化学プラントで測定したいものっていうのは大きく4つです。
温度と圧力と流量と液面です。
温度はイメージしやすいですね。超高級体温計みたいなのをつけます。
1本10万円はくだらないでしょうね。
測定の精度をものすごく高くするために測定原理がそもそも違って材料にプラチナを使ったりしています。
それに使用する場所が外だったり、化学プラントっていう環境の悪い場所だったりするので、長く使うためにごついものとか壊れにくいものが使われています。
まさに超高級体温計っていう感じですね。
今度は圧力計を見てみます。
化学プラントで圧力を測定する理由っていうのはいろいろあるんですけど、一番わかりやすいのは水圧を見るっていうことですね。
音符を使って水とかいろんな液体を押し出して違うところに運ぶのが基本です。
その時にどれくらいの力で押しているかっていうのを測ります。
圧力の一番よくやる測り方ですと、ダイヤフラムっていう弾力性のある膜があるんですけど、
その膜を装置のところに取り付けておいて、力がかかったら少しべこってへこむ感じを測定します。
膜がたくさんへこむほど圧力が高いって考えられますので、
そのへこみ具合で圧力を判断します。
今度は流量の話。
液体とか気体の流れている量を測定します。
1分間に何リットル流れていますかっていう情報を収集するんですけど、
わかりやすいのが水車みたいな原理ですね。
川の流れに合わせて水車がくるくる回ると思うんですけど、
それと同じで羽車がついた流量計っていうのがあります。
1分間に回った量で何リットル流れたっていう換算をしています。
流量計は使う場所でいろいろ制約があるので、測定原理が特にたくさんあります。
液体が流れることで発生する渦の数を数えたり、
微弱な電気を測定したり、超音波で測定したり、さまざまです。
私たちが使う水道のメーターについては、羽車が回ってその量を測っているみたいです。
最後に化学プラントで見ているデータ、液面です。
あまりイメージがつかないかもしれないんですけど、
容器の中にどれくらいの高さまで液体が入ってますかっていう意味です。
基本的にはセンサーを使って液の高さを見ているんですけど、見たいものは液量ですね。
今どれくらい入っているのか、あとどれくらい入れられるのかっていうのを見ます。
実は液面の高さは圧力で測定します。
先ほど話した圧力計と同じ原理がよく使われておりまして、
装置の下の方にダイヤフラム、膜をつけて、その水圧で測ります。
高いところまで液体が入っているほど圧力が高いので、
その圧力の高さを液面の高さとして換算して、さらに液量として換算します。
液面だけややこしいんですけど、測定するのは何キロパスカルっていう圧力が測定されて、
そのデータを基に自動的に、だいたい何キロパスカルだったら何メートルの高さまで液体入ってますよっていう情報が得られます。
装置の直径がこれくらいだから、直径と高さを使って体積を計算することで何リットル入っているかっていうのがわかるようになります。
いろんな測定データがあって、いろんな測定方法があって、そのデータってどうやって感性質に伝えていると思いますか。
例えば流量だったら、これくらいはねぐるま回ってるんですけどっていうデータ。
圧力だったら膜がこれくらいへこみましたよっていうデータ。
ただそういう情報を伝えられても、感性質側はイメージつかないですよね。
もうちょっとわかりやすい数字で教えてくれっていう話になるんですけど、その情報を伝えるための世界標準があります。
ものすごく簡単に言うと、測定した結果を電気信号にして送りましょうっていうことなんです。
化学プラントで使うセンサー類が高いのは、この関係もあるんですけど、
物理的に測定したセンサーのデータを電気信号に変換するためのいろんな装置が入っています。
もちろん電子基板も入っています。
でもそれだけじゃなくて、いろんな物理的な情報を電気信号に変えるところまではいいんですけど、
その電気ってすごく微弱なもので弱かったりするんですよね。
だから感性質まで届けるために電気の強さを増幅させたり、
世界共通の電気信号の形に変換したり、そんなこともしています。
じゃあ世界標準って何なのって話なんですけど、
基本的には4mAから20mAの範囲で電流を流してくださいねっていう基準があります。
センサーから情報を受け取る側は電流計がついています。
センサーからの情報が4mAだったら0%。
反対に20mAも流れたら100%と考えましょうっていう意味合いです。
1個例を出しますと、圧力計を考えます。
センサーを買うときは何が0%で何が100%なのかを決めて買います。
分かりやすい数字で出しますけど、圧力計が0kPaのときに0%、
100kPaのときに100%として買ったとします。
そうすると圧力計が0kPaを測定したら、
自動的に4mA流れるような回路が組まれています。
反対に圧力計が100kPa、100%を測定したときは、
自動的に20mAが流れるように作られています。
これは途中の値ももちろんそうで、
半分の圧力、50kPaのときは12mA流れるようになっています。
こうした4から20mAの共通の電流信号にすると、
何がいいのかというと、圧力とか流量とか、
全然違う情報を同じ信号として手に入れることができます。
だから完成率がいつも受け取っているのは、
0から100%のうち何パーセントですかという情報だけなんです。
受け取る情報はすごく簡素になってわかりやすくて、
あとは完成率側で、この番号の信号を受けたときは圧力ですよ。
そしてこの圧力は何kPaから何kPaまでの範囲で情報を送ってくれますよというのをすべて登録しておきます。