00:15
百百
I can see nothing but a city of fog
あなたの耳に百の話を。立石従寛と陳暁夏代による人生漫談ラジオ
百百
会いましたね。
会いましたね。ついに。
ついに。
声が。
やっぱり音がいいですわ、マイクは。
いや、もうそういうことなんです。
全然違いますね。
ラグもありません。レイテンシーもありません。
話がしやすいんだ、これが。
やっぱりマックに直で入れると聞けたもんじゃないなと。
聞けなくはないけどね。聞きたくなる感じではなかったかもしれませんけど。
そうですね。なんかイヤホンで聞いてる人とおそらくスマホ直置きで流してる人2パターンいるんですけど、イヤホンだったらちょっとうるさいかなと思ったんですよね。
そうなの、あれはね難しくて実際レベルっていうボリュームと聞こえるってちょっと違うのよね。課長性、聞けるかどうか性能とボリュームってやっぱりちょっと違って、ボリュームちっちゃくても課長性が高いと聞こごちがいい。ボリュームちっちゃくても聞こえるから。
なんだけどね、ノイズがたくさんあるし声の聞かないといけない周波数もなかなか取らないからちょっと難しいですね。
だからもう夏代ちゃんの声がもっと聞きたいのに全然聞こえなかったって思う人がいっぱいいたと思うの。
誰ですか。
すみません、あの久しぶりの対面なので。
そうですね、1ヶ月ぶりの収録なんで。
こんなに言ったことなかったよね。
ないですね、でもこれからはこの頻度になるかもしれないですので、会えるうちに取り溜めしていこうと思いますけれども、私1ヶ月間東京を離れていましたが、なんかありましたか。
時事?
時事っていうのも本当に日本のニュース見てなくて向こうで。
入ってはくるんだっけ?
Twitterとか毎日見てるんで別に入ってはくるけど意識がそこにないから。
もう他国の話だもんね。
別にサラーみたいな。
最近なんか物騒な事件とか結構あったけど。
ありましたね。
外国の話なんで。
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気にならなくなっちゃって。
政治の話は自民党の話とか。
知らないです何も。
そうかそうか。まあいいよいいよ。もう大丈夫大丈夫。
気になる系?100役っていうか夏葉ちゃんが気になるかもしれないことで言うたら、まず生田遠間。
生田遠間ね。あれはね。あれダメです。
知ってるんかい。
あれは何にも興味なかったけど、あのニュースはめっちゃ興味あった。
あれさ、でも本当にちょっと何を本題にするかにもなるけど、ちょっと一瞬話すと。
よくわかんなかったね。よくわかんないっていうのは、何で炎上してるかはもちろんわかってるし、問題発言っていう風に言い切りたいというか。
ネットの反応を見ている時の反応をしているということに対してはわかるんだけど、日本語がわかんなくて。
え?日本語?
無通ね。中国ありの人に言うのもなんなんすけど。無通文弁を旦那様に。
ちょっと待って炎上するから原文を読み上げよう。
原文読み上げようちゃんとね。
はい。ちょっとね。原文をね。ちょっと待って待って待って。待って待って。待って待って。
えっとはい出ました。
えっと。
旦那様に無通をおねだりするかが原文です。
いや、日本語おかしくない?なんか。
おかしくないですよ。
このするかのかってさ、はてななの?
そうです。はてななのかもしくはするかみたいな。しようみたいな。相手を促す語尾。
そうそうそうそう。
どっちとも取れますけれども、特に苦闘点ついてないんで。
どっちとも取っていいんじゃないですか?それぐらいのラフな受け答えだと思うんですけど。
オッケーです。いずれにしよう。
いずれにしようとダメですから。
いろいろ良くない。
もうすべてが。もうすべてが。
もうすべてが良くない。
すべてが良くない。
というか、そもそも質問に対してね、なんかとっちりすぎだし、そもそも。
いろいろね。
なんで出てきたんだろうね、それがね。あれ?なんだっけ?9ヶ月目で?
