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【器用貧乏は眠らない。】
I can see nothing.
このラジオは、器用貧乏二人がお届けする雑談ラジオ。
器用貧乏ならではの好奇心と責任感で、膨らみすぎた知識や経験トークをお届けします。
今夜も作業が終わらない、そんな中へ。
器用貧乏は眠らない。
今日は何のお話をしましょうか?
ちょっと前回、重かったのです。
はい。
重いというか。
社会の裏側。
怖い。そう、怖い話をしてしまったので、ちょっと。
あの後ね、マイクのないところで、かなり話しましたね。
話しましたね。
何の、それ誰がどういうっていう。
思想が、いや僕は本当になんやかんや思想偏ってると思っちゃうけどね。
おー、偏ってないっすよ。
私自分のこと偏ってるって思ったこと一回もないっすよ。
まあ、バランス感はいいもんね。
うん、客観的だなって思う。
あー、そうだね、それはそう思う。
だからより多くのことを知った結果、中庸的に。
それは私もそうだ、確かに。
なったというか、善悪ではないという域におります。
それは同感です。同意です。
だからこそ確かに喋れないことが多い。
はい。マイクがないとこ盛り上がりますね。
そうね。
言いたいことがね。
そういうのちょっとライブとかであるとどうなるんだろうね。もう一切撮影禁止とか。
撮影禁止、SNS投稿禁止の10人ぐらいのやつ。
うーん、とかでやるんだったらもう。
それもう普通の飲み会じゃないですか。
確かに、それただの飲み会。
はい、ということで今日は樹冠さんの方からテーマをお願いします。
今日は皆さん、日本でも時々お見かけするくしゃみをすると
ヘッキシュン!
ブレスユー!
っていうあの、ありがとうございます。
あのブレスユーってどういう意味っていうことをちょっと話せたらなと思っています。
確かに知らないですね。
ね、何で言うのって思うよね。特にアジア圏なり日本人でもそうだけど、くしゃみして何も言わないじゃない?
何か言う?
日本は言わないですね。
英中語とか何かあるの?
言わないっす。
そうだよね。観光もないよね。観光はあるかもしれない。
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分かんないっす。
ないじゃない?でも特に欧州、英語圏で多いけど、あれは何ですか?
ブレスユーってそもそも何ですか?って言って、今日はあくまで私の一意見なので
他にも意見あったらなつゆちゃんからぜひ教えていただきたいんですけど
ブレスって直訳すると、なんだろう、あれかな?
えっと、なんて言うんだっけ?祝福みたいな。
ご家護。
ご家護。神のご家護。あなたに。っていう意味じゃない?
くしゃみってマイナスな行為ですよね?たぶん体の仕組み的には。
そう。
それに対して祝福を。
祝福を。で、何でくしゃみなのって咳はないじゃない?
確かに。
そこが体のマイナスなんだけど特にくしゃみの理由で、
何かって言うとあれって、これ私の知っているやつだから、たぶんそれが正しいとかじゃないんだけど
キリスト教においてそもそも人って神と神の子、あるいは人間、そこ一緒にしたら怒らそう。
神、神の子と人間と精霊の三位一体で成り立っているという時に、
なんかくしゃみをすると精霊が飛んでいっちゃうんだって。
ため息つくとよくないみたいな話?
そうそう。それめちゃめちゃわかりやすい。日本人で言うと。
幸せ逃げるよって。あれあれ。ほんとにそう。ほんとにそう。
それがキリスト教の場合だとため息はたぶん何もないけど、
くしゃみをするとあなたの中にいる精霊がどっかに飛んでいってしまうから、
私の分の、私の持っている精霊をあなたに分けますよっていう意味でブレスユって言ってる。
まずその精霊を持っているのってどの宗教なんですか?
キリスト教が、ユダヤ教もなんかな。
天使がついてるみたいなこと?
精霊?
精霊?
精霊ってね。精霊は。
ジュピター?
ジュピター?
ティンカーベルみたいなのが自分の周りを飛んでる感じ?
よく描かれるのは火の玉みたいなやつ。
フワーってしたやつ。
日本的に言うと守護霊的な。
そうそうそうそう。
それがご先祖さんっていう考え方がないからあんまり人間って、
キリスト教だと神の下にみんな並列で人間がいるので、
人間の中にご先祖さんが偉いとかっていうのはないから、
そういう意味であがめるのは精霊だったり神様で、
その精霊っていう神の祝福が自分の体にいつも宿っていると。
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お祈りしたり賛美歌したり、キリスト教的にいいことをすると。
それが消えるんだって。
ブレスユー。
あなたに対して分けます。
神のご加護をあなたに。ブレスユー。
私このテーマ事前に聞いていて、調べたんですよ。
おー聞きたい聞きたい。
そしたらもう一つ説があって、
その受管さんの説もあったんですけど、
もう一つ説があって、
それは16世紀、ハイペストが流行した時。
ハイペスト?
