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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。だいぶ寒気が迫っているとか、もういるんでしょうね。朝から晩まで暖房をつけっぱなしで、電気代がどうなるかも考えずにですね、ひたすら寒さをしのいでいるところです。
今日はですね、僕はというと、大学の友人とZoomでお話しして、普段はやっぱりですね、ずっと家にいると奥さんと娘との仲のコミュニケーションで完結して、あっという間に1日が終わってしまうというところだったんで、
年の近い相手と、大人と喋るっていうのは本当に気晴らしというか、いろいろ学びにもなるしありがたいなと。向こうにもですね、年が1,2歳ぐらい違うお子さんがいるんですけど、何ヶ月の時にどういうことを気にしたかとか、そういう話を共有できると嬉しいなと。
こういうふうにしてママさん友達っていうのができていくんだなとかですね。多分奥さんはそういうの苦手なんですけど、僕はですね、多分ママさんの友達作ってもいくらでも話せちゃうんでしょうね。夫婦でうまいことバランスとって頑張りたいと思います。
さて、今日のお話ですけれども、質問いただきましたんで、それに回答する形でいきたいと思います。YouTubeであだちさまですね、初めてコメントいただきましてありがとうございます。
いただいたコメントを読ませていただきますと、叩け、回せ、拳とか言われますけれど、具体的にどういう具合に発生すればいいのかいまいちよくわかりません。そういうコメントをいただきました。ということで、今日はですね、これに回答していく形で進めたいと思います。
本当にですね、詩吟は口から口で、口伝で伝えられていくものなので、なかなか理解が難しいところがたくさんあるかなと思います。特に生徒さんは先生に歯向かうなんてことしませんから、これどういう意味ですか、この言い方わかりづらいんですけどみたいな、そんなことなかなか言えないんでですね、本当はそこをもっと言えばお互いコミュニケーションができるかもしれないんですが、
まさにこういう時に僕のチャンネルを使っていただければと思っております。具体的にどういうシチュエーションでこの叩け回せ拳言われたのかわからないのでですね、僕の中で考えうる回答をいくつか言葉重ねてたくさんしゃべっていきたいと思います。
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そうですね、まず順番にいきましょうか。まず叩け、叩くという言においてここをもっと叩きましょう。僕はあまり先生からこういうふうに言われたことはないんですけれども、想像するところではですね、いくつかあります。
1つ目は単純にですね、強く強く吟じましょうという、ただ声量が大きいというよりは、頭にですね、ポーンと力強く入れる感じ、スタッカートとかですね、そんな感じになるんでしょうね。
便性しくしくではなくて、便性という頭にガツンと入れる、そういう言い方も考えられますし、もう一つはですね、言葉の粒をもっと立たせるっていう意味もあるのかなと思います。
便性しくしくでやると、便性しくしくではなくて、便性しくしく、こういう言い方。便性という流れたように言うのではなくて、便性どんどんどんどん、しくしくもしくしくと、音の粒が相手に一つ一つぶつけるような感じ。
例えばどんなものがあるかな。国敗れてさんがあり、いやこれはちょっとおかしいだろうな。これは基本多分流れるように、国敗れてとやるのをもし叩けと言われたらですね、国敗れて、敗れてどんどんどんという、そういう言い方が叩けという形になるんじゃないかなと思います。
一音をちゃんと伝えるように、流れるようにやるのではなくて、一音一音を立たせるように。それがきっと叩けという意味なんじゃないかなと推察します。
そして二つ目ですね、回せ。回せ。これはおそらく大揺りが中回し。ここで回せと、もっと回してくださいというふうに言われるんじゃないかなと思います。
これも二パターンぐらい考えられるんですけれども、そうですね。
こういう大揺りがあった場合に、一つ目考えられるのは、この大揺りをですね、もっと膨らませて、たっぷり膨らませて、回すんですね。ぐわんぐわん回す感じですね。大きく大きく回す。
そうなると、こういうふうな回し方が一つ考えられると。
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そしてもう一つはですね、音の動きとしてもっと細かい回しをたくさん入れていくという、そういう意味での回しがあるかなと思います。
これもギンジルドこういう感じですね。
ちょっと今僕いまいちだな。
こういう感じですね。
こんな感じですね、もうあのクルクルクルクル音をですね、上がったり下がったり上がったり下がったり、そういうような入れ方。
まあこれも回せに入るかと思います。
これ僕結構苦手なんですよ。
上手い方はですね、というかもう天性のこういうのを持ってる人もいるんですよ
もう何回回したかわからないぐらいにくるくるくるくる回しているんですけれども
でも本筋がずれていないので効いていてちゃんと心地よい大揺りになっているという感じなんですけど
こういう大きく回すのかくるくるくるくる回すのか
そういった意味もあり得るのかなと思います
で最後3つ目ですね3つ目
拳、拳を入れろとかそういう形になるのかと思うんですけども
そうですねこれはシャクリが近いんじゃないかなと思います
円下における拳を入れるのとそう認識は間違いじゃないのかなと思います
そうですね
例えばこの揺り上げですね自然にやると
こういう上げ方ここに拳を入れようとすると
旋径の
こういう一瞬裏声が入るような
こういう裏声を入れつつかつこの上がる瞬間もですね若干えぐるような
そういう形で入れると
まああのこういうシャクリなんでしょうねきっと
あれなんだっけ?