9ヶ月目で出産怖いよです。
無通が出てくる。2人の間に会話が何かあったんですかね?
ないと思います、これは。無数にファンからのコメントにコメント返しするやつなんで、別にDMでいっぱい会話してとかではないと思います。
知らないですけど、多分違うと思います。
それも私わかったね。
これ質問箱です。
質問箱?
インスタの。
質問箱に対してこれ返したの?
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何かある?みたいなので、みんながそのコメントに入れていくんで、それを一個ずつ返信していくんですよ。
これ結構タレントさんとか使う、インスタのストーリーの使い方なんです。
知らない人に対してこれ送ってんの?
今いろんな意味でさらにヤバさが増した。
知らない人、おそらくファンなので知らない人だし、状況はこの相手からの文章以外の状況はおそらく知らない。
すごい話やね。結構土地狂ってるかもしれない。
そうなんですよ。すごい。
言われ尽くされてるので特には言及しませんが、これはもう。
私より詳しかった?何なら。
これはもうしっかり見ました。しっかり。
その後の謝罪の投稿文もしっかり見ましたけど、それもダメでしたね。
そうなの?
理解してない。何がダメだったか。
事務所が出してんじゃないの?本人が?
本人です。
事務所もくそもないのか今。
難しいですね。
大変ですね。大丈夫かな。
っていうのと、ちょっと流しちゃうと、本当にタイムリーな話で言うともう一つが、
Appleの新製品、iPad Proに関するプロモーションビデオが炎上しております。
さっき見ました。
さっき見た。どう?
炎上の文脈もチラッと見たんですけど。
個人的には何の問題もないかなと思ったんですが。
ちなみにそうか。でもあれが中国の反応って見た?
特に中国で放映してんのかな?してあるはずですね。グローバルですもんね。
特に話題になってないです。
そっかそっかそっか。
まああっちの方かもしれないですね。なんだっけ。中国の方だ。
Xiaomiだ。Xiaomiが車出しましたよね。
出しましたね。結構前から。
モーターショーやってたんで。北京モーターショーやってたんで。
多分そういうニュースに書き消されたのかもしれないですね。
かもしれないかもしれない。
でもとにかく話題には全然なってないという。
はいはい。で日本の方は見た。コメントも炎上のポイントも見た。
見たけど個人的には動画も見た結果、フラットにまず動画から見たんですけど、なんか別に問題感じなくて。
みんなの、みんなというかツイッターの批判コメントも見たけど、いまいちピンとこなかったというか。
なんかCMの内容としては巨大な、あれなんていうんですか?スプラッターマシンって言うんですか?
プレスマシン?
巨大なプレスマシンであらゆるものを押しつぶした結果、それがまた押しつぶされたプレスが上がった時に薄いiPhoneが置いてあるよっていう。
09:11
iPad。
iPadだ。薄いiPadが置いてあるってやつでしたね。
はい。で、そう。そうなんだよね。
でも初見で表現は分かった。
やりたいことはね。
とにかく薄さを表現したいと。
こんなに薄い板にこんなにたくさんのものを入れることができたよっていうことを一番最大出力のパンチ力で歌えたかったっていうことだと思うんで。
あの表現になったのかなっていう。で、つぶされてたものもアングリーバードとかギターとかピアノとかカラフルな画材とかゲームとか、とにかくメトロノームとか全部iPhoneに入っている機能、iPhoneのアプリが実写化っていうか実写化されたものがそこに積んであって
それらが全部押しつぶされてiPhoneになって。
iPad。
