1. 写真と万年筆のイチゴカメラ
  2. Ep30. フィルムで撮る醍醐味(..
2023-01-19 38:42

Ep30. フィルムで撮る醍醐味(林 弘樹・こまい大祐)

イチゴカメラへのお便りはこちらから
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映画監督の林 弘樹さん、政治家のこまい大祐さんをお招きして、持ってきたフィルムカメラ、フィルムで撮る醍醐味などについて話しました。


林 弘樹さんのプロフィール・SNSなど

1974年生まれ、さいたま市出身、大学卒業後、助監督として黒沢清、北野武監督等の元で働く。28才の時に、映画「らくだ銀座」にて監督デビュー。国際映連・A級世界十大映画祭にも招待され、評価をうける。

全国各地で、今まで数十万人の人を巻き込み、日経地域情報化大賞、地域づくり総務大臣賞受賞。2016年公開の映画『惑う 〜After The Rain〜』は、時代の流れと共に失われながらも満たされていく「家」の物語を、女性たちを中心に描く。

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こまい大祐さんのプロフィール・SNSなど

1982年金沢市生まれ金沢市育ち。青山学院大学経済学部卒業。首都圏にて人材採用コンサルタントやメーカーでの新規事業の立ち上げ等に従事。金沢へUターン後、街の問題点を若手の立場から議会へ届けるため、金沢市議会議員補欠選挙に立候補。経済対策や税収改善、子育て・教育対策、働き方改革等の政策に携わる。

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イチゴカメラは、カメラ・写真が好きな一神 友郎(Tomoo Ichigami)がお届けするカメラ雑談プログラム。フィルムカメラから最新デジタルカメラの話題、写真表現についてなど、幅広く興味の赴くままに話します。同じ趣味を持つ方々とコミュニケーションとりつつ、その愉しさ、奥深さを共有していければと考えております。

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00:04
イチゴカメラ、2023年2回目の配信です。 今回はイチゴカメラに2人のお客様がいらっしゃいました。
1人はイチゴカメラに昨年出ていただいた林監督、そしてもう1人はこまいさんというお2人に来ていただきました。
では自己紹介ではなくて、他個紹介という形で林監督の方からこまいさん、こまいさんの方から林監督を紹介していただきたいと思います。
ではまず林監督、お願いいたします。
みなさんこんにちは、林弘樹と申します。
こまい大祐という人物、僕は出会った時の彼のイメージというか
印象というのはもうずっと残っていて
彼は当時、人の紹介だったんですけど 空の下というプロジェクトをやってたんですよ。
空の下で、芝生の家でも一本の木の下でもみんなが集まって
語り合うみたいな、そこで美味しいご飯を食べたりとか、みんなの話を聞くっていう会をやってて
なんてこう清々しいことを、清々しい人間が清々しいことをこんなにできる人っているんだっていう
とても気持ちよかったんですよ。とてもシンプルで
当たり前な素敵なことを地でやっていて、そこに人が集ってきてるっていう
こんな人っているんだなっていうんで、僕は好きになった。
そういうこまい大祐くん。東京であったんですけどね。今では金沢に戻って
地元のために何かできるのかなみたいなことを
もがきながら 前を向いて
今本当に新たに位置から出直して、やっていこうとしている彼です。
ありがとうございます。
では続いてこまいさん。
こまい大祐です。 林裕之さん、通称ピロキさんはですね
私の兄貴的な存在。兄貴ですね、兄貴です。
東京の初めてお会いしたのが下北沢、もう亡くなっちゃいましたけれども
の映画館で 林さんは
ピロキさんは映画監督をされていまして、人生ごっこという作品を放映をしていまして
そこで初めて出会いました。
それから実はその次のですね作品
03:01
ふるさと帰りという作品がありまして、ちょうど私も東京にいて
