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2022-01-18 16:14

【詩吟ch】滑舌練習用『外郎売』の全文<新潟に宿す>

1 Comment
新潟に宿す / 吉田松陰
雪を排し来たって窮む 北陸の陬
日は暮れて 乃ち海楼に向かって投ず
寒風栗烈 膚を裂かんと欲す
枉げて是 人に向かって壮遊を誇る
男児遂げんと欲す 篷桑の志
家郷更に 父母の憂を為す
父母子を憂うること 到らざる無し
応に算すべし 今夜何の州に在るかと
枕に臥し夢驚いて 燈滅せんと欲す
涛声雷の如く 夜悠悠

#詩吟 #漢詩 #吉田松陰
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00:02
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はい、ということで、今日も元気にいきたいと思います。
今日もですね、まだ応用編肉付けの話、あとちょっと考えているので、その間を塗ってですね。
まあ、あの今日は、【外郎売】を全文読んでみようかなと思います。
このこないだはですね、滑舌とか、滑舌かな、特に。
滑舌練習のために、僕が毎日ウイロー売りという落語ですね。
アナウンサーとかが滑舌練習用にやっていると言われている。
まあ、実際そうらしいですね。
アナウンサーの人から聞きましたけど。
やっているウイロー、ウイローというものを売っている人ですね。
その長い長い早口言葉がありますので、それを一つご紹介したいと思います。
これあの検索したら原文いくらでも出てくるんですけれど、めちゃくちゃ長いんですよね。
めちゃくちゃすごいペースで5分間ぐらいかな、ずっと言い続けるんですけれども。
それをひたすらじっと見ててもですね、結構疲れちゃうんですよ。
うわ、これもう無理だと思うんですけれども。
やはりですね、聞きながら、聞きながら読めば、どういう風に読んだらいいのか。
どういうリズム感がいいのかとか、そこら辺が分かってくるかと思いますので。
その参考用にですね、ぜひ今日のやつを聞いてみて。
それで読んでいただければ、だいぶハードルが下がるんじゃないかなと思います。
あとですね、もう一つ先に言っておくとすると、これあの朗読探すとですね。
なんか、やっぱアナウンサー用なのか、結構真っ平な、なんか感情があまり入っていないようなウイロウリばっかり見つかったんですよ、僕は。
そりゃつまらんなと。つまらん。
やはりですね、あの結構立派な面白いストーリーになっているし、語感がいいんですね。
語感、語呂、こういったところがいいので、それを楽しみながらやった方が結構あの感情表現にもなりますし、自然とお腹を使ったりとか。
これから話していく緩急強弱とか、そういったまあリズム感も含めて学べるかなと思いますので。
僕は今日これからやるような感情表現の入ったノリのいい読み方をお勧めしたいと思います。
では前置きはこれまでにして、早速全文いきますね。
ウイロウリ
03:17
三大ノリからこの薬を深く込め置き、持ち得る時は一粒ずつ冠の隙間より取り出す。
よってその名を御門より唐珍香と賜る。
すなわち文字にはいただきすく匂いと書いて唐珍香と申す。
ただいまはこの薬ことのほか世上に広まり、方々に偽看板を置いだし、
いやおだわらの、はいだわらの、さんだわらの、すみだわらのといろいろに申せども、
ひらがなを持ってウイロウとしるせしは親方遠征ばかり。
もしやお立ち合いのうちに熱海か遠野沢へ当時においでなさるるか、
いせ御参偶ノリからは必ず門違いなされまするな。
お登りならば右の方、お下りなれば左側、八方が八宗根、表が三宗根、玉銅造り、
不安には菊に霧の塔の御門を御謝明あって、啓図正しき薬でござる。
いや最前より亀への自慢ばかり申しても、
御存じのない方には精神の故障の丸のみ白川よふね、
