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子供のころの遊びね、女の子だから一番最初はママゴトだよな。
昔、昔だからちゃんとしたおもちゃもないけどね、4、5歳頃から始まって。
それからは、そうね、女の子はすぐママゴトやんだよね。
小さい頃はね、北海道にいたから、やっぱりすぐ仲間の家に入っちゃって、ママゴトするわな。
女の子は静かだわ。
小さい時は北海道にね、父親が北海道の方の牧場を勤めて、そこにいてたの。
あそこにね、青年用大正尉だけ立って、あそこのそば、牧場はね、あそこにいて。
あれは立派だね。印象に残ってる。
でも北海道で暮らすっていうのは、寒い時は長いから大変だよね、みんな。
ああ、夢ね。いろんな夢っていうのは見るよ。
もうほら年寄りだから漠然とした、なんだかはっきりしてないのが多いね。
もうだけどあの世からおいでおいでされてるんだからさ、反抗して。
しょっちゅう見る時、見ない時もあるね。
それで夢っていうのは、ほら、漠然としてるのとはっきりしてるのと、やっぱりあるよね。
いい夢見た時は、目が覚めた時は、さわやかな、さっぱりしてるけど、
なんか嫌なもの見た時は、なんかないなきゃいいなって感じだよね。
夢ってなんだろうね。自分の意思で見てんじゃないんだからね。
なんですかね、夢は。
いろんな、ほら、昔のことだろう。幼い頃の友達の顔を思い出したり。
思いがけないことを見るよね、夢って不思議だね。
もうでも遠くなったから、ほら幼い時にいたから、あんまりあっちは見ないね。
そう、なんかね、もうひどい歳だからさ、90歳にもなると、
あんまりはっきりした夢は見ないね。なんかぼやっとしたような。
一生懸命、あの世から呼んでんだろうから。
反抗して、あれ、元気出してなきゃなって思ってるよ。
なんだろう、なんで追っかけられてんだとか、そんなあれもたまには見たけどね。
もうでも、90代になってからは、あんまりはっきりした夢ってもないね。
