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2025-05-07 33:56

にじシバラジオ#045 『推しが死んだ朝』から学ぶ「推し活」の本質!

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ともぞーおすすめコンテンツ回 / 古屋兎丸『推しが死んだ朝』 / 「推し」という言葉の始まり / 小倉さんの声優箱推し / 推しを推すことで生きる力を得る / 推し活にはストーリーが必要 / ネットメディアの発達と「推し」との距離感 / 推しとオタクのボーダー管理 / 舞台以外の場所での「推し活」投資 / 年齢やジェンダー、セクシュアリティに囚われない「推し活」のすすめ / 「キモい」という言葉の排他性 / 「キモい」は弱者の武器じゃない /

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サマリー

このエピソードでは、古谷宇佐丸の漫画『推しが死んだ朝』が紹介され、作品のテーマやストーリーが語られます。特に、推し活動の影響や主人公の罪悪感に焦点が当てられ、推しを持つことの意義が考察されています。ポッドキャスト「にじシバラジオ#045」では、推し活の核心に迫り、ファンとしての情熱や声優文化の変化が考察されています。また、2.5次元俳優やおばあちゃんの思い出を通して、現代のアイドルの在り方についても触れられています。アイドル文化とその受容、新しい「推し活」の形が探求されており、「キモい」という言葉の意味や、それがどのように人々の自由を制限しているかについても議論されています。

漫画の紹介
こんにちは。にじシバラジオ第45回です。
にじシバは、川口市・芝で定期的に開催しているおしゃべり会です。
にじシバラジオは、にじシバで話題になったことやならなかったことについて、
にじシバ座長・ともぞーとぶなのもり・小倉さんとで語り合う番組です。
毎週水曜日配信です。
はい。
ともぞーです。
小倉です。
今回は、私ともぞーのオススメコンテンツの紹介会ということになりまして、
何を紹介しようかなと思ってたんですけども、
古谷宇佐丸さんという漫画家がおりまして、
その漫画家さんが書かれている、
『推しが死んだ朝』という単行本が、作品集ですね、ありますので、
ちょっとそちらを紹介したいなと思ってます。
2編入ってる。
2編入ってます。
で、2編入ってまして、
1編目は、『日々推し』というタイトルの、
メンズチカアイドルにはまった女子高生。
もうなんかずっと、ずっとこれやる?
いやいやいや。
を取り上げた漫画となってまして、
で、2編目が、『推しが死んだ朝』という、
こちらは2.5次元俳優のそのオタクのおばあちゃんの話というところですね。
物語の背景
なんかおじいちゃんの表紙だね。
そうなんです。
で、もうその、ちょっとまあ、こっちの推しが死んだ朝の方は、
ちょい近未来を描いているっていう感じですね。
今の時点から、私たちが歳をとった、
てか私たちじゃないよね。
今の若い子たちが歳をとったら、このぐらいの歳みたいな感じの時代が描かれてる。
描かれてるということです。
だから、その推しが死んだ朝は、基本的に老人ホームの話なんですよ。
老人ホームの話で、
で、その老人ホームには、おじいちゃんもおばあちゃんも暮らしていて、
おじいちゃんたちは、昔ハマったアニメとか、
女性アイドルとかの話で盛り上がっていると。
で、推しが死んだ朝の主人公の吉村さんっていうおばあちゃんがいて、
昔はユーコリンっていう風な名前で、ハンドルネームでお仕事をしていた。
昔っていうか、そのこの作品時点から。
ユーコリンって書いてあるよ。
ユーコリン。ユーコリンっていう名前で、そのお仕事をしていたと。
で、自分のね、その老人ホームの自分の部屋に、
昔ハマっていた2.5次元俳優のマサヤっていうのがいて、
そのマサヤの祭壇を作っている。
いたね。
自分が若かりし頃にマサヤと一緒に撮ったチェキとかね。
あるいはアクスタとか。
本当未来のあなたですよ。