先ほどご紹介いただいた空の下やいろんなこう、もまれながらもいろんな活動していく中で
地元に戻って活動したいっていう思いを持って東京で活動していたものですから
どういうタイミングかっていうことを常に考えてたんですけども
その林監督のふるさと帰りの映画をきっかけに
実は30歳の時に金沢に帰りまして
しかも消防団に入ったりとかですね。
あそこの映画の中消防団題材だったんですけども
いやもう本当にその後もそうですけども
ちょっと何かこう私がいろいろ迷ってたりすると
どこかで見ているかのように連絡をしてくれるんですね
金沢に来てくれたり
埼玉遊びに来いよって誘ってくれたり
いや本当に自分の人生においてかけがえのない人
それがピロキさんです
ありがとうございます
というお二人に来ていただいたんですけども
お二人の目の前にはそれぞれ持ってこられたカメラがあります
そのカメラの紹介もお願いできますか
じゃあ林の方から行かせていただきます
今日はコンタックスアリアという
まさにこの美しい軽くてとても写りの良いカメラ
35mmのカメラを1台と
言わずとしていたローライフレックス
プラナーF3.5という
プラナーのF2.8がとても人気があるんですけど
僕はこのF3.5が気に入って
カメラのバランスがいいんですよね
でこれを持ってきました
コンタックスアリアの方にはモノクロフィルムが入ってまして
珍しく最近ずっとモノクロフィルムをやってるんですけど
プラナーの方にはカラーがあるんですね
コダックゴールドプロフェッショナル200
新しく出たやつですね
去年おととしぐらいのフィルムが入っております
とっても可愛いのに写りがいい
今回は2台を持ってきました
いいですね中盤と35mm
常に旅行とかされる時はカメラ必ず持ってかれるんですよね
そうですね
もともとは荷物を持たない人
僕は旅慣れしてるんで
ほとんども軽装でどこでも行っちゃうんですけど
写真を始めてからやたら荷物が多くなってしまって
06:00
このカメラを持ってきたいな
このレンズを持ってきたいなってなっていくと
キリがないんですけど
今回はなるべくカナザワの街を歩いて
カメラ散歩でもできたらなと思ったんで
ちょっと軽めのカメラを持ってきました
デジタルは持ってきてないんですか?
デジタルはほとんど仕事の時以外は持たないですね
なんかデジタルで写真を撮るっていう
モチベーションがあまり湧いてこないところがありまして
写真は僕はフィルムに限定してやってます
ありがとうございます
では続いて小林さん
私はニコンのFM2でございます
実はこれはピロキさんとちがみさんから影響を受けまして
人生初のフィルムカメラ
1台目でございます
これでいろいろカナザワもそうですし
いろんな人で物語を撮っていきたいなというふうに思っています
どこで買われたんでしたっけ?
東京の三葉堂写真館
一緒に帰ったんですね
彼を連れて行って
カメラを買うように仕向けて
見事罠に引っかかって
そうですね引き寄せられたんですよ
いろいろたくさんカメラを持たせていただいて
一番フィットして
かつこれだと
シャッターの音とかも含めて
自分の第1台目というかですね
これしかないっていう1台を買わせていただきました
フィルム初心者には絶対お勧めできるカメラですよね
カメラの学校とかでもよく使われていたり
そうなんですね
初心者にも向いてるし
クロートにも向けがいい
とても無駄なものがなくシンプルにいいカメラですよね
ちょうどいちがみさんは横にNikon F3
一回り小さくて
そうですね
FM2
さっき持たせてもらったら
僕F3に慣れてたんで
すごい軽いって思って
ファインダーも見やすいしいいなって思いましたね
とても状態のいいカメラですね
三葉堂さんは若いスタッフで
フィルムカメラをなんとか広めていこうっていうのを
すごく親切に相談を載ってくれて
とてもいい僕は気に入っているカメラ屋さん
ライス圏にカメラを買ってもらうなら
あそこがいいなと思って
ちょっと行こうって言われてついてたんですけど
カメラ屋さんにたどり着きまして
美禄さんは大体座ってるんですけど
09:02
店員さんがどんどん進めていってもらって
誘われるがままにって思っていくと
