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詩吟の魅力を発信する。
詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、純詩藩の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私heyheyによる、
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルにしております。
ということですね、今日は初心者向けの内容ということでいきたいと思います。
ズバリですね、あなたの本数を決めましょうという内容でいきます。
本数ってなんだよっていうところからまずツッコミが入ると思うんですけれども、
詩吟というものはですね、歌で言うような原曲キーというもの。
このキーの高さですね、これが絶対これでないといけないというものがないんですね。
相対的な高さでやることが許されている、認められている歌う文化ということになっております。
そのキーの高さのことを本数、本っていうのはブックの本ですね。
数、本数と呼びます。
1本2本3本4本5本6本7本8本9本ということで、
数字が高くなるにつれてキーが上がっていくということになります。
詩吟自体はですね、これまでも何度かお伝えしていますが音階と呼ばれる、こういう音階ですね。
こういう音階を使うわけなんですけれども、それをどういう高さでやっていくのか。
こういういろんな高さがあるので、正直自由にやっていただいていいんですけれども、
であればですね、やはり何も知らない人は、じゃあ自分はどの高さで、どの本数でやればいいのかよくわかんないよということになってしまいますので、
一番王道な高さ、標準と言われる高さを僕の方からご紹介したいと思います。
そこでですね、それを聞きながら、じゃあ自分はこの本数がいいのかなということを一つ決めていただく、そういうきっかけになれば幸いです。
ではですね、本数、主に1本から9本ぐらいまであるわけなんですけれども、まず男性からいきましょう。
男性。男性の声が低めな方、高い声は出ないよっていうような方。
この方はですね、1本という高さがいいです。
この高さになりますね。
あ、間違えた。これじゃない。これですね。
次にですね、声がそれなりに出るよっていう高めの人は3本の高さをやってみてください。
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僕も通常はこの高さもしくは4本の高さで吟じています。
そして女性はですね、女性は声が低めな方であれば6本をお勧めします。
そして声がしっかり出るよとか、まだまだ若いよっていうような女性です。
いや、これはちょっと良くないな。
声がちゃんと出るよっていう女性は、高めの女性はですね、8本。
このキーでやることをお勧めしますね。
ということで、4つご紹介しました。
まあこういう風に音で聞いてもですね、なかなか分かりにくいんで、自分の声も合わせて改めて紹介していきます。
ではまず、声低めの男性ということで1本から。
では次に声が高めの男性3本ですね。
では次に声が低めの女性6本ですね。
では最後に声が高めの女性8本になります。
ということで紹介しました。
実際にですね、これが試吟であるとどんな感じになるのか、その方が分かりやすいと思いますんで、
まあ1本と8本、それで吟じていきたいと思います。
まあ出だしの方だけですね。
この夜川を渡るのところで、大揺りと呼ばれる一番高い音が出てきます。
ここをやった時にですね、まあ頑張ってやれば出るかなというところが、まあそれぐらいの高さにした方がいいです。
余裕持って出るとですね、あまり必死な吟が伝わってこないので、あまりお勧めはしません。
ちょっと頑張って出るぐらいがいいのかなと思います。
では1本ですね。
こんな感じですね。もうだいぶ余裕ですね。
こんなのだとちょっとあまり僕にとっては良くないということになります。
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じゃあ8本ですね。8本。
女性はこれぐらいのキーでやる方が華やかでいいかなと思います。
こんな感じかな。
多分若干音下がっちゃったかもしれないですけど、
こういうこれぐらいの高さになります。
まああの音だけで聞く場合、声で聞いた場合、そして吟じている時を聞いた場合で、
まあ受ける印象は変わってくるかなと思います。
まあ最終的にはこの吟の状態でですね、私にはどの本数が合っているのだろうと、
そういうところをまあ考えてみてですね、まずは決める。
今日は調子悪いから下げようとか、今日は調子良いから上げようとかじゃなくてですね、
自分はこれでいくんだ。そしてしばらく鍛えたらさらにもう一個上げていくんだ。
そういうふうなよりストイックな姿勢をやっていくとですね、
まあ詩吟をやっていく上ではいいのかなと思います。
まあだいぶ詩吟をやろうと思っている初心者向けの内容ということで、
マニアックな内容になってしまいましたけれども、
今日はあなたの本数を決めましょうということで、4つご紹介しました。
声が低めの男性であれば1本、声が高めの男性なら3本、
声の低めの女性なら6本、声が高めの女性なら8本ということでご紹介しました。
ちなみに僕は声変わりしたての時は水1本ということで、1本のさらに2つした、1つしたかな。
で、声変わりする前はテンションが舞い上がっちゃった時は11本ですね、やったことがあります。
まあ結構本数は自由なんですけれども、
8本とか3本とかそれぐらいの聞きやすいキーっていうのはですね、やはりありますので、
そこを基準にして選ばれるのが良いのかなと思います。
だいぶマニアックな内容になってしまいましたけれども、今回は以上となります。
詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネル、今日は以上です。ありがとうございました。バイバイ。