やっぱiPadになってたなっていう感じですかね。さっき見た感じ。
本当に言語化したらそういうことだと思う。
そうそう。私なんか2つオマージュしてるなと思って。
なんか1個目はTikTok遊んでる人なら分かると思うんですけど、TikTokの一大コンテンツの中にスプラッターマシンっていうのがあるじゃないですか。
プレスマシンとスプラッターマシンですね。プレスマシンの方が多く見ると思うんですけども、あらゆるものをつぶしていくっていうコンテンツ。
昔から結構あるよね。なんかなんならTikTokより前からYouTubeでも。
YouTubeでありますね。
サイエンスチャンネル系でよくある。
そう。TikTokはあれはもうめちゃくちゃあって、なんか一時期あの石鹸削るかなんかつぶすかのどっちかぐらいあって。
分かる。
今でも結構あるんですけど、あれの流れを1個組んでるなっていう。
ああいうものがつぶれるものはリーチが取れるっていうところをまず1個オマージュしてるっていうのと。
間違いない。
モチーフにしてるっていうのと、あとは今まで散々iPhoneという製品が新製品を出すたびにファンもしくは評論家たちによって破壊されてきた。
耐久実験をされてきたというものという現象をオマージュするなと思った。
今度はもう他のものは全部つぶれてもこれはつぶれないようじゃないけど。
それかなって。だってガラスでiPhoneは割れるのかみたいな感じですげえ高いところから落とされたりとか水に入れられたりとか踏まれたりとかしてきてたから。
難しくなってる。
それを自ら自虐ネタ的にやったのかなとかいろいろ思いましたけど。
分かりやすいCMだなと思いました。
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分かりやすく知ってるしね。
個人的にもそんな問題はコメントにあるような点は気持ちは分かるけどさほど気にしていなくて。
そもそもアップルという企業がターゲットにしている層もこれまでと違うし、そのハイエンド層でまだまだアンドロイドがもう世の中の8割アンドロイド使ってますみたいな。
Windows使ってますっていう時代じゃないじゃない。
だからハイエンド層のリテラシー高い人たちに向けてうんぬんっていうものじゃないし、
なんならエンタメ的に分かりやすく強烈にインパクトでアトラクトするみたいな。
っていうのも戦術としても会社の成熟度合いが違うからそんなことやっちゃうでしょと思うし、
ジョブスも全然昔からやってんじゃんと思っちゃった。
潰すっていうこととか、分かりやすく何だろう、過剰な表現方法を取ることはやっていたし、
アメリカ企業だからアメリカンカルチャーとして楽器を潰すとか大好きだからの人たち。
そうですね。
昔からロック地味変。
ライブでも叩き割りますもんね。
叩き割る、燃やす。
炎上した理由は楽器だと思った、主に。楽器。
トランペット、ギター、ピアノ、目に入るこの楽器3つが破壊されてることに胸を痛める人が多かったのかなっていう感じ。
その胸を痛める現象的にはすごく美しいものだと思いますけどね。
それで傷つくっていうのは綺麗じゃないけど、綺麗な心じゃないけど。
でも逆に個人的には100万のピアノも潰れてたボールもものとしては一緒だなと思ったんで。
あれでさ、もちろんそれこそスタンウェイとか金額というよりはどれだけ人の。
新品じゃないと願いたい。廃品だと願いたい。壊されたのが。
それはどうかな。
わかんないですけど、願わけば。だって捨てられたグランドピアノは全部ゴミ処理所でああなるんですから。
それは多分クリエイティブ的に私がもし監督だったら。
綺麗なの探してくる。
だってアプリにするものじゃない?
そっか、確かにね。
それはクリエイティブ的にクライアントが許さないんじゃない?
