけなかったりとか、
衛生設備もちゃんとしないといけないとかあって。
大変な技術ですね。
そうそう。
映画の中の描かれ方だと、
赤城医師の診察室があって、
赤城医師が一人と、
プラスで受け付けやってる看護師さんが一人。
手術室もあるのかないのかよく分からないような。
どこの町医院なんですかっていう、
今のときでも珍しいくらいのね。
なるほど。
確かにそれはちょっと悶々とするかもね。
だからそこで、
そんな大規模な手術が行われたとは思えないみたいな。
そこもまた知ってる人からすると、
ツッコミどころらしい。
そうですね。
そういう意味のツッコミどころもあるし、
たぶん、もしかしたらすごいそこまでではないにしても、
かなり小さなところで、
昔やっていたっていう記録があるんだったら、
逆にそっちをちゃんと知りたいですよね。
だからそれを知る機会を逃すという意味では、
いろいろちょっと歴史改変厳しいなっていうところがあると。
映画自体としてはどうなんですかね。
映画自体としては、
さっきも言ったように、
いろいろ登場人物がいる。
赤木医師もいれば、
西戸良がやってる弁護士さんもいて、
一方、検察もいて、
それで、証人側として幸井っていう。
トランスジェンダーの登場人物というか、
結構いて、
そこのところが、
前半部分は、
どこを中心に見たらいいかというのは、
自分は定まらないところがある。
ちゃんと建設の人もそっちに思い入れようと思えば、
思い入れられるくらいの設定なの?
悪役なの?
悪役ですよ、基本的には。
悪役設定で、
トランスジェンダーの人たちは、
基本的に証人として出てくると。
その人たちは、もともと冒頭部分で、
男性としてしょっぴかれていた人たちが、
赤木医師のところに、
ホルモン剤をもらいに来てたりしている、
そういう描かれ方がしていて、
その縁でというか、
赤木医師の委員に通っている患者として、
証人として裁判のところで証明する、
そういうような描かれ方。
ただ後半になってくると、
証人の中でも主役の幸さんが、
主な証言者として浮上してきて、
幸さんが後半はクローズアップされていく、
みたいな感じになっていくんですが、
前半は結構群像的な感じで、
いろいろ描かれるので、
なかなか焦点が定まりづらいところがあるような感じ。
幸さんももちろん冒頭から出てくる。
あくまでも最初の方は、
いろんな登場人物が中の一人みたいな感じの描かれ方。
相手なんでしょうけどね、多分ね。
そこに焦点が当たってくると。
焦点が当たってきて、
法廷劇の描写
後半は本当に法廷劇みたいな感じになっていくんだけれども、
やっぱりそこで作劇情報を感じたのが、
ちょっと虎に翼っぽいような感じの後半部分。
それだけでわかるわって感じなんですけど、
虎に翼というドラマは、
本当にエポックメイキングというか、
今の視点と当時の視点がこのぐらいずれてますってことを、
でもそこで頑張りましたって感じの、
制作側はそこをすごく頑張りましたって感じになるけど、
人々は今生まれ今生きてる人たちだから、
当時こんなこと絶対言う人いないよねっていうのと、
こういう出来事起こりようがないよね。
虎に翼の弁護士の事務所でね、
4人が喋るところとかっていうのを前、
これでもやったけれども、
そんな会話に絶対なりませんし、
そういうシチュエーションすら起こりませんっていう。
なんかちょっと私たちっていうか、
私の方がさらにね、
友蔵さんよりも一回り上だから思うけど、
そんなのありえないありえない。
絶対その弁護士のポスターの裏側には、
ビール会社の反ヌードポスターみたいなのが、
胸を押さえてるお姉ちゃんが貼られてるよ、既に。
そういう時代じゃない。
それは別に性差別的で貼ってるわけでも、
そこに誰かウフウフとか思って見てるわけでもない、
っていう状況がある昭和の40年代とかね、
30年代とかの普通を、
完全に知らない人にしてみたら、
そんなの出てきたらノイズになっちゃうから、
逆に今の価値観で、
法廷エディが展開されるってことでしょ?
そうなんですよ。
ちょうどね、自分が見に行ったところが、
城島新宿っていうところで、
その日、監督と支援の山本美乳さんが、
登壇するトークイベントも行われる日だったんで、
そのトークイベントを見てたんですけど、
そこで監督のね、
飯塚和尚監督が言っていたエピソードが、
飯塚監督がおばあさんと一緒に絵のみ行ったんだと。
このブルーボーイ事件を?