そうしたものを並べて祭壇を作って、日々こう崇めている。
で、なんで祭壇を作っているかというと、
そのマサヤがある日突然引退をしちゃったんですね。
2.5次元俳優を。
で、引退をしてしまって、ユーコリンでちょっとショックを受けてしまって、
それ以降心にぽっかり穴が開いたような形になっちゃった。
で、次の推しもなく。
推しもなく。
で、ユーコリンは結婚して、旦那さんと夫と一緒に暮らしてたんだけれども、
夫が亡くなって、それで老人ホームに入ると。
そしたら、その老人ホームでマサヤにそっくりなおじいちゃんがいる。
すごいな、それ。
ことに気づくんですよね。
さすがファン。
あれはマサヤじゃないのかっていうことを、ユーコリンはちょっと気にするようになっていて。
実際それはマサヤなんですけど。
そこから、なんで引退したのかっていうようなことを、
徐々に掘り下げていくというか、発見していくんですけど。
ユーコリンは結構、自分たちが引退の原因を作ってしまったんじゃないかみたいな。
ああ、なるほど。
自分たちのオタク活動が、マサヤに悪影響、メンタルが悪化させ、
推し活動の意義
そこで悪影響を与えてしまい、みたいな罪悪感を持ってるんですよね。
実はそうじゃなかったっていうことは、物語後半で発覚するんですけど。
その辺はちょっとネタバレになってしまうので、詳しくはちょっと。
4をね、っていうことですね。
ユーコリンがね、これは罰。
マサヤのSOSに気づいてあげられなかった私への罰みたいな、こういうこと。
すごいな。自分軸中心で物事解釈してるタイプだな。
そうそうそう。
これはどうして読もうと思ったんですか?って感じですけど。
Xの方で古谷さん。古谷宇佐丸さんの作品昔から好きで。
ああ、なるほど。
古谷さん、もともとたまりとかのコースとかもされていたんですよね。
だからすごい絵が上手。
出れないですね。
昔はちょっとギャグ系の漫画とかも書いていて、すごいシュールで面白かったなっていうのはあるんですけど。
あとはですね、それで古谷さんのフォローをしている中で、
古谷さんが自分の投稿で、こういう作品があるから読んでねみたいなことを書いていて。
ちょうどその頃、ラブシック会をやったと思ったので。
そこで紹介されたのは、日々推しっていうもう一編の方の。
推しが死んだ朝ともう一編の方の日々推しの方ですね。
日々推しの方をちょっとだけ読んで、もうちょっと読みたくなったなっていうところで多分書いてみたっていうところですが。
日々推しは日々推しで、深いテーマセッティング。
これはメンズチカアイドルにハマった女子高生2人の話で。
その女子高生の片っぽが主人公なんですけど、
メンズチカアイドル推す一方で、自分の本当の推しの存在っていうのに気がついていくっていう。
そういう感じですかね。
これもちょっとあまり喋っちゃうとネタバレになってしまうので、あまり詳しくは喋れないなと思うんですけどね。
とはいえ、日々推しにしても推しが死んだ朝にしても、
推しがいることっていうことも、人は元気になるみたいな。
そういうことをテーマにしているのかなっていうようなものがありますかね。
だからわりと推し活、みんなやってるというか。
みんなやってたのか。
どうなんだろう。
だってこれ推しコンテンツの紹介会だもんね。
そうですね。推しコンテンツの紹介会。
何を推してんだろうってことだもんね。
そうそう。
推しがいるっていうことによって元気づけられたりとか、
生きる意味、大げさに言えば生きる意味が与えられるみたいなことっていうのは、
やっぱり現実世界が非常に味気ないかったりする部分がある中で、
そういうアイドルのステージを見たりとか、2.5次元を見たりとかっていう中で、
色取られていく、世界が色取られていくみたいなった意見っていうのは結構あることなのかなっていうのは。
推しって言葉自体がさ、でもわりと最近の言葉じゃないですか。
それまでは多分ファンであるとか、あと何だろう。
限りなく誰が言い出したんだこれって、今急に気になってるんだけど、
それまでの言葉よりも削られた意味と増えてる意味が絶対あるはずなんだが、
ここ10年?