確かに、そうですね。
少なくとも見た目はめちゃめちゃ新しいけど中身は。
とか、もしくは壊すために作るんだったらそれはそれでいいと思う。逆に言うと。
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それはもう撮影道具だから。
多分ちょっとありうると思ったのは楽器すべてロゴ入って、楽器だけじゃないけど、基本どれもロゴ入ってないから。
入ってなかったですね、ピアノも。
そうなの。あれは、あれ塗るっていう感覚、わざわざ塗るかなと思うから。
塗るっていうか、後で消したのか。
後で消したかもしれないね。
作ったのかだと思うんですけどね。
VFX的に。
そうそう、何もロゴが入ってなかった、他のものも含めて。
そういう意味で、なんか。
まあでも撮影小道具ですよ。
小道具ですよ。
と思っちゃうからな、そういうところでも分かんないけど。
やっぱり我々二人が、わかりやすく純ジャパニーズみたいな、刀の中に侍の気持ち入ってんでっていう、一つじゃないからかもしれない。
でも結構英語圏とかでも炎上はしてましたよね。
なんかこんなものを粗末にして。
そうね、割合は違うけど。
なんか思ったのは、後その、やっぱご時世的に今、あんまり破壊行為に対してあんまりポジティブじゃないのかなと。
物を大事にするっていう、サスティナブルなとこに向いてるから、ある一定の世論が。
試合コノミでね。
だからっていうのもあると思いました。
それはあると思う。
それはあると思う。
でも結局突き詰めていくと、一つの解釈というか、一つの整理方法として、炎上してるポイントを分けていくときに、
クリエイティブサイドでやりたかったことは、さっきの夏代さんが言った通りだと、本当に100点満点だと思う上で、
結局、物の価値について言及している。物の価値が高ければ壊してもいい。物の価値が低いから壊してもいいっていう話。
物の価値のことを言っているのか、潰すという表現として、物の価値があるないとか関係なく潰すことはあかんやろっていう話なのかとか、
表現方法の構図と物の価値の有無に分けて考えたほうがいいんじゃないかなって感じでした。
でもなんかあれが難しいですね。あれがなんか、例えばCGで全部風船みたいに割れていくとかね。
表現でしょ。
そう。とか、iPhoneの中にフューって全部入っていくとか。
スプラッティングじゃなくてね。
たぶんいろいろ候補はあったんでしょうけど。
絶対あると思うよ。
でも最終的にはあれが一番良かったんですよ。総合点できっと。
まあそうですね。物の価値で炎上しちゃった感じがちょっとするかな。楽器の主に。
あとはご時世かなっていう。
でもやっぱりその、僕表現の話だと思っちゃうのよね。
でももう一個思ったのが、あれを見てわかりやすいって私は思ったけど、なんかあれを見て、あの壊れた物たちがiPhoneに全部なったんだって思う人が一方。
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もう一方は純粋に他の立体物は全部潰れるけど、iPhoneは薄いって思う人が一方だと思ったんですよ。
そこまで潰れた物たちがiPhoneに入ったよって理解できた人って何人いるんだろうって思った。
そうそう。からこそ、それって表現じゃない?表現が下手くそっていう話じゃない?って思ってる。
確かに。100人か100人分かんないかも。
だからわかりやすいっていうのは、すごく直接的な言い方をしているという意味でわかりやすいけれども、
iPadに対して思うイメージが現象として破壊しているものだっていうところだけ、すくい取られてしまうことが多いのかなって感じだと。
難しいですね、これはすごく。
AppleのCMは他のグローバルブランドを見ても群を抜いてクリエイティブだと思うんですけど、
今までのものって本当空飛んだりとか、子供の目線でスマホが走り回ってたりとか、群を抜いてクリエイティブだと思うんですけど、今回は唯一みんながわかる範疇にいたのかも。
それも含めてってことですよね、言いたいのは。
マス化したんだよってことですよね。
Appleはもうそんな新鮮なものじゃないんだよっていう。
そうだ、だって昔は群を抜いてオシャレだったのは、もうオシャレなものを一種をもっと選ぶ人たちに先に高くてもこっちを買って欲しかったから。
むしろじゃないと買ってくれないよねっていう。
クリエイティブ全体の思想への尊敬というか、思想代で10万払うよみたいな。
本当にそう。っていうのがもう違うぜって思うし、同時にもうクリエイティブの話関係ないけど、商品で薄さをPRにしてる時点でもうAppleの商品企画力がもうなんか。
それはそう。
だってもうそれ10年前にAirBookでやってんじゃん。
それはそう。薄いって別にね。
素晴らしいことだけど、新しい価値じゃないし。
カメラの画質とか薄さとかなんかちょっとね、点が増えてきましたね、最近はね。
ということだから、それをクリエイティブでどうにかしようとしても、なんかあれぐらいになっちゃうんじゃないって気がする。
そうなんですね。
でもある種、私はTikTok的文脈がこのクリエイティブが選ばれることにおいて強かった気もするんですよ、グローバル的に。グローバル広告だから。
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確かに今んところ自分のフォロワーの関係性で、Z世代のTikTokと中心世代のユーザーがそこまでいないからかもしれないけど、
確かにアンチコメントをあんま見ない気がする。
世代もめちゃくちゃ評価変わる気がして。
変わるよね。
若い子ほど見慣れてる気もして。
だって日々グミとかクレヨンとかがプシューってあの子を壊れて、ビヨーンってジュブジュブって壊れてるから。
すごいよね。実際面白いしな、見てて。
面白い。私もよく見る。だからあれがサシナブルかって言われると真逆なんですけど。
それはね、こう日本でも昔あったような大食い選手権に対して。
大食い選手権、そうですね。一緒ですね。
ある種道徳的にどうなんやみたいな。それはまあわかるんですけど。
語楽としてはね、どうしても数字は取れちゃいますよね。
数字取れちゃう。そういう機遇やって、もともと別に。
もともとそうっすね。だからなんか深刻化されちゃってますね。死んだことで。
そうそうそうそう。
それちょっとありません?