どんどん自分も欲しくなっちゃいまして
感じました
いいですね
ついてるレンズが
AIニッコール50mm f1.4
これも目玉ですよね
そうなんですね
とてもいい
これやっぱり50mmは監督からのアドバイスがあったんですか
最初は50mmでしょみたいな
そうですね
確かにいろいろ選んだ中で
これ3つぐらい候補がありまして
その中から美禄さんが大好きこれだよって
僕は50mmが好きなんですよね
35mmの方がちょっと広くていいんですけど
でも写真の面白さを知ってもらうんだったら
50mmで覗いた世界とか
撮れた物っていいなって思ってもらえる可能性が高いんじゃないかな
35mmとか28mmとかって広い絵は携帯でも撮れちゃうし
50mmならではの見る世界っていうか
そうですね
小林さんがいろんなところで向かって
そこにいる人たちを撮るってなると
やっぱり35mmより50mmの方が人を撮るっていうのは適してるような
お子さん撮りたいとかだったら
ひょっとしたら極端に近づくから
35mmとかもう少し広い方がいいかなって思いますけどね
ただきっとピロックさんはですね
僕のいろいろと人生の伏見伏見で
大切なものを結構教えてくれるんです
しかも本を通して教えてくれたり
映画を通して教えてくれたりしてるんですけども
きっとこのカメラは僕の今の人生にとって大切なものだと思って
購入を進めてくれたと思うんですけども
それがこのカメラ本体もそうだし
フィルムのレンズもそうですけども
多分そういう僕の足りないものを
これを通して得るために必要なものだと思って
プレゼントしてくれたと思うので
それをあとは自分で見つけていくっていうことを
楽しみにしたいなと思います
なんかね写真ってこう
自分が本当に何を見てるのかっていうものを
気づかせてくれる
当たり前に見てるんだけど
本当に自分が見てるものっていうものが
一番自分が分かってないんで
撮って上がってきたものを見ると
自分ってこういうふうに世界を見てるんだなっていうのがね
分かるんじゃないかなっていう
そうですね
12:01
確かにちょうど仕事柄たくさんの方と
お会いする機会が多かったんですけども
でも少し表面的な付き合いだけしかなくって
とにかく毎日たくさんの人があって
でもお会いする一人一人とのご縁っていうか
これもすごいかけがえのないものなんですけど
なんかしかもそこにたくさんの物語があったのに
それを拾えていなかったっていうのは
自分の中でこうもったいないなと
これからはそういうものを大切にしていきたいなっていう時に
そのスールを与えてもらえたのかなっていう
すごい前向きに
このカメラぶら下げてるだけで
なんかちょっとおかしい人になりますもんね
会話のきっかけになる
このフィルムカメラぶら下げてる人いないですもんね
なんかカメラ持って
例えばサイガーとかいちがみさんよく撮ってますけど
なんかハンターみたいな
何をキャッチしてやろうかみたいな
そういう気持ちになるのも面白いですよね
撮れなかみたいなのが
特にフィルムカメラの場合って
やたらにシャッター切らないんで
今日は3回シャッター切れたなとか
10回切れたなとか
なんかそれは明確に出るんですよね
僕もやっぱり近所の農道とか
ちょっとした公園とかに
で散歩して撮ることが多いんですよ
カメラ持ってるから
なんかすごい観察力も上がるというか
あの何でもない農道の一部切り取ったら
こんな素敵な絵になるとかっていうのも
体験してきたし
それをSNSに上げて
自分の近くの農道の写真に
やたらインプレッションが上がってたりする
妙に高揚感があったりする
そうそうなんかそういう
僕も最近公園の地面に葉っぱが落ちていて
すごくこの葉っぱとその周りの小石とかね
ファインダー越しに見てると
世界って美しいなみたいな
しかも全くデジャブのように
1年前そういう写真撮ったんですよ
全く同じような葉っぱが
同じようなところにあって
もう1回撮ったんですけども
ちょっと今度見比べてみようかなぐらい
本当に全く同じだったらどうしようみたいな
ぐらいそっくりなシチュエーションに出会った
なかなかレアじゃないですか
同じ光とか同じ空気の進み方とか
15:00
二度と同じ絵が撮れない?