ハイペスト。つまりペスト。
ハイペストって言うんだ。
ハイエみたいな。
ラングのハイにペスト。
そのペストが大流行した時期にこの言葉ができたらしいんですよ。
そのハイペストの初期症状がくしゃみだったんですよ。
なるほど。
なので、くしゃみをした時に、当時PCR検査とかないから、
くしゃみをした人に対して、
それはただのくしゃみであってペストではありませんように。
っていう意味で、神のご加護がありますように。
っていう意味でブレスユーが言われていた。
なんか正しそう。
正しそうですよね。
本当の意味は別かもしれないけど、
これで流行ったっていうのはすごく説得力があるなって思ったんですよね。
なんかそれすごく納得性が高いというか、
それもイギリス住んでた時の話が最近多いな。
イギリスに住んでいて、いろいろ見ますと、
文化だけじゃなくて、
あと日本でもあるけど、
高級な地域、高級住宅街とかってさ、
なんか理由があるじゃないですか。
例えば日本だったら地盤が硬いから地震に強いとか、
津波もこないとかっていう災害時に強いからここはいいとこなんだっていう、
すごい日本的な高級住宅街があるけど、
イギリスだと、
ロンドンの中でも北の方にハムステッドっていうエリアがあって、
すごく高級住宅街なんですよ。
なんでそこがいい地域なのかっていうことを当時調べていたら面白くて、
唯一、ロンドンってものすごい、
ロンドンっていうかイギリス全体、スコットランドも含めて、
ものすごいなだらかな平地の国なんだけど、
そのハムステッドってところがロンドンの中で一番高い丘の上にあって、
その丘の上にあるときにペストが流行った。
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そうするとペストが流行ったときにみんなよくわかんないから、
きれいな水が必要だと思ったらしい。
そのときにきれいな水という水脈の上流にあったのがハムステッドで、
みんな毎日のようにハムステッドの丘の上まで水を汲みに行って、
その教会から流れてきてる。
教会がついでにいろいろ清水つって売ったりするっていう嫌な話だけど。
貴族たちは逆にロンドンからペストの間そこに移住して、
いい水を囲ったんだって。
その名残がいまだにあって、
貴族にとってそのいい水、きれいな清潔な水が流れている場所っていうのが、
日本でいう地震にあいにくい、地震の影響がないところに近くて、
いまだにそこがいいところみたいになってると。
おもしろいですね。
国によって富裕層が住んでるエリアっていうのは、歴史をたどるとそういうのがあるんですね。
そうそう。
そのときに、つまりヨーロッパとかだとペスト、
国治病とかペストの影響って甚大で、スペイン風邪もだけど、
それが建築様式に変わってたり、
文化だったり、さっきのブレスユーもそうな気がするから、
ペストがいまだに数百年の間、流れとして残っているのに対して、
日本だと疫病というよりは地震の影響でこの辺がいいとか、
なってるなって思って、おもしろい話だなと思ってきました。
日本は地震ですよね。トルネードとかないですもんね。
水害とか水、ミナマタ病とか、それも排水とか改善したら消えましたし。
やっぱり基本津波じゃない。
津波。
地震と津波。
津波って地震がないと来ないですよね。
基本そうです。
じゃあやっぱり地震ってことですね。
結局地震ですね。
よくこんなに地盤が多いとこに。
本当だよね。
ずっと津波ね。
プレート。
プレートが多いとこによくこんな長い間国を作って。
これ持論、もうちょっと話していいですか。
持論があって、日本人って世界で見ても、
良くも悪くも従順というか、
神様が見てるよとかじゃなくて、自分たちを制御する、
時におてんと様が見てるからとか、
雷さんがとかっていう自然物が何かいつもあなたのことを見てるよっていうような言い方が多い。
神様っていうよりは。
これなんか持論があって、ある時期音と地震の関係とか調べてたんですけど、
第2世界大戦前後でヒトラーが技術を使って自分自身のスピーチを増幅させたいと思った時に、
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彼はいまだにドイツ製のスピーカーって良いとされてるんだが、
当時スピーカーとマイクにものすごい力を入れたんですね。
発明させた中のスピーカーにこだわったのが低音で。
確かにヒトラーのスピーチって重厚感ありますよね。
そう、重厚感あるじゃない。
あれを結構エンジニアリングとして達成させるようにいったらしくて、
何でかっていうと、低音をめちゃめちゃ出して自分の声に対して。
僕らもライブとかクラブ行ってさ、
ブンブンブンって腹に来る音って何かデカいものが来たとかあるじゃないですか。