ジュブス別にそんな。
むしろパーハラ野郎じゃないですか。
今で言ったらね。
今で言うと。
今で言ったらそうだよ、足ガンガン蹴って、オラーっつって。
うん、怒鳴って。
オラーっみたいな。
でも亡くなってジュブスはそんなことしないって言い出す人が出てくるってのが。
これがね。
すごいですね。宗教っぽい。
軍神みたい。真逆化ですわ。
亡くなって真逆化する。そしてそれを言う人は対してジュブスと会ったことないっていう。
そうなるよね。
ちょっとそういう意味で言うと、ちょっと余談なんですけど、ちょっと私一つあまり普段言わないアップルに対する。
アップル使ってるんですけどめっちゃ。
今もう我々これMacで撮ってますから。
もうなかなかアップル製品使ってますけど、アップルの行った功罪が私一つあると思ってるんです。
ぜひこのタイミングでお話ししたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。
どうぞ。
よくこう、ポストアップルといえばプロダクトデザインにおけるミニマリズム、シンプリシティっていうのが多分結構王道的にアップル以降見られること。
ウェブサイトのデザインでもそうだし、もちろんプロダクトでもそうだし。
シンプルイザベストとかね、もうジュブスよく使ってましたからあの言葉たち。
私この、彼が定義しようとしていたシンプルは、鈴木大雪っていうね、金沢出身の。
はい、行きましたよ。
大雪がいいとこでございますよね。
シンプルでございます。
シンプルでございます。建築もね。
あの、やばいやばい、すいません。
とにかく、禅を学んだとされているジュブスの思うシンプルさというものをプロダクトに落とし込んでいった。
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それが美しいシンプルなミニマリストが好きな製品になっていって、それがシンプルイザベストという言葉とともにどんどんみんなシンプルにしていこうと。
ってなっていったのが、今のまだまだその系譜にいると思うんですけど。
一つ思っていることが、あのシンプル、彼が解釈した日本の禅のシンプルさって、簡単化なんでございます。
完結でもなければ、実はあんまり合理でもない。
ただの難しいことを分かりやすく簡単にしたシンプルさ。
で、どういうことが言いたいかっていうと、
例えばアフォーナンスとして、見たらすぐ使える、直感的に使えるもの。
そういうユーザビリティとして。
とか、分かりやすく直感的に使える、見てすぐ何の機能か分かるとか。
あるいは余計なものを排除していく。
っていう、めちゃめちゃマーケットに寄せたシンプルさを定義してたんだけど。
禅における一方で、例えば茶道。
みんな禅はシンプルだと思ってるし、いわゆるティーセレモニーと海外でみんなが大好きな茶道もみんなシンプルだと思ってます。
でも全く違うシンプルさで、つまり誰も分からない茶道を見ても。
道具を見ても、この道具って何使うんですかってみんななるはず。
だけど使うことを、例えば10年20年学んでいくと、もうなんて合理的なもので、
こういうちょっとしたの1ミリあるいは1センチ、手を傾けるだけで使い方が変わってしまう。
役割が変わるとか。
西洋の特にアプリ語に言われているようなユーザーエクスペリエンスでいうと最悪なわけ。
だって誰も使えない、10年使わないと使えない道具だから。
でも一度10年使い込んでいくと、他の道具10個必要なものをたった1つのよく分からない決対な形をしている道具で全部済ませられる。
しかも10分かかっているものを10秒済ませられるみたいな。
そういう簡単ではなくて簡潔だったり、まだ言葉が見つからないんだけど、