動画対ゴミでもあるけど
同じ場面に出会うってなかなかない
出会っちゃったんですよね
なんか関東の方だと毎日晴れてる日
空気も澄んでる日がデフォルト
北陸だと曇ってる日が冬だと多いし
空気の済み具合も日によってまちまちで
西側にいても向こうの山が
くっきり見える時と見えない時
くっきり見える日なんて年間数日ぐらい
ぐらい違うんで
あの日いい写真が撮れた
あの場所にもう一回行って
また同じように自分が高揚する写真を
撮れるかというと撮れないんですよね
本当一期一会というか
その時に自分が感じれるかみたいな
いうとこも楽しいですよね
それはよく映画のロケ版とかで
いい場所探す時には
なるべく状況の悪い日に行くっていうのがコツで
部屋を探す時もそうですよね
すごく晴れた最高のシチュエーションの時よりは
一番状況が悪いところを見ておく
その中でもいいところっていうのは
それを越えていくものが次の時に撮れるんで
それすごいですね
実は雨の日のロケ版とかがよかったりとか
なるほど
だって撮影ってあんまり日とかずらせないんですよね
そうですね
なんで状況が悪くても
いかにその場面として素敵なものが撮れるか
うーん
ガチのロケ版だもんな
そうですよねプロのロケ版
本当に何時のちょっとこう
反逆光的になる時間っていうのは何時ぐらいで
そのに合わせてスタンバイして
でもそのロケ版っていうか
対象になるこの場所っていうかこのシーン
いろいろ撮れるじゃないですか
災害像にしても上の方に自動館があるんですけども
そこからまさに災害を始める
いろんな顔があって
どこが一番物語にとっていいのかっていうところを
とくまなく歩いて
なんかないものを見てるんですよね
だから実際は警察署じゃないけど
ここ警察署になりそうだなとか
こここの建物でちょっと喫茶店できるなとか
ここに郵便局の配達の人と
部活で走ってる子とかいたら最高だなとか
そんな目線でないですって
18:06
なるほどそうかそうですよね
映画の場合は足し算でいろいろできるんで
実際その辺学生が歩きそうにないところでも
そうですねここに学生がいたなみたいな
まるでそこはいつも学生が通るかのように
あれどこの通学路ですかみたいな聞かれたら勝ったんだよね
でも写真の場合はそれができないんで
また何だろう作り込まない中での
何気なく当たり前にあるものにどう目を向けられるかっていうのは
ちょっと見方が全然違いますね面白いですねこれは
それが楽しくてやっぱ写真になる
足し監督の写真は人の写真が多い人を撮るのが好きということですけど
その人の写真も演出がないですもんね
そうですね
でもこうなるんじゃないかっていう
でもファインダーはどこまででも待って
あんまりシャッターは切らないんですよ
切られる時は切られるだろうぐらいで
撮ってやるみたいなハンティング的な時ってやっぱダメなんですよね
本当自然な姿ですもんね演出が
結構そういうのは自分が向いてるというか
いいって言ってもらえるのは結構意外ですよね
映画は必ず作り込んでなんもないので
意外な自分の一面を知れたというか
なるほどな
この最川沿い僕も昔好きなことをようやくデートにこぎつけて
歩いた記憶を思い出したんですけども
また短いんですよ一瞬で終わるじゃないですか
そういう楽しい時間で往復して
もう終わっちゃったっていう
あの時の記憶は自分はその子と並んで歩いてるのは覚えてるんですけど
できたら俯瞰してまさに一山さん事務所から撮ってくれた
実話とかそういう実はその一枚の写真で実は物語があったりとかする
なんかいいなと思ってですね
僕の好きな映画でスモークっていう映画があって
ニューヨークのあるタバコ屋の話なんで
タバコ屋の店主は毎日同じ時間朝の8時とかに必ずシャッターを切るんですよ
21:01
その交差点の
それを毎日毎日取りためてるって映画なんですけど
とても素晴らしい映画です