ここ10年くらいですかね。
ですよね。
なので昔の、なんだろうな、2000年代のハロプロ時代だったりとかには推しっていう言葉は存在しなくて、
しないね。
単なるオタクだった気がするかな。
ファンとかね。ファンコミュニティとかね。
あとはもっと何か言い方あった気がするけど、推しね。
ちょっとここで痛くなっちゃったよ。
推しとファンの違い。推しは推す対象そのものを指し。
そういうことじゃないよ。
推しと好きの違い。
推しは相手に対する憧れ、応援、友人や他の人と好きという気持ちを共有したいという気持ちが含まれますと。
これ誰が言ってるかというと、AIが言ってるだけだから、
AIはそうだと思ってるみたいなね。今、私のGoogle AIさんはそう言ってますね。
なんかすごく特殊な言葉だよね。これ翻訳難しいだろうなと思うだけです。
なんでしょうね。推しが死んだ朝には、推し活動しているオタクさんの気持ちっていうのがすごく描かれているっていうのがあって、
やっぱり主人公の吉村さん、ユコリンは本当にすごい罪悪感で、
自分たちが推し活動ということで盛り上がって、まさやを応援していたんだけれども、
そのことが逆にまさやを追い詰めてしまったみたいな罪悪感に塞い悩まされているのだが、
実はそうではなくていう中で、改めて推すことの意味というか、みたいなものに気づいていくっていう。
結構感動的な話なんですね。意外にもというか。
一応推しという言葉は1990年代後半のアイドルファンが、
モーニング娘。のファンを中心に使い始めたのが始まりだそうです。
その後2000年代初頭に、ネット上でAKB48のファンが自分の好きなメンバーを推しメンと呼ぶようになり、
推しという言葉が広まりました。
一般的に認知されるようになったのは、2010年に発表されたAKB48のチームB推しという楽曲がきっかけとも言われていますというふうにAIは言ってる。
とりあえずAIが言う、いろいろ。
だそうだよ。
じゃあAKBくらいから。
そう。で初めてて。
ただ、もう推し活という言葉が流行語大賞にノミネートされたのは2021年なので、
そういう意味では、今ピチピチの言葉なんだよ、まだね。
だそうです。
なるほどね。
古谷さんが後書きのところで書いていることがあって、その後書きも結構面白いんですけど、
古谷さんの言葉を言うと、僕は今まで作品の映像家や演劇家の経験を通して、俳優さんたちの人間性に触れてきました。
望んで入った世界とはいえど、悩みや闇を抱えてる人は少なくなく、
自分が置かれている特殊な立場に必死にくらい突き立っている、そんな印象を受けました。
関わった役者さんの引退をいくつも経験してきましたし、
自分の応援の仕方が悪かったのかなという、僕のファンクラブメンバーさんの実績の思いも聞いてきました。
僕の?
古谷さんの。
ああ、古谷さんにもファンクラブがあるのね。
へー。漫画家なのにファンクラブってあるんだ。
古谷さんの作品が舞台化するという部分もある。
オス側とサレル側の両方を知る僕だからこそ、描ける漫画があるのではないかと思い描いたのが、「推しが死んだ朝」です。
僕自身、視野応援について意識し始めた、今だからこそ描けた話だと思います。
従来の描き方に合っていたので、背景もフリーハンド、アナログフルカラーで描きました。
古谷さんはいくつくらいなの?
古谷さんも結構60近いと思います。
だから小倉さんと同世代だと思いますね。
一応たぶんウィキがあるだろうと思う。
あ、57歳です。まあまあ私よりちょっと。
じゃあもう同世代感ですね。
綺麗な絵だね。
はい。
確かに老いを感じる年ではある。
小倉さんはたとえばそういう。
自分が推しというものを、前回番外編で喋ったような感じで、
例えばメンチ化にハマって推しができるみたいな感じであると。
ちなみに番外編はこの後で放送するんだよ。
いやいやこの前です。
前に放送するの?