そのシンプルさっていう言葉に対する履き違いをアップルが行って、
デザイン業界と言われているクリエイティブの人たちに対するシンプルイザベスト、
誰でも分かる勉強しなくていいっていう、頭を身体と脳みそを生まらせる甘やかすることを全世界に及ぼしたなと思っています。
27:09
スターター? えぇ? えぇ? えぇ? えぇ? 失業当タイム
あっすいませんちょっと暑くなってしまった 作業はその要は作業で例えたのは長くやれば難しいことなんだけど
長くやれば学ぶ長くやるからこそ学べるってことですよね 難しいことが
えっと 作業の例えがちょっと分からなかったんですけど
ごめんね作業の例えってはつまりあの今プロダクトデザインという意味で茶道具の話をしてたね
ジョブズも結構茶道具だったり大切なものを持っていた禅使う道具とかをよくリファレンスしてたから
その東洋で言われている道具っていうものはその宮道のもの道を極めるための道具のことを道具っていうわけじゃないですか
でという中で東洋の特に禅だったり茶道具って言われているものは
一朝一夕で使えない 何使うかすらわからない
でも10年なりまあ長い時間かけて極めるとわかるなるとどんな簡単な道具よりも
効果をもう100倍ほど発揮できる
というのが茶道具 例えば
ってなった時にiPhoneの製品Appleの製品っていうのはその過程をすっ飛ばして
簡単その10年後に到達しちゃうってことですか そう考えなくていい
修行いらずってことですか 修行いらず
でもそれって素晴らしいこともちろんみんながティーマスターにある種簡単に慣れちゃう
誰でも簡単に音楽がピコピコ作れちゃうと
それって素晴らしいこと本当に素晴らしいことでだからこそ生まれてる名曲だってあるし
いいことだとも思っているんだけれども一方でその極めるとか
すごい反論いっぱいきそうだけど
ある種求道の機会を失った取り上げてしまったんじゃないかなと思っている次第です
なるほど私は逆でして意見がというのも
私機械音人なんですねご存知の通り100100リスナーご存知の通り
マイク一本つなげられない人間なんですが
両方あると思ってめちゃくちゃ
iPhoneを要は機械オタクだから
私は音楽は作らないし写真も撮らないしプログラミングもしないんですよ
だから例えばiPhoneが出てくるまでの携帯の時代私はカメラを持ってなかったんですよ
30:08
カメラってずっとあるじゃないですか340年前から手持ち道具として
だけど持ってなかった興味もなかっただけどiPhoneが出てから
iPhoneって写真携帯なんで写真をバシャバシャ撮るようになったこれ多分みんなそう
で写真を撮るようになってから写真が好きなんだと気づき始めカメラを買ったっていう逆の現象なんですよね
例えばおそらくiPhoneで音楽を作った人がまた音楽ソフトを買ったりするのと近いと思ってて
簡単にできるからこそ自分の好き嫌いを試せたりとか自分の能力に気づいたりとかする
すごい入門編が全部ここにあるみたいな
ところが新しいきっかけをくれたなと思ってて
なるほど
そうそうそこはiPhoneがシンプル化すべてをシンプル化した良いとこだなと思ってて
機械を馬鹿でもできる猿でもできるみたいな
そう思います
一方で樹冠さんが言いたいこともわかる
要は簡単にできちゃうからそこで満足する人もいっぱいいるし
そこで満足させるためのUIになってる
全部搭載してて写真撮った写真も完璧にするみたいなボタンをピッて押せば色がファーンってなって
もうライトルームで加工する必要なくなるじゃないですか
だからフォトショーも勉強しなくていいしライトルームも勉強しなくていいし