それを出してあたかも自分自身が偉大な存在になるように見せたらしいと。
見せ方が上手いですよねヒトラー。
見せ方が上手いプレゼンテーションが。
服装とかデザインとか。
そうそうそうそう。
敬礼ポーズとか。
ポーズとか。
ヒトラーはもし戦争とかがなかったら超優秀なCDだったと思う。
本当に。
見せ方が上手すぎて。
見せ方が上手いからあれだけの人を自分の方向に向けられたんだと思うし。
確かに。彼が手掛けたプロジェクト全部彼っぽくなるだろう。
今言ったら。
めっちゃ有名なバンドになってそう。
バンドマンっぽい感じがするね。
そうなんですよね。
そんな話があった時に、
待てよと思ってある時代で、
ジョン・ケイジっていう現代音楽家が、
BBCの無音質に初めて入った時に、
彼は無音質なのに2つの音を聞いたと。
何かっていうと、
地球の音と自分の生きる音が聞こえたみたいに言ってて、
一つは脳内のシナプスが蠢く音とか、自分の体の動く音。
っていう自分の生きる音と、
地球の動く音が聞こえた。
実際、地球の動く音って、
触れ幅は大きいけど、
大体8Hzを中心に音を出してると。
8Hzって聞こえない。全然人間は。感じるけど。
でも、我々は通常聞こえるレベルではなくて、
そういうふうに思った時に、
日本って1日大体震度1弱の地震が100回くらい起きてるんだけど、
地球の音、他の国に比べて大きいんじゃないかなと。
その8Hzっていう超低周波が、
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。
そうそう。
だとしたら、それが潜在的に
いつもヒトラーがやってるみたいに、
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何かいつも、何か大きなものがいるんじゃないかと。
それで従順に繋がるんですね。
そうそう。
実際なんか例えばアメリカでもいいし中国でもいいし違う国に行った時の日本人ってなんか全然性格違う感じ
急にヘーみたいになるのとかも逆に他国の人間が日本に来た時にちょっと大人しくなる感じとか
あれって大人んじゃね?って思う
それすごいですねそれちょっとNHKでやっていいぐらいの人類のメカニズムみたいな壮大な気づきですねそれ
っていう話でした
いや面白いですねなんかそういうあの解明されてない明確に解明とか有名じゃない説って結構ありますよね
ありますね
面白いなあって地球の音か
その聞こえないのに感じるってどういうことなんですか
その認識できないレベルで体には振動が伝わってるみたいなこと?
自分の足が地球にプラスマイナスでくっついているのと同じぐらいの感覚で
感覚そうそう音もただの波というか振動なので20ヘルツより下になってくると
耳では聞こえないんだけど単純に物が揺れてるって感じ本当に振動が伝わるだけ
確かに地震の音ってゴゴゴゴゴですよね
なんか音してる
音してますよあれ地球の音だったんだ
そうそう地殻が動いてる
すごいなだって地球をケーキみたいに切ったら真ん中燃えてますもんね
そうそうパッションが
その音か火も音ありますもんねちょっとサーってね
自然現象の音ってすごいな
そう自然音はねちゃんとフィールドレコーディングで撮ると
ものすごくまんべんなく超低周波から超高音波まで全部出てる周波数的に
やっぱり出せないですあれ人工的には
そうなんですね
その自然音は動物含まず風とか
風とか波とかそういうフラクタルな音
波すごそうですね水はすごそうですね
水とか波は波の音はちなみにあれね
水一滴の何ていうの雫がポチョンってなるときあるじゃない
あの音の集合体と思ったらよくて
実際にピクサーとかはCGでさ波の音とかを再現する
実は波の音を収録してきて重ねてる時もあるんだけど
例えばモアナとかねディズニーかモアナって
あれはどっちかというとCGで実際にビジュアル的に生まれている波から
音を計算して作っていて
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その時の作り方は水の雫が落ちる音を
何て言えばいいんだろうな
パーティクルって言うんだけどそういう小っちゃい粒が波を作るのと同じように
雫の粒たちが破裂している音を重ねて波の音を作ってたりするぐらい
重なっていくとザザーンって
ディズニーのサウンドエンジニアとかすごそうですね
めっちゃ優秀っす
この音これで出してんだみたいな
たまにyoutubeにアニメの音響収録の映像とか流れてますけど面白いですよね
面白いよねああいうの
人間の耳って簡単に騙せるんだな
いや本当にそう
しかも逆に騙す方は人間の小さとか学ぶし
洞察力がすごい
その木の板から何でその音が出るっていつ気づいたんですかみたいな
ああいうのばっかりで面白かったです
そういうのフォーリーとかって言うんだけど