4月の第5週で放送する。
あ、そっかそっか。先なんだ。
で、やっぱりちょっとだけ生活にプラス要素ができた感じがするんですよ。
なるほど。
なんていうか、潤いが少し増えたみたいな。
だからそういうのは小倉さん的なところだと、やっぱり声優さんみたいな。
声優界はそうですね、私は箱押しというふうに言ってるますけど、
一つ解像度の高いジャンルができると楽しいよねっていうのがあるっていうことかな、どっちかっていうと。
だから、もしかしたらこれは人じゃなくてもいいんだと思うんだよね。
例えばキノコとかでもね、キノコのジャンルにすごい詳しくなって、
そこの解像度がめっちゃ高いと、
あ、それキノコで言ったらどっちかってとしみじみたいな感じ?みたいなことでもいいんだけど、
何か一つのジャンルですごく解像度が高いところがあると、世の中の見え方が見やすくなるっていうのがある。
推し活の本質
見通しが効くようになるっていうのがあって。
で、それ私もあんまりハマったりしないタイプなので、
それまでだから特に凝ったりしたことはないんだけど、趣味もないしね。
でも、だから40歳になってしばらくぐらいの時だよね。
44か45ぐらいの時に、だから老眼がいけないんだけど、本が読みづらくなったので、
BLCDを死ぬほど聞くようになり、どうやら声優という人たちはこういうことすらやってくれる、ありがたい人たちだっていうことが分かり、
ほんとありがとうございます。
で、やっぱりそれがそこの世界の演技の解像度が上がったら、他に対しても汎用が効くようになるっていうのがあって、
やっぱそれは確かに彩りだろうねと思うんですけどね。
でもなんか個人的にすごい好きとかならないから、それはその世界観が面白いだけで。
でもやっぱりそれが自分の生活の一部の中に入ってくることで。
何事もそこに引きつけて考えたりとかする。
アニメ見てると、これ誰がやってるんだろう?そればっかり考えたりとかするっていうね。
これどっちかっていうと、この人じゃなかったねとか言いながら。
で、例えば声優って声が良い人たちのことだよねって言われると、違うとかって言ったりとかするっていう面倒くさい人になるってことでもあるんだけど。
大体こんな感じじゃないですかね。
なんかその、牛が死んだ朝のユコリンみたいに、歳をとって60歳以降の入ってからでも祭壇を作ってあがめたて祭るみたいな。
あがめたて祭るっていうのはあれだけども。
そこまである種の自分の牛に対する思いっていうのが持続していって、それによって生きる価値を得られるみたいな。
やっぱりいまだにジュリーのコンサートに行く人たちとか、アルフィーのコンサートに行き続けてる人たちとか、そういうタイプの押し方をする人たちっているじゃない?
ありますね。
で、多分おそらくメンチカーの話もそうだと思うけど、私の声優の話も同じだと思うけど、これってさ、ある程度キャッチアップし続けないと多分面白さが減っていくのよね、わかる?
つまり、昔そういうグループあったよねって話だけをすると、多分祭壇を作る系の人たちはもうそこまで没入して、一人のこの人のフォロワーです。
でも私多分そういうフォローの仕方ができなくて、一貫して、最近こういう子出てきたよね、この子のこれがいいよねとか、この流れ組んでるよね、演技誰々に影響されてるよねとかっていうふうに、
新しい情報も入れていかないと、多分おそらくちょっと腐っちゃうっていうか、ちょっと古びちゃうのよ。
で、これってすごいあっという間に古くなっちゃうから、そうするとさ、話を誰としようっていう時に、昔の人から今の人まで知ってるっていう自分じゃないと、例えば声優の話しづらかったりするのよ。
2.5次元舞台の影響
メンチカーもそうじゃないですか。
多分そのストーリーが大事なんですよね。
そうでしょうね、多分私は。
そのメンチカー用語じゃないですけど、いわゆる前世とかね、その今世とか、
前世?そっち?