そうそうそう。
試写会かなんかなのかな。
そしたらそのおばあさんが、
今でも全然構わないじゃないか、みたいな感じの、
要するにその検察側が、
証人に対してきつい質問を突きつけるシーンとかがある。
その口調っていうのが、今でも全然構わないよね、みたいなことを、
その感想として言っていた。
でもなんか、それはある意味当然で、
っていうのも今の観点から脚本組み立ててるから。
そうしたら、今主流、保守派の人たちが主張すると、
考えられる主張っていうのを、
当時の検察側の言葉として脚本の中に入れて、
それで当時の検察のセリフとして言わせているので、
今の価値観で当時のセリフを組み立てているから、
それはまあそうなるよね。
だってまず法的劇ってところが、
この間裁判行ってきたんですけど、
原告と国に対する裁判だから賠償じゃない。
なので行ってきたんですけど、
原告の方でもちろん行ってるんだけど、国じゃないからね。
実際にその現場って書類の渡し合いなわけですよ。
次回の日程を決めて終わると。
すごい裁判だったからドキドキしながら、
原告の方は行ったわけだよね。
だから私じゃないけど、
私はもう100回見てるから、
そういう裁判、あ、うそ、大げさ。
20回くらい見てるからわかってることなんだけど、
本当に書類の渡し合いで大したことは起こりません。
相手からひどいことも言われないし、
こっちから何か積極的に訴えかける時間もありませんっていうことを
全部殺傷した上での法廷劇って一つのカルチャーじゃん。
おばあちゃんはどこかで昔の裁判を見たわけでも、
今の裁判を見たわけでもなくて、
簡単に言うと法廷ドラマを見ました。
あ、そういうことですね。
だからそのところが、
虎ノ翼もそうだったんだけど、
法廷ものっていうことになっちゃうと、
その劇中で喋られている言葉とか、
劇中で流れているものっていうのが、
あたかもちゃんと交渉して作ってますよ的な、
雰囲気を帯びちゃうのはなぜだろうっていう。
法律家同士が話をしてですよ。
援護士とか、検察とか、
かたや弁護士と弁護士、国側弁護士でもそうだけど、
そういう人たちがまさかそんなねっていうところで、
正当性みたいな静かな静とした場所で、
裁判官もいてっていうところで、
何かそこにすごい正当性というか、
その時の時代の思いとか、
価値観とか正義とかが、
全部そこに投影されている気になっちゃうんじゃないですかね。
そうですね。
とはいえもちろん法廷劇ならではの良さというのは、
検察側の尋問の、
結構細かいセリフまでちょっと覚えてないんで、
結構尋問がきついんですよ。
それに対する山本さん演じる幸の主張っていうのが、
すごく感動的なところがあって、
それが結構胸にグッとくるというところがあるんで、
それはそれですごい素晴らしいなと思ったんですけども、
ただ全体としてみると、
承認尋問のところでのやり取りっていうのが、
後半部分がメインになっていくんだけど、
メインになっていくからこそ、
そこで行われているやり取りっていうのが、
現実どうだったのかっていうのが気になってきてしまう。
逆にね、ちゃんと調べたくなっちゃう。
そうですね。
これに関してはパークレットの中で、
僕の友達の石田ひとしさん。
石田さんも書いてるんですね。
解説を書いていて、
実際どういうやり取りが、
裁判で行われていたのかっていうのを書いているんですけど、
それは大事、貴重。
結構これもぶっ飛んでいるっていうか。
弁護人は、実存主義のメダルとボスの立場から、
性的搭載者たちを、
より深く了解的に捉えるべきだと主張した。
この了解的というのは、
女として男を好きになり、
生活を共にしていこうとする意思や行動を、
当人の世界観に即して他人も理解すべきということです。
弁護人の主張を受けて検察側は、
別の実存主義のカール・ヤスパースを率いて言い出し、
回らず、前から外れて笑っちゃって、
すごいな。
男女の成功による理想の成功というのは、
性の交わると書いた方の成功ですね。
男女の成功による理想の世界からすれば、
性的搭載者たちはあるべき姿ではないとして、
論争に挑みました。
すごいな。
国を作ろうという熱い思いがどちらからも伝わってくるね。
結局60年代なので、
実存主義がバリバリ羽ばたかせていた時代の、
サルトルをはじめとしてヤスパースとか。
まだ生きてたんだね。
まだ生きてる。
フランスとかドイツの異人たちの名前を出しながら、
異人たちの名前を出しながら、
こういう議論がされてるんだって言い出した。
すごいな。
若いな、日本。
しかし証人として呼ばれた精神学者村上人氏からは、
その主張はヤスパースの論とは関係ないと反論されたので。
そこか、反論。
検察官は神様の立場にでも立つつもりなのか、
