2024-08-20 10:18

カットの前提条件て再現性が変わる

#美容院 #美容師 #ヘアケア #髪質改善 #ヘアダメージ #カット #再現性
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5fe5463c1f63b1cf6813b8bb

サマリー

カットの前提条件がスタイルの再現性に与える影響を深く探求している。特に、ヴィダルサスーンのカット技術が日本にどう適応されてきたか、骨格の違いに伴う課題について語っている。

カットの歴史と前提条件
おはようございます。白詰草の矢山です。白詰草の声ブログ、今日も始めていきたいと思います。
このチャンネルは、髪質改善に特化したサロンの美容師として、髪の毛を整理していくための知識と、時々ファイナンシャルプランなど、美容院関係者からの経営者としてのビジネスの話をしていくチャンネルになっております。
それでは、今日のテーマは、カットの前提条件で再現性が変わりますよ、ということをテーマに話をしていきたいと思います。
本題に入っていく前に、今日は受付の掃除になりますので、掃除をしながら話をしていきたいなと思います。
では早速本題に入っていきますね。
今日のテーマは、カットの前提条件で髪の毛のスタイルの再現性が違いますよ、ということをテーマにお話ししていきたいと思います。
まずですね、カットが日本に入ってきた歴史から話をしていこうかなと思うんですけど、
西洋のカットですね、西洋式のカットが入ってきたというのが、一番古くは、
1860年後半くらいに横浜の米軍で初めて西洋式の利用室ができたのが一番初めだったと思うんですけど、
そこから100年後くらいにヴィダルサスーンというのが1960年代後半から70年代くらいにかけてヴィダルサスーンというヨーロッパのサロンなんですけど、
そこのヴィダルサスーン式カットというのが入ってきたというのが、日本のカットの歴史を見るときに重要なポイントかなという感じなんですけど、
このヴィダルサスーンのカットが入ってきたことによって、日本のカットの基本、美容師さんがやるカットの基本になっているわけなんですよね。
ほとんどの日本の美容師さんというのは、ヴィダルサスーンというカット技法を練習して、スタイルを作っていって、スタイリストになって、その後もスタイルを作っていくということになっていくわけなんですけど、
このカットのやり方でスタイルを作るというときに問題点があるんですよね。その問題点というのが骨格になってくるわけなんですけど、
ヴィダルサスーンというのはヨーロッパから入ってきたってさっきお話しさせてもらったんですけど、ヨーロッパと日本というのは国が違うわけなんで、もちろん提供する人も違うわけですよね。
ヨーロッパ人と日本人という感じで提供する人が違うわけなんですけど、提供する人が違えば、人間的に違うところというのももちろん出てくるわけなんですけど、その一つが骨格なんですよね。
日本人とヨーロッパ人というのは骨格が全然違うんですね。
よく日本人の骨格の特徴、日本人といったらアジア人の骨格の特徴として、鉢が張っていて、頬頭部が全壁になっているという感じなんですけど、
ヨーロッパ人は頬頭部にうらみがあって、鉢の鉢がなくてという、日本人的に言うと理想的な頭の骨格をしているというのが特徴としてあるわけなんですけど、
正直ここはですね、やっぱり骨格、人種の特徴というか、白人が肌が白くて黒人が肌が黒くて、日本人は黄色人種と言ったりします。
同じような感じで、骨格の違いというのは人種の特徴でもあるので、そこを対応というのはなかなか難しいことですよね。
だから、私のビラルサスンの発想というのは、最初できた背景は、ヨーロッパの人にするための葛藤技法になってくるわけなので、それを日本人にしようと思ったら、ちょっと骨格の矛盾が出てくるわけなんですね。
再現性とブローの重要性
その骨格の矛盾というのを解決するためにやるのが、ブローになってくるわけですね。
だから日本の美容師というのは、基本的にブローをして仕上げるということがあるわけなんですけど、言ってしまえば、ブローを前提にしたカットをしているのが、日本でするビラルサスンのカットになるわけなんですね。
だから、基本的にこのビラルサスンのカット技法でスタイルを作るということは、ブローを前提にしたカットでスタイルを作るということなので、お客さん自身もブローをしてもらわないと、スタイルの再現性ということを言うと、
再現できないわけですね。完璧に100%再現できないわけですね。
だから、昔はきついパーマをかけてブローで伸ばすというのが当たり前の時代というのがあったので、そのときは国民のほとんどがブローができる状態、ブローが当たり前の時代というのは、みんながブローができるということでもあるので、そういうときは良かったんですけど、
今現在、2024年現在では、自分でブローをする人というのはなかなかいないかなと思うんですね。
ポテで巻いたりとか、ストレートアイロンで家に入れたりとか、そういうのができる人であれば全然それはそれでいいんですけど、ブローと同じような感じなんでね。
それができる人はいいんですけど、できない人も中にはいるわけなんで、そういう人にとってみれば、再現するのが難しいスタイルというのになってきてしまうわけなんですね。
だから、このビタンサスーンのカットでスタイルを作るということは、ブローが前提になっているスタイルということなんで、再現するのが難しくなってきますよということですかね。
前提条件というのが違えば再現性が変わるということなんですけど、他にどんな前提条件のカットがあるかというのは、明日にでも話をしようかなと思いますので、今日はこの辺りで終わりたいと思います。
最後にちょっと簡単に今日した話をまとめると、カットの前提条件で再現性が変わりますよということをお話しさせてもらったんですけど、まず日本にカットが伝わった歴史としては、1860年代後半に最初に、
米軍の横浜基地の人を対象に最初の西洋式の利発展利用室ができたんですけど、その100年後ぐらいにヴィダルサスーンというヨーロッパの美容院のカット技法が伝わって、そこからそのカット技法が日本全国に伝わっていったという感じですね。
そのヴィダルサスーンのカット技法というのは、前提がヨーロッパ人を対象にできたカット技法なんで、骨格の違う日本人にするとちょっと再現性が悪くなっちゃう。
それを解決するためにブローが必要なカットスタイルになってくるんですけど、言ってみればヴィダルサスーンのカットはブローを前提にしているカットということになるんで、再現性ということを考えるまでこの辺も意識して、どんなカットがいいかというのを選んでもらえたらいいかなと思います。
それでは今日はこの辺りで終わろうと思います。では楽しい平日をお過ごしください。
10:18

コメント

スクロール