フォーリーっていう世界で
フォーリーのためのスタジオもあるし
そうなんですね
面白いです
フォーリースタジオとか行くと
もうなんか30足ぐらい靴があったり
行っただけでも30枚ぐらい木の板があって
階段が中にあって
そういう何でも再現できるようなスタジオがありそこで頑張って音を作り出すみたいな
行ってみたいですね見学したいですねそういうなんか制作ゲーム
楽しそう
なんかタイミングがあったら
はいぜひ
じゃあちょっと今日最後に
映画を一本ご紹介したいでございますよ
面白い
えーっとですねタイトルドワッセルしたので今ちょっと秒速で見ますが
お待ちください
なんだっけな
ヒトラー繋がり
そっちねはいはい
えー今上映中
えー
あれ
はいえーと今上映中でございます
ヒトラーのための虐殺会議
やばタイトルやば
これめっちゃ面白そうだなと思って私も見に行こうと思ってるんですけど
ヒトラー系の映画よく見るんですけど
これはですね1942年のドイツベルリンのとある邸宅にて
ナチスの審栄官と各事務次官国家保安部
まあそういう選ばれしナチス側の人たちが
一同に15人ぐらいですね
集まって開かれた会議を映画化したものです
えーもうずっと会議してるのその2時間
そうです1000万人のユダヤ人を
虐殺する戦略を立てる2時間の会議をそのまま映画化した
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うわーやっぱめっちゃ面白そうだけどすごいね
これ面白そうですねこの会議を2時間聞くっていう
だからもちろんその人に応じて立場も違うでしょうし
その中でこの2時間の話し合いでどうことが
どう最終的にじゃあユダヤ人を虐殺するっていうことが決まってしまったのか
本当だね
なんか会議を2時間聞くって新しいなと思ってて
この映画すごい私見てないんですけど見てないけど見に行く予定なので
来週とかあのぜひ皆さん
次回教えてほしい
このヒトラーが出ないヒトラーの映画ってすごくないですか
ヒトラー出てないの?
出ないですよこれ
そうかじゃああくまで
殲滅しようっていうことが決まっている上で
方法だけを考えてる
多分なんかちょっとわかんないです
今適当に言うとよくないかなと思ったんですけど
次週楽しみにしてる
めっちゃ面白そう
2時間の打ち合わせをそのまま映画化にした映画
よかったらぜひ皆さん見てみてください
感想あれば教えてください
ぜひお願いします
個人的にイカれる男たちとか
そういうクラシカルに有名な映画で
それこそ閉ざされた空間の中だけで繰り広げられる
ヒューマンドラマみたいな
そういうやつすっごく好きだから
まさにまさに
そんな感じのリアルな
しかも規模っていうか対象がでかすぎるな
でかいっすよね
でもこれすごいリアリティありますよね逆に
今世の中で動いている歴史とかも
全てこういう議論の場を経て
ロシアウクライナ戦争とか
決まってるからその会議をこう
もう事後ですけどこうやって議事体験するという
よく公開したねドイツ側も
さっきのちょっと韓国の話につながってきますか
過去の歴史をいじれる国といじれない国の違い
そうだね
一切一瞬
それもまたイギリスの話になっちゃうんだけど
イギリスの話多いな
イギリスってかイギリスの同級生の同級生でね
まじしょうもない話なんだけどいろんな国の人間と
飯食ってて弁当をスタジオに持ち込んで食べてる時に
誰かがアメリカ人がおならしたのよ
アメリカ人って言い方よくないかある人がおならして
あはって言ってみんなで笑ってたの
大人になって普通にぶんみたいなのないじゃない
っていう時にみんなが笑ってる中であるドイツ人が
アウシュビッツじゃないから大丈夫みたいなこと言ったの
24:00
笑えねえな
そうなのでも僕一人だけ笑っちゃって逆に
あまりにもブラックすぎて
すごいですねドイツ人が
なんかやべえと思ったっていう話だけして
逆に自国の過去を自虐できる国って幸せなんですよ
強いよね
言えない国は現在進行形でそれが続いてるってことですから
日本とかもそうだね
さっきマイクがオンになってない時に
韓国の光州運動の話をしてたんですけど
まさにそういうことだなと思いました
国が変わったから過去の黒歴史を
そうだね
言えるという
人間一人一人もそうですね
確かにやっぱそれが物語ってますね
戒心したら過去のこと言えますもん
ところはグレてたけど今は
やっぱり自分で言えるってすごい大事
自分で言えるって大事ですね
いい話だ
というわけで韓国のドラマ急に話してないけど
韓国のドラマタクシードライバーおよびヒトラーの会議
概要欄に映画のタイトルまた貼っておきますので
ぜひご覧ください
ありがとうございます
では本日もありがとうございました
また来週
気を貧乏は眠らない
新しいパターン