閲覧合わせ?あれ違うな
今ド忘れした
いこんなりかまあここもあのシャクリ拳入れると
こういうところも拳を入れると
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こういう言い方で拳をもっと入れよう
もっとあの音の変化のところを立たせようという意味で拳を入れろという形になるんじゃないかなと思います
ということで叩け回せ拳
まあ僕なりにですね言っている意味をなんとか表現してみたんですけれども
あたし様いかがでしたでしょうか少しなりとも伝わったのであれば幸いです
よし
では後半の方を吟じていきたいと思います
今日はですねちょっとあのふと目に止まったこちらの詩を吟じていきますね
観の舞艇咲く秋風の地ですね
これは立詩よりちょっと一文長いやつですね
まず詩文読んでいきます
秋風の地観の舞艇
秋風起こって白雲飛び
草木降落して岩南に帰る
乱にひいでたるあり
菊にかんばしきあり
佳人を思うて忘るるあたわず
老仙を浮べて雲雅を渡り
中流に横たわりて蘇波をあぐ
硝子なって桃花を発し
歓楽極まって愛情をし
早早行く時ぞおゆるをいかんせん
早早行く時ぞおゆるをいかんせん
秋風が吹き渡り白雲が飛び交い
草木は木盤で散り落ち
狩りの群れは南を指して帰っていく
もの皆散り落ちる時にあって
ただ花が美しく香りゆかしく咲き誇っている
蘭と菊とを眺めていると
それに劣らぬ忠実の香り高い佳人たちのことが思われて忘れることができない
今矢倉船を浮べ雲雅を渡った
そして川の中ほどわが船は白波をあげつつ横たわる
章や包みは鳴り響き船歌も和して聞こえ楽しみを尽くす思いである
しかしこのような歓楽が極まった後
生ずるのは悲しみの思いである
焦燥歓楽の時はいつまでいつまでも続けられるものであろうか
八方を襲ってくる老いはどのようにもしようがないのである
というそういう内容ですね
漢の武帝ですよ
これあの三国志じゃないですね
三国志はですね
春秋戦国時代の後に
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秦の始皇帝が統一されて
その後江武と劉邦の戦いがあって
劉邦が勝って漢が作られたんですね
でその漢の何代目だったかな
7代目とかですね
この前漢後漢があるんですけど
この前漢西暦
西暦前156年とかそれぐらいですか
だから今から2000年以上前の話になりますけれど
そう僕も三国志も好きでし
春秋戦国時代も江武と劉邦も好きなんですね
この漢の武帝という言葉に若干
あの惹かれて今日はこちらを選ばせていただきました
いやーこの2100年以上も前のこの皇帝の詩文がですね
今僕がこんなスーパーの駐車場で吟じることができるとか
言うのは本当にあの文章っていうのは素敵だなと
そして文章というよりは詩文だからこそ味わえる
伝わるものがあるんだなと思って
今回こちらを吟じて何かしら感じたり感じ取りたいなと思います
ちょっと初めて初見ではあるんですけれども
まあなんとかなるでしょう
吟じていきたいと思います
秋風の時 漢の武帝
秋風 起こって
白雲飛び 草木降落して
元南に帰る
蘭に秀樽あり
菊に観羅式あり
佳人を思って
忘れる
あたわぜ
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老仙を浮かべて
墳墓を渡り
中流に横たりで
素肌を編む
将校なって
桃花をはし
観楽
極まって
愛情を教え
少佐幾時ぞ
おいれよ
いかんせん
少佐幾時ぞ
おいれよ
いかんせん
いかがでしたでしょうか
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いやー本当になんかあの吟じていると
なんと表現したらいいかわかんないんですけれども
小説とかですね
この人はこういうことを思っていただろうとか
そんな形でその人に思いを馳せるというのもあるんですけれども
詩吟の面白いところは
本人がですね
本人が残した漢詩があって
だからもうそれが一時資料なんですよ
それ自体がもうそのものなんですよね
でそれを実際に今自分が見て吟ずることができて
で何かしらを感じ取ることができる
漢の武帝です
もし同じ時代に生きていたならば
もう絶対に会うことなんてもうないと
もう上の上の最も上の人ですよね
だから僕が今アメリカの大統領に会うよりも
遥かに難しいようなそんなことなんですけれども
その人が思ったことを感じ取ることができる
そしてそういうすべての映画を極め尽くしたような人でもですね
やはり結局嬉しくなって
それと対照的に歓楽極まって
逆に悲しみを感じると
そしてこういう時がいつまで続くのか
老いというものは本当にもうどうしようもないと
どうしようもないし受け入れるしかないけれども
この気持ちを何としようものかという
そういう意味ではやっぱり
同じ人間なんだなっていうふうにまとめてもいいんですけど
なんかその思いの重さがなんか違うなという
そういうような僕の少ない言語能力で
なんとか感想を話してみました
いかがでしたでしょうか
よしでは今日はこんなところになりますね
昨日も結構Kindleも電子書籍を頑張って執筆しました
文章は9割8割型
最後はですね
詩吟初心者のための教科書なんで
骨組みはこうやったらいい肉付けはこうやったらいいというのを
もっと細分化してですね網羅的にやって
ついでに力みやすい人はこういうとこに気をつけましょうとか
詩吟の大会本番でうまく実力が出せない人は
こういうことを意識したらいいですよとか
そういう話も今書いていったんですね
最後はですねもっともっと詩吟を楽しんでもらうために
吟道って一体何なんだろうかとかですね
曽読って何のためにやるんだろうとか
それを本当に僕自身もですね
そんな偉そうに話せる立場では全然なくて
今まさに僕が思っている形で
わかりやすい言葉でなんとか執筆しております
きっと詩吟始めてる方には長らく役に立つだろうな
という思いで頑張って書いているので
なんとか楽しみにして待っていてください
ではでは引き続き寒い日が続きますけれども
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どうか体調にお気を付けください
詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