これ以上話すとネタバレになるんですけど
ぜひ日常の中のそれぞれの人たちの営みっていうものが
実はそういう見えないところで溜まっていって
実はそれがドラマに影響してくるんですけど
アマゾンのプライムビデオにありますね
はいとっても素晴らしい映画です
それはだからまさにさっき大輔が言ったような
気づかないうちに実は毎日撮られてたりするんです
いつも同じ時間で同じ人たちが撮るのも映ってるし
たまに撮る人とかもいるんですよ
それが溜まっていくとすごい意味を持つんですよ
僕もこの事務所を引っ越してきて
ツイッターで今日の祭川っていうハッシュタグつけて
最初のうちは結構な頻度でやってたんですけど
最近頻度落ちましたけど
でもそれも1年以上経って
祭をそのハッシュタグをたどれば祭が見られるようになってます
実は何かこう意味とか価値っていうのは
後から出てくることも結構あるんですね
その時は何気ない出来事かもしれないんだけど
実はそれがね
昔の川さんの街中の写真とか
ツイッターとかに見かけたりすると
あの場所昔こんなのだったんだとか
路面電車こんな風に走ってたんだとか
何気ない写真にすごい見入ったりしますよね
街の景色とともに
実はその街の何気なく歩いている
通行人の人たちのファッションとか
車とか
実はコクコクと変化してるんだなっていう
そうなんですかね
今パッと撮ったパチって撮った
今ではそんなに今の風景の写真で
ライトルーム入れてて
もうこれいらないかなって思っちゃいがちなんですけど
そういう10年前のそういう写真って
結構この時こうだったんだ
この店あったわとかありますもんね
私この前20歳の集いやったじゃないですか
全国でいろいろと
ずっと毎年実は参加をしていて
お手伝いをしてたんですけども
自分は毎年一つ一つとして撮っていくんですけど
彼らや彼女たちで
毎年20歳じゃないですか
どんどん離れてくるんですけども
24:01
やっぱりその時代によって
なんか雰囲気も違うし
もちろん髪型も違うし
こうやって人にも反映されていくし
街自身もどんどん変わっていくし
そういう一つ一つをちゃんと残していくっていうのは
このフィルムしかできないことだなと
記憶もありますけども
だからもしみんなが本当に一人一台
市民一人一台フィルムを持って
もう撮り続けて毎年残していくと
いや絶対すごいことになると思う
そういう一日があったらいいですね
ああいいですね
フィルムの日
いいですね
そうか
あの一人一台
みんな家にどっか眠ってたりとかね
そうですよね
多分いっぱいあると思う
金沢は特にいいカメラが
ゴロゴロ眠ってそうな
あるのかな
金沢だと湿気とかでダメになってたりとかするから
なるほど
押し入れとかにあると
でもこれを実は買ってから
お里の実家に行った時に
確かにひいごじいちゃんが使ってたカメラとか
出てきたんです
まだちょっと怖いんですけど
今度また持ってきます
そういうのあるんですよね
この僕のニコンF3も父親から譲り受けた
ああそうなんですか
父親もこのカメラ買う時は
吐くほど悩んだって言ってましたから
他のメーカーにするかとか
だから僕も今同じことやってるなと思って
ちなみにうちの親父もFM2持ってて
それ今僕使ってますけど
めちゃくちゃ調子いいですよ
フィルムの日とかいいですね
フィルム自体が値上がりどんどんしていって
数も減ってきてっていう暗いニュースが多かったですけど
最近ペンタックスが新しいフィルムカメラを開発するみたいな
すごいボリュームしたりとか
ライカも復刻でM6を新品で出す
っていう中でフィルムはこの数年でまた劇的に上がってるんで
ちょっとびっくりしちゃうぐらい
高校生たちとかが手軽にお小遣いで楽しめる趣味ではなくなってきてる感じ
デジタルには無いものがありますもんね
いいですよねフィルム
27:01