仮に神様がいるとしたら、
世の中に様々な不法があるのはどういうわけなのか、
と迫られてさえいるのです。
裁判って昔はそんな感じだったんですか。
今の裁判と全然違うんですけど、
びっくり。
昔の裁判好きかも、見たいです。
だったら行く価値がありますよね。
今は本当に裁判行ってもつまらないので。
今、後半前整理手続きとかが整備されたせいで、
結構ある意味合意化されてはいるんですけど、
早くはなるようにできてるんでしょうけど、
こんな議論をしてくれたんですね。
ただね、そういう議論は劇中では描かれない。
もちろんもちろん。びっくりだわ。
ところどころ、実際の裁判、尋問のときに言われたセリフとか、
例えば、検察などの被告側に対して、
性転換を行ったというけれども、
女性になったと言えるのか、みたいなことを尋問するところで、
じゃあメンスがあるのかないのか、どっちだったのか、
みたいなことを聞いたりする。
そういうのは実際にあった。
というふうに石田さんが書いているんですね。
逆にまたいろんな、
事実は事実で響くものがありますね。
というようなことで、
結局、実際の裁判と違うやりとりが、
劇中では描かれていて、
そのために、劇中で描かれているやりとりが、
裁判そのものを描いているみたいに、
囚われてしまうと、ちょっとよろしくないなという部分もあるけど、
映画全体として見ると、
よくできたというか、
特に後半部分に関しては、
トランスジェンダーに関する、
監督や主演の山本さんの思いというのが、
しっかりと伝わってくるような映画になっていて、
ぜひ見てほしい映画だということです。
トランスジェンダーの背景
なるほど。ありがとうございます。
それでは、これよりゆるクイア用語辞典のコーナーとなります。
このコーナーでは、我々がクイアだと思う用語について、
我々の解釈で説明してみるコーナーとなっております。
ということで今回は、
ブルーボーイ事件の映画を取り上げたので、
ブルーボーイという言葉について取り上げてみたいと思うんですけど、
一番信頼のおけそうな記事として、
日本女装昔話というサイトがありまして、
そこが一番信頼をおけるっていうのも、
微妙な説明になりますが、
おけそうな。
そこでですね、
このサイトが、
三沢千住子さんのサイトですね。
個人のね。
個人のサイト。
三沢千住子さんが個人的にやってるサイトのところに、
トランスジェンダー研究所、トランスジェンダーラボラタリーというのがあって、
その一つとして、
日本女装昔話という伝採があり、
そこの第8回のところに、
文化的影響
ブルーボーイの衝撃、
カルーゼル一行の来日という、
そういう記事が掲載されていると。
何年のことなのそれ。
これがね、1963年末のことらしい。
まさにその辺の時代の話なんですね。
そうですね。
この1963年の末に、
フランスのパリのショークラブで、
カルーゼルというところがあって、
そこに行った女装ダンサーのキャブシーヌさんという方がいて、
その一行が東京のクラブゴールデン赤坂でショーを上演したらしいです。
それをきっかけにして、
ブルーボーイ、
そのキャブシーヌさんたちが、
もともとパリの方でブルーボーイと呼ばれていて、
その人たちが東京でショーを行ったことから、
ブルーボーイという言葉が日本でも定着をして、
ブルーボーイ事件の背後
ちょうどその頃にブルーボーイ事件が発生した。
から事件の名前になりました。
ということで事件の名前になったということみたいですね。
でもずっと定着しなかった言葉なんですね。
ブルーボーイという言い方って、
もう今はしないじゃないですか。
逆にこの映画で復活する可能性はあるけど、
長らく女装男子、
女装子とか、
だいたいあまりブルーボーイという言い方はしなかったなという印象があるんですけど。
そうですね。
いろいろとらえ方があるみたいですけども、
カルーゼルのキャブシーヌ一行が来て、
その後も、
その第一回公演があって、第二回公演の時には、
日本を代表するゲイボーイである青江さん、青江のマナマとか、
ケニーさん、ジンミーさん、
3人がジョイント参加をしたらしい。
青江の青ってブルーボーイのブルーなのかしら。
いやそれは関係ないじゃないですか。
本名?
バー青江。
だからさ、もしかしたらそこ由来なのかしらと思っちゃった。
三菱さんのまとめによると、
1960年代後半から70年代にかけては、
日本の女装ビジネス世界、つまりゲイバー世界では、
ホモセクシャル世界との分離、
ゲイボーイの女性化、女性ビジネス化の3つの流れが進行していきます。
だからこの時代はまだゲイボーイっていう言葉もあったし、
一方ではブルーボーイ。
ゲイボーイって言葉があった?