前世とかっていうのがあって。
ああ、そういう意味ね、そうそうそうそう、つまり今ここだけ聞いた人は頭がおかしいのかって思われちゃうと思うので、グループが解散します。
新しいグループが結成されます。
これが現世です、新しいグループが。
そして前のグループが前世です。
前世で、転生して現世になると。
その前世話っていうのが、ネットの掲示板とかに必ず出てくる。
ただ、TikTokとか見てると、前世がどうであれ、私はあなたのことが推しますみたいな感じの熱いファンというかお宅さんもいるって。
だからそれは、前世の情報があるからこそ、より応援したくなる気持ちっていうのもあるし、
確かに前世では悪いこともしてたかもしれないけど、ヤンチャーもしてたかもしれないけど、それも含めて、今のあなたが推しですよみたいなところもあったりするので、
そういうパーソナリティーな部分がわからないと、なかなか推し勝つっていうのは進展しないんじゃないかなって。
この曲がいいとか、このときの彼のダンスとファッションがいいってことだけだと、はまりきれないから、多分いろんな物語を拾いに行っちゃうのよね。
だからやっぱり推しっていう言葉が、さっきのお宅さんのAIのやつで、AKBが出てきたときから。
AKBが出てきた頃って、SNS的には多分ツイッターぐらいしかなくて、YouTubeもそんなに広がりがなくて、ニコ動くらいかな。ニコ動あったかな。
YouTubeもあったんですけど、そういう使われ方しなかっただけでね。
それからもう、ネットメディアが非常に発達していく中で、あらゆるところ、ツイキャス配信もあればTikTokもあって、インスタのストーリーとかもあって、YouTubeショートとかもあって、
もうすごい映像メディアも、そういうショートムービーのメディアも、あるいはこういうポッドキャストだったりとか、
すごいツイキャス配信だったり、ネットメディアもすごいいろんなチャンネルができるようになったっていう中で、
その推し面のいろんな表情というか、パーソナリティの垣間見ることができるようになっていった結果、すごい距離が近くなっていく感じがある。
そうなのよ。それね、やっぱり、なるべくしてなっただけだから、いいも悪いも私たちの評価とは関係ないんだと思うんだけど、
それはさ、なんで声優は例えばすごく他の俳優とかに比べて身近に感じるのか問題ってのがあって、
それは私が喋ってた話じゃないよ。だから、知り合いの男性のオタクと言っていい人が、声優って身近な感じがするって話を一緒にその時、ネットで多分喋ったと思うんだけど、してて、
それはね、やっぱりアニラジがいけないっていう話になったんだよ。アニラジっていうのはアニメやってんじゃん。例えばなんでもいいですよ。
そのアニメをやってる裏で必ずそのアニメを聞くための、じゃあアニメに関するラジオやってるんですよ。常にネット配信の。
これいつからやってるのか知らんけど、だいたい2人のパーソナリティ、ゲスト呼んで3人ぐらいで喋るとかってことが多いんだけど、
そうすると、本来はそのアニメ見てるだけだったら、誰でもいいよ。昔の話、じゃあ星ヒューマンがいて、バンチュータがいたとするじゃないですか。
その2人が星ヒューマンとバンチュータの巨人の橋ラジオとかってやってるわけでしょ。だいたいやってるんで。
しかも別に星ヒューマンの声でやってるわけじゃないわけだよ。なぜ巨人の星にしたかを置いとこう。別に関係ないんだけど。
たまたまね。そしたら、今日はお父さんがゲストに来てくれてますとか言って、ヒューマンとかって言って出てきたりしてくれたりとかして、
でもそうは言ってもやってるのは別に声優が普通に声優の名前でやってるから、最近何かにハマってんのとかって普通に会話をしてるわけですよ。
だいたい普通のよくあるツイキャス的な話を。一応その座組で、次回から急に話展開するじゃんとか言って、花形出るじゃんとかって話をするわけだよ。
例えばね、その人たちが、いやまだ見てないんだよ。でもアフレコやったでしょとかって話をしながら、やったけど出来上がりをまだ見てないから、実際花形どんな感じかなってわかんないんだよねとかって話をして、
もうさ、隣のお兄さんとか近所の人とかが喋ってる感じでラジオ喋ってくれるわけよ。それをずっとこの業界は、アニメ業界っていうか声優業界は、ツイキャスが流行るよりはるか昔からやってるわけよ。
その結果、やたら近しい。しかもまだ声優人気なんていうのもさ、そんな大騒ぎされるような、ちょっと前だったりもしたので、そうやって人気を煽っていくんだろうけど、それでも盛り上がりきれないぐらいの、でもすごい身近な人たちって感じになって、アニメじゃ一緒に見ようとかになったりして見るってことになったりするわけだけど、あれと同じだよね、形は。