さらば一竜食べかけてその君へよ御目にかけましょう。
まずこの薬を火曜に一竜舌の上に乗せまして腹内へ納めますると、
いやどうもいいのは一心肺肝がすこやかになりて君風飲んどより来たり、
高中微量小鶴が如し、魚鳥キノコメン類の食い合わせ、
その他万病即効あること神の如し。
さてこの薬第一の奇妙には舌の回ることが銭ゴマが裸足で逃げる。
ひょっとしたが回り出すと、いやもう立てもたまらぬじゃ。
そりゃそりゃそらそりゃ、回ってきたわ回ってくるわ。
あわや喉、さたらな舌に陰差し音、
浜の二つは唇の形状、
開合さわやかに赤たたな浜やらはお子外のほもよろ、
ひとつへぎへいにへぎほじ恥かみ、
ぼんまめぼんごめぼんごぼ、
あつみまめつみたてつみざんしお、
しょたざんのさしょうじょう、
こごめのなまがみこごめのなまがみ、
こんこごめのこなまがみ、
しゅずひづしゅしゅしゅしん、
おやもかへえこもかへえ、
おやかへえこかへえこかへえ、
おやかへえ古くりのきのellyきりぐち、
甘がっぱかバンがっぱか、
じさまのけあんもかあげあん、
あれらがけあんもかあげあん、
しっかわばかまのしっぽころび、
おみはりはりながに、
ちょっとぬうてぬうてちょっとぶんだせ
変わらなぜしこのせきちく、
のらぬらいのらぬらいのに上がらえ、
ちぇっとさきのお崖とけに、
ちょっと先のおこぼどけにおけつまつけるな 細どぶにどにょにょろり
今日の生だらなら生まながつを ちょっと四五感め
お茶たちょ茶たちょ茶たたと茶たちょ 青竹茶船にお茶茶とたちゃ
来るわ来るわ何が来る 荒野の山のおこけら小僧
たぬき百匹八百千 天目百杯坊八百般
ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ 合わせてぶぐばぐむぶぐがぶ
06:01
きくくりきくくりむきくくり 合わせてきくくりむきくくり
むぎごみむぎごみみむぎごみ 合わせてむぎごみむむぎごみ
あの渚の長なぎなた たが長なぎなたぞ
向うのごま柄へのごま柄かまごま柄か あれこそ本のまごま柄
がらぴーがらぴー肩ぐるま おきやがれこぼしおきやがれこぼし
ゆんべもこぼしてまたこぼした あたーぷぽぽたーぷぽぽ
ちりからちりからつたっぽ たっぽたっぽいっちょうだこ
落ちたら煮てくお 煮ても焼いても食われぬものは
ごとく鉄球かなくま童子に 石熊石持トラクマトラキス
中にも当時の羅生門には 茨城童子が腕ぐりごご
つかんではましるかの来航の 膝元さらず
船金冠椎茸さだめて ごだんな蕎麦切りそうめん
うどんかぐどんなこしんばち あこだなのこしたの
こうけ煮込みそが こわれぞこしゃくし
こもってこつくってこやこせ おーっとがてんな
ここらへたんぽの川崎かながや ほのがや戸塚を走ってゆけば
八戸をすりむく 三里ばかりか藤沢平塚を
お忙しや小磯の宿を 七つ置きして
そうてんそうそうそう中央だわら とうちんこう
かくれござらぬき千群衆の 花の江戸の花ういろう
あれあの花を見てお心を おやわらぎやと言う
産ごはう子に至るまで このういろうのご評判
ごぞんじないとは申されまいまい つむり
角だせ棒だせ棒棒眉に 薄き根すりばちばちばち
ぐわらぐわらと 羽目をはずして
今日おいでのいずれもさまに あげねばならぬ
うらねばならぬと息せいひっぱり 東方世界の
薬のもとじめ 薬心よらいんも
生乱がれと頬うやまって ういろうは
いらっしゃりませぬか
あー疲れた これあの全く原稿を見てないです
からね だからもしかしたらちょっと
一瞬間違ってたり覚え違いしてる ところもあるかもしれないんです
けれど そんな感じです
いやー2カ所ぐらい口が回らなかった な
ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ かな
あわせてぶぐばぐむぶぐばぐ きくくりきくくりむきくくり
あわせてきくりむきくくり そうここらへんがですね
