もちろんですね髪が絡まりやすくて使いやすいブラシを探している人もいると思いますけど
それだけでは説明しきれない部分もあると思います。
例えば100円ショップのブラシでも髪を溶かすこと自体はできます。
ブラックストアにはもっと安いブラシもありますよね。
なのにあえてリファを選ぶここにはいくつかの理由があるんじゃないかなと考えました。
一つは機能性です。
絡まりをほぐしやすい構造や持ち運びやすさなど毎日使う道具としての使いやすさですよね。
二つ目はデザイン。
ハート型という非常にわかりやすい特徴があります。
普通のブラシって形だけでブランドを見分けるのは難しいですよね。
でもこのハートブラシは形そのものが商品の個性になっています。
さらにカラーのバリエーション展開があるっていうのが素敵ですよね。
自分の好きな色を選べるという楽しさもあります。
そしてもう一つ大きいのがプレゼントとしての価値です。
3000円前後という価格は誕生日とかちょっとした贈り物にも選びやすいですよね。
さすがにちょっと1万円のブラシだと高いかもしれないけど
3000円前後でしたらもらった方もあげる方も選びやすいかなと思います。
しかも見た目が可愛いらしくて何に使うものなのかもわかりやすい。
プレゼントって実用性だけでなくて受け取った時の嬉しさが重要かもしれません。
そう考えるとハートブラシは単に髪を溶かすための道具ではなくて
デザインや気分まで含めて商品化されたものかなと思いました。
次はですね、少しマーケティングの話を考えてみました。
私はこの商品って美容業界の商品開発や販売戦略を考える上でも
面白い事例だなと思ったんですね。
なのでこうやって紹介してるんですけれども
例えばもしハートブラシが普通の長方形のブラシで色も黒だけだったらどうでしょうか。
もちろん使いやすければ売れる可能性はありますが
SNSなんかで写真を見た時に商品の特徴が一瞬でわかるかというと
ハート型ほどはわかりやすくないかなと思います。
ハート型なら商品名を知らなくても形を見ただけで印象に残りやすいですよね。
さらに商品写真を撮りたくなるという気持ちにもなります。
動画で紹介したりとかプレゼントとして見せたくなったりとか
つまり商品自体が広告の素材になっているようなものなんですよね。
映えるってやつですね。
もちろんSNSだけで人気が出たと断定することはできないんですけど
ただ見た目の特徴がわかりやすくて写真や動画でも魅力を伝えやすいというのは
現代の商品マーケティングにおいては大きな強みだなと思いました。
もう一つ重要なのが商品の価値を価格だけで比較させないことです。
仮にただ紙を溶かすだけの道具として考えればもっと安い選択肢があります。
でもデザインが好き、持ち歩きやすい、気分が上がる、プレゼントにしたい
こうした価値が加わると単純に一番安い商品を買おうという話ではなくなりますよね。
これはヘアブラシに限らず化粧品や香水、ファッション、家電なんかにも共通する考えかなと思いました。
商品を売るっていうのは機能だけを売ることではない
その商品を使う生活や使う人が感じる満足感まで含めて提案することなのかもしれませんね。
では実際に美容師の立場から考えた時、ハートブラシってお勧めできる商品なのでしょうか?
私の考え方としては誰にでも絶対に必要なブラシというわけではないと思っています。
例えばですね、髪が短くて普段ほとんどブラシを使わない人なんかはどうでしょう?
ワックスやジェルでスタイリングして項目を中心に使う人なんかはどうでしょう?
こういう人たちにとってはハートブラシの優先順位はそれほど高くないかもしれません。
一方でロングヘアの人だったり、髪が絡まりやすい人だったり、外出先でも髪を整えたい人
見た目の可愛らしい美容アイテムが好きな人、こういう人たちには刺さるかなと思います。
ただし髪質によっては相性が違うことも忘れてはいけません。
細くて切れやすい髪とかダメージのひどい髪なんかはどんなブラシでも強く引っ張らないことが大切です。
そしてクセ毛やパーマヘアの場合はブラシを通すことでカールが崩れることもあります。
大切なのは高いブラシだからといって良いって考えることよりも安いブラシで十分と決めることでもありません。
自分の髪の長さや状態、普段のスタイリングに合った道具を選ぶことが大事かなと思いました。
これはシャンプーやトリートメントを選ぶ時にも同じかなというふうに私は考えています。