ラジオ番組的なものとは違って、配信だったりとかってよりライブ感があって、より短い感じになってきて、しかもツイキャス配信とかだとチャットで会話ができたりとかお茶箱投げたりとかっていう中で、その中でレスポンスがあったりとかするってなると、より短い、距離感が縮まってくる。
答えてくれたりとかするからね。こっちも多分お便りとか、じゃあハッシュタグでツイッターで、次の真休は何?っていうのでやってみてとかっていう感じで、みんな送ってくるの。やっぱツイッター強いわけだけど、どこでもさ。
そうするとそれを読んどいて、次の真休のアイディアがこんな感じで出てますけど、みたいな。本当に今のツイキャス配信とかにつながる先駆けみたいな感じで、もうすでに一回回しちゃってるんだよ、声優業界って。
これで異常な距離感の近さで煽り続けてきて、今に至るんだけど、その手法が完全にもっと、
交換に広がっている感じがあるかな。
だし、もっと上等になってきてるし、巧妙になってきてるし、本当に知り合いだとしか思ってないもんね、やっぱり。
チェキ会とかでおしゃべりができるらしいんですよね。言ったことないからわかんないと。
どんどんディープなことになってくる。
チェキ4枚撮るときにちょっと会話をしたりとかね、その会話で、例えばチェキを10枚撮る、10ループするみたいなところの中で、それだけ撮ればその分だけ会話の機会が増える。
それよりリアルに接近できるみたいな。
だから逆に言うと、メンズ地下アイドル業界だと、そこの境目を、ボーダーをきちんと分けるのが事務所の仕事みたいな感じにはなってる部分はあるみたいですけどね。
大事だよね、事務所ね。しみじみ。
だから、いわゆるガチ小居というか、リア小勢というか、
いっぱいいるはずだよね。
ただ、やっぱり営業トークとしてのそういう匂わせ的な部分と、勘違いなのかなんていうか、それはマジになってもしょうがないだろうって思う部分もあるんだけれども、
そこのボーダーが緩くなっちゃうと、本当にアイドルにとっても良くないだろうし、ファンの側にとっても良くないんだろうなっていうのはすごい思います。
押しがしんだ朝に話をぐるっと戻すと。
そうですね。少し戻してちゃんと締めようか。
やっぱり今言ったようなそういうメディアミックス的な部分というか、
たぶんこの押しがしんだ朝でも読み上げると、冒頭部分ですね。
かつて2.5次元舞台という漫画やアニメを題材とした舞台が多く上演され、それに伴い2.5次元俳優はアイドル的な人気があった。
マサヤはデビュー以来トントン拍子に階段を駆け上がり、ビッグタイトルの主演を張るようになった。
私はすべての舞台に通い、イベントに参加し、生配信には乱下戦をして、毎月ツイートを楽しみにして、まさにマサヤは私のすべてだった。
っていうような感じの語りがあって、やっぱり単に通うだけじゃなくて、
そこの舞台以外の場面でも、何がしらかの投資というか、フォローをしたりとか。
やっぱりその人の一挙手一投足を確認している感じがあるよね。
そうなんです。だからそこの部分っていうのが押し活的な部分の中核的なところにあるのかもしれないなっていうのは思いましたね。
昔はね、だからそれこそ自分が作った像しか提示できなかったもんね。
例えば松田誠子ファンですって言って、押し松田誠子なんだっていう時代じゃない時代じゃん。
そうすると松田誠子はシングル出します。歌番組に出ます。ライブがあります。
そのライブではもちろん、それこそ早いうち握手とかもあったのかもしれないが、
でもまあ、とりあえず全部作って、こぼれない松田誠子の、かまちのりこじゃない部分。
松田誠子だけの詳しく、なんか名前が珍しく出たの一発で。
ファン文化の進化
松田誠子が松田誠子であるっていう状態で見れるっていうね。ドラマにも出ました。映画にも出ました。
そういうのもみんな松田誠子として見ている。彼女が見せたくないとこは見なくて済む。
っていう感じだけどさ、だいたいツイキャス配信なんてさ、もうポロリばっかりみたいな世界だもんね。
YouTubeの動画とかでもね、企画ものとかはね、そういうアクシデントの方が面白いっていう部分があったりするので。
なんだよ、こういう性格だったのかよみたいなところも含めてみんなフォローしていく感じですね。
クズっぽいところも含めて好きみたいな感じになっている。
アイドルはうんこしないみたいな、そういうのとは真逆の、おしっかつの世界というのは真逆です。
真逆かもしれないですね。わかるわかる。
っていう部分で、昔のアイドル文化とはだいぶ様相が違ったところで。
なんとなく形が見えてきたというか、輪郭が取れてきたな、私の中でも。
ということで、そこがどうLGBTQ関連の話題なのかっていうね。
全くわからない。ヤバい感じなんですけど、これはうまくなんとも編集できない、何にも触れてないもん。