そうまあなんかでも話してて難しい話だねこれ
本当にどっちも簡単にそういうことで入門編としてみんながすべからず同じような機械を持ってて
機械のオポチニティを持っててそれで才能を見極めるとかもできるし
簡単だからこそ生まれる作品も量画質を量画するという意味でもう作品も出てきてるし
でも樹冠さんが言いたいこともすごいわかって
その要は簡単にできちゃう道具がない時代はみんなもっと考えてやってたから
創意工夫を持って
その想像力の中での今ってテンプレがあるじゃないですか
あります
アップルが作った最大の道具ってテンプレだと思ってて
音楽もお絵かきもカメラも全部テンプレなんですよズームとか
33:00
その音楽もパターンで組み合わせたらもう一曲できるじゃないですか
そのテンプレがやっぱ昔はなかったからない状態で自分の感性とか自分の想像力を磨く
その脳みそ側を磨くしかなかった昔は
だからこそそれぞれの文化的とかそれぞれの国民的な国民性的ないろんなクリエーションが生まれたと思ってるけど
何て言うんだろう
じゃあ岡本太郎がiPhoneユーザーだったらどんなイラストを描いてたっていう
そこはちょっと気になるんですよね
しかも彼が彼になってから出てたわけじゃなくてね
そう村上隆が今20歳だとしてiPhoneユーザーだったらどんな絵を描いてたみたいな
そうすでに人類はテンプレを得てしまってるっていう思う
それ面白いのはあのさっき佐藤の話したけど
まさにだなと思っちゃったのはその千利休が佐藤っていう名前をつけて
税網が農学定義したみたいに千利休が佐藤というふうに定義した時にやったことって何かっていうと
テンプレ家だわ
ああそうなんですねルール家というかガイドブック
そうそうそれまでの仏教茶っていう名前で中国から渡ってきたお茶っていうものがあまりにも難しいもんだったから
それを町の人でも作れるように使えるようにっていうふうにやっていた
と同時にその新しい道具も作って和尾流方向性と逆に日本独自の合理的なそれを学ばないとできないやつ
っていうものを全部テンプレ化してやったって意味だと同じことやってるなと思って
ちょっと自分自身の矛盾にも気づかされました
ジョブスは多分利休と仲良くなれると思うんですよね
似てる 似てるなんか2人で茶芝居そうですよね
芝居てそう
いや結構2人とも生臭いしな
ふーみたいな
分かる分かるっつって
やっぱそうだよ
だからこれからの逆に言うと私はそういう脳みそでクリエーションするしかなかった時代のアーティストがめっちゃ好きなんですよね
私が好きなアーティストはだいたい今70、80歳なんですよ
脳みそだけってこと?
想像力で想像力とセンスで思考してた時代のアーティストがすごく好きで
そういう私が好きなアーティストはだいたい今もう80歳前後なんですよ
ってことは60年代に活躍目が出て活躍し始めたっていうか
そうですよね60、70、80、90、50、60年前
36:03
もうなくなるこのラインのとこにいるぐらいの先輩方のクリエーションが私は一番好きなんですけど
じゃあこうやってそのアップルの製品とかアップルだけじゃないですけど
この近代化のテンプレによって今後のクリエイターっていうのはそれこそAIも出てきたら
作るものが変わってくるじゃないですか明らかに
もちろんでございます
これからの20 under 20これからの新人類のクリエイターってめちゃくちゃ定義変わると思うんですよね
そう思います
もうゼロから生み出す人なんてあんまいないというかどうなんでしょう
いやいやそれはいると思いますよ
本当ですかこの話はとても長くなりそうですでに30分を超えてしまったので
今週はこのあたりで
はいということでまた来週100100