そうです。青江のままやってたバー青江のホステスさんたちというか、
基本はゲイボーイっていう言い方をしてた。
逆に一周回ってゲイって言葉が、
ホモではなくてゲイだよって形になったってことなのね、そうすると。
そうそう。その辺は複雑っぽくて、
もともとゲイボーイって言ってたんだけれども、
自分たちはゲイボーイじゃなくて、
ホモセクシャルなんだと主張する人たちが出てくる。
一周回ったパターンだ。
だからそのゲイボーイ、要するにバー青江っていうのは基本は女装してたんですよね。
女装してる人のことをゲイボーイって。
女装して接客するのがゲイボーイであって、
それに対して男性として男性が好きだという人たちが出てきて、
そういう人たちはホモセクシャルとなって、自分はホモだっていう。
ホモだからゲイボーイとは違うんだよっていう感じでまず分離する。
その一方でホモセクシャルとしてホモバーとかってやっていくんだけれども、
そうすると逆に今度はあいつらホモじゃねえかみたいな感じの、
また差別的な差別が始まって、
そこでさらにアイデンティティの戦略転換というか。
自分たちはホモじゃなくてゲイだよというふうに主張していくことになるので、
ゲイボーイからホモセクシャルになってホモになってゲイになるみたいな。
場所としては、じゃあ昔はゲイバーって昔も言ってた可能性がある。
だからそのバー青江はゲイバーだったということですね。
一時だからリベレーションの考え方が入ってくる前ってオカマバーとかさ、
やっぱりそういう用語を使ったりとかしてたわけだけど、
当事者たちは例えば自分の職業オカマバーママとかって書いていたんだろうと思うんだけど、
オカマって言葉が日本の場合ちょっと間に挟まったりとかしてたような気がする。
オカマって言葉は差別的な意味合いも見るんだけど、
ただ結構便利な言葉として使われていた局面が結構あるんじゃないかなと思っていて。
半分自虐みたいな感じでね。
自虐的な部分もあるし、いわゆる助走バー的なところと、
ゲイバーの中にも助走バー的な要素が多いところもあれば、助走はしないっていうところもあったりとかして、
そこのところが同じゲイバーって言っても結構多様性があるんだけど、
それを例えばオカマだよねみたいな感じの。
つまりシスターフット的なやつ。
女性で言えばね。
横の連帯的に広い意味で捉えて使ってたっていう感じでね。
広い意味でオカマって言葉を使うことで、
ありましたありました。
トランスジェンダーのそれこそブルーボーイ的な、
あるいはブルーボーイ、要するにニューハーフバー的なところ。
そうですねありましたね。
ニューハーフバー的なところとか、あるいはゲイバー的なところを、
ある意味接続する言葉としても機能したのかなっていうような。
なるほどなるほど。
確かに。
それは敬願ですね。
だからそこのところでオカマって言葉がね、
差別予防だから一切使っちゃダメだよみたいな感じになっちゃうと、
その辺のニュアンスの。
伝わらなくなりますね。
伝わらなくなっちゃうのもあるので。
そこら辺割と仲良くやってたぜみたいな雰囲気がね。
そうそうそうそう。
もうあってね。
だからなんかそこのノリが失われちゃうと、
本当失われちゃって、
例えばLGBTみたいな人たちが残らないと不毛の大地になっちゃう。
そうですね今まで何もなかった、
日本にはそういうリベレーション的なものとか、
あるいはセクシャルマイノリティ的なものはなかったみたいな話になってしまう。
にじしばの活動
感じがあったんで、ちょっと注意が必要かなって思います。
そうですね大事なキーワードでした。
っていうところで、
あまりまとまってませんけども。
いや面白かったです。
ヘルクイア用語辞典のコーナーでした。
ありがとうございます。
にじしばは川口市芝のシェアスペース・スペーストプランで、
月2回開催しています。
ジェンダーやセクシャリティに関わらず、
誰でも参加できるおしゃべり会で、
LGBTQに関する様々な話題などについて取り上げています。
1月のにじしばは1月9日と23日に開催予定です。
各会19時からJRわらび駅東口の54分の場所にある
シェアスペース・スペーストプランで開催しますので、
ぜひお越しください。
詳しい開催日時などは概要欄のホームページをご覧ください。
またチャンネル登録やフォロー、高評価お願いします。
それではお聞きいただきありがとうございました。
また来週お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
30:31

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