僕ブログでフィルムカメラが好きな理由を言いたくないみたいな記事を書いたことがあって
いいですね
なんでかっていうとフィルムの良さって
フィルムの絵の味とか絵目になるとか
なんか一期一会な感じがするとか
パッと思いつくのいっぱいあるんですけど
もうそれだけなんですよ
言い古された言葉でしか言えなくて
だから逆にあんまり言いたくないみたいな
伊藤の記事を書いたことがありますけど
あんまり決定だみたいなこれっていうのはないんですけどね
でもそれこそ僕の場合は映画の業界というか映画の世界に憧れがあって
映画って35ミリのフィルムで撮られて
それを使えるっていうだけで夢の企画なんですよ
35ミリのフィルムの前に16ミリっていうのプロ仕様で
それもハードルが高いのに
なんとカメラ普通の写真だったらそれを普通に使える
元々映画のフィルムを写真用にしてるんで
そういった意味でいまだに特にハリウッドとかでも
フィルムで撮る映画っていうのはどんどん増えてきてるんで不思議なことです
本当はだからフィルムの値段もちょっと落ち着いてもいいんじゃないかと思うんですけど
結構アメリカの場合は年間どれぐらいフィルムを使うとかっていう
ちゃんと必ず技術転換する時もちゃんと協定を結んで
ちゃんと需要を担保されてるんですよね
だから廃れないし
それとは違う理由でフィルム
別にフィルム代ってそこまで映画の予算の中で高くないんで
そうだったらフィルムがいいかなとか
また結局デジタルで撮ったものも
今フィルムにしてアーカイブしたりとかもしてるぐらいなんで
だったら最初からフィルムでいいじゃんみたいなこともあるみたいですけどね
デジタルって保存がすごく難しいんですよね
なるほど
今から作品撮ろうと思った時にフィルムをチョイスするっていう選択肢はあり得ます?
映画ですか?
うん、映画で
あり得ますだろう
だって僕前作もフィルムで撮った
あの…
ダントツいいですね
僕は合ってますね
技術を取る方とかもちょっと変わってきたりするんですか?
そうですね、それはやっぱり全く違いますからね
何でしょうね、人に思いを伝える時に
30:01
LINEで伝えるのか、メールなのか
手紙なのか
手紙なのかみたいな
僕の場合は手紙で書いた方が
思いを書けるし伝わるんじゃないかっていう
LINEとかだとそういう思いを相手に伝えようって気にもあまりならないんですよね
そういう感じですかね
結構ピロキさんから手紙頂くんですよ
嬉しいですよね
手紙の面白いところは
書いたものが自分に残らないってことは相手が思ってるっていう
何書いたのか
メールとかLINEとか残ってますよね
一時期それを書いたものを一回コピーして
やってたことあるんですよ
でももうそういう
LINEに返ったから色々やり取りしてると
分からなくなっちゃうんで
そういうことしてた時ありますけど
今はもう相手が持ってるってことがすごい
実はこれメディアだなみたいな
言われてみたらそうですけどあんまりそんな意識してなかったですね
捨てられないんですよね
読み返したりしますもんね
デジタルタトゥーっていう言葉があるぐらいで
残っちゃう前提の世界で今僕たちは生きてるってことなんですよね
そういう意識してなかったけど
送信する情報とかも少しを捉えたらみたいな
みんなどっかで思ってるところがあるだろうし
昔のねそういう古い書場とかも送られた相手側が保管してるってとこ面白いじゃないですか
そうですよね
みんなで送った先みんなが保管してるみたいな
普通は自分のものは自分で保管してく
カーボンコピー撮ってないですもんね
不思議な
僕はそこが面白いなって
確かにな
写真も僕もやっぱりいろいろお世話になった人とか
僕も人撮りたいなって思いもありまして
撮ったものを印刷をしてプレゼントしたいなと
デジタルでもプリントは結構奥深いですよね
プリンターもそうですし紙も本当に無限にあるぐらいありますしね
