慣らし保育と子どもの感情
みゆん先生のほっこり保育室へ、ようこそ!
前回のご育て苦手かも?の配信にコメントしてくださった皆様、
そして聞いてくださった皆様、本当にありがとうございます。
もし、ご育てで何かグルグルとするなぁとか、何かありましたら、
遠慮なく、レターで、あの、もう本当にね、愚痴でも、質問でも、
大丈夫ですので、私でよかったら話してくださいね。
4月中旬になってきました。
だいぶ暖かくなってきましたね。
京都はね、風がなんだかめっちゃ強い。
あの花粉が飛んでる飛んでる。
皆さんは花粉は大丈夫ですか?
そう、今4月中旬、心がちょっとザワザワなんて、
パパさんママさんもいらっしゃるんじゃないかなぁと思い、
今日はね、慣らし保育。
いやぁなんだか心苦しいよっていうパパさんママさんに向けて、
お話ししてみようと思います。
今4月中旬になって、慣らし保育が、
もう終わるかなぁどうかなぁってくらいの時期になるかなぁ。
そう、お子さんがなかなか、
遠縁時にね、延々泣いていたりとか、
離れる時に、やっぱりなかなか離れられなかったり、
あとは、新年度ということで、
新しいクラスに上がる。
それもね、本当にね、子供にとったら本当に、
慣らし保育と同じ感覚だと思うんですよね。
新しい担任の先生にまた慣れていく。
新しいお部屋に慣れていく。
それもあるし。
でもそんな姿を見ていると、パパさんママさん、
ね、胸がね、キュッとしたりしてるんやないかなぁって思います。
そう、あの、最初に、慣らし保育、そこで、
お子さんが泣くのは、
いやー、それはね、すごいことなんです。
えっ、なんですごいことなんだって?
それは、それだけお家が安心できる場所、
だからなんですよ。
パパとママのことが大好きっていう証拠なんです。
それだけ、お家で愛されているからこそ、
外の世界、初めての集団のその世界、
新しいまた集団の世界に上がるのに、
寂しいよー、行きたくないよーって思うんですよね。
でもね、それをまた泣くという形で出せてるってことは、
自分の気持ちを表せてるってことだから、
実はね、すっごく大事な力なんです。
そう、泣けるって、本当に愛されてるからこそ、
うん、かんでもない。
愛されてるからこそ、なんだと私は思います。
お子さんの中も、でも本当にね、
すっごい頑張っていて、
保育園に着いた後にしばらく泣いてても、
その後の時間、子供たちって、
少しずつ、本当にね、その子のペースで、
少しずつ少しずつ、自分の世界を広げていってみます。
好きなおもちゃをちょっと見ていて、
それをちょっと触ってみたりとか、
あと先生の行動や、顔とかこうじっと見てみたりとか、
あとは、お友達の声を聞いて、
それに反応してみたりとか、
そう、どんなにその小さな一歩、
そのちっちゃい行動でも、ちゃんと前に進んでるっていうことなんですよね。
そして、そんな小さい子供たちのあの勇気ある一歩、
それを先生たちは見逃さないでちゃんと見ていてくれてます。
そして、その様子を見て感じて寄り添ってくれてます。
だから、先生を頼ってくださいね。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
そして、ちょっとここで、あの、
パパとママの成長
ちょっと、あんまり良くない?
いやいやいや、良くなくはない。
予告です。
ゴールデンウィーク明けにね、やっと落ち着いたのでいいっていうのに、
ゴールデンウィーク明けにもう一波あるかもしれないですよね。
そう、ゴールデンウィーク明けはまた泣いてしまうかもしれません。
もうせっかく慣れてきたのにって、
いやいやってがっくりすることもあるかもしれない。
でも、それってまた一歩外に出ようとしてるだけなんですよね。
あのね、後戻りじゃない。
むしろ、心のそこの根っこの部分、
それが育ってきたからこそ見せる反応だったりするんですよね。
だからまた安心してぎゅって抱きしめて、
そう、あの、大丈夫だよって送り出してあげてくださいね。
ここでちょっとだけ子供目線で聞いてみてください。
子供の心の声をちょっと会話にしてみます。
ママ、ぎゅーってしたかっただけなの。
パパのお手でぎゅってしたら現金出てくる。
でもね、ちゃんと保育園行ってくるねって。
ママもパパもお仕事頑張ってくれてるから、
僕も頑張るよ。
そんな風に小さい胸の中ではいろんな思いがぎゅーって詰まってるんです。
言葉に出せない分を涙にしてそれを表現してるんですよね。
ならし保育って子供だけじゃなくて、
ママやパパにとってもならしなんです。
初めてのバイバイを重ねていく時間。
泣いたり笑ったりしながらちょっとずつ信じて預ける、
積み重ねていく時間。
そう、だから今日もお家に帰ったら
よく頑張ったねってぎゅーってしてあげてください。
そして、頑張っているパパさんママさん。
もう自分自身に
いやー、私も頑張ったって、
あの自分をいっぱいほめほめしてあげてくださいね。
足りなかったら、私がほめほめしに行きます。
ならし保育のこの時期。
パパさんママさんの心が少しでもほっと軽くなりますように。
いつも聞いてくれてありがとう。
ほなまた。
美音先生でした。