あの最初のうちはどれだけあって も口が回らないと思いながらも
ですね 何回かあと口の力の入れ具合とか
言葉によっての力の入れ具合とか がだんだんとまああの工夫したり
してできるようになってくるんですよ 口の唇のこの付け根あたりに力
を入れてみようとか 下だけに力入れてみようとか
そういうのいろいろ考えたり するんですよね
あとはやっぱりこれあの毎日ちょっと ずつやっていて読んでいてなんか
楽しいですね まああいうえおあおも悪くはない
し僕もやってたんですけどそれ ばっかりやってると僕もちょっと
飽きてきたんでこういうのやって みています
もうどうしようかな今日はこれ だけで十分僕は満足なんですけど
今日はですねあの まあまだ時間あるからちょっと長い
詩を 教科書開いたら出ちゃったんですよ
09:00
ね 長い立詩よりさらにもうちょっと
長いやつなんですけれど僕も以前 にちょっと先生に
高校生の時に教わったやつですね 新潟に祝す吉田松陰が書いた詩
になります もう古雪を這いしつつけわしい
中ですね もう親もいろいろ心配している
だろうけれども私は行くのである みたいなそういう感じです
今僕の地元の北陸も大雪らしいん ですけれど
まあ慣れてるみたいなんで大丈夫 ですかね
ということでだいぶこれちょっと レベルの高いしになってしまうん
ですけれど僕も声枯れないかな 頑張っていきたいと思います
もう時間ないので今日はもう一気に 吟じていきますね
新潟に祝す吉田松陰
雪を這いし 来たって極む
北陸のほとり 日は暮れて
すなわち 回廊に向かって
ほうぜ かんぺりつれつ
はだえをさかんとはせ 曲げて来れ
人に向かって そういうを誇れ
だんじとげんとほす ほその心ざし
かきょう さらに
ふぼのうれいをなす ふぼこうりょうること
12:20
いたらざるなし まさにさんつべし
こんやいずれのしゅうに あるかと
あくらにふしゆめおどろいて ともしびめせんとはせ
ほうせい 来いのもとく
ともしびめせん ともしびめせんとはせ
さらにふぼうれいをなす ふぼこうりょうること
いたらざるなし まさにさんつべし
まくらにふしゆめおどろいて
とか そんな感じで
なんかもう 枕元のまあそういう世界に
帰ってくるんですね 最初は雪を這いし来たってとかって
言ってるんですけど もうシーンの切り借りがめちゃくちゃ
激しいんですよ で最後に来いのごとく夜悠々
ここら辺激しいような 三段上げなんですけれども
15:02
夜悠々 もうあの夜の深みはずっと心身と
続いていくんであると いろんな不安もあるけれども
というような感じですね いやーこれは
これはこの場で パパッとやる銀じゃないですね
疲れました あまり細かすぎるところ全然ちょっと
意識できてなかったんですけれども まあ緩急強弱
それはこの詩は ちゃんとやらないとダメですね
はいすいませんちょっと 今日は独り言が多かったですけれども
ういろうり あとは新潟に祝すかな
吉田松陰のやらせていただきました まあ引き続きそろそろ次かな
次こそは肉付けの 緩急強弱あたりの話をしたいと思います
じゃあ疑問点 アクセントじゃない質問
疑問 質問 リクエスト 感想 いつもレター本当に送って
いただいてですね めちゃくちゃ嬉しいです
なんていうかなもう本当に嬉しいです ありがとうございます
ではでは詩銀の魅力を発信する詩銀チャンネル どうもありがとうございました
バイバイ
16:14

コメント

初めて聞いた。 外郎売の有名な冒頭部分が難しい言い回しのせいか、まったく文字起こしされてないww 落語や講談みたいな口調が一番聞きやすいなぁ。 能とか狂言みたいな外郎売も聞いた覚えがあるけど、テンポゆっくりすぎてすぐ飽きちゃったなぁ~。 GJでした8888888888888

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