僕もプリントあんまりやってないから
あれね結構ハマると沼に入りますね
そうだろうなと思ってなかなか踏み込めないですよね
33:01
ヒロキさんは全部自分でされてるんですよね
そうですね僕は今はだからフィルムで撮って
自分で現像して自分でプリントしてる
前回出ていただいた時に自宅に暗室作る計画がありましたよね
それもあって暗室の学校にも通って1年通いまして
まだマスターしたとは大きい意味は言えないですけど
もう卒業したんですか
はいでもまた行きたいなんで
別になんでなんだろう今結構ほぼね先生一人で
僕ともう一人の女の子でやってるんですけど
ほぼ1 to 1みたいな感じで
全てを吸収して伝授してもらっちゃおうかなみたいな
いいですね
それもアニメ技術の伝承ですね
そうですね実はなんかそこにはいろんな深いものがあって
なんか一つ一つ自分が当たり前だと思ってたものが
そこにいろんな人の技とか思いとか
とっても丁寧にやっていかないと
ちゃんとしたものってやっぱできないっていう
なんかそういうものを僕の暮らしを整えてくれるのが
結構写真を撮る行為の一連の中でとっても大事なんですね
あんまりデジタルみたいにトリミング耐性とかもあんまないし
リカバリが効かないというか
一つ一つの工程でちゃんと後戻りできない
トリミングとかできますけどね
逆に解像度も落ちずにできる
そうなんですか?
焼く時の工夫とか
焼く時に要はそこのプリントしたいところをより拡大して
角度変えたりとかはできるんで
結構アナログな映画もそうですけど大きく写したりとか
もうバーンとできるじゃないですか
あんまり荒くなんないんですよね
そこが面白いところですよね
最近でこそデジタルのプロジェクターとかの解像度が良くなりましたけど
見れたもんじゃなかったですもんね
前はね
モニターだったらいいですけど
スクリーンでとなるとちょっと厳しかった
今は結構いけますけどね
4K、8Kとか
千上さんもその領域に踏み込もうと
そうですね
さっきこの事務所の流し台見てもらって
36:02
現像室にするにはどうしたらいいかの相談に乗ってもらってたんですけど
結構暗室用品もダブっていっぱいあるのもあるんで
よかったらお譲りします
いやいや、やらねばな今年こそは
いつかぜひお二人の写真展を
共同の写真展
共同か
一種格闘技戦みたいな
金沢でぜひ
金沢の街とかも撮りたいんですよね
一上さんの写真とか見てていいなと思うんですよ
身近にこんな映画の世界みたいな街があって
この1年間で例えばお互いがお互いの街に行き合って
一上さんがピロキさんのご地元の埼玉とか
お宮とかはあそこらへんを撮って
逆にピロキさんが金沢を撮るっていうのもあったと思うんですよ
埼玉行きたいですね
ぜひぜひ
じゃあ泊まりに来てください
その時に色々暗室なんとか
そうですね
ちょっと映像を撮れるように
ちょっと動画で紹介します
いいですね
最近サッカー観戦のために遠征とかもしたりしてるんで
埼玉も浦和レッドスも
レッドスもある
アルディージャーもあります
お宮なら金沢とも対戦するし
お宮アルディージャーのスタジアムから我が家は歩いて5分
本当ですか
すごいそれはいかねば
ぜひ金沢とも
そうですもんね
ご自宅から歩いてって商店街にありましたもんね
公園の中にね
公園の中に
会社が商店街の中のビューにも入ってましたもんね
何も計画もなく話し始めました
貴重な時間をありがとうございます
ありがとうございます
フィルムのいろんな多角的な楽しみ方がきっと聞いていただいた方に触る内容になったんじゃないかなと思いました
人生を豊かにする
それは間違いないですね
こういう時代だからこそ
はいということで林監督小林さんありがとうございました
ありがとうございました
38:42

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