セクシュアリティの話とかしてないし、ジェンダーの話もしてないよ。
でもね、これは普遍性がある話題なんだと思っていて。
そう思ってますよ。だからやってるんだけどね。
そうそう、だからやってるんですよ。
そのメンチ化にゲイが多いみたいな話もあったりするんだけども、それはそれとして置いとくとしても。
あまり性別ジェンダーにとらわれることなく、お仕方するのは面白いんじゃないかなと僕は思っていて。
だからそれこそ、アラフィフおじさんが20代のメンチカアイドルの現場に行ってしまうみたいな。
そうなんだよね。だからそれは逆にね、本当に少数だとさ、何あのおじさんとか。
それは逆に女子アイドル、メンチカの女の子のアイドルでも、おじさんたち来てたらキモい扱いになったりするじゃん、やっぱりさ。
やっぱりそれはさ、確かに若い子たちからしてみたら、キモいのかもなと思ったときに。
でも、例えばさ、都市の殺婚とかあるじゃんかよ。都市の殺婚で時々芸能人が炎上したりとかね。
まあ一般人は言わなければわかんないので、芸能人しか炎上のしようがないんだけど、年齢差の問題は。
ああいうのを見てると、やっぱり若い人たちにしてみると十分に気持ち悪いと思うんだけど、
人が思う気持ち悪いを受け入れる必要ってあるのかなと思ったら、私はないと思うんだよ。
気持ち悪いって言う人が気持ち悪いよ、とか思ったら。
私ね、人にキモいを言うこと自体が耐えられないんだよね。
私がキモいを言う人が逆にキモい。みたいなぐらいに耐えられない。
それはあなたたちから気持ち悪いかもしれないけど、
気持ち悪いと思う人もいるし、思わない人もいて、その気持ち悪いに同調させようと思うのは嫌じゃないかな、嫌だなっていうふうに。
こういうのって気持ち悪いよねって言い合うことで、何かが気持ち悪いと否定されることってあるじゃないですか。
だからやっぱりキモいっていうのは意思の排除の論理だったりするんで、もちろんね、リアルに危害を加えそうであったりとか。
そうっていう部分が、危害を加えた時に初めて、それは危害ですって言えばいい話であって、
キモいって言葉は、使うなと私は言論の自由主義者だから、表現の自由主義者だから言わないけど、
キモいを自分たちが大切な言葉として持っているんだと、武器として持っているんだと思うのは錯覚だと思うので、
その言葉はただ排除したがっているだけだと思うので、さっさと手放してくださいっていうふうに心の底から思っているよ。
確かにそうした部分がなくなって、より自分が推したい対象をきちんと推せるようになる。
それによってその人の心が豊かになるっていうのは、それこそ幸福追求権じゃないけど。
だって男同士の結婚なんてキモいじゃんって言われてきた中でね。
女同士はいいよ、でも男同士はキモいじゃんって言われ続けてきたわけじゃない。
だからその人たちがキモいに対してそんな寛容である必要は一つもないと思っていて。
例えば、そんな良い年なのに若い子の追っかけしてるなんてキモいとか、
何でもキモいって言おうと思ったらキモいんですけど、キモいっていう言葉が弱者が持っている武器だと思い込んでいる人たちがいっぱいいるかもしれないけど、
それは横髪破りにもなってないと思ってるし、どちらかというと弱い人をさらに踏みつける言葉だと思ってるからやめてくださいって思ってるよ。
使ってもいいけどさ。使ってもいいけど、その核を見せろよなって思います。
そのわけで、自分が推したいものを推しましょう。それによって人生を豊かにして。
キモいという言葉の意味
楽しく生きればいいじゃん。
だから別に、例えば韓流のアイドルにおばちゃんが首筋にキスしたって言って問題になった、ああいうのは具体的な攻撃じゃん。
それは気持ち悪いとかじゃなくて、攻撃あってはいけませんと。
それは可愛い子がやったら許されるのかとか、そういう話じゃなくて、それはキモいという文脈で一部簡単に見せているようで、逆に事象を曖昧にしている。
それはやった行為が、踏み入ってはいけないところに踏み入ったのはいけないだけのことであって、
それはおばさんだったから、あるいは日本人だったからではないんですよっていうところだと思いますね。
熱く語ってしまったまた。
じゃあ今日はこのところです。
にじしばは、川口市柴野シェアスペース・スペーストプランで月2回開催しています。
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詳しい開催日程などは概要欄のホームページをご覧ください。
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それではまた来週お会いしましょう。さようなら。
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